散歩の効用(3)
2006 / 04 / 24 ( Mon ) 金曜日・土曜日と「散歩の効用」について書きました。引き続き今日はその三回目です。
ある患者さんに散歩を薦めたら、その方は普段時間がないと言うことで、ジムにおいてあるようなルームランナーを購入したという。そこでしばらくは頑張って家の中でせっせと歩いたようなのだが、一月もしないうちに飽きてしまい、ルームランナーは部屋の片隅で主なくひっそりと立てかけられているそうだ。 ルームランナーで歩くことは、けっして散歩とは言わない。これは単なる足の運動であって、散歩ではない。 散歩と言うものは、外を歩くことを言う。外を歩くということは、風や空気を感じ、においを感じ、移りゆく景色を眺め、雑踏や自然の音の耳を傾ける、そして足の裏で地面の感触を感じる、つまり人間の五感をフルに使いながら歩くことが「散歩」なのである。この五感を使うということは、あるときは意識的にしていることもあるが、ほとんど無意識でやっている作業である。無意識と言うことはどういうことかと言うと、自分の本能である。本能とは生きることそのものであり、生きることそのものは本来「よりよい方向」に向かうことに通じていくのではないだろうか。 この五感を五行で分類すると、東洋医学では、五官「目=肝、舌=心、唇=脾、鼻=肺、耳=腎」・五役「色=肝、臭=心、味=脾、声=肺、液=腎」となる。散歩をするということは、東洋医学的にみても、我々の体内にある五臓六歩を活用することにつながっていきます。そして、五臓六腑が満たされるということは、それだけ感覚や本能が豊かになるということになります。 これから新緑の季節になります。 新緑のかおり、 新緑の緑、 新緑のざわめきを感じながら散歩してみてください。 当院近くの表参道の並木道も、新緑の季節を迎えています。 |
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少し前からですが、私もやっと重い腰もとい身体を上げて
意識してぼちぼちと散歩に出掛けるようになりました。
それこそ最初は億劫で気力も出なくて、
出掛けたり出掛けなかったりという調子でした。
それでも瀬戸先生の治療と後押しが背中を押し続けて下さって、
まだまだではありますが今の散歩ペースを持つ事が出来ました。
柘榴の新芽は赤茶であんな形なんだ〜。等など、
そんなちょっとした発見の数々にウキウキしながら歩いています。
私がこんなに歩ける様になれるなんて半信半疑でした。
諦めないで善かったです・・。