のすたるじぁ、ということ。(1)
iPhoneのアプリで、「インスタグラム」というのがあります。最近ではフェイスブックがこの会社を買収するというニュースがありましたが、ほとんどの人がスマートフォンを手にする時代に入り、誰もが写真を撮ってそれをネット上にアップするという、まさに生活が写真そのものになってきました。
このInstagramは、撮った写真に様々なイフェクト(効果)を加えるものですが、中でもよく見かけるのが、古いプリント写真のように見せるものです。私が面白いと思うのは、写真というのは鮮明に写ることが重要であったり、高精細を売りにしているデジカメが多いのに、何故かわざわざきれいに撮った写真を古く見せかけると言うことです。
私たちの記憶はとても曖昧で、例えば今目の前で見ている景色も、時間が経つと今目の前の色よりも緑がかった感じに思い出されるようになるそうなのです。なのでフィルム写真は、今目の前に見えている色調を再現するよりも、記憶の中に残っている景色を再現するように、少し緑よりに写るように設計されているそうなのです。
デジタルカメラで撮った写真は、劣化しません。劣化しないと言うことは、これはすごいことなのですが、世の中のものが全て劣化していくことに比べると、どうも人間の感覚からすると、違和感を感じるのかもしれません。いつもきれいではあるのだけれど、曖昧さのない隙のなさに、逆に肉体を持っている人間は何か物足りなさを感じるように思います。
この違和感を埋めてくれる“のすたるじぁ”を演出するのがInstagramなのではないでしょうか。
私が今使っているデジカメは、素の状態で使ってわりと黄色みがかった感じに写ります。被写体の色味によっては、生なりのような感じが出たりします。それが私にとっては心地がよかったりしますので、暇さえあればカメラをもって街を撮りに出かけるのです。
このInstagramは、撮った写真に様々なイフェクト(効果)を加えるものですが、中でもよく見かけるのが、古いプリント写真のように見せるものです。私が面白いと思うのは、写真というのは鮮明に写ることが重要であったり、高精細を売りにしているデジカメが多いのに、何故かわざわざきれいに撮った写真を古く見せかけると言うことです。
私たちの記憶はとても曖昧で、例えば今目の前で見ている景色も、時間が経つと今目の前の色よりも緑がかった感じに思い出されるようになるそうなのです。なのでフィルム写真は、今目の前に見えている色調を再現するよりも、記憶の中に残っている景色を再現するように、少し緑よりに写るように設計されているそうなのです。
デジタルカメラで撮った写真は、劣化しません。劣化しないと言うことは、これはすごいことなのですが、世の中のものが全て劣化していくことに比べると、どうも人間の感覚からすると、違和感を感じるのかもしれません。いつもきれいではあるのだけれど、曖昧さのない隙のなさに、逆に肉体を持っている人間は何か物足りなさを感じるように思います。
この違和感を埋めてくれる“のすたるじぁ”を演出するのがInstagramなのではないでしょうか。
私が今使っているデジカメは、素の状態で使ってわりと黄色みがかった感じに写ります。被写体の色味によっては、生なりのような感じが出たりします。それが私にとっては心地がよかったりしますので、暇さえあればカメラをもって街を撮りに出かけるのです。
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