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『ガラパゴス化する日本』 吉川尚宏著 講談社現代新書


ガラパゴス化する日本 (講談社現代新書)ガラパゴス化する日本 (講談社現代新書)
(2010/02/18)
吉川 尚宏

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 “ガラケー”という言葉をご存知ですか?

 iPhoneに代表されるスマートフォンに対して、普通の携帯のことをガラケーというそうです。現在出ている主なスマートフォンのデザインはとてもシンプルで、それに対抗するかのように普通の携帯電話はイルミネーションが付いたりして差別化を図ろうという方向性になっています。私はこれが“柄ケー”だと思っていたのですが(読者の方にもそう思われている方も多いのでは!?)、ガラケーとは、“ガラパゴス携帯”の略だそうです。

 ガラパゴス携帯?

 イグアナみたいに強面になったり、リクガメみたいに重厚になっているのか・・・?

 と、私は最初に連想したのですが、それも違っておりまして、それは、“ガラパゴス化している日本の現状を、端的に象徴しているのが今の携帯電話”ということで、“ガラパゴス化”の象徴してガラケーと言われだしたようです。

 ではそのガラパゴス化とは何か??

 ガラパゴスとは、ダーウィンが進化論を着想するきっかになった、南米エクアドルの西方、南太平洋上の沖合い約900キロにある火山性の島々です。この島にはガラパゴス・イグアナやガラパゴス・ゾウガメなど、独自進化した動物が生息しており、貴重種の宝庫として世界遺産にも登録されています。貴重種の宝庫として珍重される島ではありますが、それは一方では独自進化したために外敵の侵入に弱くなり、人間による厳重な保護が必要という脆弱な負の部分も負っております。

 今この日本の状況は、まさにガラパゴスと同じような側面を持っているということで、野村総研の論文『知的資産創造』(2006年11月号)のなかで初めて“ガラパゴス化”という言葉で使われたそうです。

 そこで“ガラパゴス化”が何を意味するのか、それは良いことなのか、悪いことなのか、それらを見極めるために本書を手にしました。


 本書はとってもわかりやすい構成になっています。各章のはじめに【この章で述べること】があり、最後には【この章のまとめ】があり、話題が明確になっています。具体的なケーススタディも豊富で、さらにそれを分かりやすくまとめております。本書全体の印象としては、シンクタンクがまとめた報告書、大学生の卒業論文、といったもので、何かまとまったテーマを一冊にまとめるときの見本になると感じました。
 それは中身とは関係のない構成の面のお話でありますが、中身もしっかりとした統一した視点でまとめられています。今後縮小していく国内市場に対し、どのようなスタンスで企業の生長戦略を立てていくか、そのために日本独自のルールで進めていくのではなく、グローバルスタンダードに立脚して構想を練っていくことが大切であると著者は言います。また、既存のグローバルスタンダードに合わせていくのではなく、日本自らがグローバルスタンダードのルール作りを率先していくということも力説しています。

 ガラパゴス化は、悪いことばかりではなく、良い面もあると思います。たとえばスポーツ、特にサッカーなどは、チーム毎や国毎の戦い方のスタンスの違いがあるからこそ盛り上がるのであり、逆に皆が同じように流行のスタイルを真似ていくことでサッカーの進化は停滞していきます。また、グローバルスタンダードが必ずしも優れた基準というわけではなく、よりよい基準を設定していくことが進化につながることもあります。本書でもそのような指摘もありますが、そういった良い悪いの議論で本書の筋が崩れないように、その辺りはあっさりと触れ、本書はガラパゴス化の問題点や、ガラパゴス化の解消法に集中しています。意識的に視点をぶれないようにしている点も、論文的な基調でわかりやすい(久々に“従来の新書=知的集約タイプ”な読み応えを感じました)。

 脱ガラパゴス化を目指すということは、市場を国外に求めていくことで、それは根本的には資本主義の市場の成長原理に基づいています。つまり、脱ガラパゴス化ということは、従来の資本主義の根本的な問題を解決するような新しい概念ではなく、利益を上昇させ続けていかなければいけない資本主義の行き詰まりを変えていこうというものではありません。

 ひょっとしたら日本は日本で独自に進化するガラパゴス化的な生き方が本来だったようにも思いますし、個人の生き方が問われる時代には、ガラパゴス化もけっこうではないのかという思いもあります。特に私のような鍼灸師は、鍼灸自体がガラパゴス的であり、逆に国際基準でツボを固定してしまうことに危うさを感じます。

 ガラパゴス化という言葉を知り、その具体的な例や問題点を知るには最適の一冊です。ガラパゴス化が良いとか悪いとかではなく、本書でガラパゴス化がどのようなものかを理解しておくのは、実例からも多くの示唆を得ることが出来る好著です。しかし、そこかから先、どっちの道を選ぶかは、読者一人一人の“進化”に委ねられているのではないかと思います。


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Comment

良い本でしたよ~

こんにちは、colours編集部様
ガラパゴス化という言葉を理解するには最適な本でした。内容の組み立ても詳細で、論文のお手本と言った趣で、それもまた良かったですよ。

偶然にも

カラーズ第二号で、わたくしも「ガラパゴス」について触れた記事をちょうど書いていたところです。
あまりにもタイミングがばっちりだったので、びっくりしてしまいました。
ぜひご紹介の本を読んでみたいと思います。
有難うございます。
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