清志郎の弾き語りを観る(1) 『スクリーミング・レビュー』
2008 / 07 / 10 ( Thu )
 忌野清志郎と言うと、RC時代の飛んだり跳ねたりする姿を思い浮かべる方も多く、清志郎が楽器を弾く姿は想像できない方もいるかと思います。そもそもRCサクセションは3人組のフォーク編制でデビューしました。破廉ケンチのリードギター、リンコ・ワッショウのウッドベース、そして忌野清志郎はサイドギターとメインボーカルを担当。1960年代の日本の音楽シーンは、フォークソングブームで、デビュー当時のRCサクセションもまた、その流れに入っていたと当時は思われていました。そういった意味では、先日行ったふぁんくらぶ祭でも感じたのですが、清志郎にとって弾き語ることは、一つの音楽の原典回帰なのではないでしょうか。

 現在DVDで清志郎の弾き語りが観れるものの一つが、この『スクリーミング・レビュー』です。

Screaming RevueScreaming Revue
(2005/09/14)
忌野清志郎

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 RCサクセション解散後、清志郎は新たなる音楽シーンを求めて試行錯誤に入ります。その一つが2・3’S(ニーサンズ)でありました。若いメンバーを引き連れての楽しいバンドでした。「お弁当箱」「いつか観た映画みたいに」「あの娘の神様」など名曲もたくさんあります。しかし、若いメンバーの反目があったようで、2・3’Sは惜しまれながら解散の道へ・・・。
 2・3’S解散後にしたソロコンサートが、この『スクリーミング・レビュー』です。この『スクリーミング・レビュー』は、清志郎にとっても居心地が良かったのか、この後の清志郎のバンド“リトル・スクリーミング・レビュー”の前哨戦となりました。
 渋谷公会堂で行われたライブ映像ですが、PPM(ピーター・ポール&マリー)の「天使のハンマー」から始まり、泉谷しげるの黒いカバンの替え歌で、コミカルな「赤い原付 (黒いカバン)」、そして不遇時代の幻影を映し出した「まぼろし」、またDVD最後には、アンコールで歌われた、フォーク時代の「ぼくの家の前の道を今朝も小学生が通います」といった弾き語りを観ることができます。実際のライブでは、「あの歌が思い出せない」「宝くじは買わない」なども弾き語りで歌われましたが、惜しくもこのDVDには収録されていません・・・。アンコールでは仲井戸“CHABO”麗市も登場して、RCサクセションの名曲「君がぼくを知ってる」が歌われます。このときのCHABOの表情が素晴らしいです・・・。

 ちなみにこれは自慢ですが・・・(すみません、自慢で・・・)
 このライブが行われたのは6月25日で、私の誕生日でした。
 そして席は一番前(舞台向かって左端のほう)。
 そして、その一番前の席にいたため、DVD最後の「天使のハンマー」で会場が映るとき、チラッと私が映りこんでいます(笑)
 さらにこのとき、清志郎が歌い終わった後にTシャツを会場に投げ込んだのですが、私の方にフラフラと飛んできたので、ジャンプして掴みました・・・。しかし、後ろの人も掴んでいたので、私は遠慮してその手を離してしまいました・・・。

 と、このDVDは、いろいろな意味で感慨深いものです。。

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