流行り廃りの健康観
2007 / 11 / 29 ( Thu ) 書店に行くと健康観連の本がたくさん並んでいます。中には“○○万部突破”“ベストセラー”といった威勢のいい言葉がつけられた本もいくつかあります。しかし、ある程度その勢いが落ち着いた後、その後何年にも渡って読み継がれる健康本はどれくらいあるのでしょうか?
3年ほど前でしょうか、何気にビジネストレンドを伝える番組をテレビで観ていました。そのときはたまたま健康観連のビジネスについての特集だったので、医療に携わるものとして、何気に観ていたものの、興味を持ってみていました。 すると番組最後の方で、番組司会者の方が、某雑誌の編集長に、「今年の健康観連のトレンドはずばり何ですか?」と聴くと、編集長は声も高らかに、「デトックスです!毒出し!!これしかありません、間違いなくきます!!」と力説していました。私はそれを聴いて、そんなもんなのかなぁと思っていたのですが、編集長の“預言”どおり、その年はあらゆる雑誌や本で、“デトックス(毒出し)”という言葉が出てくるようになり、それに関連するグッズやサービスも増えたように思います。 今私は編集長の“預言”と書きましたが、これは預言ではなく、あくまで“戦略”なのだろうと思います。流行のトレンドを“預言”して当てたのではなく、一年通して雑誌を売るための戦略であるトレンドを、その雑誌が率先して作り上げたのではないかと思うのです。 それはそれで置いといて・・・ 私が「?」と思ったのは、その“デトックス・ブーム”以降、“デトックス鍼灸”“毒出し鍼灸”などの言葉が鍼灸師の口から出てきたことです。鍼灸の効果を、トレンドである“デトックス”という言葉で現したのでしょうが、どうも単なるブームに乗って鍼灸をつなげただけのように思うのです・・・。 鍼灸は2000年の歴史があります。その歴史の中で、様々な発展を遂げてきました。しかし、そこにブームはありません。ブームのようにいつか忘れられるものではなく、脈々と受け継がれた学問と技術、東洋医学という医療体系があり、しっかりと確立され、現在もこうして医療として効果があるものなのです。 流行り廃りの健康観に惑わされず、東洋医学らしい治療を追究していくことが、私達の本来の姿だと思います。 ブログ・ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。 |
|
* *
こんにちわ 美容のことに興味 増大。 肩がこる。 |
|
|
|
| ホーム |
|















こんにちは、hirokoさん。コメントありがとうございます。今日はこのブログに引き続き、美容と鍼灸の関係を書こうと思っていたところ、とてもタイムリーなコメントをいただいたのでびっくりしました。
本日(11月30日)のブログも読んでみてください。またコメントお待ちしておりますm(__)m