『エレクトリック・レディランド』 ジミー・ヘンドリックス
2007 / 11 / 02 ( Fri )
エレクトリック・レディランド
エレクトリック・レディランド

ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス (2006/06/21)
ユニバーサル インターナショナル

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 ジミー・ヘンドリックスのアルバムはどれも傑作です。出したアルバム全てが傑作というのは、多くのミュージシャンの中でも稀有な存在です。
 以前も紹介しましたが、ジミー・ヘンドリックスは、ファーストアルバム『アー・ユー・エクスペリエンス』で、ファーストにして既に金字塔を打ち立てるという快挙を成し遂げてしまいました。このために、ジミーは、自らが立てたファーストの金字塔を常に超えなければいけないという宿命を持ってしまいました。並みのミュージシャンやギターリストであれば、自分で作ってしまった大きな壁を目の前にしたとき、自らを越えるためのプレッシャーに怖気づいてしまうと思います。そして中にはスランプに陥る人もいます。しかし、ジミー・ヘンドリックスのアルバムを順番に追っていくと、そんなプレッシャーは皆無に等しく、いとも簡単に高いハードルを超えているように感じます。
 今日紹介しますこの『エレクトリック・レディランド』は、全てが傑作のジミー・ヘンドリックスのアルバムの中でも、彼の様々な音楽性をひとまとめにした傑作中の傑作だと思います。
 ジミー・ヘンドリックスのギターはもともと好き勝手な感じがあります。それは、周りに合わせて協調していくという音作りではなく、“お前ら俺について来い!”というものです。本アルバムは、そんなジミー・ヘンドリックスの自分勝手度が炸裂した一枚で、アル・クーパー,デイヴ・メイスンなどの実力派ミュージシャンがそれに応えていくというまさにガチンコハードロックです。
 圧倒的な存在感で聴かせるジャジーでブルージーな『Voodoo Chile』があるかと思えば、ポップで絢爛豪華な曲、宇宙まで飛んでいきそうなサイケサウンドなど、その幅は広く、どれも印象的に耳に残ります。アルバムとしてはまとまりはないように思うのですが、“まとまりがない”のがジミー・ヘンドリックスであるのならば、このアルバムはそんなジミー・ヘンドリックスを表現したという意味では、逆にまとまったアルバムのような気がします。つまり、“カオス&インデックス・オブ・リアル・ジミー・ヘンドリックス”(随分と長くなりました・・笑)と言っても過言ではないのでしょうか。

秋の夜長に、ロックの最高傑作を聴いてみて下さい。

ただし・・・

ジミー・ヘンドリックスが織り成す宇宙の果てに行ったまま、
戻って来れなくなても、保証はできかねますが・・・。


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コメント
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こんにちは、ハリえもんさん!
熱いコメントありがとうございます!
ジミヘンは永遠ですね。1stも聴きなおしてみます!
by: 堂主 * 2007/11/07 * 10:58 * URL [ 編集] | page top↑
*  *

ジミヘンよ永遠なれ!
エレクトリックレディランドはまさに混沌。ジミの頭の中で響く音宇宙を表現するにはLP1枚ではとても足りなかったのだろう。しかしながらLP2枚組みのこの傑作よりも、自身の音楽観を1曲3分に煮詰めたような1stの方がジミヘンらしさが出ているような気もします。
by: ハリえもん * 2007/11/03 * 23:20 * URL [ 編集] | page top↑
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