国宝「松林図屏風」の前で
2008 / 07 / 23 ( Wed )
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【松林図屏風】 長谷川等伯筆 安土桃山時代 国宝

 先日行って来ました、東京国立博物館で開催中の『対決・巨匠たちの日本美術』で展示されている美術品の中で、印象に残っているものの一つが、この長谷川等伯(はせがわとうはく)の手による国宝「松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)」です。長谷川等伯についても、この絵についても、ほとんど何も知らないのですが、惹きつけられるものを感じます。松というと、うねうねとした根っこや、縦横無尽に広がる枝や幹の様子を思い浮かべるので、このような静かな佇まいは新鮮でありました。朝靄の中なのでしょうか、霧の中なのでしょうか、幻想的なモノトーンの世界が静かに佇んでいます。
 この屏風は引きで見るのが楽しみ方なのでしょうか、会場では、ガラスの前でじっくり見ている人はほとんどおらず、混んでいる会場にあって、屏風の前2メートルくらいの空間ができていました。屏風とその前の間(ま)を見ていると、この屏風には、見る人を留まらせ、心穏やかにする作用があるように感じます。

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 ミュージアムショップで購入した絵葉書の前で、
 「こんな屏風の前で昼寝ができたら最高だにゃ〜。」


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