映画 『県庁の星』
2008 / 04 / 09 ( Wed )
県庁の星 スタンダード・エディション県庁の星 スタンダード・エディション
(2006/10/27)
織田裕二、柴咲コウ 他

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 1年半くらい前の作品ですが、映画館で予告を観てから気になっており、ようやく観ることができました。
 映画の予告では、“民と官のぶつかり合い”なのかと思っていたのですが、映画が進むにつれて、この映画のテーマは、“気づきと改革。そして実行”だと感じてきました。
 このままではいけないなぁと、まず現状の至らなさに気づく。そしてその気づきから改革が必要だと感じる。その改革が意識されると、次にそれを実行することによって、物事は動いていく・・・。これは肌身に沁みるくらいわかっていることなのですが、なかなか手をつけることが遅れてしまうことがあります。気づくだけでもダメで、改革案だけがあっても進まない・・・。実行力だけでも、ただ闇雲に動くだけになってしまう・・・。
 気づき、改革、そして実行が、三つともうまく噛み合ってこそ、何かを成し遂げることが出来るのか・・・と、映画を観ながら、だんだんと自分への改革の問いかがやってきます。

 改革と言いますと、何か大げさな感じもしますし、政府や国といった大きな視点となり、自分には関係ないことのように思います。しかし、これを普段の生活という日常レベルで考えてみると、テーマは身近なものとして迫ってきます。自分サイズで考えれば、改革とは、単純に生活の仕方の改善だと思います。本来改善とは、生活を良くしていくことですから、改善がされた先には、快適さが待っています。その快適さをイメージすれば今すぐにでも手をつけたほうのがいいのですが、しかし改善しようと思っても、なかなか改善は実行されずに、時だけが過ぎていきます。そしてまた一年が過ぎ・・・と繰り返されたり・・・(これは自分の場合ですが(^_^;))また、“今まで同じようにやってきたんだから、いいんじゃないの?”とか、“しかたがないさ・・・”といった自分の心の中の抵抗勢力もあり、気づきが遅れてしまうこともあります。気づかない振りをする背景には、改革案を作るための具体的方法論を持っていないということもあります。こうなりますと、どうしていいのか分らずに、気持ちだけが焦ることになります。

 この映画では、県庁のエリートサラリーマンである野村(織田裕二)と、在庫整理も儘ならないスーパーのパートである二宮(柴咲コウ)が、気づき、改革、実行の役割を分りやすくティピカルに描かれています。単純なストーリーではありますが、自分をそこに置き換えてみますと、今自分がやらなければならいことが、少し見えてくるように思います。
 変化することを恐れず、一つ一つの改革を実行する。映画のストーリーのように単純ですが、単純だからこそ奥が深く、追求するべきものがあるように感じます。

 治療院をより快適なものにする、治療技術と学問をさらに向上する。それには何が必要か。どこに気づき、具体的にどうするか、そして実行を・・・。

 ちなみに、この映画は、毎月出張している四国の香川で撮影されたそうです。

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