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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


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「如虎」という説

 先日は、“よく寝る子で寝子(ねこ)”という猫という言葉の語源を、内田百の随筆からご紹介しました。

 あの後改めて『言海』を開いてみると、次のような説もありました。

 それは、「如虎(にょこ)」というもの。

 形が虎に似ているので、“虎の如し”で「如虎(にょこ)」

 そういえば、アイアイのすごい写真があるのです。

120329nyoko.jpg

 アイアイは目つきが鋭く、それに加えて陽の光の加減が重なって、まさに虎の如しの写真に。

 お腹が空きすぎて、怖い顔になってたのかなぁ。

 それとも本当に虎になったのか~♪


【引用した本はこちら】

ノラや―内田百けん集成〈9〉  ちくま文庫言海 (ちくま学芸文庫)


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ゆる寝で昼寝

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 “よく寝るから寝子(ねこ)”

  なんてすてきな語源なんだろう。

 日向があるとすぐに寝る。

 心地よいと、すぐに寝る。

 昼だろうが夜だろうが、眠いときは寝る。

 寝子(ねこ)。


 ゆるゆるしながら昼寝ならぬ“ゆる寝”などはいかがでしょうか?

 たまには仕事を忘れて、勉強を忘れて、力を抜いてゆるゆる寝よう~♪



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猫の語源

 内田百の随筆、『彼ハ猫デアル』を読んでいたら、猫の語源が出ていました。そこを引用してみますと、

「言海の言海流の語源の穿鑿によると、猫はよく寝るから寝子だと云う事になる。」とあります。

「言海」とは、大槻文彦氏が編纂した明治期の権威ある辞書の事で、内田百はそこから引用したのだと思いますが、“よく寝るから寝子”とは言い得て妙と云いますか、なるほどなぁと思わず合点がいってしまうところが『言海』の真骨頂なのでしょう。

 それにしても猫はそんなに寝るものなのかなぁと思いますが、確かによく寝ています。

 夜行性と云う事もありますが、昼間はほんとよく寝ているような気がします。特に春の陽射しなどは昼寝にもってこいで、のほほんと寝ている姿をよく見かけるものです。


こちらは青山北町アパートの寅三郎。大きな身体で、道の真ん中でずで~んと寝ています。
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こちらは姫とアイアイが今よりもっと小さかったときのもの。裏にある鉢の上にそれぞれ丸まって寝ています。鉢の丸さといい、土の感触といい、寝るにはもってこいだったのでしょうか。
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 寝る子は育つといいますが、寝子も育つのか。

 寝る子でネコ・・・・なんだかぴったりですね。


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黒猫エースを見たか!?

 昨日ご紹介した雑誌『ねこぱんち』。

 この猫漫画専門誌には、数々の名作があるわけですが、なかでも一、二の人気を誇るのが、『黒猫エース』。黒猫といいながら、首回りにふさふさの白毛があるのが“エース”たる所以なのか、そして、小さな地域をうろうろするのが猫のはずなのに、赤目の猫を探しに日本全国を旅するというのも、まさに“エース”たる所以。

 そんな黒猫エースは、こんな絵柄です。

120326kukroneko.jpg

 私はついつい黒猫を見つけると、「もしやあいつはエースか?」などと思ってしまうほど、黒猫エースと思ってしまうほどの通なのですが(なわけないですけど)、最近、「もしやおまえはエースか?」というノラ猫を発見。しかし、黒猫ではなかった~!

 キジトラ系とでも言うんでしょうか?どの分類に入るのかよく分かりませんが、どうでしょう?上の黒猫エースにどことなく似ていませんか?

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 治療院のある場所から、歩いて5分くらいのところで見つけたノラ猫。はじめて見かけました。本の数ブロック先にも、まだまだ知らない猫たちがいるなんて、なんとも奥が深いノラ猫道。これはまさに、『ねこぱんち』が存在する所以でもあるのだなぁ。


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『ねこぱんち』ってすごい!

 猫漫画だけを集めた『ねこぱんち』という雑誌があるのをご存じでしょうか?

 小さなサイズで分厚い雑誌。コンビニなどでお目にかかれるのですが、これがものすごい。最初から最後まで猫、猫、猫。江戸時代物から学園ものや、のんびりしたもの、下町風景、4コマ漫画とその内容も手法もバラエティに富んだもの。

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 最初にこの『ねこぱんち』を教えていただいたときの衝撃たるや、かなりのものがありました。

 猫を飼っている方や、猫が好きな方にはたまらないものがあり、自分の猫と重ね合わせたりもするのかなと思ったりします。

 治療院のマガジンラックに忍ばせておきますので、よろしかったらご覧ください。


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問題解決は各論ではなく、考える基礎づくり

 日本は何だか切羽詰まったように感じている人が多いのでしょうか。いろいろな問題が山積みにされている、そういった印象はあります。そしてそれらがあまり解決されることなく、何となく時間だけが過ぎていき、問題が風化していき、問題を意識する意識そのものも風化していくような気がしないでもありません。橋下大阪市長の下には多くの政治家を目指す人々が集まったようですが、何かを起こさなくてはいけないという問題意識の現れでしょうか。

 と、まるで他人事のように言いましたが、自分も問題意識は常に持っていたいと思っています。私は一人の鍼灸師に過ぎず、日々の仕事に追われるばかりで、なかなか行動ができないでいるのが歯がゆくてたまりません。しかし、せめて問題意識だけでも・・・ということで、考えることはしていたいと思います。

 そこで、まずは自分だけの考えでは限界があるので、賢人と呼ばれる人からヒントを得たいというのがあり、何気に古本屋で見つけた山本七平氏の本を読み進めています。

 この本のタイトルは、『「常識」の非常識』(文春文庫)というものです。これは、昭和61年に出版された、短めのエッセイを集めたものです。昭和61年という時代は、世界的には米ソ対立が終焉に終わりかけた頃で、チェルノブイリ原発事故が起きた年でもあります。私自身はまだ世界や社会に問題意識を持つ手前くらいの年齢で、その頃の時代の空気は、まだまだ無邪気な感覚では捉えていなかったような気がします。

 本書を読むと、“来たるべき21世紀”のような意識が社会にはあったようで、長らく続いていた米ソ対立も終焉に向かいつつあり、一つの時代の曲がり角にいる気配が色濃かったようです。では、その後“来たるべき21世紀”が実際にやってきて、社会は変わったのだろうか?いい方向へ変革し、いい社会が築かれているのだろうか?

 本書を読み進めて分かるのは、当時から今の時代とさして変わりのない問題が横たわっていたことが分かります。つまり、日本はこの昭和61年頃からほとんど変わっていないようなのです。様々な分野で解決が求められていたにもかかわらず、そのどれにも手を付けずに過ぎてきてしまったのではないか・・・。変わらなきゃいけないと言われつつも、変わらずにやってきてしまったような感じがしてしまいます。

 個別の問題は奥が深く、そう簡単には動かないかもしれません。
 そこで私が思うのは、考える基礎ではないかと思います。目まぐるしく動く社会の環境に、これまでのような固定的なシステムは不向きで、常に時代に合ったようにしていく緩やかなシステムが必要だと思うのですが、その基礎は、個別の問題を捉えることの他に、もっとその下にあると基礎としての人間学ではないでしょうか?

 人間とは何か?
 人生とは何か?
 身体とは何か?

 そういった根本を問い直す、そういった基礎的な姿勢こそがますます大切になっているような気がしてなりません。山本七平氏の本を読みながら、根本的なところを問い直しているところです。



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ナチュラルなめ猫

 表参道、原宿周辺には特徴的なノラ猫が多いです。以前私は、ノラ猫の写真を撮りに、たぶんノラ猫がいるであろう下町あたりを散策してみたのですが、そういったところに行くよりも、表参道や原宿の方がけっこうノラ猫がいるかもなぁと思ったくらいでした。しかしかといって多すぎるわけでもなく、避妊手術なども適切に行われていて、適度に住民との共生ができているように思います。

 源保堂鍼灸院を取り囲む塀は、そんな表参道周辺のノラ猫の通り道になっているらしく、時折いろんな猫が行き交います。新しい顔が現れたりすると、とっても新鮮で楽しかったりするわけです。

 以前、患者さんに、「眉毛犬」なるものを教えてもらいました。読んで字のごとく、つまり眉毛のある犬。実際に患者さんは眉毛犬に出会ったとのことで、その模様はこちらのブログで見ることができます。
【爆笑!まゆげ犬遭遇】

 このお話を聞いて、即座に、治療院の裏に、眉毛があるような猫が来たなぁと、「なめんなよ、永ちゃん猫」を思い出しました。いつか載せよう載せようと思いつつ、なかなかタイミングが合わずに過ぎてしまった写真です。この永ちゃん猫、その後何度もこの界隈で見かけるのですが、最近では赤い首輪をしていたり、水色の首輪をしていたり、誰かがその後外猫として飼っているのかな?といった感じです。

 では、ご紹介します。表参道の永ちゃん猫です。


120322nameneko1.jpg
なんだよ、こっちみんじゃねえよ、ばぁろお~!



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あんだよ、オレの写真撮ろうってのかい?
10年はえぇんだよ、ばぁろおお~。
なめんじゃねぇぞぉお~=^_^=

す、す、すいません、

で、で、でも、

永ちゃん、最高っす!!
 

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春分の日、ランランラン♪

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 本日は春分の日ですね。

 今年はまだ寒い日が続いていますが、暦の上ではすでに春たけなわです。

 街へ出かけて、公園へ出かけて、山へ出かけて。

 春のにほいをたのしんでみてはいかがでしょうか。

 ランランラン

 ルンルンルン

 おでかけ、おでかけ、たのしいな♪


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ゆる絵の原点!?清志郎25周年本に載ったイラスト

 先日ちょっとだけ荷物を整理していたところ、『生卵』という本が出てきました。

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 この『生卵』は、忌野清志郎ロックンロール生活25周年を記念されて出版された、清志郎本。今でこそたとえばスピッツなどが昨年20周年を迎えるなど、20年を超えるキャリアは少なくありませんが、清志郎が25周年を迎えた頃(今から17年前)は、かなり珍しかったのではないでしょうか?ミュージシャンも、ある程度売れてピークを越えて一線を退くと、活動が目立たなくなったり、俳優に転向したり、そして少しするとナツメロのような感じでバンドの再結成したりと、常にミュージシャンを続ける、特にロックンロールを続けることの難しさがこの国にはあるわけです。そんな国にありながら、清志郎はずっとロッケンローラーであり続けた。とにかくバンドマンにこだわり続け、“ロックを続ける”という、日本ロック史上に輝く偉業を達成し続けた。その希有な存在をリスペクトして、この『生卵』が発売されました。

 この『生卵』は、25周年の集大成として、これまでの清志郎のインタビューや、貴重なデビュー当時の写真などが盛りだくさん。装丁も清志郎らしくて、一家に一冊はお持ちいただきたいもの。


 と、まぁ、ここからは“私の清志郎自慢”なのですが(すいません・・・)、なんとこの『生卵』に、私が描いた絵が載っているのです。当時清志郎のファンクラブの会報に、25周年記念本(募集当時は本のタイトルは発表されておらず)のために、会員からイラストを募集するという告知が出ていました。そこで清志郎を描くことに。題材は、すぐにひらめきました。あの『三番目に大事なもの』のシングルレコードのジャケット写真。“あの”というのは、このシングルレコードを、運良く中古レコード屋さんで発見し、購入したばかりだったので、自分としてはこの選択しかありませんでした。

 そこで描いたイラストがこちら。

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 これは筆ペンで描いたイラストで、下書きなしの一発勝負。その割にはうまく描けたかなと思ったりもして、載るかなぁ、載るかなぁとわくわくしながらポストに出しに行きました。

 出した後に、ちょっと色を塗りすぎたかなとか、いろいろとマイナスなことを考えたのですが、いや、でもきっと載るだろうと思い直し、発売日を待ちました。

 
 この『生卵』、ありがたいことに「感謝」と称して、イラスト掲載された人の名前がすべてクレジットされているのです。このページに自分の名前が載っていたのを発見したとき、感動して、興奮して、もう心臓がばくばくしてどうにも落ち着きませんでした。

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 と、最近いろいろと荷物を整理していて、過去の自分に出会うことが多く、それがまた楽しくもあります。



新装版 生卵 忌野清志郎画報新装版 生卵 忌野清志郎画報
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猫の恋の季節

 木曜日の日、窓の外から猫の鳴き声が聞こえてきました。誰かを誘っているような、すこし柔らかめのかわいい声。アイアイと姫ではないことは確かなのですが、その声は誰だろうと窓を開けてみました。するとそこには、佳緒の大きなオス猫がいました。このオス猫、たまに近所で見かける子で、特に春の恋の季節にはどこからともなくやってきてはメス猫に声をかけます。

 今日も女性に声をかけようと、このあたりをぶらぶらしに来たのかもしれません。

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 たしか以前このオス猫は、2年前に治療院の裏にやってきた“みどりちゃん”といい仲だったはずなんだけどなぁ。

 アイアイと姫は、このオス猫には無関心。

 さて、今日はオス猫はどの猫に目を付けたのだろう。

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 物置の屋根の上から塀に移り、じーっと前方を観察するオス猫。



 その視線の先は・・・



 

120317neko2.jpg


 じーーーーー

 じーーーーーーー

 じーーーーーーーーーー

 じーーーーーーーーーーーーーーー


 っと見つめるものの・・・


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 二人は完全無視!!



 残念!!



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わたしの『治療体験記』(4)

 “私の『治療体験記』”と題してお話をしてきましたが、このように自分の身体をある意味実験台にして治療を受けているうちに、私の身体は軽くなり、症状も出なくなりました。この実体験はもう疑う術もなく、そして、それまでモラトリアム学生であった私は、もうこれは勉強するしかないと、気持ちを改めることになりました。今思うと、この『治療体験記』があったおかげで、「治せる鍼灸師になりたい」という気持ちが芽生え、方向も定まることができました。

 私には二人の師匠がいるのですが、こちらは、そのうちの一人の先生が書いてくれたものです。はじめて、後の師匠となる先生の治療院にうかがった後、帰り際に一言走り書きしてくれたのがこのメモでした。いい紙がないなぁと言いながら、そこら辺に落ちていた紙に、さらさらっとしたためてくれたのですが、その全く飾らないところが、師匠の人柄を物語っています。

120315komatu.jpg
 
 以上のように、私は、私自身が鍼灸治療によって救われました。そしたら、もう鍼灸に恩返しをするしかありません。そして、鍼灸の良さを、一人でも多くの方に知っていただき、自分が救われたように、私も鍼灸治療で皆様のお役に立ちたい。

 「何ができるのか?」と自分に問うてみると、その答えは勉強するしかありません。でも、その勉強は堅苦しいものではなく、楽しみながらの勉強とでも言いましょうか。

 あるとき師匠が、勉強会の終盤でお話をしていました。

「どうかみなさん、鍼を好きになってください。好きになると、鍼がうまくなります。

 もっともっと、鍼を好きになりましょう。」


(とりあえず長くなるので、ひとまず 完 )

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わたしの『治療体験記』(3)

 私は自分の身体を治そうと、様々な鍼灸の先生を訪ねました。結果としてそれが自分の進みたい道を示してくれて、そして臨床家としての手の感触など、臨床についての進歩をもたらしてくれました。鍼灸学校を出る前に、こうして多くの先生に出会えたことは、とても貴重な経験だったと思います。

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 こちらは、現在伝統鍼灸学会の会長を務めている首藤先生のところへ行った時の写真です。経絡治療学会で講師をされている知り合いの先生に頼み込んで、首藤先生の元で三日間ほど研修をさせていただきました。首藤先生は、「超旋刺(ちょうせんし)」と呼ばれる手技をなさっており、その手技と治療方法を間近に見せていただきました。とにかく手際が良く、たくさんの患者さんを安定した姿勢で治療をしていたのが印象的でした。
 全くの余談ですが、首藤先生は大分県の先生で、私はブルートレイン富士に乗って大分まで行きました。その寝台車の旅も、いい思い出です。
 ちなみにこの写真は鍼灸学校2年目の時ですので、わたくしめ28,9歳!なんと20代!!
 花田学園の実技で使用していた白衣を着用しているのですが、胸の黄色いネームプレートが学校のもので、なつかしい。


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 こちらは、経絡治療の復興者の一人である故・井上恵理先生の“散ずる鍼”に、今も恋をし続けている南谷先生。南谷先生は、井上恵理先生の弟子をしていた方で、その当時のお話しもとても参考になりました。私の師匠も井上恵理先生の流れを汲む方なので、私は孫弟子と言いますか、そんな親近感を感じさせていただきました。南谷先生には、毎年の年賀状で大いに励まされています。

 
 今にして思えば、私が幸運だったのは、昭和鍼灸の礎を築いた先生方が、まだぎりぎりご存命であったことでした。戦後、日本の鍼灸は壊滅的な打撃を受けましたが、日本の復興とともに、鍼灸治療も復興しようというグループがあったおかげで、今日の日本の鍼灸も存在すると言っても過言ではありません。そういった先生の治療を受ける機会を持ち、その頃の息吹を感じている先生に出会えたことは、身体を通した伝達だったのではないかと思います。

 以上のように、わたしの「治療体験記」には、なつかしい写真も多々入っており、当時は自分なりに一生懸命だったんだなぁと思ったりも。

(あとちょっとつづく)

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わたしの『治療体験記』(2)

 私は、「治療体験記」という、自分で作った二冊のファイルを持っています(下の一つは背表紙をつけていませんが(^_^;))。

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 昨日のブログでお話ししましたように、私は自分の身体を鍼灸で治そうと、まずは勉強会の責任者クラスの治療を受けに行こうと決めました。それは、各勉強会がどんな治療をするのかを直接知りたかったし、中でも、自分の身体に効果があったものを学びたいと思ったからでした。予約の段階で正直に鍼灸学校の生徒であるということを告げると、実際の治療のときに、いろいろと丁寧に説明してくれる先生もいれば、治療を断られた先生もいたり、実に様々でした。そんなことを含めて、自分が治療を受けた体験をまとめたのが、この写真の二冊です。

 中身を開くとこんな感じです。

120314taikenki2.jpg

 一番上の表の中には、鍼灸院の名前や住所などの基本データ。そしてその後は治療の特徴や治療の感想、そしてそのときに教えてもらった豆知識などを載せていました。今読むとその内容は噴飯ものも多く、5点満点で3点とか点数を付けたりエラソーであったりもして、微笑ましくもあります。しかし自分も体調が苦しい中でも、いい治療を探そう、治せる鍼灸師になろう、師匠と呼べる人に出会おうと必死であったからこそ、こうして記録していたんだなぁと、ファイルを眺めていると、そのときの自分の気持ちも蘇ってきます。

 こうして「治療体験記」なるものを付けていきますと、この先生はこんな治療をしてくれた、あの先生はこんな触り方をした、あそこの先生の脉診は軽かったなぁなど、様々な情報が、自分の体験を通じてフィードバックされていきました。そして効果が実際あったとか、あまり感じなかったとか、そういったことも実感できるようになり、結果としてこれが、鍼灸学校3年間のうちで、一番の臨床的な勉強になったと思います。このような治療体験記をまとめるうちに、私の身体はいつしか調子を取り戻し、胆のう炎も治っていきました。

 そしてその中でも、一番治してくれた先生を師事しようと決めたのです。自分の主観だけではなく、実際に身体が治ったと言う事実が、“この先生に師事しよう!”という気持ちを確かなものにしてくれました。


 私の治療院にも、ときどき鍼灸学校の生徒さんが治療を受けにいらっしゃいます。そこで必ず、このわたしの治療体験記のお話しをして、もっとたくさんの治療を受けにいってみてねとアドバイスをします。こういった治療体験を重ねることが出来るのは、学生時代だから許される面もありますので、ぜひとも自分の糧として治療を受けにいってみて欲しいと思います。

 また、一般の方にとっては、鍼灸院選びというのはとても難しいと思うのですが、それは、鍼灸師の腕の問題だけではなく、自分の好みや、鍼灸師との相性などの問題もありますので、1回の治療だけで鍼灸全てを判断しないで欲しいなという思いもあります。有名といわれる先生でも、精神的な相性が合わなければ効かないことだってあるのが鍼灸の不思議なところで、そういったことも考えて、いくつか回ってみることも悪くないと思います。

(つづく)

わたしの『治療体験記』(1)

 私は鍼灸学校の2年生のときに、体調を崩しました。90分の授業で、カーッとのぼせたかと思うと、その後は急激に身体が冷えるというのを何度も繰り返したり(東洋医学ではこれを寒熱往来と言います)、集中力と記憶力が低下、冬はあまり寒さを感じないほうでしたが、その頃は手先や足先が異常に冷え、お腹もゆるい状態がずっと続きました。そして両脇の張りもありました(これは東洋医学用語で、胸脇苦満といいます)。

 これは何かがおかしいと、病院に行きましたが、訴えた症状から分析して、どうやら胆のう炎だろうと言うことでした。そこでとりあえず病院で薬をいただき、症状は一時治まりました。しかしまた症状が出てくるので病院に相談したところ、「これは治せるものじゃないので、薬で散らしながら過ごすしかないですね。」と言われました。

 この病院での結果にはすごくがっかりしたわけですが、では次に漢方薬を試してみようと思って、何度か飲みました。これもまぁまぁ効いたことは効いたのですが、これも飲み続けないといけないらしいのと、漢方薬は高いので、無理だなぁと思い・・・それならば、せっかく自分が鍼灸の勉強をしているのだから、もっと鍼灸を試そう!と思い立ちました。自分は鍼灸師になろうと思っているのにもかかわらず、その時点ではまだ自分自身が鍼灸を受けた経験がほとんどなかったので、これはいい機会だという思いもありました。本当に鍼灸は効くのだろうか?まずは自分の身体でもって試そうじゃないか、と思ったのです。

 そこでまず、自分の身体を治してくれるような鍼灸はどういうものかを考えました。
 自分の場合、腰痛や肘痛などの運動器疾患ではないので、こういった疾患が得意な鍼灸(スポーツ鍼灸のようなもの)は適応ではないなということで、古典的な鍼灸治療を受けるようにしました。それまでも脉診や腹診を重視する古典的な治療に興味を持ち、勉強会にも参加していましたので、これは必然の流れではありましたが、実感としてそれがいいものか、効くものかよくわかってはいなかったので、実感を得るためにもいい機会になります。そしてさらに、古典的な鍼灸治療は、流派のような勉強会が多数存在していますので、どの勉強会の治療が一番効くのだろうかというのを、自分の身体を以て理解するにもいい機会になります。そんなことを考えながら、まずは業界紙に載っている勉強会や、伝統鍼灸学会の会報を頼りに、勉強会とその代表者をリストアップする作業を始め、その一つ一つを実際に受けてみようという計画を立てました。

(つづく) 


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ゆるのびでいこう~♪

のびるために、ゆるむ。

ゆるむと、のびる。

そしてまた、ゆるむ。
そしてまた、のびる。

ゆるむことは、力を抜くこと。
力を抜くことは、地球の重力に身を任せること。

ゆるゆるの
のびのび。

ゆるのびでいこう♪

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沈黙の行

 昨年の3月11日から一年が経ちました。

 私はこの一年、何をしてきたのだろう。

 私は、何を思って、何を考えて、日々を過ごしてきたのだろう。

 いろいろな言葉が行き交う一年でした。

 私は軽はずみなことは言えないので、あえてこのブログでは震災には触れずに来ました。

 今日は一日、沈黙の行をして過ごしたいと思います。


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「kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界」に触発されて。

 『kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界』では、タイミングが合えば絵付けができるそうです。私は閉館ぎりぎりに行きましたので、観るだけで終わってしまいました・・・。

 残念なので、絵で表現。

 題して、猫のこけしで、「ねこけし」。

120310nekokeshi.jpg

 
 ポップなこけしが多い中、ロックなこけしはないものだろうか。

 サイケデリックなロックこけしを絵付けするとしたら、こんな感じでしょうか。

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 こうやって描いていくと、

 こけしの世界も、まだまだ広がりが出てくる感じがしますね。

 みなさまはどんなこけしを描きますか?


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kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界(2)

 先日お話ししました『kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界』には、こけしだけではなく、こけしに関するものが多数陳列されていました。その中でも俄然目を引いたのがレコードジャケット。こけしが写り込んでいるレコードジャケットを集めたものです。

 まずはこちら、宇多田ヒカルの母親である藤圭子さんのレコードジャケット。

 うーん、どこにこけしがあるのだろう~~。

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 お~~~、浴衣の模様にこけしが!こんな細かいところを拾ってくるとは!さすがポップ!!それにしても、どんな唄なのだろう、気になる!浴衣がこけしである必然性があるのか!!

 そして、次はこちら。
 タイトル『こけしぼっこ』が気になる・・・。

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 唄が雪村いずみ、語り手が宇野重吉。実力派二人が共演するこの『こけしぼっこ』とはなんぞや。そしてレコードジャケットもどこかモダンでポップである。侮りがたし、こけしワールド。

 続きまして、こちらは実力ボーカルグループ、ダークダックス。

 タイトルは、『SING JAPANESE FOLK SONGS』

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 やはり日本と言えばこけし、こけしと言えば日本。日本の民芸品として、こけしは外せない、そんな地味な主張を感じるこけし。こけしはもはや、一地方の特産品という枠ではなく、日本人の郷愁を誘うイコンなのである。このジャケットのデザインも、癖がなくシンプルで秀逸。

 そして最後にご紹介するのが、こちら。
 
 その名も『こけし流し唄』

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 ジャケットの写真にギターが写り込んでいるところをみると、おそらくこの歌手は酒場と酒場を行き来する“流し”という設定なのだろう。しかしなにゆえに“こけし”なのだろう。“流し”と“こけし”に接点が見当たらず、私の頭の中では連想が止まってしまう。しかし“こけし流し”のお供である肝心のこけしの顔が、なんとも貧弱でありすぎるところを観ると、再び私の連想力が羽を広げる。この貧弱な顔のこけしは、ひょっとしたら流しの生き方と重なり、どこかの酒場で自分の心と共鳴をし、店主に譲ってもらった・・・なんてことまで考えてしまう。もし私がこのレコードを中古レコード屋さんで手にしたら、迷わず視聴をするであろう。でも買わないかな(^^;)

 

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kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界

 本日仕事終え、その後に用事を済ませてまだ時間がありました。

 そこで、渋谷のパルコで開催されている「kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界」を観に行ってきました!!

 「伝統こけし」は、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島の東北六県が主な産地。その姿や形によって大きく11系統に分かれると言うことです。そしてこけしを作る職人は「工人(こうじん)」と呼ばれ、時代時代で伝説の工人もいるという奥が深い世界だそうです。

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 温泉などに行くと必ずこけしがお土産屋さんに売っていたりして、誰もが一度は買った覚えがあるのでは!?そしてリビングや玄関に飾ってあるのでは!?

 と、その存在の奥深さはしらねども、一家に一つはあるであろうこけし。そんなこけしの世界をポップに紹介するのが、この「kokeshi pop」

 中には、デザイナーやイラストレーターの方が絵付けをしたものもあり、思った以上に楽しめました。

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『kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界』

□ 2012.3.2~3.12
□ パルコミュージアム(渋谷パルコ・パート1・3階)
□ 10:00~21:00
□ 入場無料
□ 写真自由!
□ 公式HP

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太平の楽しさ  - 『楽訓』 貝原益軒著より

太平の楽しさ    『楽訓』 貝原益軒著より


【本文】
栄啓期(春秋時代の人)が、三楽とは、人と生まれたこと、男子と生まれたこと、長生きしたことだといったのは、まことにその通りである。今の世の人はこの上にもう一つ大いに楽しむべきことがある。これを知って各人が楽しまないといけない。その楽しみとは何か。大君(徳川将軍)の御恵みによって、こういう太平の御代に生まれ、堯・舜の仁にあって、白髪になるまで戦争にあわなかった。これは大きな楽しみではないか。邵康節(しょうこうせつ、北宋の学者)が世に感謝した言葉に「太平の世に生まれ、太平の世に老い、太平の世に死ぬる」といったのは、まことに大きな幸いである。今の世の人はみなそうである。乱世に生まれると、朝夕戦を事とし、あるいは難を逃れて身の置き所もなく、あるいは盗賊に追われて山や海に逃れ、夜は一人歩きができぬばかりか、昼間でも仲間がつれたって行かないと近いところでも往復ができなかったという。老いては身の死なないのを嫌うと言ったのは、昔の人が乱世の苦しみを言ったのである。こういう世に生まれた人の苦しみは、今から思いやるのも悲しい。昔から乱世は多くの治世は少ない。今の人は昔、兵乱の世が長く続いて不幸に悲しんだことを思いやって、我が大君の御恵みと今の世の太平の楽しみとを忘れてはならない。蓼の虫は蓼のからいことを知らない。今の世に生まれて今の世の楽しみを知っている人は少ない。昔のことを思いやって今の世を楽しまないといけない。



 東洋医学では、生命の誕生をとても大切にしています。生命の誕生は、陰陽の出会いであると言います。自分が今生きているのは、父と母の存在なくして成り立ちません。さらに父にも両親がいて、母にも両親がいますが、このようにして命の連繋ががあったからこそ、自分がここにいることができます。そう思うと、自分がこの世に生まれてきたと言うことは、奇跡の連続で、文字通り“有り難い”ことです。

 自分がこの世に存在できるルーツとなるご先祖が生きていた時代、その数々の時代の中には、様々な混乱の世があったであろうと思います。この益軒の話のように、戦が続いた時代もあったでしょうし、そしてそんなときはおちおち街を歩くことだってできなかったかもしれません。そういったことに気を取られて戦々恐々とした中で生活をするよりも、やはり安心した生活が望ましいです。心も体も、とにかく安心できる世の中であることは、人生を楽しむ基礎となります。

 今の日本は、とても苦しい時代です。しかしここで踏ん張らないではご先祖様に申し訳が立ちません。かつてご先祖様が踏ん張ってきたように、私たちも自分の力で大地を踏みしめ、そして一歩一歩歩むことが求められているように思います。そして自分が踏ん張った先には、きっと光り輝く道へとつながって行くに違いありません。苦しい時代だからこそ、感謝して生きていく、それが大切なのだと感じています。

 日本人は、とかく自分の世代だけのことしか考えないように思います。もちろん自分の生活が大切ですし、今の生活を守ることも大事です。しかし中国人(今の中国人は分かりませんが、私が触れる古医書の中国人の姿)は、自分の世代だけではなく、自分に続く世代、子供の世代や孫の世代だけではなく、さらにその先のことまでも視野に入れていますので、とても長期的なスパンで計画を立てます。そう考えると、明日へつなげるために自分がいるんだという気持ちにもなれるようです。そして次の世代に繋がるのであれば、という気持ちで謙譲の気持ちも生まれてくると言うことです。

 10年、20年という短いスパンではなく、この先の日本の未来が明るくなるように、中長期的な視野の取り組みも必要なのではないかと思います。

 人生を楽しむという生き方は、視野を広げれば、自分の生活や自分の世代だけが楽しめればいいと言うことから、他人の尊重、次世代への橋渡しという思いやりに繋がります。この世に生きる楽しみから、エゴを取り去っていくことができたら、これほどの楽しみはないのかもしれません。




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楽しみを知らぬ人  - 『楽訓』 貝原益軒著より

楽しみを知らぬ人   『楽訓』 貝原益軒著より

【本文】
この世にあってこの世の楽しみを知らぬ人がある。富貴の人は、善を行い人を助けて楽しむ道を知らない。清福の人は清福の楽しみを知らない。病気のないときは病気のない楽しみを知らない。ちょうど眠った人が夢を見ていて、それが夢だと知らないようなものである。



 自分がしあわせなときは、自分がしあわせであることに気がつかない。しあわせを失ってみて、はじめて自分がしあわせであったことに気がつく。

 こういうことはよくあることです。私自身も、何度も同じ思いを経験してきました。過ぎ去ってみてはじめて分かるあの頃の自分。こういったことを読むたびに反省し、そのうちまた忘れたりの繰り返し。そうやって繰り返しながらも、少しずつ少しずつ向上してればいいなぁと、いい加減に思うくらいでいいだろう、なんて思うのですがどうでしょうか?

 最後の「ちょうど眠った人が夢を見ていて、それが夢だと知らないようなものである。」というのは、『荘子』の蝶のお話に似ていますね。『荘子』の蝶のお話は、「まどろんでいると蝶が飛んでいた。その蝶をみていると自分が蝶になったような気がしてきた。そのうち、自分が蝶なのか、蝶が自分なのかわからなくなる・・・。」というものです。どちらが夢なのか、どちらが現実なのか。どちらに生きているのか、実はなんだかよく分からなくなる・・・。はて?今ここにいる自分は何をする人なのだろう?


 自分なりの楽しみ、それを見つけ、それを感じる。楽しんでいるときは、自分はしあわせなのだ。ということは、楽しみを見つけようとすることそのものに、生きるしあわせがある。小さなことでもしあわせだと感じる感性を磨きたいものです。






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啓蟄(けいちつ)

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 本日は啓蟄という節季の入りです。啓蟄は、地下で眠っている動物や植物(根っこや種)が長い冬を乗り越えて目を覚ます、そういったうごめく意味があります。この地下の動植物は何によって目を覚ますかというと、雷や雨です。雷には音があり振動があり、大地に鳴り響きます。この雷の響きが目を覚ます合図になるわけです。啓蟄の入りはあいにくの本格的な雨となりましたが、これは啓蟄のスタートにとっては良いことではないでしょうか。関西では「(奈良二月堂の)お水取りまでは油断できない」と言われるそうですが、お水取りももうすぐですので、今年は順調に春がやってくるような感じがします。


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表参道を盛り上げたいが・・・

 本日エチカの美容室に髪の毛を切りに行きました。ここを発見してからずっと行きつけです。しかし残念なことに、今月いっぱいでお店が閉まると言うことでした。渋谷に移転先を探していたそうですが、いい物件が見つからず、まずはこちらを閉めることになったと言うことです。

 髪の毛を切った後に、治療院で使っているオーガニックコットンタオルを買いに行きました。最近何枚か傷んできたので補充です。お店に入り、いつものタオルを探し当てて在庫を確認してもらうと、今日は用意できないと言われました。というのも、このお店も閉じて、今春オープンする渋谷のヒカリエというところに移転すると言うことで、あまり在庫を置いていないと言うことでした。

 うむ。。

 今まで行っていたお店がこうも立て続けになくなるというのはとても残念なことです。。

 最近原宿や表参道を歩いてみると、空きテナントや、お店を閉じるお知らせをする張り紙があるところが目立ちます。以前このエリアは、空き物件を探すのに何年も待つことがざらにあったと言いますが、今はそうでもないのかもしれません。もちろんこの地にお店を出したい方は多いと思うので、街の人気が下がったというわけではないのでしょう。現在の日本の経済状況に比べて、まだまだこのエリアの家賃は高く、お店が定着するまで何年か育てるという資金力のある会社が少なくなってきたというのが背景の一つにあり、入っては閉じ、閉じては入るの繰り返しで、出店はしてみたものの、なかなかそれを継続して安定させるまでが難しくなっているようなのです。“土地本位主義”の限界がここでも露呈しているようです。

 高級ブランドの多い表参道や青山のエリアならまだいいとして、原宿あたりは今後どうなるのでしょうか?原宿は若者向けのブランドが多く、若きクリエーターが夢を追って店を出してきたところです。しかしその夢を追うことすらできなくなりつつあるこの現実。何かが違うように思えてなりません。この街の良さと現実が、少しずつ齟齬を来しているように思えて仕方がありません。

 現在表参道ヒルズが建っているところには、かつて同潤会アパートがありました。建て直し前の表参道の同潤会アパートには、小さなお店がたくさん入っており、若い人で賑わい、活気があり、何より夢がありました。しかし現在そこに建つ表参道ヒルズは、高級なブランドばかりで若きクリエータを育てるという空気はありません。


 表参道で仕事をする者として、この地を盛り上げていきたいという気持ちが私にはあります。
 しかし何ができると言うことでもなく、一つにはいい情報をここから発信していくと言うことを頼りに、日々の臨床をし、日々のブログを書いています。

 ということで、表参道・青山・原宿・外苑前エリアがこれからも魅力的な街であり続けるようにと、自分何理の協力をしていきたいと思っています。

□ Facebookページ 表参道のおもてなし


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『「常識」の非常識』(山本七平著)


「常識」の非常識 (文春文庫)「常識」の非常識 (文春文庫)
(1994/01)
山本 七平

この本の詳細を見る


 古本屋に行ったとき、何気に購入したのがこちらの本。山本七平氏について、私の予備知識はほとんどなく、ただ何となく「賢人」のかほりがする人だなと、前々から興味を抱いていた方でした。迷えるこの日本には、まさに「賢人」と呼ばれる人の智慧が必要だと思うのですが、その智慧を借りたいと思っていたところに本書に巡り会えました。

 本書が出版されたのは、昭和61年(1986)です。まだ平成という元号が現れる前です。たぶんそんな前触れすらもないような、平成前夜の昭和61年。
 昭和61年と言いますと、アメリカはレーガン大統領、フィリピンではマルコス大統領が国外退去、男女雇用機会均等法の施行、そしてチェルノブイリ原発事故の発生・・・。

 本書は、その時代に起きたニュースを基にしながら、山本七平氏が世相を斬り、常識と思われていることを、本当のところはどうなんだろうか?と、氏の豊富な学識で言及していくもの。その時代のニュースを基にしているため、今とは世界情勢も異なっており、そういった意味では過去の本であるとも言えます。そして、山本七平氏自身も本書の中で話しているように、未来を予測することは大変困難であるという前提がありますので、そういった面でも、本書が今読む必要があるものなのか、疑問を感じるかもしれません。

 しかし、本書が扱っている内容は、不思議と古くささを感じさせず、逆に、昭和61年当時と今の日本の空気感は、ひょっとしたらかなり似ていて、同じような問題をすでにその頃から抱えていたんだなぁと言うことに気がつきます。そしてその抱えてきた問題が、再び目の前に現れて、いよいよ解決を求められているのが現在なのかもしれないと、この本の現代的な価値が見いだされるのであります。
 原発についての山本七平氏の見解は、当たりか外れで言えば外れてしまった感がありますが、これは、巨大地震を想定しきることができなかったことに起因するので、それを求めるのは酷かもしれません。しかし、死海の発電技術に関するお話しは、ほんの少しながらも、日本の代替エネルギーへの関心と開発の低さを説いているところがあり、それはそれで今日的な的を得ているとも言えます。
 それ以外については、「賢人」としての役目を十二分に果たしてくれるそういった姿が本書にあります。それぞれコラム形式のそう長くはない文章ですが、その一つ一つの言葉遣いが丁寧で、かつ過不足なく伝えることを伝えている、実にシンプルで、実に明快に問題の根本を読み解いてくれています。

 もし山本七平氏が現在も生きていたら、果たしてどんなことを我々に伝えてくれているのだろうか。賢人の智慧を今こそリアルで借りたいところなのですが、鬼籍に入る著者を蘇らせることはできません。しかし、本書の中には、現在に通じる言葉がそこかしこに見ることができると思います。本書は、現在の日本にも考えるヒントとなる一冊です。

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