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満を持す(1)

満を持す

 春の本格的な到来とともに、野球の開幕も近づいてまいりました。今年は大リーグ・レッドソックスへ移籍した松坂大輔投手や、昨年夏の高校野球を盛り上げた楽天の田中将大投手、そしてハンカチ王子こと斉藤祐樹投手など、注目される選手も多く、久々に野球界も活性化するように思います。
 そんななかで、“敵地ヤンキースタジアムのマウンドに、満を持して降り立った松坂大輔・・・”といったアナウンスが聞けるかもしれません・・・。

 この「満を持す」という言葉ですが、日常でもよく耳にすることも多く、また実際に文章や会話の中でも使うことが多いのではないでしょうか。この言葉の元になったお話は、諸子百家の一つである『荀子(じゅんし)』という書物の中にあります。書物の名前である『荀子』とは、人の名前でもありますが、この荀子が活躍した時代は、紀元前の春秋時代にさかのぼります。孔子のはじめた儒教を敷衍して、一般には“性悪説”を唱えた人として知られています。

 「満を持す」という言葉は、『荀子』の巻第二十の宥坐(ゆうざ)篇第二十八に見ることができます。
 そこに書いてあるお話はこんな感じです。
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 孔子が魯国の桓公の廟を観た時に、傾く器があったという。廟を守る者に、孔子が「この器は何という器ですか?」と尋ねた。するとその者は、「これはおそらく坐右の戒めの器というものでしょう。」と答えた。そこで孔子は言った・・、
「坐右の戒めの器というものは、空っぽのときは傾き、半分ぐらい入ったときには真っ直ぐになり、一杯に満たしたときにはひっくり返るものだそうです。」。
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 この元のお話しを読むと、“満を持す”という状態は決していいものではないということが分かります。
 器が空っぽのとき、器は軽いので転げ落ちやすい。そして一杯一杯に中身が注いであっても、それもまた転げやすく、ひっくり返ると中身は全てこぼれてしまう。空でもなく、一杯でもなく、半分くらいにしておくとちょうどいい、という教えです。
 この考え方は、東洋医学の陰にも、陽にも“偏らないバランス”のことにつながっていき、東洋思想の基本的な考え方でもあります。
 昨日ブログで、大豆イソフラボンの摂り過ぎについて注意を書き添えましたが、これもやはり過剰に摂りすぎる、“過ぎた偏り”のいき過ぎに相当します。
 大豆イソフラボンだけでなく、普段の食事にあっても、食べ過ぎ、食べなさ過ぎも身体にはよくありません。この『荀子』のお話しからもわかるように、十分な栄養のある食事をほどほどに食べることが大切であることにつながっていきます。

 「満を持す」と言いますと、日ごろの自分の鍛錬を溜め込んで、ここぞというときに出す、そんな使い方がされています。しかし、原典に戻りますと、以上のように、「満を持す」ことを“戒める”言葉であり、決してその状態は褒められたものではありません。本来の意味を汲み取るためには、“満を持すを戒める”というように、しっかりと“戒める”まで付け加えて使うことがよいかもしれません。
 現在の“満を持す”の使い方をみますと、この原典からは離れておりますので、その流れを食い止めることはできないと思います。しかし、もしこの言葉に出会ったとき、頭の隅に、この『荀子』にあるお話しを思い出してみてはいかがでしょうか。

 このお話の後、孔子は弟子の一人に、「では、どうしたら満を持した状態を維持できますか?」と尋ねられます。この続きは、お時間ですので、明日のブログに書こうと思います。

【参考図書】
今回「満を持す」を書くにあたり、岩波文庫から出ている『荀子』(金谷治著)を参考にさせていただきました。ご興味のある方は、ご参考にしてみてください。
□ 荀子 上 (1) / 金谷 治
□ 荀子 下  岩波文庫 青 208-2 / 金谷 治


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