「白インゲンダイエット」のニュースに思う
2006 / 05 / 31 ( Wed ) TBS系の健康番組で紹介された白インゲン粉末のダイエット法で健康被害が広がったというニュースがあった。TBSに寄せられた被害報告は965件だそうだが、報告されてないケースを入れるとかなりの数に登るだろう。その被害に対してようやくTBSは謝罪文書を報告の在った被害者の方々に郵送するという・・・。
ライブドアや楽天によるテレビ会社の買収騒動の中で、テレビ局側は常に「報道の公共性」「放送の公共性」「放送の社会的責任」ということを声高に叫んでいた。 しかし、この白いんげんの粉末のニュースを見ると、そこには社会的責任や公共性があるとはとても思えないとような感じがする。 豆類は熱を通さないと毒性が強いということは、健康を扱うものであれば半ば常識である。ダイエットは多くの女性が飛びつくトピックスであり、視聴率稼ぐにはちょうどいい題材である。しかし、ダイエットはまず健康・安全であることが大前提で、それがあって初めて勧められるものである。豆類には十分な加熱が必要半ば常識的なことを十分に伝えなかったことは、“健康”“安全”という大前提を軽んじていることではないだろうか。そして軽んじるということは、買収騒動の中であれだけ主張していた“公共性”“社会的責任”は買収阻止のための自己正当化の言い訳に過ぎなかったのではないか、と言われても仕方がないのではないだろうか。また、今回この番組を作るにあたり、栄養関係のアドバイザーもついているそうだが、そういったアドバイザーも同罪ではないだろうか。 これまでいくつの健康法ブームが現れては消え、消えては現れていったのであろうか・・・。そのブームの火付け役の一端はテレビ局ではなかったのか・・・。火が消えるたびにテレビ局は謝罪したりしただろうか・・・。そこに公共性、社会責任を感じたのだろうか。 患者様の健康を預かる人間として、このニュースは人事ではない。しっかりとした学問と臨床を積み上げながら、東洋医学の良さを伝えていこうと思う。 |
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当初は、皆に知ってもらった方がいいことを番組にしようという趣旨で始めても、いつしかスケジュールに追われ、番組に穴を空けられないから何としてでもネタを探せ!という本末転倒がこういった事態を招くのでしょうね。。。世間の常識=東洋医学では非常識ネタを色々と教えて下さいね。