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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


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神田の古書祭に行ってきました

 今日は天気もよく、何もないのでのんびりしながら神保町へ。

 たまたま行ったら、「古書まつり」の真っ最中で人がいっぱい。普段私は神保町へは日曜日や祝日にしか行けないのですが、意外と日曜日や祝日が定休日になっているお店も多く、閑散としている印象。そして入る古書店もだいたい決まってしまいます。しかし今日はどこも開いていて、普段は入れないようなところも入ってきました。

 気になっていた和綴じ本のお店にも入ってみました。東洋医学の本も数冊ありましたが、とても買える値段ではありませんでした。一つ探している本があるのですが、それは見当たらなかったので・・・といって店主に聞くのもなんなので・・・まぁ、いい見学ができたと思いながら外へ出てきました。

 これだけお店があると、本を探すというよりは、“出会う”という感じでしょうか。その出会いが、古書街の魅力なのでしょうね。


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テーマ:東京23区
ジャンル:地域情報

『仕事が「ツライ」と思ったら読む本』 心屋仁之助著


仕事が「ツライ」と思ったら読む本仕事が「ツライ」と思ったら読む本
(2011/04/05)
心屋仁之助

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 ある時ラーメン屋さんで食事をしていると、そこのテレビでこの本の著者が出演していた。たしかナインティナインが司会の番組だったと思うのですが、そこでは、何人かの芸能人が俎上に上がって悩みを打ち明け、それに対して各界の専門家がアドバイスをするものでした。そんな中で、心屋氏は「この言葉を今すぐ言ってください」と少し上から目線で相手に言うのですが、その言葉を発した芸能人は急に神妙な顔つきになって心のトラウマと雪解けをしたような感じになっていました。

 面白い人がいるものだなぁと、この心屋氏に興味を持って手にしたのがこの本です。

 別に私は仕事がツライと思ったことはありません(笑)

 たまたま入った古本屋さんで、先日ここでもご紹介した『ぼくの好きなキヨシロー』とともに目に入ったので、何かの縁と思って読んだ次第です。

 本書の出だしは、とても軽い。そこがちょっと鼻につく。上から目線ではないのだけれど、何だか馴れ馴れしい。まじめに自分の話を聞いてくれそうにない所が嫌な感じ。途中何度も読むのをやめようとしたのだけれど、でも、それほど難しい本ではないので、そのまま読み進めました。

 そして・・・。

 うむ。。。

 最後の方では、ちょっとこの本への印象が変わりました。

 重いのです。

 筆者がどれだけのバックボーンで、どれだけのものをこの本に注ぎ込もうとしたのか見当が付かないのですが、わたしにとっては、この本がかなり深い所に触れているのではないかと直観しました。最後に書かれている大きなテーマは、多くの人が悩んでいるトラウマの問題で、そしてそのトラウマと上手く仲直りすることができないために、ツライことが増えていく、そういう深い所だと思います。

 私は本書を読んだ後、最近自分が感じている心の葛藤を考えてみました。そうすると、やはり思い当たることがあるのですね、いっぱい。しかしいっぱいあるけれど、根本は一つなのだと言うこと。結局のところは、一つの問題に行き当たる。それは難しくはないけれども、簡単でもないというところ。いつまでこの厄介なものとつきあっていかなくてはいけないのか・・・。しかしそこの部分を意識できたなら、後は少しずつ変わっていけばいいのかもしれない。

 ちょっと重いけれど、表面的には軽くて良い本でした。

 さぁ、あとは実践か・・・。


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テーマ:不安定な心
ジャンル:心と身体

仔猫の里親さん募集のお知らせ

仔猫の里親さん募集 (C)表参道・青山・原宿・外苑前・渋谷・東京都内のはりきゅう院 源保堂鍼灸院 肩こり・腰痛・生理痛・不定愁訴・頭痛

 患者様より、仔猫の里親さん募集のご依頼を受けました。

 当院で仲介いたしますので、ご希望の方はおっしゃってください。

 一生、大切にお世話をしていただける方がおりましたら、どうぞよろしくお願いいたします。


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テーマ:里親探し
ジャンル:ペット

横田さん、復活!?

 アベノミクスの影響か?

 東京オリンピックの影響か?

 それとも単に建替え時期が重なっているのか、源保堂鍼灸院の周囲では取り壊しや工事が増えております。

 それにともなって猫の棲み家も減っているのか、最近入れ替わり猫たちがやってきます。

 その中で、最近よくやってくるのがこちら。

横田さん (C)表参道・青山・原宿・外苑前・渋谷・東京都内のはりきゅう院 源保堂鍼灸院 肩こり・腰痛・生理痛・不定愁訴・頭痛など

 も、も、もしや、横田さん?

 1,2年前に良く当院の裏にやってきて、みゃあみゃあうるさくごはんをせがむ横田さんでしたが、もしや?

 ちょっと、以前と比べると身体が一回り大きくなったような感じも?

 でも、このみゃあみゃあ啼く声は横田さん!


 横田さんもいよいよ安住の地を追い出されてしまったのか・・・。


 アベノミクスよ!

 東京オリンピックよ!

 この表参道から猫を排除しないでくださいね=^_^=

 さもなくば、ねこりんぴっくをすべし!

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テーマ:猫のいる生活
ジャンル:ペット

脈診の心得 心を静かに・・・

 私は、鍼をするときはなるべく静かにしております。

 もちろん患者様とお話しが出来ることは楽しいので、こちらもついついお話をしてしまうことがあるのですが、基本的には静かにしており、こちらから話しかけることはなるべくしないようにしています。

 といいますのは、脈診はとても微妙なものなので、特に脈を診るときは大切です。

 こちらはとある古医書の一ページ。

 以下のように脈診の心得が書いてあります。

 一から三までみてみましょう。

脈診の図 (C)表参道・青山・原宿・外苑前・渋谷・東京都内のはりきゅう院 源保堂鍼灸院 肩こり・腰痛・生理痛・不定愁訴・頭痛など

(一) ソノ心ヲ静カニ ソノ神ヲ存ス

【意訳】心を静かに定めて、神気(ここでは指先の感知力)を指先に集中させよ。

【解釈】心がざわついていては、指先からの感覚が伝わってきません。そこで先ずは、自分の心を安定させることが大事です。東洋医学では、「心は神を蔵す」という言葉があるように、心臓に精神の主宰者がいると考えています。例えば緊張したときは心臓がドキドキしますが、このような動揺があるときは、なかなか精神が安定することは難しく、結果もついてきません。さらにもう少し突っ込んで言えば、ここにある「神」とは、「神気」というもので、体制感覚と呼ばれる皮膚感覚、センサーのことを指していると考えられます。

(二) 外意ヲ忘レテ 思慮ヲナクス

【意訳】外へ意識を忘れて、思慮をなくせよ。

【解釈】「外意」とは、外のことに惑わされる意識のことを指します。良い匂いがするなぁ、巨人戦が気になるなぁなど、自分の外側にある余計なことで気をとられてしまうことです。こういった余計なことがあっては脈診に集中できません。そこで外意を忘れる必要があります。次の「思慮」は、自分の心から生じる内面の意識で、取り越し苦労など余計な心配や、考えすぎてしまうことを言います。また、自分の側にその脈に対する偏見があったりすると、脈を上手く取り入れることが出来なくなります。(一)が指先のセンサーであるのに対し、(二)は、センサーが感じ取った情報を素直に通していく伝達路と、それをそのまま書き込むハードディスクと言ったらいいでしょうか。データの取りこぼしがなく、データが誤らないように、指先の感覚を安定して頭に伝える必要があります。

(三) 呼吸ヲ均シクシ ソノ気ヲ定メル

【解釈】(施術する側の)呼吸を調えて、その気を定めるようにする。

【解釈】 呼吸を調えることは、(一)と(二)の結果でもあります。そしてさらにその状態を安定させるために呼吸を改めて見直すことが大事になります。


 脈診はとてもデリケートなものです。心に動揺があると、脈診の精度が落ちてしまいます。名人の域に達すれば別なのでしょうが、まだまだ、なかなか、そうもいきません。

 
 普段私が臨床で使っている脈診という技術には、このような心得があります。

 特に脈を診るときは患者様との会話が止まってしまったり、言葉がつっかえるときがありますが、これは情報を解析している状態で、とっさに右脳と左脳の切り替えが出来ないためであります。不快な印象を与えてしまっていたとしたら、お許しくださいませ。


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テーマ:鍼灸
ジャンル:心と身体

『勝負食 トップアスリートに学ぶ本番に強い賢い食べ方』 石川三知著


勝負食 トップアスリートに学ぶ本番に強い賢い食べ方 (講談社プラスアルファ新書)勝負食 トップアスリートに学ぶ本番に強い賢い食べ方 (講談社プラスアルファ新書)
(2008/03/20)
石川 三知

商品詳細を見る


 いつだったか、たまたまつけたテレビでオリンピックにまつわる秘話の特集をしていました。その中でマラソンの瀬古利彦氏が取り上げられていました。瀬古利彦氏は、金メダルにかなり近いと言われていた全盛期、モスクワオリンピックのボイコットのため涙を飲む。その悔しさを乗り越え、全てをロスオリンピックにかけんとする当時の瀬古利彦氏の様子が映し出されていましたが、その情熱はすさまじいものがありました。
 その当時の映像の中で、食事をしているシーンがありました。恩師である中村監督自らが料理をしているのですが、その料理は分厚いステーキをただ焼くのみ。フライパンでジューッと焼くのみ。肉汁したたるステーキを、必死の形相で頬張る瀬古利彦氏。そこには中村監督と瀬古選手の師弟愛を強く感じたのですが、当時のスポーツ界には科学的アプローチがまだまだ未熟で、限界があったのだろうことも痛感しました。現在は監督だけではなく、トレーナー、栄養士、心理学者などがトータルで選手をサポートする体制が当たり前となっている時代となっています。

 本書の著者は、フィギュアスケートの高橋大輔選手や、スピードスケートの岡崎朋美選手をはじめとするオリンピック級の選手や、大学の陸上部の指導など、実際に多くのスポーツ選手に指導をしてきた方。経歴をみると、生理学の研究もしっかりとしてきたようです。

 本書の特徴は、栄養素の羅列ではなく、最初の章で身体の仕組みや働きを丁寧に、そして順を追って説明しているところです。主にスポーツに大切な筋肉、骨、神経といった運動器に焦点を当てていますが、難しい生理学の話はなく、要所を押さえた分かりやすい説明が多いです。そしてその基本的な知識を土台にして話が進められていくので、身体と栄養素の関係がとても上手く重なって理解できていきます。

 後半はすこし駆け足になってしまっているところが残念ではありますが、スポーツ選手はもちろんのこと、一般の方でもとても役に立つ内容になっています。また、スポーツをしているお子さんをお持ちのご両親にも読んでいただきたいと思います。鍛える、回復する、けがを少なくする、そういった基本的なところができるようになるための土台として、本書を基に食事を見直してみてはいかがでしょうか。


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テーマ:トレーニング
ジャンル:ヘルス・ダイエット

原因と結果と治療対象(4)

 原因と結果という意味では、西洋医学にも混乱はあります。いえ、西洋医学は先ずは原因を突き止めないと治療ができないことが多いので、むしろ原因と結果の齟齬は西洋医学の方が顕著なところもあります。原因が分からないと処置ができないため、つらい症状が続いていても、血液検査などいろいろな検査をしても悪いところがなければ何もできないのが西洋医学です。

 原因と結果が混乱しているという点で言えば、アレルギーとIgE抗体の関係があります。IgE抗体は、身体が異物に対して起す反応で出来る抗体(異物を攻撃する武器のようなもの)ですが、かつてはこのIgE抗体が通常よりもたくさん出来てしまう過剰反応のことをアレルギーの本質だと考えられてきました。しかしその後、アレルギーとIgE抗体の相関関係を調査してみると、IgE抗体が少ない人でもアレルギー反応が起きる場合も少なくないことが分かってきて、IgE抗体は、アレルギーを起す主体ではなくアレルギー反応の結果産生されるものだという、アレルギーの結果であることが判明しました。それまでアレルギーと言えば必ずやってきたIgE抗体の検査は、現在はほとんど行われなくなりました。

 アレルギーというのは様々な要素が絡み合って起きる症状ですから、一つに原因を決めつけることは出来ないと思うのですが、原因と結果を結びつけて、原因を除去する医療として発展してきた西洋医学にとっては、なかなかアレルギーの全体像が捉えにくいのではないでしょうか。これは、西洋医学を批判しているのではなく、そういった思考体系を土台にしてきたものなので、自ずとそこに限界が出てくるわけです。一方の東洋医学は、原因は様々だけれども、現状はこうなっている、ならばその現状のバランスを整えていこうではないか、という全体的な発想があるために、対処できる面もあります。

 鍼灸院には様々な症状の方がいらっしゃいますので、一つの症状にこだわっていては身体を診ることが出来ません。これからの鍼灸院の役割は、未病のところで食い止める、未病のところで早期発見をする、そういったプライマリケアの部分を担わなくてはいけないと思います。年々増加する医療費の問題に対して、鍼灸師が出来る役割もあります。そしてその役割を果たすことは、国民の健康を守ることでもあります。

 ひとりひとりの大切な人生のために、鍼灸師がともに歩んでいける時代が来ると思います。


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テーマ:人生を豊かに生きる
ジャンル:心と身体

原因と結果と治療対象(3)

 私は東洋医学・鍼灸を生業にしている職人です。

 東洋医学・鍼灸をされている方の中には、東洋医学一辺倒で西洋医学を否定してしまう人もいます。しかし私は同じ身体を診るのに東も西もないと基本的に思っています。これから書きますことは、西洋医学への批判ではありませんので念のため。

 一昨日、昨日と、「緊脈(きんみゃく)」というものから分かる身体の様子をお話ししました。本日もその続きなのですが、これはあくまで私の推測の内容を含みますので、そのあたりご了承願います。


 最近思いますのは、お年寄りにとても強い緊脈が多いと言うことです。
 最初は、お年寄りは体力も少なくなっており、免疫力も落ちていることから、外からの影響を受けやすいのではないかと思っていました。そして身体の各部位が歳とともに機能を落としていきますので、弱くなっているところ、まだ元気なところとで差が生じたりもしているのだろうと思っていました。
 しかし最近になって、それとは別のことが起きているのだろうと推測しています。それは、「薬も緊脈になる」ということです。つまり、薬も外から身体に与える影響が少なからずあり、それが積み重なっていくうちに大きな歪みになっていくということです。薬には薬効というものがあり、その薬効はある病気を治すために臓器に働きかけて目的を果たします。しかしその反面、副作用というものがあります。これは、症状に対しては身体の味方である薬であっても、やはり異物ではありますので身体は副作用という形で抵抗します。最初のうちはこの副作用は目をつぶっていても大丈夫な範囲で治まっていても、何年も飲んでいるうちにはっきりとした緊脈を打つまでになってしまうことがあります。特に高血圧やコレステロールなど、長期に渡って飲まなくてはいけない薬は、毎日飲むので当然ながら積み重ねが大きいように思います。
 例えばものすごく太く堅い脈になっている場合があるのですが、この場合、例えば腰痛があっても、鍼をいくらしても治りが遅かったり、完治までいかないことがあります。それは何故かと言いますと、今出ている症状は、薬の副作用であることも多いので、薬を飲んでいるうちはその症状が出てしまうからなのです。身体は長年薬で以て平衡を保ってきたので、その無理が蓄積してきたものです。しかし高血圧やコレステロールなど長年飲んできた薬を急にやめることは、できませんので、飲みながらも体調を少しずつ元に戻していかなくてはなりません。

 こういったことを思うと、もっともっと鍼灸が普及するように私たち鍼灸師は努力をしなくてはいけないと思います。薬を飲んで身体を壊すなんて言うのは本末転倒ですし、そしてまた膨大な医療費の多くはこういった副作用のために支払われていることにもなるのですから。未病を治し、健康な身体を維持する、そういった東洋医学・鍼灸の思想が普及すれば、アベノミクス以上の効果が現れると思うのですが。


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テーマ:健康
ジャンル:心と身体

原因と結果と治療対象(2)

 昨日のブログで、原因を一つに突き止めるのは難しいというお話をしました。

 しかし、原因がはっきりしているときもあります。

 それは、「緊脈(きんみゃく)」という脈を打っているときです。

 この「緊脈」とは、外から何かが入ってきたときに必ず打つ脈です。

 外から入ってくるものとは、花粉であったり、黄砂であったり、風邪のようなウイルスも含みます。

 この「緊脈」が現れたとき、ニュースで風邪が流行っていると言っていれば、この「緊脈」は風邪であろうと推測がつきます。
 例えば今年の春ですが、1月の後半の段階で「緊脈」を打っている方がぽつぽつ出てきていました。私はその「緊脈」に風邪のような強さがないことから、花粉の飛来が都心にもやってきたと思いましたが、その2,3日後のニュースで花粉がもう飛んでいるとのニュースが出ていました。

 この「緊脈」ですが、身体にとって異物であればあるほど強くなり、新しいものであればあるほど強く打ちます。この「緊脈」とは、身体が、外から入ってきたものに対して起す抵抗反応であります。よって、その異物の種類によって打ち方が様々になるわけです。例えば花粉と黄砂を比べると、黄砂の方が若干強い「緊脈」になります。風邪とインフルエンザで言えば、インフルエンザの方が圧倒的に強い「緊脈」を打ちます。

 精神的なストレスや、内側から起きている場合などに比べると、こういった外からの異物は原因がはっきりします。ですので、こういったときは患者様にその原因を伝えることができます。そして施術の方も、その原因を外に出せば良いだけなので、方針も立てやすく、基本的には“治しやすい”“治りやすい”ということが言えます。
 これはわたしたちを取り巻く様々なストレスについても同じではないでしょうか。原因がはっきりしているものであれば、それは早く取り除いたほうがいい。その方がスッキリします。しかし何やかにやと理由をつけて後回しにしているうちに、原因が定着していきます。私自身もついつい後回しにしてしまうところがあるので、気をつけなければいけないのですが・・・。


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テーマ:健康
ジャンル:心と身体

原因と結果と治療対象(1)

 私は鍼灸の施術を終えた後、身体の総評をさせていただきます。

 たとえば、

「今日はだいぶ精気が抜けているので、根菜類を摂ったほうがいいですね。」

「今日はあまり頭に栄養がいってないので、赤血球を作るためにも鉄分が必要ですね。」


 など。

 これは尺膚という手の部分や、お腹、脈などから分かる現在の身体の傾向からお話しをさせていただいています。

 現在の身体を東洋医学の手法を使って観察し、

 そこから施術(実際に鍼をして)をしていき、

 さらに現在の身体に対する対処方法を伝える。

 こういった一連の作業が、東洋医学的にトータルで身体を診て、養生をするということであります。


 身体の総評をした後に、患者様から質問を受けることがあります。

 たとえば私が「精気が減っているので」というところに対して、「どうして精気が減っているんですか?何が原因ですか?」と問われることがあります。

 しかし私は正直に、分からないときは分からないと答えます。

 というのは、原因というのはたくさんあり得るからなのです。身体が不調になる原因は一つではありません。

 例えば精神的ストレスがあります。昨日会社で失敗してしまった、夫婦げんかをした、はたまたレストランで食べたものがおいしくなくて腹が立った、なんていうこともストレスになるわけです。逆に道を歩いていて100円拾った!みたいな嬉しいことも身体に影響を与えます。小さなことから大きなことまで、精神的なストレス(良いストレスも悪いストレスも含めて)は常にわたしたちの心身へ影響を与えます。

 例えば食事の面でいえば、昨日は忙しかったので夜はカップラーメンで済ませてしまった、最近甘い物がやめられなくてチョコばかり食べている、激辛ラーメンを食べて胃がむかむかするなどがありますが、食事もまた毎日のことですから、常に心身へ影響を与えています。

 その他に精神や身体に影響を与えるものはたくさんあります。言ってみれば、わたしたちの身体の外側で起こることは、身体や精神にとってはすべてストレスになり得ると言うことであります。そしてさらにこういったものは一つだけでやってくることの方が稀です。仕事で失敗してイライラし、それを解消するためにやけ酒を飲み、さらに奥さんに八つ当たりをしてさらにストレスをためて眠れない・・・など、複数の原因が重なって入り乱れています。

 こうして考えていくと、「原因というのを一つに絞る」ことはあまり意味がないことが多いです。あくまで「現状の身体がどのようにバランスを崩していて、どうしたらそのバランスを取り戻せるか」という、現状把握とそれへの対処、そして今後そのようなことが起きないようにする養生が大事になります。

 鍼灸治療を通して患者様と接していますと、原因をあれやこれやと探して自分を見失ってしまう方が多いように感じています。もちろん対処可能な原因が明らかにあるのであれば、それはそれで原因を除去する対策はしておくべきです。しかし上にもお話ししたように、原因は一つに限らず様々なところに波及していて、自分自身でも捕らえどころがなくなっていることが多いです。こうなると、原因を除去する前に頭がパニックになってしまいます。「現状把握をし、現状に対処する」ということは、まずは今の現状に目を向けて、

 今起きている問題がどうして起こっているのか、それをは究極的には誰にも分からないのかもしれません。特に無意識で起きている心の問題は、無意識ですから自分でも分からなくなっていますから。だからこそ、今、この時点を、この時点から直していく、それが大事ではないでしょうか。

 現状把握をして対処する、この思想があるからこそ、東洋医学・鍼灸は現在も有効に使われているのではないでしょうか。

 現状把握、そしてそれに対処する、それは“今でしょ!”なのであります。


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テーマ:人生を豊かに生きる
ジャンル:心と身体

Q. ホメオパシーについてどう思われますか?

A. 正直私は、ホメオパシーについてほとんど何も知りません。

 時々患者様から、ホメオパシーについて聞かれます。ホメオパシーも近年代替療法の一つとして認知されつつあるようです。鍼灸も代替医療の一つなので、私も詳しいのではないだろうかと聞かれるのだと思いますが、正直よくわかりません。本は一冊読んだことがありますし、ホメオパシーのスクールの案内を聞きに行ったことはありますが、結局その後は時間もなくなって、そのまま興味もなくなってそのまま…といったところです。いずれ勉強するか?というと、ホメオパシーの適応は、鍼灸で十分カバーできるものなので、やはり鍼師の私は、鍼の道を邁進していくのがいいように思っています。

 日本の統合医療の先駆者である帯津良一先生は、最近は漢方薬よりもホメオパシーについてよく語っているように見受けられますが、いったいどんな心境の変化があったのか聞いてみたいところではあります。

 まだまだ解明されていないことが多い人体と自然科学。いろいろな可能性があるのでしょう。私も興味と関心という面では注目していきたいと思います。


 今回は答えになっておりませんね、感想です。すみません(*^^*)

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テーマ:癒し・ヒーリング
ジャンル:心と身体

来年度の「猫めくり」にも!

カミンという会社から出ている『猫めくりカレンダー』。日めくり(正確には土日は併せて一枚)で猫を眺めることができるという、猫ファンから絶大な人気を得ているシリーズ。

 今年度の猫めくりに、治療院の裏にやってくるアイアイの小さいときの写真が載りました。

 そこで、今年はアイアイと姉妹の姫を載せるべく、応募。

 すると!

 おお!!

 やったぁ!!

 来年度の「猫めくり」にも!


姫ノラ猫 (C)表参道・青山・原宿・外苑前・渋谷・東京都内のはりきゅう院 源保堂鍼灸院 肩こり・腰痛・生理痛・不定愁訴・頭痛など

 やりました~~!!

 姫、おめでとう!!!

 
 今回掲載された写真は、冬の寒い雪の日。
 たぶんこの日生まれてはじめて観たであろう雪を見上げるシーン。

 空から何か降ってくる、

 それはとても冷たいもの。

 何だろう、何だろうと、不思議そうに空を見上げていました。

 このシーンは自分にとっても傑作の一枚になるだろうと、すごく興奮しながら撮ったのを覚えています。この時は動きが速かったので、何枚か撮り損ねた瞬間があったのですが、そんな中でも良いのが撮れたとホッと胸をなで下ろしました。


 ということで、来年は誰の写真で挑戦しようかな?


 ぶちゃ(旧称:ひろし)??

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テーマ:
ジャンル:ペット

『半沢直樹』を観ての感想

 半沢直樹というドラマが人気だということで、5回目くらいから観ていました。

 堺雅人というちょっとなよっとした感じの俳優が、そのイメージとは裏腹に勢いよくまくし立てる姿にギャップを感じ、その世界にのめり込む・・・そんな感じだろうか。

 ドラマのできとか、ストーリーの内容とか、そういうことを蒸し返そうってことはないのです。

 思ったのは、

自分が発したことは自分に返ってきて、
その倍返しは同じように倍返しでやってくる・・・


 そんなことを感じたわけです。

 例えば戦争も、憎しみで返したら憎しみでしか返ってこない。それはいつまでたっても続いていく連鎖反応。日本人はそこを反省し、永久に戦争をすることを放棄しようと心に決めたはず。やられたらやり返す、それではいつまで経っても戦争はなくならない。こういうと、それは理想論だとか、それは現実的ではないという批判を受けるかもしれない。でも、やられたらやり返す、あるいは、やり返したらまたやられるという作用・反作用の法則はこの地球にある原理ではないのか。

 かつて松坂大輔投手は、やられたらやり返すとことを“リベンジ”と言っていた。これは当時ちょっとした流行り言葉になったかと思う。私はこのリベンジを、頭の中では“復讐”とか、“報復”とか、そんな言葉に言い換えていたので、あまりいい気はしませんでした。そんな松阪投手も、遠い彼の地では手術をしたりと苦戦を強いられている。やられたらやり返す、スポーツの世界ではそれはまだ所詮スポーツの勝った負けたで済む話ではあるけれども、でも、その時発した言葉のニュアンスはいつか自分に返ってくるのだろう。
 最近の松阪投手の目からは、まだまだ不満がくすぶっているように見えます。しかし一世を風靡し、数々のドラマを見せてきてくれた松阪投手だからこそ、全盛期とは違ったなにか大きなものを掴んできっと復活するであろうと確信はしています。



 半沢・・・半ザワ
 直樹・・・ナオシ

 自分の心のザワザワの元は、もしかしたら自分が発するザワツキの増幅に過ぎないのかもしれない。だとしたら、自分が発する半ザワは、ナオシて納めていかなくてはいけないと思うのです。

 今日も良い鍼をしよう。

 今日もいい仕事をしよう。

 そうすることで、私も患者様も笑顔になれる。

 良い学問をし、

 良い技術を提供する。

 そうすることで、私も患者様も気持ちよく過ごせるのだから。


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テーマ:半沢直樹
ジャンル:テレビ・ラジオ