女性と鍼灸(3) 美容として
2007 / 07 / 26 ( Thu )
 中国研修前に書き始めた「女性と鍼灸」というテーマの続きを、改めて書いていこうと思います。

 女性と鍼灸(1)、(2)では、女性と鍼灸治療の相性について述べました。実際の鍼灸治療と女性に多い症状との関係を一つ一つ書いていこうと思います。

 まずはじめに今日は「美容について」。
美容と言いますと、まずエステなどを思い浮かべると思います。確かにエステもきれいになりますし、効果もあると思います。それに比べて、鍼灸と美容という連想はあまりないのではないでしょうか?鍼灸と言いますと、腰痛や膝痛など、運動器疾患を思い浮かべることが多く、「鍼灸で美容?」と思われるかもしれません。
 しかし、その疑問とは裏腹に、鍼灸治療は美容にも効果があります。鍼灸治療を受けていますと、身体に流れる気血(きけつ)の流れが調っていくのですが、我々の肌というものは、その気血の調子が如実に出るところなのです。鍼灸師は、身体の中の様子を、体表面の観察によって知るのですが、まずこの肌の調子の回復度合いが、治療効果の判断材料として重要となります。
 気血の巡りがよくなりますと、肌のコンディションが良くなります。そして、身体の代謝がよくなりますので、お肌もしっとりとしてきます。そして、そもそも肌とは、外界からの刺激から身体を護るものですから、お肌の調子が整うということは、体調も整っていくことですから、身体全体の調子が上がることにつながり、お肌だけでなく、生活にも張りが戻ってくるということになります。


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