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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-17-3アークアトリウム101 TEL. 03-3401-8125

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イルミネーションの準備始まる。

 今年の表参道のイルミネーションはどうなるのかなぁと思っていたところ、先日からイルミネーションの準備が始まっていました。

111101ilumi.jpg

 引き続き節電の冬になりそうで、いろいろと賛否両論が出そうではある今年のイルミネーション。表参道欅通り商店街の皆様も、苦渋の中での選択があったのではないかと想像されます。

 そろそろ冬がやってまいります。

 今年の冬も温かく過ごせますように。


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分かれの道のデジャヴュ

 先週の日曜日は、沖縄へ移住する友達を見送りました。

 友達は小学校1年のときに箱根から東京へ引っ越したのですが、そのときも私は彼を見送る側にいました。今回の見送りが、2度目になります。彼とは保育園から仲が良かったので、この別れが何となく寂しかったのを良く覚えています。ひねくれ者の私は、その感情をどうやって処理していいのかわからず、とっても複雑な心境でした。

 今回はそのときよりもだいぶ大人になっています。今は携帯もありますし、メールもあり、会おうと思えば会うこともできるというのがわかっています。お正月くらいは東京に帰省するだろうと言うのもありますので、前回のような複雑さはありません。むしろ、彼が新しい生活に飛び込んでいく勇気にエールを送りたいと思いますし、お互いがんばっていこうと言う気持ちでいっぱいでした。

 しかし、治療院から彼が車を止めていた駐車場まで歩いていく間に、デジャヴュにおそわれました。そう、あの小学校一年のときの別れの道です。ああ、この感覚、前にも一度味わったことがある、この光景、あの時と一緒だなぁと、心の中で思いながら、友達と話をしながら歩いていました。駐車場から出た車は、表参道の角を曲がって視界から消えていきました。ゆっくりゆっくり進んでいく白い車が消えるまで、この光景を一生焼き付けておこうとずっと見続けていました。

 後日私が友達にこのことをメールにすると、「あ、やっぱり。」という返事がありました。友達も同じ光景を思い出し、そして同じことを考えていたようです。

 そのメールの最後には、「いろんな意味で、オトナになったのでしょうか?じゃないと、マズイ気もします・・・。」とあり、私は思わず吹き出してしまったのです。


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『こざるのいちねん』

 先日患者様から一冊のフォトブックをいただきました。

 『こざるのいちねん』という患者様オリジナルの写真集。

111029kozaruitinen.jpg

 患者様がブログで連載していた『こざるのいちにち』の集大成です。



 残念ながらブログはすでに連載が終了しておりますが(患者様曰く、「一通りのイベントをこなしてしまったから」)、これがなかなかの力作です。

□ こざるのいちにち

 フォトブックの中身はこんな感じです。

111029kozaruitinen2.jpg

 こざると一緒に街を歩き、こざると一緒に写真を撮る。

 素敵なメモリアルですね。

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どうして不条理なのだろう・・・

 東洋医学の五行論などを勉強していると、五臓六腑はとても合目的に巡っているんだなぁと感心することがしばしばあります。この場合の合目的とは、“生命がよりよく生きる”という目的に向かって全体が働きを助け合い、抑制しあうという動きのことを指します。さらにこの働きは常に休むことなく巡り続けるという特長があります。

 しかし心のほうはどうでしょうか。

 いつも揺れ動き、怒ったり、悲しかったり、辛くなったり、そして楽しんだりと、ぐにゃぐにゃしっぱなしです。それをしっかり正そうと孔子の『論語』などが読み継がれてきたと言う面があるのかもしれませんが、そもそも身体と同じように心も合目的に働いてくれたら、こんな苦労はないはずなのに・・・。

 どうして心はこうも揺れ動くのか。

 揺れ動くことを止めることはできるのだろうか。

 最近は“折れない心”のようなものが書物のタイトルにあるようですが、そもそも折れてまたつなげて、つなげては折れの繰り返しによって自分の心を作るのだから、折れてもそれはそれでいいように思う気もするのです。

 しかしそれでも、五行論のように一つの合目的な動きが自然の摂理であるのならば、本来心もきっと安定する方向に向かいたいはず。だとしたら、心が揺れ動く前の段階、それはもっともっと深いところでの土台というのか、そういったところに心が揺れ動く基があるのか・・・。

 などなどと、余計なことを考えながら夜も更けていくのでした。


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友達の置き土産

 友達が沖縄に移住することになりました。この何年間か、ほぼ毎月沖縄にツーリングや釣りなどをしに行っていたので、こうなるのも必然だったのかもしれませんが、思い切ったことをするなぁとその行動にエールを送りたい気持ちでいっぱいです。旅人として行くのと、生活者として住むのとではまた異なるところも多いでしょう。しかし、こういった思い切った行動は、きっと何かを産むのだろうと思います。

 そんな友達が先日治療院に遊びに来てくれました。

 「いやぁ、荷物も整理しないといけないから(友達沖縄での脚用に軽のバンを購入し、自分で引越しをすることにしたのです)、この間はハードオフに行って、今日はブックオフだよ。」

 といいながら出したのがこの車のおもちゃ。

「よかったらこれ、どうぞ。もう使わないんで。」

「ありがとう~。小児鍼を受けに来る男の子もいるから、きっと喜ぶよ~。ありがとう。」

 いただいたのはこんな感じです。

111027kuruma.jpg

 でも、普通のミニカーのようにタイヤがスムーズに動かない。これはミニカーじゃないのかな?と思っていたら、友達がなんとか(名前を忘れました(^_^;))という、コースを走らせる車だと説明をしてくれました。ピストルのトリガーのようなものでスピードを調整してコースを走らせる遊びのようです。けっこうリアルに作られています。

 ということで、友達の置き土産を置いておきますので、どうぞよろしくお願いします。

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東洋医学の生命観 『荘子』 福永光司著(中公新書)より

 新書の老舗、中公新書から出ている『荘子』という本があります。出版されたのは昭和39年。多くの新書がすぐに廃刊になっていく中で、未だに出版を続けているというのがすごいです。そんな『荘子』を読んでみようかとふと手にしてみました。

 読むと・・・。

 これはすごい本です。凝縮されています、東洋思想、そして生きるとは何か?ということが。序盤から付箋だらけです。

 その中に、東洋医学と西洋医学の違いを端的に表現した箇所がありましたので、少々長くなりますが引用させていただきます。


 人間の生命のいとなみは常に一つの有機的な全体であり、そこでは全体を全体としてとらえる叡智が何よりも重要だからである。ゲーテも言うように、緑なのは黄金(こがね)なす生命の木であるが、一切の理論はその緑を灰色に変える。理論は有機的な全体としての生命に抽象の刃を加え、それを殺すことによってはじめて成立する。理論が理論として秩序と法則性を定位するためには、生命は屍として解剖台の上に載せられねばならないのである。しかし、中国人はしばしば理論よりも生命それ自身を好む。生命なき秩序よりも生命ある無秩序を愛する。彼らにとって大切なのは理論そのものではなくて現実であり、法則そのものではなくて生きることであった。荘子の哲学は中国人のこのような思考を最もよく代表するのである。
 荘子は生命を何よりも愛する。彼の哲学は生命あるものを生命あるものとして存在させるための努力であった。彼は生命を傷つけ害うものを何よりも悪む(にくむ)。


 東洋医学は“全体を診る医療”と言います。部分ではなく全体を捉える医療と言います。身体の中にある個々の臓器は、単独で活動しているのではなく、全体がユニットとしてつながっているからこそ活動ができます。全体は個のためでもあり、個は全体のためでもあります。このような有機的なつながりを意識するのは、東洋思想の真骨頂なのかもしれません。そういった土壌があるからこそ、東洋医学という全体を見つめる視点が誕生したのでしょう。

 福永先生のこの文章の中に、「生命なき秩序よりも生命ある無秩序を愛する」とありますが、秩序なんてものはあるようでいてない、秩序そのものが幻想であり、秩序から外れていることの方が当たり前なんだという生命存在が本来的に持っている“ゆらぎ”のようなもの、それが東洋医学的な全体的な医療の根本にあるように私も感じています。

 たとえば鍼灸院にいらっしゃる患者様の中には、体調を崩して、「今までなかった痛みなんですよ。」とおっしゃったりします。患者様の心の中では、「今までにない」ことが起きたことに異常を感じているわけです。しかし、「今までにない」というときの「今まで」とはすでに過去のことであり、「今」と「今まで」では全く身体は違っているのですから、それ相応の変化が出ている、それこそが生命である、という視点に立てば、なんら矛盾はなく、むしろそこに「生きている」ことの実感も沸いてくると言うものだと思うのです。もちろんそれを回復するように手助けをするのが私たち鍼灸師の役目なので、この言葉を聞き流すわけにはいきませんが、私はそこに、人間とは?生きるとは?生命とは?という問いかけを感じずにはいられないのです。


荘子―古代中国の実存主義 (中公新書 (36))




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世界最強! だけど・・!?

 先日スーパーで買物をしていると、あるパッケージに目が留まりました。

 それはケロッグの箱。

 期間限定の特別バージョンらしいのですが、そこには現在世界最強のクラブチームであるバルセロナ。サッカーファンなら思わず手が出るパッケージ。

 しかし、このパッケージはなんだ~~!

111025balce.jpg

 たしかにプレーをしているときの姿はかっこいいのですが、イニエスタの表情がちょっとパッケージ向けではないのでは~~。チャビもちょっとなぁ~~~。

 これを観ても、バルセロナというチームは、個々の選手よりもチームそのものが偉大であることを物語っているように思います。もちろん個々の選手もすごい選手ばかりなのですけどね。

 おこさまよりも、大人に人気が出そうなケロッグのパッケージです。


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シロを思い出しながら

 姫、アイアイ、そしてシロ。

 三姉妹がセットで現れる日々が、当たり前でした。しかしある日突然シロが来なくなりました。

 どうしてシロが来なくなったのか、姫、アイアイは知っている様子。姫は遊び相手がいなくなった寂しさからか、最近は良く啼くようになりました。

 私もうすうす感じています。

 シロはもうここには来ないのだろうと。

 それに気がついたら、ブログの更新などができなくなりました。

 シロが来なくなって2週間に入ろうかとするとき、ふと吹っ切れたようになったのですが、でも、やっぱり写真を観るとダメですね。

111024shiro1.jpg

 シロは、こんなにかわいかったんです。どうしてあの三毛の母親からこんな白い猫が産まれるのだろうと、とっても不思議に思いながら見とれていました。

 シロはすくすくと育ち、3姉妹の中では一番大きな身体になりました。でも、一番ドジで、一番食いしん坊。いち早く仔猫時代を卒業していく感じでした。

111024shiro2.jpg

 シロはもう戻ってこないでしょう。たぶん、きっと。

 しかし、私の心の中では、ずーーーーっと生き続けるでしょう。

 そう思うのです、そう、きっと。

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小さいぞぃ!!

 治療院受付の裏で何やらごそごそ音がする。

 さてはまたプラスティックの空いている鉢で遊んでいるなぁ~。

 と思って窓を開けると、姫が鉢受けに入ってました~。

 しかしこんな感じ・・・

111025hime1.jpg

 ちいさっつ!!

 無理あるよ、姫!!

 おもしろいから許すけど!!

 居心地が良いのか悪いのか分からない表情なのですが、とにかく入りたいんでしょうかね、こういうところに。

 おっとりしている姫なのでした。


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岡本太郎と『荘子』

 『荘子』の一節に、「民ヲ愛スルハ民ヲ害ウコトノ始メナリ。」(『荘子』徐無鬼篇)というのがあります。

 これは『荘子』らしい皮肉っぽい表現なのかもしれませんが、意味としては、「人民を愛しているという意識がある時点で、それは人民を害う始まりである。もし本当に民を愛すると言うならば、意識など登りようがない。」という感じでしょうか。

 岡本太郎は、意識に昇る前のもりもりと盛り上がってくる衝動を絵にしようとした人です。考えて描こうとした時点で、すでにそれは衝動ではなくなっているわけです。岡本太郎は裸で絵を描いていたときもありますが、彼にとっては、それは意識に昇る前の原始意識を出すための当たり前の行為だったように思うのです。意識よりも前、さらに前。さらにその前に戻っていく。その最もプリミティブなところにこそ、生命の根源を見出すことができると直観したのではないでしょうか。

 岡本太郎の描く衝動は、観るものに訴えかけます。それは誰もが持っている心の奥底をえぐるからだと思います。よく使われる真紅の赤などは、情動、生命そのもの。

 その衝動にたどり着くことは、生命にたどり着くことであり、そしてそれは人間とは何か、心とは何かという問いかけでもあります。おそらく『荘子』も、そういった思う前の思いというか、思いよりも前にある巧妙で精緻な心の機微をとらえるべきだと考えたのではないでしょうか。

 生きること、思うこと、食べること、歩くこと、いろいろな我々の行動。その行動を起こしている機微とは何であろうか。

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『荘子』は重い・・・

荘子―古代中国の実存主義 (中公新書 (36))
荘子―古代中国の実存主義 (中公新書 (36))
(1964/03)福永 光司

 中公新書から出ている『荘子―古代中国の実存主義 』を読んでいるのですが、これはとても内容が濃いです。そして重くなるのです。そもそも『荘子』とは、皮肉だとか、悪趣味といわれることもあるそうです。しかしそれは人間の奥底にある欲望や暗い側面をえぐっている部分があるために、読んでいるものもおもわずうなってしまうことがあるからかもしれません。

 しかし、私が『荘子』が好きなのは、そこに嘘がないからです。そこには真実があると思うからです。真実のこの世界を描写しているのだと思います。真実を見ることなしに、理想論を語ることはできません。いいことも、悪いことも、すべてを偏りなく見ていこうとするのが『荘子』なのかなと思います(ざっくりすぎますが)。

 また、『荘子』に一貫して流れるものの見方は、「囚われない視点」。善とか悪とか、悲しみとか喜びとか、これは実は見ている側が勝手に作った基準に囚われているだけにすぎません。その囚われを超えることが、本来の人間性を取り戻す出発点であり、そこから反省や次の理想への一歩が踏み出せるのでは・・・と思ったりします。

 しかしそれにしても、重いというのか、ちょっと憂鬱になるというのか、だからこそそこを乗り越えていくための『荘子』なのでしょうか。

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「鍼灸師」という不思議な免許(2)

 昨日は、鍼灸師という免許を取ってもなかなか仕事にならないというお話しをしました。

 昨日の記事では、鍼灸師になってはみたものの・・・という現実の厳しさをお話ししました。

 しかしこれは鍼灸を取り巻く社会環境や制度のことだけではなく、鍼灸師の心構えにも問題はあります。

 たとえば鍼灸師という資格を取りますと、とても大きくなったような感じがしてしまうことがあるのです。免許を取ってまだ一年目でも、自信を持ってしまうのも鍼灸師の不思議なところ。たとえば脉診という技術がありますが、これはとても奥が深く、一年でマスターができる代物ではないのですが、怖いもの知らずといいますか、世間を知らないといいますか、鍼灸師の免許を持って、勉強会に数年通っただけで、さぞかし自分はすごい腕の持ち主だといわんばかりになってしまうことがあります。その後天狗の鼻を折られるような経験をさせていただきながら成長していくわけですが、免許を取っただけでは何とも頼りないとわかっていつつも、いっぱしのことを言ってしまうのが「鍼灸師」の不思議なところでもあります。



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「鍼灸師」という不思議な免許

 昨日の記事で、某鍼灸院の看板を掲載し、同じ鍼灸師としてちょっと残念だなぁと思った感想を述べさせていただきました。しかしこれはこの看板の治療院の院長が悪いのではなく、こういった看板を出さずにはいられない鍼灸師の厳しい現実があるからなのです。


 現在鍼灸免許を取るためには、専門学校か大学に3年間通いますが、授業料は3年間で約500万円くらいはかかると思います。この授業料のほかに、個人的に購入する東洋医学や西洋医学の本や資料、さらには研究会への参加費用などを含めますと、この額では済まされません。

 これだけの費用かけるのですから、さぞかし鍼灸師は資格を取りさえすればまともに職に付くことができるのだろうと思われるかもしれませんが、さにあらず、鍼灸だけで食べていくことができる人は一握りもいません。私が鍼灸学校に入ったとき(今から14年前くらい)に担任の先生から言われたのは、一クラスに40人いて、鍼灸院を開業できるのはわずか3、4人だよ、ということでした。さらにその中で鍼灸専門でやっていけるのは1人か2人ということ。私の同期を見回しても、鍼灸専門で食べている人はほとんどいません。最近でこそ、病院などでの需要が増えてきましたので、自分で開業しなくても、職域は増えてきましたので、昔のように全くこの仕事から離れてしまうと言うことは少なくなったようなのですが、それでも、資格を取ったからそれで大丈夫と言ったものではないのが現実です。

 鍼灸の勉強をしに学校に入ったものの、卒業して鍼灸師として食べていけないというこの現実。もちろん他の資格でも同じようなことはあると思います。フィナンシャルプランナーの資格を取ってもそれだけで食べていける人は少ないでしょうし、やはり専門家としてやっていくことはどの世界でも難しさや厳しさはともなうと思います。しかしそれでも鍼灸はいちおう鍼灸師になるための専門学校で勉強はしているのに・・・。

 先日ご紹介した看板は、鍼灸専門の私にとってはどうなのよ?と言いたいところではあるのですが、これも鍼灸師の現実であると、思いも新たにするのでした。



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それでいいのか、鍼灸院!?

 都内某所を歩いていたら、こんな看板が目に入りました。

 同業者なので、気になりますね、こういう看板。

111020shinkyuin.jpg


 よく見ていただきたいのですが、治療院名には「○○○○鍼灸院」とあるのですが、

 肝心の「鍼灸治療」は“その他にも各種施術ございます”の各種施術に入っている・・・。

 ここは姿勢矯正・骨盤矯正がメインのようで、鍼灸は各種施術なんだなぁ。。

 私は鍼灸専門です。あん摩指圧マッサージ師の免許を持ち、整体も勉強してきました。しかし、鍼灸の師匠には、鍼灸専門でやらないと鍼灸はうまくならないぞ!と言われてきたので、鍼灸専門でやっています。そこには、私なりの誇りがあります。

 ですので、こういうった看板を見ると気になってしまうのです。

 “鍼灸院”を掲げるなら、鍼灸をメインにしてほしいと思うのです。いや、100歩譲ってメインでなくてもいいのですが、“その他”はないだろう。。

 あまりこういうことをブログに書いたりはしたくないのですが、ここは都内でもいい場所ですので、一般の方が誤解して欲しくないと思いましたので、あえて載せました。他意はありません、あしからず。

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“今”でしょ!

 私はテレビを持っていないで、普段テレビは観ないのですが、サッカー中継だけは別格なので、このときは携帯のワンセグで観ます。そうすると普段観ないCMを観るわけですが、サッカー中継で挟まれるCMといえば、とかく多いのが東進ハイスクール。個性的な先生が何人か出てきて決め台詞をいうというもの。私自身予備校にはよく通いましたので、こういった名物講師の授業を思い出します。

 この東進ハイスクールのCMで、いつも最後に出てくるのが現代文の林先生という方。このCMの最後の最後の決めなのであろうか、最後の締めの座は譲れないようです。



 決して私は東進ハイスクールの回し者ではありません(笑)

 しかし、この先生の言うこと、確かになぁと思うので、いろいろ反論はあるかと思いますが、あえて載せました。


 当院には、たまに鍼灸師の先生が治療を受けにいらっしゃったり、また鍼灸学校の生徒さんがいらっしゃったりします。どんな治療をしているのか、どんな勉強をしているのか、そんなことを聞きたいということで。私も別に秘密主義ではありませんし、師匠から学んだことを基にやっているので、隠す理由もありません。そこで赤裸々にお話しをするのですが、私の治療の肝としては、「古医書を読む」ということにありますので、そこを必ず伝えます。正直、古医書は漢文ですので、読みずらいです。しかしそこを通らずして古典的な治療はできませんので、原文を出して、こんなのを読むといいですよとお話しをします。

 すると大抵の方は、「そんなの読めません。」とか、「いやぁ、私にはとてもできません。」と最初から拒絶反応を示します。そして「もっと簡単なのはないのですか?」と最後に付け加える方が多いです。

 わたしも簡単なものがあればそれを読みたいです。しかしありません。やはりそこは苦労をしないといけません。今さっき、「私も先生のように治療ができる鍼灸師になりたい。」と言っていたのに、「苦労はしたくない」と言うのはどういうことなのだろう。私だけが知っている秘伝や奥義のようなものがあると思っていらしたのだろうか。

 患者さんは待っていてくれません。今日も、明日も、鍼を求めて、治癒を求めてやってきます。治すためにこの仕事を選んでいるのであれば、その求めに応じるのがプロというものです。そのためにできる努力をする、これは当たり前のことです。なのにその努力をしないで治療家になりたいというは、ちょっと虫が良すぎるのではないでしょうか。

 。自分の進む方向性がありますので、私のような古典を勉強する意外にも方法はありますし、どれを選択するかはそれぞれの先生の道です。しかしどの道を選ぶにせよ、やっぱり勉強しないと治療はできません。

 では、いつ勉強するのか?

 それは、「“今”でしょ。」ということなのです。

 鍼を求めている方がいる、だから勉強する。

 そして自分の鍼で身体が治る方がいる、だからまた勉強をしたくなる。

 そういう感じで、鍼を好きになる、そして勉強する。

 汲めども汲めども尽きない泉がそこにある。

 ありがたいことではないだろうか?

 勉強しよう、今日の“今”。

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十条を歩いてみる(3)

 東京という都市は、ほんとうに大きいと思います。自分が普段生活しているエリアだけでも深いものがありますが、ましてや自分がほとんど行かないような駅になると、全くの別世界が広がっている感があります。十条もその期待にそぐわぬ街で、こういった下町が好きな私にとってはどこかなつかしいものがありました。

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 時間があるときに、またぶらぶらしたいと思います。

 東京にもまだまだたくさんの街角があります。

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十条を歩いてみる(2)

 十条に付いたのがちょうどお昼頃でした。朝治療院に寄って洗濯と掃除をしてきたのでお腹がペコペコです。時間もいい頃なので、十条グルメを楽しもうかと駅前の商店街をうろうろしてみました。そこで発見したのがこの「からし焼き とん八」というお店。

 たたずまいがとてもいい。換気扇の出具合がとってもいい。とん八というネーミングセンスもかなりいい。

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 しかしどうなんだろうか、十条初体験の自分が入っても許されるお店なのだろうか?不安がよぎります。

 何気に通行人の振りをして行ったり来たりして中をのぞく。完全に自分の行動の方が怪しいわけですが(笑)

 いろいろ考えても仕方がないので、思い切って入ることにしました。

 席はカウンターのみ。すでに常連さんらしき人々が数人集っており、その奥にもお客さんがいらっしゃって、空いてる席は三つほど。常連さんに失礼のないように、「しつれいしま~す」と語尾を高めに発音し、申し訳なさそうに奥の席に向かう私。

 レバースタミナ焼き、南蛮焼き、そしてからし焼きと、メインのメニューはいたってシンプル。

 もちろん注文したのは「からし焼き」。

 「からし焼きと、ごは・・・」といいかけたところ、おばちゃんはすかさず、「ご飯の注文はできたとき聴くからね、まちがえちゃいけないからさ。」とこぼれんばかりの笑顔。いいなぁ、十条。

 からし焼きはお肉、豆腐、にんにく、とうがらし、ラードなどが入ったこってり系の味。とてもごはんが進む味です。量はとても多いです。男の人でもごはんは普通盛りで十分かなと言う感じです。
 
 お店はおそらく先代(初代?)のご夫婦と、おそらく息子さんであろうかたが切り盛りしている感じです。手際よく次から次へとからし焼きが出来上がっていきます。ときおり料理をしている息子さんが常連さんにちょっかい出したりしながら、そして先代が食器を片付けて台を拭く。そういったあたたかみのあるお店です。

 なんだかまた食べに行きたくなる味です。東十条を訪れるときはぜひ!


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十条を歩いてみる(1)

 最近いろいろと整理をしています。一つにはウェッブを見るブラウザーのブックマーク(お気に入り)。時間があったときにじっくり見ようと思ってお気に入りに入れておいても、結局見ることがないものがいっぱいになりました。それを自分なりにクラウド化しようと思っているのですが、「あ、これってソーシャルブックマークの発想か!」といまさらながら、ソーシャルブックマークなるものの意味が分かったわけです(笑)しかしそれをそのままはてなブックマークを使ってもなぁと思いながら、自分でまとめてみようと思ったりしています。

 いろんなサイトをお気に入りに入れているわけですが、中にあったのが廃墟を扱ったブログ。たしか原宿団地を検索したときに見つけ出したブログだったと思いますが、しばし見ていたら、同潤会アパートのところに目が留まりました。表参道にもかつて同潤会アパートがあり、表参道の顔でもあったので、そんな親近感からその話しを見続けておりました。すると十条のあたりに、木造の同潤会アパートの名残があるというのです。これはおもしろいと、ひさびさにちょっとした遠出をしました。

参考にしたサイトがこちらです。

□ 同潤会アパート-廃墟徒然草

 このブログにも納められていますが、このあたりにある木造のお家がこんな感じです。

111011jyujyou.jpg

 わたしにとってはとても趣があるように見えて、そこかしこにかつての街のにぎやかな記憶がたたずんでいるように思えるのです。最近はどんどん新しい建物に立て変わっているようですが、それでもまだこの一角は時代を同潤会の記憶を刻み続けているようです。


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シロや

 ここ最近、近所のボス的ノラ猫であるもーちゃんに荒らされている治療院の裏。昨年も仔猫が大きくなるにつれてもーちゃんがやってきては喧嘩をし、近所に叫び声がこだまをしていました。去年のことを思い出すと、4匹のうち一番身体が大きいジャイ子が標的になり、一番早くこの治療院裏を巣立っていきました。今年もその例からすると、身体の一番大きいシロが標的になりそうです。

 と、思っていたら、最近シロが全く姿を見せなくなりました。

 シロは身体が大きいですが、どことなく間抜けなところがあり、がつがつしているかと思ったら意外とシャイでもあったり。シロの前に手を差し出すとネコパンチのジャブをするのですが、爪を立てることはなく、おっかなびっくり連続で叩く姿に愛嬌がありました。

 身体が大きいわりには痩せていて、心配。なんとなくぜいぜいいっているような感じがして心配。たぶん飼うのは難しいかもしれないけれど、でも見ていて一番飽きないかもしれないと思ったり。

 しかし最近シロが来なくなりました。
 縄張り争いでいち早く巣立っていったのか?
 いや、最近もーちゃんがやってきながらも単独でご飯をねだりに来ることもしょっちゅうだったので、そんなに簡単によそに行くはずはない。相変わらず姫、アイアイはやってくるのだから、シロだってまだうちによってくるはず。

 しかし、最近シロが来ないのです。

 窓の外に何か着地する音がすると思って窓を開いても、そこにはシロがいない。

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 シロや、シロや、シロや・・・。

 どこへいったんだい、シロ。

 あのときちょっと意地悪したから、それですねちゃってこなくなったのかい?
 それなら謝るから、顔だけでも出して欲しいよ。

 それとももーちゃんに追いかけられたから、どこかに旅立ったのかい?
 それならそうと、挨拶だけでもして欲しいよ。

 それか誰かに拾われて、今は悠々自適の生活をしているのかい?
 それならときどき抜け出して、たまにはご飯を食べにでもきてほしいよ。

 シロや、シロや、シロや・・・。

 もしや、シロ・・・。

 今どこにいるのかな・・・。

 
111010shiro2.jpg

 シロを見かけたら、教えてください。

 お願いします。

 シロを飼っていたら、かわいがってください。

 お願いします。


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幸田露伴『五重塔』を読む

 先日のブログの記事で、幸田露伴の『努力論』の解説書をご紹介しました。その本を読んで、幸田露伴は東洋思想が自然と身についている人だったんだなぁと感慨深かったのですが、おそらく幸田露伴に限らず、この時代の著名人の行動規範には、誰に教えてもらうということでもなく、東洋思想が根底として身についていたのかもしれないと思いました。

 そこでこれを機会に、明治時代を生きた人々から学ぶものはないかと、まずは幸田露伴の『五重塔』を手にとってみました。 


五重塔 (岩波文庫)五重塔 (岩波文庫)
(1994/12/16)
幸田 露伴

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 舞台は東京谷中の感応寺。そこにはかつて関東で一番高いといわれた五重塔がありました。火事で焼けてしまい、現在はその礎石を残すのみ。

 谷中感応寺の住職が、五重塔の建設を試みる。そこで腕利きの大工へ仕事を依頼することになるのですが、大将格の源太、そして意外にも突然名乗りをあげた十兵衛。源太は大将格として誰もが一目置く存在。しかし片や十兵衛はその無骨さから“のっそり”というあだ名が付くほど世間の成功からは一歩も二歩も遅れた存在。
 本書は、この源太と十兵衛のやり取り、心の葛藤などが前半にあり、後半はこの小説の評価を決定付けたとされる有名な嵐の描写。

 正直、私はこの小説の主題が分からなかったのです。幸田露伴がこの二人の物語を通して何を伝えたかったのか、それが今一つつかめなかったのです。ここ数年私は古医書とにらめっこをし、その合間に現代医学の知識を仕入れて行く感じですので、小説を読むポイントがすっかり自分の身体から抜けてしまっているようなのです。

 しかし、そうは言っても名作の誉れ高き『五重塔』。嵐の描写だけで名作といわれるわけではないだろう。何かがあるはずだ。はたしてその主題はどこに?

 当時は小説というものがなかった時代。明治という新しい夜明けとともに、小説という道もまたこれをもって扉が開かれたのです。『五重塔』の各章は、文章がとても長いのです。読点ばかりが並び、ようやく句点が現れた方と思うとその章の終わり。小学校や中学の国語の授業で、句読点のつけ方についてこっぴどく先生から叩き込まれたものですが、それからいきますと、この幸田露伴の文章は驚きです。しかし何故かリズムがあり、源太の言葉の言い回しなどは、まるで寅さんの口上でも聴いているかのようにすらすらすらっと流れるよう。そしてその流れが更なるうねりを作ってせまってくるのです。おそらく、こういったリズムと、そのリズムから来るイメージの拡がりとがとても新しいものだったに違いありません。ひょっとしたら、こういった手法は、映像に慣れ親しんでいるこの時代にこそ、イメージを喚起すると言う意味において、また復活するものなかもと思ったりもしました。

 幸田露伴の『五重塔』。とても薄い本です。しかし文語調です。でも読む価値はあります。明治の賢人に触れる一助として読んでみてはいかがでしょうか。

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浮遊感がいいなぁ~♪

 たまたま見つけた猫動画。

 自動掃除機ルンバを乗りこなしている黒猫、すごい!



お灸のもぐさん!

 源保堂鍼灸院で使っている温灸があります。

 いつもは気がつかなかったのですが、箱にユルキャラが!

 その名も「もぐさん」!!

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 こんな癒しキャラにお灸をされたらリラックス間違いなしでしょうね~♪


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長嶋型?野村型?

 鍼灸師にもいろいろなタイプがいます。どの視点で分けるかによってそのタイプ別も変わりますが、今回は長嶋型か野村型かという分類で見てみたいと思います。

 長嶋型とは、巨人の長嶋茂雄氏のことです。長嶋氏は、堪ピューターと呼ばれるほどに堪が鋭く、いわゆる天才派。感覚派です。
 一方の野村型とは、南海を皮切りにして様々なチームを渡り歩いた野村克也氏。野村氏は、みずから「長嶋はひまわり、自分は月見草」と称すように、どちらかというと長嶋氏が陽としたら、野村氏は陰の存在で、その野球に対する姿勢も対照的です。野村ID野球と呼ばれるように、緻密なデーターを基にしながら考える野球をしていく、知能派です。

 どちらが良い悪いと言うわけではありませんが、どんな世界でも単純なこのような分類はできると思います。そこで鍼灸師にも当てはめてみますと、鍼灸師にも堪や感覚を大切にする長嶋型と、知識やデーターを中心にする野村型があります。前者の長嶋が他の鍼灸師は、カリスマ的な魅力を身につけている人も多いです。後者はどちらかというと地味です。

 私自身は、野村型の鍼灸師だと思います。古医書を読み解いて、その中の記述を基にしながら治療を組み立てていくタイプで、長嶋が他の鍼灸師のように、堪で鍼をすることはできません。そこで、毎日勉強をしていくしかありません。長嶋型のように、天才ではない私は、ひたすらに古医書を追い求めていかなくてはいけません。

 今日も古医書から、大きなヒントをいただけるように、そしてそれを患者様に活かせるようにと願いながら。


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10月のお飾り

 先日、小児鍼を受けにいらしている男の子が、落ち葉を拾ってきてくれました。

 「これ使ってください。」という一言をいただき、思案しました。

 そして、落ち葉を使ってディスプレイしてみました。

111006totoro.jpg

 トトロと合いますねぇ~~~。

 ということで、こんな感じで患者様をお迎えしております。


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all things must pass

 昨日はわたくしめの記事が雑誌『ターザン』に載ったことをお話ししました。こういったことはそうそうあることではなく、自分の専門外でもあり、そして敬愛してやまない忌野清志郎の歌。人生のご褒美と思ってありがたくこの機会を受け取った次第であります。

 いざ自分の記事が載った本が店頭に出ていると思うとどうもドキドキしっぱなしなのですが、そのドキドキ感をそのままに友達、知人にメールを送り、ブログでも紹介するというハイテンション。

 しかし、今朝起きて、ああ、そうだ、浮かれてる場合じゃないと思いました。

 今日も患者さんが鍼を求めていらっしゃるのだから、新たな気持で勉強するのみ。昨日のことは忘れて、今日できることをきっちりとしていこう。すべては移ろい過ぎていくのだから。今日は今日として生きていく。

 治療院の近くにあるアパレル会社の看板に、この文字がありました。

111003allthings.jpg

all things must pass

 すべては過ぎ去っていくもの。

 毎朝天気が悪いってこともないだろう

 ずっと天気が悪いってこともないだろう
 
 すえては彼方へ過ぎ去っていくものさ。


 って、ジョージ・ハリスンが歌ってたなぁ。

 そうそう、今日もいい日になるといいよなぁと気楽に。

 いいこともあれば、わるいこともあって、そこにはもう自分はいなくて、今日の今の自分を大切に。

 ハリスン、はりすん、鍼すん。

 ということで、「 鍼助 」になって今日からまた、いつものように決めて、ぶっ飛ばそうぜ!

 

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再び『Tarzan』に載る

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 再び雑誌『Tarzan』に載せていただきました。前回ツボのお話しを少し監修させていたのがご縁なのですが、しかしそれにしても今回の依頼は全く東洋医学や鍼灸と関係がないのです。電話越しにいただいたお話しに一瞬耳を疑ったと言うのか、私でいいの?他に適任がいるのでは?とひるみました。びびりました。でもとても嬉しいご依頼。

 私は編集者の方に伝えました。

「わたしごときでいいのですか?だって素人ですよ??いえ、もちろん、うれしいです。東洋医学や鍼灸での取材よりも嬉しいことですけど。」

 まじめなはなし、断ろうかと思ったのです。しかし、ここでひるんではいけないと思ったのです。なんといいますか、断ることの裏に、自分の弱さを感じたので。

 そして、ありがたくこのお話しを受けいたした次第。

 その依頼とは、「Exercise Your Heart BOOK MUSIC CINEMA」のコーナーにある音楽のお話し。自分の好きな一曲を挙げて、それについてのエピソードなどを語ると言う内容のもの。

 私は音楽が好きです。しかし、幅広く聴いていると言うよりは、ある一定の範囲のところを深め、そこからじりじりと周囲に興味を広げていくと言う感じなので、どうなのか・・・。いや、でも・・、そりゃあ、ええ・・。うーーん。といった感じなのでした。

はっぴいえんど、真心ブザース、いや、かっこよくボブ・ディランあたり?それともジミヘン?いやいや、基本でビートルズ?

 うーーん、、、、

 でも、やっぱりこれ。

 これしかない!!

 それはRCサクセションであり、忌野清志郎!!

 やっぱり命の恩人だもの、清志郎は、うん。

 しかし曲はどうする??

「君が僕を知っている」か?「ぼくの好きな先生」か??いややっぱり「どろだらけの海」か???やっぱり破廉ケンチのギターのことについても語るべきか???

 と、何だかそわそわしっぱなし。

 
 そして、選びました。

 清志郎生前最後のフルアルバム『夢助』より、「激しい雨」。

 時代を切り抜くにはこの曲しかない。そして、「何度でも夢を見せてやる!」という力強いメッセージ。

 うん、決まった。

 「激しい雨」だ!!!

 ということで、心臓がドキドキして止まらないほど興奮した今回の取材を受けたのでした。


 そして記事はこんな感じになりました。

20111002tarzan2.jpg

 まったくもってほんとにどうして私なのか・・・。

 人生のご褒美だと思ってありがたく受け止めました。

 ほんとうにありがたいです。

 
 清志郎、ありがとう~~~~~~~(涙)

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9月の末になると  - 『楽訓』 貝原益軒著より

九月の末になると   『楽訓』 貝原益軒著より

【本文】
 九月の末になると、秋の花はみなおとろえ、虫の音も鳴き枯れて、紅葉がようやく色づいてくるので、秋の暮れゆく思いもまた深い。秋はもう今日ばかりだと眺めるのも、いたく名残惜しい。春の終りに比べると、草も木もようやく枯れはてて、これからどんな景色になろうかと思いやられてさびしい。



 「九月の末」とありますが、ここは旧暦ですのでもう少し後になります。秋の深まりは紅葉の色づきようでわかりますが、それを過ぎると景色はどんどん冬に向かっていきます。表参道の並木道も季節の移ろいを感じさせてくれます。季節は巡り、一年も巡り、今年もはや残り3ヶ月。「まったく一年早すぎるなぁ。」と嘆くのもこのころ特有なのでしょうか。




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