未病(みびょう)とは?(1)
2007 / 04 / 02 ( Mon ) 「未病(みびょう)」という言葉をご存知でしょうか?
最近養命酒のCMでも「未病」という言葉が出てきましたので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか? この「未病」という言葉は、東洋医学の原点である『黄帝内経・素問』に見られる言葉です。 ![]() この写真は明の時代に書かれた『類経』(張介賓著)という書物の一部ですが、この『類経』という書物は、東洋医学の大本である『黄帝内経・素問』を項目別に分類し、解説を加えていったものです。この写真の中に見られる太い字で書かれているところが『黄帝内経・素問』の本文で、細かい字(割注)が、著者である張介賓による本文に対する解説です。 この項目の題名に「不治已病.治未病」とありますように、ちょうどここでは「未病」を解説しております。 本文は『黄帝内経・素問』の「四気調神大論」という章に見られるもので、その本文だけ記しますと、以下のようになります。 【本文】 是故聖人不治已病.治未病.不治已乱.治未乱.此之謂也. 【読み下し文】 是レ故ニ聖人ハ已病(スデニ病ミタル)ヲを治サズシテ、未病(未ダ病マザル)ヲ治ス。已乱ヲ治サズシテ、未乱ヲ治ストハ此ヲ謂ナリ。 これを分かりやすく説明しますと、 「聖人(優れた人)は、すでに起きた病気を治すのではなく、未だ病になっていないものを治すものである。」という意味になります。 奥が深い言葉であり、東洋医学の根幹を示す言葉でもありますが、さらに分かりやすく端的に言いますと、 「早く治せば早く治る」 「病の芽を早いうちに治しておこう」 という意味になります。 この文章が書かれた「四気調神大論」という章は、『黄帝内経・素問』の中でも、2番目の章にあります。『黄帝内経・素問』は、体系的に身体のことや、自然と身体の関係などを順番に説いている、言わば東洋医学の生理学の教科書なのですが、全体の中で2番目という早い段階にこの「未病」のことが記されているということは、逆に、「未病」の大切さ、“未病のうちに治しておくことの大切さ”が健康には大切であることが分かります。 私が高校生のとき、書道の先生が、字をうまく書けるようになるためには、悪い癖がつく前に、しっかりと手ほどきを受けて修正していくことが大切だとおっしゃっていました。そしてそれは早ければ早いほどいいとおっしゃって、そのことを先生は、 「早く直せば、早く直る!虫歯と同じ!!」 と何度も指導中に叫んでおりました。このフレーズは当時我々クラスの中での流行り言葉ともなり、みんなして真似をしたものです。 思えばこの頃から未病の概念を教えていただいていたのかもしれません。 東洋医学・鍼灸が、余りまだ浸透してないようなところがありますが、それは一つにキャッチコピーのようなものがないからかもしれない、と思ったりもします。 そこで、この「未病」という言葉を、もう少し馴染みのあるものにしていきたいなと思っております。そして、この「未病」を合言葉にして、鍼灸がより多くの方へ浸透していくことを願っております。 「早く治せば、早く治る!未病の知恵!」 |
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遊びに来ました(^0^) こんばんわ 先ほどは有難うございました 見つけてくださり嬉しいです 身体の不調が治したくて色んな雑誌などをみてると 未病という言葉に行き着きまして どうしてもブログに書きたくなり 書きました。 信頼できる鍼灸師さんに出会いたいです かなり不調がつらいので。。。 支離滅裂ですが 又遊びに来ます * *
さきほどの間違えました(T_T) さきほどのは、削除していただけますでしょうか? もちろんです(o^-')b さっそく、こちらからさせていただきました! さすが、専門家のサイトでいらっしゃいますね!! 勉強させていただきます! また、よろしくお願い申し上げます。 |
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きららさんへ
こんにちは。コメントありがとうございました。「未病」という言葉とともに、その考え方も普及するといいなと願っています。そうすると、もっと健康で活発な方が増えると思います。エステの世界も通じる面があると思いますので、またそちらにお邪魔したときは勉強させていただきます。
まろんさんへ
こんにちは。コメントありがとうございます。鍼灸院の看板を見かける機会が多くなりましたが、“信頼できる”となると、どこに行ったらいいかわかりませんよね。東洋医学・鍼灸医療がどのようなものか、当院のブログを通して知っていただき、信頼できる鍼灸師に出会える一助となればと思っています。健康関連に興味があるようですし、身体の不調もあるようなので、ご質問などありましたらお気軽にお寄せ下さい。よろしくお願いいたします。