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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-17-3アークアトリウム101 TEL. 03-3401-8125

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『ターザン』「肩こり・腰痛特集」に掲載されました。

120129tarzan.jpg

 先週から発売されている雑誌『Tarzan』は、「肩こり・腰痛」特集です。

 この中の1ページ、腰痛に関するツボのお話しを監修させていただきました。今回は経筋を中心にしながら、内蔵の冷えから来るものなどを考慮してツボを選定しました。痛みが発生する身体の動きに合せてツボを選択できるようにしましたので、よろしかったらご覧になってください。よろしくお願いいたします。


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映画『オカンの嫁入り』


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(2011/02/21)
宮崎あおい、大竹しのぶ 他

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 京都の長屋に住む母と娘、そしてその二人をとりまく人々の物語。
 ある夜、母が泥酔して帰ってくる。しかしいつもと様子が違うのは、金髪の若い男性が一緒であったということ。母とこの若い男性、二人の関係は・・・・?この男性の出現によって、母と娘の微妙な距離間は、さらに少しずつ亀裂が入っていく・・・。そして娘は娘で、ある事件を境に心に深い傷を負ったまま、心を閉ざしてしまったかのように日々が通り過ぎていく。母と娘という二人の女性の心の機微が、転がり起き上がりながら描かれていく。


 人が何かを乗り越えようとするとき、最終的には何をきっかけに、何を助けにしていくのだろう。乗り越えることは簡単なことではないが、乗り越えなくてはいけない“時(とき)”は誰にでもやってくる。一人で乗り越えることができる人もいれば、誰かの助けが必要な人もいる。しかし一人で乗り越えることができたと思っていても、よくよく振り返ってみると、実はたくさんの人々の助けの上に自分が成り立っていることに気がつく。そう、どんなときも、私たち人間は、一方的な助けではなく、助け“合い”という形で、お互いにとってお互いを必要としながら生活を営んでいるものなのだ。つまりそれは、助け“愛”と言い換えてもいいかもしれない。
 現在の我々の生活は、一人で生きていないにもかかわらず、一人で生きていると勘違いしがちなところがある。決して一人ではなく、必ず誰もが誰かの助けを借りて生きている。だから感謝し、だから人とのつながりが愛おしく、そしてそれが身近な人であればあるほど、抱きしめたくなるほどありがたい存在にもなってくる。

 みんなが心を通い合わせたとき、きっと世界は何かを乗り越えるのだろう。

 最後のシーンが美しすぎてたまらない。



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ホームページのトップ写真を変更しました。

 公式ホームページのトップにあるスライドの写真を入れ替えました。

 去年撮った表参道の景色を入れてみました。

 さて、どうでしょうか。


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コンテンポラリーダンス『揮発性身体論』 主催/金魚(鈴木ユキオ)のご紹介

120128kingyokouen.jpg


当院へ通われているダンサーの方(赤木はるかさん)が、近々公演に出演します。
主催は金魚と呼ばれる、今一番注目されているコンテンポラリーのカンパニーです。
コンテンポラリーのダンスは難解なものもあるようですが、今回のタイトルも『揮発性身体論』というもの。
物質であるはずの身体が、どうして揮発性なのか?一体何を、どのように表現しようとするのか?興味のあるタイトルです。身体で表現することに興味のある方は是非いらしてみてください。

※この記事は、患者様の許可を得て掲載しております。

【関連情報】
□ 金魚(鈴木ユキオ)


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テーマ:東京
ジャンル:地域情報

母の食事が子の元気

 昨年から私が特に研究しているのが、「命門」「相火」「元気」といったものです。これらは人間の生命の源で、これがあるかないかというのは、病気になりやすいかなりにくいか、健康か健康でないか、といったことに直結していきます。

 そんな記述を古医書の中に追っかけています。

 今年に入り、すぐに新しい古医書を購入しました。しょうしょう高い買物でしたが、命門や元気についての記述、脉診についての解説などが充実していたので、思い切って購入することに。

 この本の記述は、三段論法のように小気味良いテンポで身体の仕組みを解説しており、とても分かりやすいです。最近はこの本にある「元気論」を読み始めたのですが、その内容に、思わず涙が出る思いでした。

 思わず感動してしまった箇所の一つが、下の写真の赤線部です。

120127isousuigen.jpg

 赤線のところを意訳しますと、「人が生を受けた最初の頃は、母の飲食物によって全ての眞を養われている。」となります。つまり、赤ちゃんが成長していくということは、母親が食べたものに依存していると言うことです。

 小児鍼をするときに、お子さんの症状を聞き、お子さんの状態を確認して治療に入りますが、お子さんの状態は、母親の食生活に問題があることも少なくありません。これは当たり前と言えば当たり前なのですが、なかなか実感がないのか、私がアドバイスをしても、「分かってはいるんですが、甘いものを止められないんですよねぇ~」と言われてしまったりします。
 母親が食べたものが、子どもにとっての栄養です。そしてその栄養とは、子どもがこれから大人になっていくための大事な「元気」を作る源です。この時期は、一生使っていく身体の基礎の基礎である「元気」を作るために、とても大切です。この古医書の文章にもありますように、「眞ヲ全ウスル」ためにも、お母様方にも食べ物には気をつけていただきたいところでございます。


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数学の問題を解くように(2)

 数学には公理や定理といったものがあります。例えば三平方の定理(ピタゴラスの定理)というものがありますが、これはすでに正しいことが証明されている普遍的な法則なので、「三平方の定理により」という一文を付けるだけで証明問題に使うことができます。これは公理や定理が、“誰がやっても普遍性をもつ正しいもの”だからこそ使えるツールという意味でもあります。

 東洋医学の五行論、陰陽論というものは、その方法論はとてもおもしろく、なるほどなぁと思うこともたくさんあります。しかし実際にそれらを治療に活かそうとするとなると、「いやぁ、理屈は分かるんだけど治療には使えないよね。」という先生も多いものです。実際に鍼灸学校の教科書を見ても、陰陽論や五行論を学ぶ教科書は、「東洋医学概論」という名称で、つまり“概論”的な扱いに止まっているのです。臨床論のような症状別の治療方法を解説した教科書ももちろんありますが、そこでは東洋医学概論で学んだ知識をを活かすはずですが、ほとんど東洋医学的な記述はないに均しかったりもしますので、さらに東洋医学系の授業は試験対策で終わってしまう、ということも多いように思います。

 しかし私のような古典的な治療をしているものにとって、陰陽論、五行論といったものは、数学の問題で言う定理や公理のようなもので、普遍性をもったものです。この定理や公理をうまく運用して身体を分析し、治療のツボや治療の方法を決めていきます。数学の問題に対処するときに、その前提となる定理や公理を疑ってしまうと、問題を解くことはできないわけで、それ以前に、数学という理論体系が成り立たなくなります。ですので、私は陰陽論、五行論というものを当たり前のものとして、疑いなくフルに活用して鍼灸治療に挑んでいます。

 流派の違いや考え方の違いはどこの世界にもあることですが、殊、鍼灸の世界にはその差が顕著であったりします。私のように、公理や定理として東洋医学の理論を使っている先生もいれば、それを否定して、現代医学的な解釈を優先して公理や定理としている先生もいます。どちらが正しいとか、どちらが間違っているかではなく、患者さんを治すと言う“解”をいかに求めていくかという姿勢の違いに過ぎません。数学の問題で言えば、補助線の引き方のポイントが、各先生で違うと言うことでしょうか。

 東洋医学の古典を紐解くとは、私にとっては数学の定理や公理を発見し、公式を作っていく作業に似ています。そこにはまだ眠っているヒントがたくさんあり、表面だけの理解だけではその真意に辿り着けません。その手前で十分理解していると思ってしまうと、進歩は止まり、せっかく得た知識を活かしきれないばかりか、それは使えないと言って、かえって自分の判断で定理や公理までをも否定してしまうこともあります。こうなると完全に独善的になり、東洋医学の学問体系を無視してしまうことになってしまうことも。そうならないための基準作りのためにも、私は陰陽論、五行論、脉診、腹診といったものを大切にしています。そしてそれで正解(=患者さんの身体が改善する)が出せるのですから、普遍性のあるものだと思います。


 先日ある古医書を読んでいたときに、そのシンプルで理論的な解説と、信実のもつ美しさにはっとさせられて、思わず涙が落ちてきたことがありました。自分の身体が大好きになるくらい、すごくすごく愛おしさを感じ、何だか涙が落ちてきたのです。それは数学の問題を解けたときの爽快感というか、明快さというか、感動というか、そういったものに近いものです。お正月にちょっと奮発して購入した古医書の記述なのですが、奮発した倍以上の贈り物を古人からいただいた、そんな気分でした。
 数学の問題を解くときに、ピタゴラスの定理やメネラウスの定理など、数多くの数学者が導いてくれた定理や公理を使いますが、それは東洋医学の医家が遺してくれたものと重なります。

 久しぶりに、数学の問題集でもやってみようかな・・・と思うのです。



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数学の問題を解くように(1)

 私は時々、鍼灸治療は数学の問題で“解”を求めるのと同じだなぁと思うことがあります。特に図形の問題や証明問題を解くときのようなものに近いと思います。

 私たちが与えられる問題は、「慢性的な腰痛」「偏頭痛」「風邪」などの症状です。患者様が訴えられる“症状”という名の問題を、いかに解いていくか、それが鍼灸師の仕事です。症状の深い浅いや、患者様に体力があるかないかなどにもよりますが、常に結果(症状の改善、症状の治癒)が出るようにする、つまり“解”を求めて患者様の身体を診ていき、鍼をしていきます。

 鍼灸には流派のようなものがあり、古いやり方を踏襲する先生もいれば、現代医学的な鍼をする先生、自分独自の先生などいろいろです。しかし手法はそれぞれ違っていても、“与えられた問題を解く”と言うことには変わりはありません。
 同じ解(=病を治す、身体を良い方向へ改善する)を求めるのに手法が違うというのは、解を導く方法が何種類もあるということですが、これも数学の問題に近いかもしれません。図形の問題を解くときには、補助線の引き方がポイントになることが多いですが、この補助線の引き方が、手法の違いと言ってもいいかもしれません。私にとっての補助線は、陰陽論であったり、五行論であったり、そして脉診や腹診といった古典的な手法です。これはとってもありがたい補助線で、患者さんが訴えている症状を分析したり、治療法やツボを導くためにとても役に立ちます。

 しかし先生の中には、この陰陽論や五行論といった古典的なものを嫌う方もいらっしゃいます。こういった先生にとっては、現代医学的な補助線を入れることの方が、“解”を見つけやすいと言うことなのだと思います。古典的な補助線を好む先生と、現代的な補助線を好む先生とでは、昔から喧々諤々、時には論争のようなけんか腰のような議論もあったようです。しかし解を求めると言うことは同じですし、いくら流派にこだわっても、結果がともなわなければそれはイデオロギーでしかありません。やはりその根底には、解を求める“手法”へのこだわりではなく、この問題をどう解くかという“解”へのこだわりがないといけないのではないかと私は思います。
 


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陽のあたる場所は~♪

 昨夜降り続いた雪は、久しぶりに東京を白くしてくれました。

 今朝は道路も凍結しつるつる。みなさん、お怪我はありませんでしたか?

 とっても寒い朝。

 降り積もる雪の中、姫とアイアイがきました。

120124hime.jpg

120124aiai.jpg

 
 昨日の夜は、雪が降る中やってきましたが、初めての大雪にかなり戸惑った様子で、塀から下に降りるときは着地に失敗してつるんといったり。


 今朝もしょうしょう戸惑いながらやってきたのですが、いつもより寒いからか、何だか今日はじーっとしていました。


 
 しかしご飯を食べた後は、視線がそわそわしっぱなし・・・。


 どうしたのだろう・・・
 

 うーーーーん


 その視線の先には・・・・

120124yokota.jpg

 横田さん!!がぬう~んっといるではないか!

 
 そっかぁ、温かい日向を取られてしまったんだね。

 横田さんも今日は寒いんだね。十分太陽の光を浴びたらどこかへ行くと思うから、もう少し待っていようね、姫&アイアイ。

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泣けてきた。。

 古医書というのは実に趣が深い。

 そしてシンプル。

 的を得ている。

 何だか今日読んだ箇所は、思わず涙が出るほど神々しかった。


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書を読むには  『楽訓』 貝原益軒著より

書を読むには   『楽訓』 貝原益軒著より

【本文】
 書を読むには時を惜しまないといけない。しかし、昼間は用が多くてはかがゆかぬ。夜は静かで、昔を考える楽しみが多い。このときを失っていたずらに寝て過ごすのは惜しいことである。



 貝原益軒の時代は電気がないので、夜は長かったです。おそらく夜ご飯も今よりは早く済ませて、そしてごろごろ時間を過ごして寝ていたと思います。ですので、たぶん「寝て過ごすのは惜しい」と言っても、ちゃんと睡眠時間は取っていたと思います。ですので、今の世の中に重ね合わせて、睡眠時間を削るようなことはないようにしていただきたいところですm(__)m

 益軒は、ほんとうに学問を愛していたんでしょうね。





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六つの助け  『楽訓』 貝原益軒著より

六つの助け    『楽訓』 貝原益軒著より

【本文】
 書を読み字をうつすのに、明るい窓、清潔な机、筆硯、紙、墨の室のいいのを得て使えるのも人生の一つの幸いである。この楽しみを得るものは少ないと蘇子美(そしび、蘇舜欽(そしゅんきん)、宋の詩人)がいったのも、書生には貧しい人が多いから、そういったのだろう。また貧しい人には灯がない。昔は雪で照らし、蛍を集め、壁に穴をあけて書を読んだ人さえあるのに、今この六つの助けを得、また灯火にやや親しめる人は、幸いだと思って努めて書を読まないといけない。ある人のいったことに、聖賢の書を一人の師とし、筆・硯・紙・墨と机とを五人の友とし、あけくれこれに交わるのは益があって楽しいと。また、灯火が暗いところを照らし、日光についで明るく本が読めるのはよい賜物である。



 貝原益軒が生きた時代は、もちろんまだ電気はありません。夜は今よりも長く、そしてまだ暗闇の暗さは今よりもはるかに濃かったでしょう。そういった時代にあっても、知識欲、学ぶことへの意欲というものは失せるものではなく、制約が多いからこそ反ってたくましくなったのかもしれません。益軒が机に向かうとき、きっと気持ちも落ち着いて、楽しくて、いい時間を過ごせたなぁとしみじみ実感したのではないでしょうか。

 私はそれほど物にこだわるほうではありませんが、キーボードやボールペンなどはいいものを使いたいと思っています。自分の頭に直結するような感じがしますので、ストレスを感じないようなものが好きです。今ノートを書くときによく使っているのは、パイロットのHI-TEC-Cの0.4ミリ。そしてグリップはゴムがついたもの。このゴムがついているのがあまり店頭に出ておらず、20本単位でないと注文ができないということで、去年まとめて20本購入。私は一本一本使い切ることに快感を味わうので、いきなり20本を手元に置いておくのはどうかなと思ったのですが、また探しに行かなくていいという安心感があると、これがまたスムーズにペンを使うことができるのが不思議です。

 本日のニュースで、iPadで教科書を配布する計画がスタートするとありました。紙の質感がなくなるのは寂しいところですが、インタラクティブで、きれいな写真や動画を観ることができるのであれば、すごい教科書ができるのかなと思って期待しています。そして同時に、電子書籍を作成するソフトを無料でアップルが提供すると発表したそうです。これでますます電子書籍は盛り上がりそうですね。こうなると、ほんとうに書を読む楽しみが増え、そして書を通して自分を広げる可能性が増していくような予感がします。

 益軒が言う六つの助けどころか、現在はたくさんの筆記用具、機器が揃っています。もう少しそのありがたさに気付いて、有効活用をすることも考えないといけないようですね。



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ゆるみの達人

 ゆるみの達人は誰だろう・・・、ふと、それは猫ではないかと思いました。

 猫を見ていると、力が抜ける感じがする。実際に猫を抱いてみると、ふにゃぁっと力が抜けていることが多い。

 寝ている様子はもちろんのこと、座っている様子、塀を登っている様子、猫は力が抜けている。

 私は治療院の裏にやってくる猫を見ながら、実は猫からこの力の抜け加減を教えてもらっているのかもしれません。猫の佇まいはとても自然で、それは身勝手であるかのようです。しかし、自然に逆らわず、寝たいときには寝るし、食べたいときには食べる。遊びたいときはにゃあにゃあとせがんでくる。こういった自然に逆らわないしなやかさがあるから、猫は高いところにも登れるのだなぁ。

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がんばるのは自然への抵抗

 「がんばる」という言葉をついつい使ってしまいます。がんばると言うのは堅いし、力も入りすぎる傾向があるので、本当はあまり使いたくはありません。個人的には、植木等が映画で演じていたように、「さぁいっちょぶぁ~~っといくかぁああ~!」という感じで、明るく楽しみたい。しかしやっぱりどこか力を入れて“がんばらないといけい”という気持ちもあってか、ついつい「がんばろう」と言ってしまいます。
 これがまだ自分に対してだけであればいいのでしょうが、ついつい患者様にも言ってしまったりしまい、いかんいかんと反省をするのです。リラックスをしにいらしている患者様に、励まそうと思ってつい「がんばってくださいね」と声をかけてしまい、かえってプレッシャーをかけてしまったり、力ませてしまったり。

 そもそも「がんばる」とはどういう語源なのでしょうか。

 「がんばる」とは、もともとは「眼張る」だったそうです。眼を凝らしてじーっとみつめる、つまり「見張ること」だったようです。そしていつの頃からか、眼が頑と入れ替わって「頑張る」となったそうです。そしてさらに頑が我とも重なって、「我張る」ということにもなったそうです。いずれにせよ、「がんばる」というのは、何かを守ろうとする“強い抵抗”を意味します。「がんばる」とは、自然な流れに対する我による抵抗なのです。人間がんばったところで、自然にはかないません。自然に抵抗しようと力を入れるよりも、自然の流れにのっかったほうのがはるかに楽で、はるかにうまくいくのでしょう、きっと。

 このような語源ですので、「がんばる」ことによって力が入ってしまうのは当たり前かもしれません。そしてそれは時に力みすぎて、周りとの軋轢を生じて一人だけ浮いてしまったり、気がつくと力任せになっているだけということになるのでしょう。武道の達人などは、その極意を脱力といったりもします。力は入れているけれども、でも過剰な力ではなく、ほどよく抜けたやさしい、しなやかな力。本当に強いのは、力技ではなく、脱力技なのかもしれません。

 私が普段鍼灸の臨床で行っている脉診も、自分が分かってやろうと思うとどうも脉が伝わってきません。患者様の手首に自分の指を添えて、そこから伝わってくるものを自然に受け止める、それが理想なのだろうと思う。とかく自分も、「がんばろう」と思って脉を診てしまいます。「がんばって」治そうと思って脈を診てしまいます。しかし、そのがんばりによって、時に脉が分からなくなることがあります。そういうったときは逆に力を抜いて、深呼吸をしながら自分を忘れるくらいがいいのかもしれません。

 ということで、「がんばる」のではなく、「ゆるゆる」。力を抜く。そういう感じでいきましょう、ぼちぼちと。そして楽しみながら。


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『日本美の再発見』 ブルーノ・タウト著

 今年のはじめの方の記事で、古本屋さんで新書を四冊購入したというお話しを書きました。そのうちの一冊を読了しましたので、ご紹介します。

 ブルーノ・タウトの『日本美の再発見』というものですが、前回の記事では絶版と書いてしまいましたが、後で調べてみたところ、復刻版が出ておりました。それがこちらです。

日本美の再発見 増補改訳版 (岩波新書)日本美の再発見 増補改訳版 (岩波新書)
(1962/02/20)
ブルーノ・タウト

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 まず、この本を読んだ一人の日本人として、かつてこのように日本を愛し、日本の美を愛でてくれた外国の方がいたことに敬意を表したい。そして、その外国人の琴線に触れた日本人、日本の美を紡いでつないで来てくれた先人にとても感謝したいと思います。

 本書は、ブルーノ・タウトというドイツ出身の建築家が著したものです。ブルーノ・タウトは1933年に来日し、日本に数年滞在しながら各地の建築を研究した方で、とりわけ伊勢神宮の外宮、桂離宮に心酔したことで知られています。タウトは、中国の様式などに影響されていない、純粋な日本の美が現れているものを特に賞賛したようですが、伊勢神宮の外宮と桂離宮はその際たるものとして目に映ったのではないでしょうか。

 本書の前半は、ブルーノ・タウトの美への思いや美の基準のようなものを全般的に話し、そして伊勢神宮の外宮について言及していきます。その筆致は外国人らしい視点も多くあり、とても興味深く、また、日本人も忘れてしまっているのではないかということを感じ取っているように思います。
 そして中盤は旅日記です。日本の国内を旅した様子が克明に描かれています。この日記を読みますと、まだまだ日本は前近代的な生活をしていることが多かったようで、古い時代の日本という感じがますが、古さだけではない古き“良き”部分も所々に垣間見ることができます。特に秋田や白川郷での記述は、自分もタイムスリップをして観に行きたくなる、そんな衝動に駆られます。
 後半は桂離宮、修学院について。タウトは桂離宮をあらゆる角度から眺めたのではないでしょうか。そしてどこから眺めても完璧な美、形式や機能性といったものが、美と完全に融合していることに驚き、そして感動をしたのでしょう。桂離宮の制作者といわれる小堀遠州への憧憬が、ひしひしと伝わってきます。


 私は日本人であるにもかかわらず、日本人としてまだまだ知らない日本の美がたくさんあります。こういった本を読んで再発見するというのでは、日本人として恥ずかしいことかもしれません。しかし、こういった外からの目によって開かれるというのは、知らないままでいるよりははるかにいいこと。受け売りにはなりますが、それでもいいものならば買っておくのがいい。本書は、古きよき、だいぶ昔の日本がまだまだ残っていた頃のお話しです。日本にもこんな時代があったんだなぁと、タウトと一緒に旅をするように日記を追うことができます。そして日本の美とは何か?日本人とは何か?日本とは?という問いかけもやってきます。「絆」という言葉が昨年の漢字に選ばれましたが、日本人としての絆とは何か?そんなルーツを紡ぎだすヒントになるかもしれない一冊です。

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超音波加湿器には要注意!

 フェイスブックでこんな記事を教えてもらいました。

□ All About 「超音波式加湿器は買い替えましょう 加湿器病に御用心」

 「超音波加湿器」と言えば、熱がないため安全、安価であるなどの理由から、今でも利用されている加湿方式の一つです。しかしこの記事を読みますと、ウイルスを抑えようとして使っているにもかかわらず、かえってウイルスの繁殖を手助けしているなんてことにも成りかねないということです。内容は読んでいただくとしまして、もしまめに加湿器の手入れができないのであれば、緒音波式以外のものを選んだほうが良さそうですね。

 治療院では気化式のものを使っておりますので安心ですが、アロマを炊くときは超音波式のディフューザーを使っていますので、これは毎回毎回洗う必要があるなと反省しております。

 皆様におかれましても、気をつけてください。


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ノロウイルス、インフルエンザの感染に注意

 先週からの患者様の症状を見ていますと、風邪が流行っています。また、患者様の周りでもインフルエンザやノロウイルスなどにかかっている方が多いと聞いております。

 この季節は、年末年始の暴飲暴食が重なり、休暇明けから急に仕事モードに入る、折からの寒さ、空気の乾燥などが重なりますので、ウイルスにとっては格好の繁殖期となります。

 そこで、日頃からウイルスに負けないような工夫が必要です。

 一つには感染ルートを断つことが大切です。
 手洗いや消毒などはよく行いましょう。例えばノロウイルスなどは、通常の石けんでは殺菌できません。次亜塩素酸系(ハイターなど)でないと殺菌できませんので、そういったものでドアノブや食器類なども洗っておくことをおすすめいたします。特に小さいお子さんがいらっしゃる家庭では、気をつけて欲しいところです。

 次亜塩素酸については偏見や誤解も多いのですが、“仕様に合わせて正しく使うこと”が何事も大切です。十分に薄めた濃度で使用する、他の洗剤と混合しないようにすることを注意して使用してください。


 ちなみに、最近見つけてものでよかったのはこちらの商品です。治療院でも使用しています。


臭ワンダフルどこでも除菌スプレー 400ml臭ワンダフルどこでも除菌スプレー 400ml


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てぃだは太陽

 昨日ご紹介した映画『てぃだかんかん』。

 沖縄に移住した友達に聞くと、「てぃだ」とは太陽という意味だそうです。

 日産の「ティーダ」という車名も、ここからきたと教えてくれました。

 なるほどねぇ。

 ありがとう、“てぃだ”友達よ!


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映画『てぃだかんかん』


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(2010/10/27)
岡村隆史、松雪泰子 他

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 何気にこの映画を手にしました。全くの前触れもなく。寒いので、暑そうな映画がいいなぁと思ったのかもしれないし、沖縄に移住した友達のことでも思い出そうかと思ったのかもしれないし。はたまた同い年でがんばっているタレントを応援しようと思ったのかもしれない。とくに、ほんとうに、何の前触れもなく。

 内容はまっすぐで、純な人のおはなしです。

 それにしても、前に観た『チェキラッチョ』もそうですが、沖縄を舞台にすると、どうしてこう光が明るくて、お話しも温かくなるのだろう。そういうところが、とても救いになります。


 さて、観終わって沖縄に移住しちまった友達にフェイスブックで連絡を入れたさ~。

 そしたらさ、岡村氏の子ども役やった男の子が、友達の友達の息子なんだってさ~。

 おいら、びっくりしたさ~。

 友達は、「いつでも会えるよ。」なんて言ってるさ~。

 沖縄、行くかなぁ。

 友達に聞いたら、「てぃだかんかん」とは、『太陽カンカン照り』ってな感じの意味だってさ~。

 さらに「日産のクルマ『ティーダ』も、同じ意味だそうです。」なんて教えてくれたさ~。


 さ~さ~って、いつの間にか岡村氏のようなしゃべり方になってしまったさ~。

 そういえば、箱根の下の御殿場でも、「さ~」つけるさ~。

 まぁ、いいさ~~。


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ある役者さんの電気代

去年の十二月に、ミストラル・バレエの発表会を見に行きました。その会場で、前回の発表会の『ドン・キホーテ』に出演した役者さんと再会しました。帰りに時間がありましたので、お茶をしました。いろいろな話しに話題が飛んだのですが、その中で節電について、一人の役者さんのお話がすごかったです。

彼は一人暮らしということなのですが、なんと月の電気代が1000円に達しないというのです。だいたい700円代で済むというのです。一人暮らしで冷蔵庫もなく、本当に必要なものだけで暮らしてると言います。おもしろいことに、掃除機にはこだわりがあるということで、安いもの一台と、ものすごい吸引力の高級機の二台を所有しているそうですので、そういったこだわりを求めながら、自分らしく生き、その上でこの電気代ですから、とにかくすごいと思いました。自分もどこまでできるか少しやってみましたが、とてもとてもできませんでした。

巷では、“エコな生活”が言われていますが、この役者さんのように、必要なものだけで十分という感覚こそが大切なのかもしれませんね。




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びっくり顔のノラ猫

 にゃにゃあと聞きなれないノラ猫の鳴き声がする。

 そこで窓を開けてみると、どこかの通りで見かけたことがあるノラ猫が日向ぼっこをしながら毛づくろいをしていました。そしてそれを観るアイアイ。

120111kuriko1.jpg

 アイアイがじーっとそのノラ猫を観る。

 その鋭い視線に気がついたのか、ノラ猫は身体を向き直しました。

120111kuriko2.jpg

 「いかんいかん、見つかっちまったぜ。ああ、こわい。。どうしよう。。」

 猫の目はびっくりした様子。


 そ知らぬ顔でアイアイはその場を立ち去る。というか、アイアイも怖がりなので、ささ~っと逃げていったのだろう。


 そこでノラ猫がぽつんと取り残されたのですが、取り残されてもまだこの顔。

120111kuriko3.jpg

 相当びっくりしたのかな??

 いや、このノラ猫は、これが普通の顔のよう(=^・^=)



 ほんとに猫っていろんな顔がありますねー。

 いやはや楽しい猫観測なのでした。


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テーマ:猫のいる生活
ジャンル:ペット

観てないけど、大河ドラマ

 今年の大河ドラマは『平清盛』。初回は散々な視聴率で逆に話題になっているそうです。私は観ていないので、中身についてはなんともいえないのですが、大河ドラマは、その時代を暗喩しているような題材が多いように思います。

 私は今から8年ほど前に、郷里の箱根を飛び出したのですが、そのときにやっていた大河ドラマは、香取慎吾主演の『新撰組!』でした。私は当時は箱根にいてテレビがありましたので、この『新撰組!』を少し観ましたが、「時代に取り残されていく人々の悲哀」というものを感じながら見ていました。当時は「勝ち組」「負け組」という言葉が流行り、勝ち組と称される人々が脚光を浴び、負け組といわれる人々が自虐的になったり、さらに落ち込んだり・・・という頃でした。私自身はそんなことはくだらないと思いつつも、仕事がうまくいっていなかったので、「自分は負け組だなぁ・・・」とひどく落ち込む毎日でした。そんな中で『新撰組!』を観ていると、時代に取り残されていく人々、新しい時代に付いていけなくなる人々への愛着を感じるとともに、「今は時代が切り替わるときなんだ。頭を切り替えていこう。」と感じながら、閉塞する自分自身と重ね合わせていました。結局それがきっかけというわけでもないのですが、このままでは自分の人生が終わってしまいかねないと、ふるさとを出ることになりました。
 そんな『新撰組!』も、近藤勇の切腹で幕を閉じましたが、そしてその数年後に、今度は福山雅治主演で、時代を切り開いた側の『竜馬』が取り上げられたと言うのも、何ともいえない大河ドラマの時代の暗喩、時代の輪廻を感じました。

 今年は『平清盛』。
 清盛と言えば『平家物語』に代表されるような世界観を想像します。つまりそれは、「諸行無常」。「諸行無常」は、ちょうど『新撰組!』をやっていた頃に、「勝ち組」としてもてはやされていたホリエモンが好きな言葉で、ホリエモンはこれを人生やビジネスのテーマとして生きているそうですが、ここにも時代の空気を感じます(良い悪いは別として)。

 諸行無常とは、「ありとあらゆることは同じではない」、「常に移ろいゆく」という意味です。この言葉を平清盛と重ねると、人生の栄枯盛衰、なかでも「枯」「衰」のところに焦点が行きがちになり、マイナスなイメージをもたれるかと思います。なので視聴率もなかなか稼げないのかもしれません。
 しかし、諸行無常は決してマイナスの言葉ではないと思います。これは、“良い事も悪い事も常に起きることで、それに気を取られて一喜一憂しないように”といった感じではないかと私は理解しています。いいときはいいときなりにいいときを楽しみ、悪いときは悪いときなりに悪いときが過ぎ去るのをじっと待つ。いつも悪いときばかりではない、かならず夜明けはあります、だから何事も囚われすぎないように・・・。そういう意味で捉えると、『平清盛』も意義深く鑑賞できるのではないでしょうか。

 良い事も悪い事も、実は自分や社会が勝手に判断していること。本当は、大きな流れの中で生かされている、そういったたゆたふ大きな流れのなかに、私たちは生きている。


 で、「諸行無常」の移ろいというのは、東洋医学の気の思想とも関係しています。そのあたりをお話ししようと思ったのですが、ちょっと長くなりますので、本日はこの辺で失礼します。また改めて。

 というのも、また、諸行無常なり。


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コラム更新しました。

 源保堂鍼灸院のHP内にある、コラム『東洋医学って何?』を更新しました。

 今回は、前回に引き続き「東洋医学は身体の何を観ているのか?」の第二回目で、副題が「脉診について(1)」です。

 脉診は東洋医学の診断方法の中でも、もっとも大切なものの一つと言われています。当院では脉診を重要視していますが、患者様の中には何を観ているのか興味を持っている方もいるようですので、少しまとめて書こうと思いました。
 今回は、「脉診はどんな感じで診ているのかなぁ」という感じです。よろしければお読みください。よろしくお願いいたします。

□ コラム『東洋医学って何?』  「東洋医学は身体の何を観ているのか?(2) 脉診について【1】」

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成人式の日に出会ったいい光景

今日は買物のため渋谷へ出掛けました。少し出るのが遅くなり、遅れたお昼をラーメン屋さんで取ることになりました。以前患者さんに教えてもらっていたお店なのですが、けっこうな人気店のようで、狭い店内では相席となりました。

普通に座ってても会話が聞こえて来る距離。本当はこういったことをブログに書くのはどうかと思うのですが、ちょっと感動したので書かせていただきます。

前に座った二人は本日成人式を迎えたようでした。

Aくん「おれ、今日誘ってもらわなかったら成人式行ってなかったっすよ。ありがとうございます。」
Bくん「いいって、そんな。」
Aくん「いや、ほんと良かったっすよ。行って。」

という会話が聞こえてきました。

そしてAくんが注文したチャーシュー麺と、Bくんが頼んだもやしワンタン麺がやってきました。

するとAくんは、さりげなくBくんにチャーシューを「どうぞ、これ。」と言って分けていました。

Bくん「いいよ、いいよ、大丈夫だよ~。」
Aくん「いや、いいっすよ、ほんと。どうぞ。」
Bくん「あ、うん。ありがとう。じゃあいただくよ、お、うめーこのチャーシュー!」

その二人の自然なやり取りを見て、私は心の中でとてもさわやかなものを感じました。そして2人の仲の良さ、心の奥で信頼している感じが伝わってきました。

 いいなぁ、こういうの。

 私の成人式は実に暗いものでした。浪人をしていたので、成人式で祝うなんてとんでもないことで、成人式ぐらい出席しなさいと親に言われたとしても、決してそんなことはできない状況でした。今思うと、こういう青春の真っ只中を浪人で暮らしたのはとても残念に思うのですが、こうした会話を聞いて、自分にはなかったけれども、同じように自分も成人を迎えたときがあったなぁとなつかしく思い返すことができました。

 生きていることが、ありがたい。

 ありがとう、成人になったお二人の若者よ。

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土曜日の祝日

 今年のカレンダーを見ますと、土曜日に祝日が重なることが多いようです。

 源保堂鍼灸院は暦通りの営業ですので、このままでは土曜日が休みになってしまいます。

 こうなりますと、休みの日に鍼を受けにいらっしゃる患者様にご迷惑をおかけすることになります。

 そこで、祝日と土曜日が重なるときは、次の週の木曜日を、午後のみ休診にするか、一日休みにして代休にするか、どちらかにしたいと思います。詳細が決まりましたらブログやHP、フェイスブックなどでお知らせしたいと思います。

 どうぞよろしくお願いいたします。


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かわいい猫の看板

 一昨年、去年と、2年連続で同じ親猫が、鍼灸院の裏に仔猫を連れてきました。最初は戸惑いながらの付き合いでしたが、やがて猫たちと打ち解けるようになり、今は猫の写真を撮るのが趣味にまでなってしまいました。

 そして街を歩いていますと、本物の猫だけではなく、猫グッズや猫の絵などに目がいくものです。

 先日歩いていたら、こんな看板を見つけました。

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 こんないたずら好きな猫がいたら、たのしいでしょうね~。


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「食」という字

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「人」に「良い」

合せて「食」。

つまり、人に良いもののみを食事という。

人に良いものを食べる、なんて直球な表現なんだろう。

今日も感謝してご飯を食べようと思いました。

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表参道・青山・原宿の情報をお待ちしております!

 最近フェイスブックの軽快さを楽しんでいます。写真もすぐにアップできますし、「いいね!」ボタンで簡単に交流もできます。そして情報を共有できるシステムがつながっていくのが他にないサービスなのかなと思います。

 そこでいろいろなコミュニティを作ってみたいなぁという気持に駆られるのですが、そんなに時間もないし、すでに出来上がっているコミュニティもありますし、そういったのを利用したほうがいいなぁと思う今日この頃。

 自分の得意分野である鍼灸について、みんなが気軽に質問をして交流ができる『鍼灸質問箱』を作ったのは以前にもこのブログでご紹介したと思います。

 他に何か盛り上げるものはないかなぁと考え・・・思いついたのが「表参道・青山・原宿」の情報を載せていくもの。

 ということで、表参道エリアの情報を共有するフェイスブックページを作りましたので、よろしければご利用ください。まだ投稿してくださる方が少ないので、どしどしご活用ください。よろしくお願いいたします。

【表参道・青山・原宿・外苑前エリアの情報を共有するフェイスブックページ】
□ 表参道のおもてなし

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そして古本も

 先日は東洋医学や東洋思想の資料を探しに出掛けたのですが、その足で神保町へ。

 神保町は・・・

 さすがにやっている本屋さんの方が少なく、何だかなぁという感じでしたが、それでもその数少ない古本屋さんを巡ってみて、これは!と思えるような新書を探してみました。こちらは仕事の資料というよりも、趣味の範囲であります。

 購入した本は、

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『日本美の再発見』 ブルーノ・タウト著
『日本人とすまい』 上田篤著
『有限の生態学』  栗原康著
『人間にとって科学とは何か』 湯川秀樹・梅棹忠夫著

 どれも絶版ですので、貴重だなぁと思うのですが、新書の古本はとても安く、しめて600円。

 新書は最新の知識、最新のトピックを取り上げることが多く、時代とともに内容も古びていくものが多いかもしれません。たとえば名著といわれる時実利彦氏の『脳の話』などは、最新の脳科学の本と比べると内容は古くなってしまうと言うように。
 しかし古い新書の中には、扱っている知識は今は古臭いものだとしても、言葉の重み、文章の厚みといった本そのものの価値は、今よりもはるかに深いものがたくさんあります。上述した時実氏の本は、その意味では名著であり、今でも読む価値が十二分にあります。

 こういった名著に出会えることは、古本巡りの楽しみの一つです。とくに私のように居住スペースの少ない人間にとって、こうした貴重な新書に出会えることはうれしいこと。

 早速、ブルーノ・タウトの『日本美の再発見』から読んでいこうかな・・と。



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劉長林先生の著書!

 お正月早々に東洋医学、鍼灸の資料を探しに出掛けました。今回は、陰陽についてより詳しく知りたいと思い、周易などに関する本を探そうと思って出掛けました。

 いろいろ手にして、これいいかなぁ、あれもいいかなぁ、こっちもなぁ、どうするかなぁ、と自問自答しながら探し回りました。

 そこで1冊、これは分かりやすくていいなぁと思ったのがありました。

 中国の書物(現代の)の著者を見ても、誰が誰だか分かるわけもなく、古医書以外の本の著者はほとんど気にしないのですが、何故かこの本の著者が気になり名前を見ました。

 そこには、

1213ryutyorin2.jpg

 劉長林先生の名前が!!!!!


 おおーーなつかしい、劉長林せんせ~~~~い!!!

 5年前に、所属していた鍼灸の研究会で中国研修に行ったのですが、そのときに我々と帯同してくださり、中国古典の講義をしていただいたのが、劉長林先生。

 ちなみに5年前に撮った劉長林先生とのツーショットはこちら。

ryusensei.jpg

 いやはやすでに5年の歳月が。写真の中の自分も、それなりに若い!(笑)


 お正月に見つけたこの本を手にして、劉長林先生に会いに北京まで行きたくなりました。

 いつか再会できることを楽しみにしていましたが、お正月に本屋さんで再会できたこと、何より嬉しく思いました。

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おっちゃんの大阪焼きでお正月

 毎年お正月の三が日は神社巡りをします。いくとも巡るのは浮気になるからいけないという人もいるようですが、それは願掛けをしに行く人に対してだと思います。私はそれぞれの神様に、去年一年の御礼を伝えに行くだけですので、年始に親戚に挨拶に行くような感じですので、この場合は問題ないと思います

 ということで、毎年赤坂の日枝神社に行きます。こちらのご祭神は大山咋神(おほやまくひのかみ)様ですが、
相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)が祭られておりまして、私はそちらをメインに感謝を告げます。この国常立神は、地球を造った神様だそうです。地球の上に住まわせていただき、地面からできたものを食べさせていただいておりますので、その感謝を伝えないわけにはいきません。

 そしてお参りした後には必ず寄ります、大阪焼き。

1212oosakayaki.jpg

 エレベーターの参道を登りきった所を陣取る大阪焼き。
 ここのおっちゃんの手、なんとも柔らかそうなんです。串で大阪焼きをひっくり返すときに、左手を支え手にするのですが、そのときの手のひらが何とも厚くて柔らかそう。これは鍼灸師にとても向いている手だと思うのですが、それを見るのがとても楽しいのです。



1112osakayaki2.jpg

そして福のある顔をされているのです。

私はこのおっちゃんが作る大阪焼きがとても好きということもあり、毎年お参りに行きます。

おっちゃん、大晦日から夜通し大阪焼きを作っているそうです。

来年も、食べに来よう。

え、神様よりもそっちが目的だって!?

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