『黄帝内経』の主な内容(2)
2008 / 05 / 11 ( Sun ) 『黄帝内経』の主な内容について、今日は昨日箇条書きにした(1)〜(4)を述べてみたいと思います。
『黄帝内経』の主な内容 1 (1) 陰陽五行学説 陰陽五行学説とは、陰陽論と五行論に大きく分けられますが、陰陽とは、身体の変化、自然界の変化といったものを、陰陽という対照的な力のバランスで捉えたものです。五行とは、萬物を木火土金水という5つの要素に分類し、その拮抗関係、促進関係で見ていくものです。陰陽論と五行論は、どちらも力のバランス関係を示すもので、バランスが取れている状態が良いとされています。 (2) 臓象経絡学説 これは、現代医学で言えば、解剖学や生理学に相当します。臓象とは、身体の主要臓器のことを指し、肝・心・脾・肺・腎の五臓と、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の六腑に分け、その他、脳や髄といったものを奇恒の腑として分類しています。経絡は、これら各五臓六腑を繋げて、身体の隅々に栄養や気血を送るルートのことをいいます。 (3) 病因病機学説 病気は一体何が原因で起きるのか?そしてその病気はどのような変化を辿るのか?人体への影響は?といった病気の側から見た身体のことです。現代医学でいえば、病理学にあたります。東洋医学の病因論で特徴的なものは、ストレス・生活環境といったものをしっかり捉えていたところにあります。 (4) 診法学説 これは、現代医学の診断方法のことです。当時は画像診断といった機器がありません。そういった中で、身体に起きている変化を捉えていかなくてはいけませんでしたでした。病気によって起きた身体の中の様子は、必ず体表に現れるという考えから、身体が著す様々な様相が診断の対象となります。これを四診法といって、望・聞・問・切という4つの診断方法に集約たのが東洋医学の特徴です。 |
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