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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-17-3アークアトリウム101 TEL. 03-3401-8125

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秋が来ると(4) 『楽訓』 貝原益軒著より

秋が来ると(4) 『楽訓』 貝原益軒著より

【本文】
 なでしこは、春は草だけのように見えているが、夏から咲き始めて秋の色をあらわしてくる。中国や日本のいろいろの花の咲く9月の頃は、秋の花も過ぎ、紅葉にまだ早いのに、菊は百花におくれて咲き、一人晩節をたもって、霜にほこるように節操の色をあらわし、すべての花と時が違うばかりか、色・形・香ともことにすぐれてあでやかであるから、たとえこの時期に花が多くても、とりわけ愛されるに違いない。それが秋の末に菊だけが盛りなのだから、時節に合って大いによろしい。元稹(げんしん/唐の詩人)が菊を詠じて「これ花の中に偏に菊を愛するにあらず、この花開き尽くしてさらに花無し」といったのは、菊を愛する心がまだ足りない。この花は『万葉集』に載っていなくて、『古今集』には歌われているから、奈良の時代までまだ中国からはいって来なかったのである。いまさら昔を思い出しても、不満で、残念である。屈原(くつげん/戦国時代、楚の詩人)が『離騒(りそう)』で梅のことを書き忘れたのと同じようなものであろう。杜甫が海棠を詠じなかったのは、礼儀にかなっているから、それはそれでいい。菊は上品で世俗離れした花のためか、これを好む人は少ない。牡丹は富貴な花なので、近頃の世俗がますます熱心になるのは、もっともなことだ。欧陽子(おようようし/欧陽脩のこと/宋の文学者)が、「人の心はその好むところを以って知るべし」といったのは、まことに当然である。


 昔の人は、それぞれの花の咲く時期を以って季節の移ろいを実感したのだろう。それに引きかえ現代の我々は季節感のない生活を送ってしまっています。私は鍼灸師として、こんなものを食べたらいいですよとか、今の時期はこんなものが旬ですよ、という食べものについてアドバイスをしておりますが、もしこのような仕事に就いていなかったら、私自身も季節の変化を実感することはなかったかもしれません。

 もしこの仕事に就いてなかったら?

 季節の変化をどこで知ることができただろうか?

 益軒や、昔の詩人のように、自然界に咲く花の移ろいによって季節を知り、そしてその花の特徴を詩に愛でたり・・・そんなことができるだろうか。いや、きっと、季節の移り変わりを省みずに日常に負われていたかもしれません。

 自然に咲く花を見てみようかと思います。

 先日、ムクゲという花の名前を知りました。花の名前を知る年頃になったのかなぁ。



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元気かい?

 先日の日曜日、山梨の甲府へ行ってまいりました。そのときのお話しはまた近いうちにするとしまして、本日は、帰りの電車に乗るときにみつけたポスターのご紹介。

 山梨は「甲斐の国」と呼ばれていました。

 「甲斐」という名称がついたものと言えば、例えば山梨原産の甲斐犬。甲斐犬は狩猟の相棒として重用されており、現在Jリーグのヴァンフォーレ甲府のキャラクターにもなっており、また最近では山梨県をアピールするゆるキャラ「武田菱丸」も甲斐犬をモチーフにしております。

110830kaiken.jpg

 ちなみにソフトバンクのCMに出ている白い犬。名前を「カイ君」というそうなので、てっきり甲斐犬なのかと思ったら、北海道犬ということでした。

 で、帰り際に見つけたポスターこちら。ちょっと光に反射して読みずらいのですが・・・

110830genkikai.jpg

 元気甲斐!!

 これはひょっとして、やっぱり、「元気かい?」ですよね?

 うーーん、いいなぁ。愛されて25年。ゆるゆる愛されて25年。いいですねぇ、元気甲斐。ぜひとも現浦和レッズ所属の原田元気選手がヴァンフォーレに移籍なんてことがいつかあったとしたら、そのときはぜひとも「原田元気、「元気甲斐」を食べる!“原田元気かい?」なんて見出しを期待したいなぁとくだらないことを思いつつ、「元気甲斐」を食べることなく私は電車に飛び乗ったのでした。

 ということで、「元気甲斐」→「元気かい」→「Hey!みんな元気かい?」。

Kinkidsの『Hey!みんな元気かい?』

http://youtu.be/b1AxW-vm64k

 さらにちなみに、甲斐バンドの甲斐よしひろは福岡出身で、山梨とは関係はありません。でもせっかくなので甲斐バンドの動画もどうぞ。

http://youtu.be/iA1Txxq7RjM
 甲斐よしひろは左利きで、サウスポーで弾くところがかっこいいんですよね。

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バランスが取れない物体と生命の比較

 バランスを取ろうとする力、自己回復力、自己治癒力。これは“生きている”ものが“生きている”かぎり持ち続けます。逆に言えば、この力が費えたときが生命活動の終りと言い換えることができると思います。


 生きている、生命がある、そういった生きた力が携わっているところには、必ず自己回復力があると思うのです。

 しかし物には自己治癒力がありません。
 例えばパソコンが壊れたら、まずはパソコンに詳しい人に電話してどこが悪いか推測し、そして自分でできる範囲で修正します。それでも直らなければ工場に出して、メーカーの人の手で直してもらいます。
 このように、物体には自己治癒力がないので、元に戻すためには人の手が必要です。
 逆に言えば、自己治癒力がないから、物体なのです。

 生きているということは、自己治癒力があるということ。「回復しよう」という力が備わっているのです。それが生命というもののテーゼであるともいえます。 

 寝ているときも、起きているときも、私たちの身体は“バランスを取ろう”と動いてくれています。自分の意思とは関係なく動いてくれています。身体が悪いときは、良くなろうという力がはたらくからこそ、身体が回復していきます。物体にはそんな力はありません。

 私たちには「よくなろう~」という力があります。

 鍼灸は、その力を利用した治療方法です。身体が回復するきっかけを得られないとき。鍼やお灸でその力を動かしてあげるのです。身体を治そうとする力が回復し、バランスを戻してくれるようになったら、身体は治っていくのです。身体の力、自然の力、そこに備わるバランスへの回帰。

 東洋医学、鍼灸は、バランスを取ろうとする身体本来の力を引き出すのだと、バランスを崩した自分の身体が気づかせてくれました。

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カモフラージュする自動販売機

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 上野を歩いていて見つけた自動販売機です。

 どうですか?

 見事に溶け込んでいますよね。無機質な自動販売機も、こうすると溶け込みますね。


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バランスを取ろうとする力

 昨日はバランスを取ることの大切さをお伝えしました。

 しかし、バランスを取るにはどうしたらいいのか?

 自然に任せるままにしておけばいいのだろうか?

 という疑問が出てくると思います。

 バランスを整えるためには、そのための“力”が必要です。

 その力こそが、自己回復力、自己治癒力です。

 人間を含めた動物や、植物、そしてそれを全部含めた自然や地球には、“バランスを取ろう~”という力が自ずから備わっています。

 このことは、よくよく考えたら不思議なことです。

 たとえばグラスが割れるとします。割れたグラスは元に戻りません。しかしもしグラスに自己治癒力があれば、グラスは勝手に元に戻ります。

 「そんなの当たり前だ、だって物なんだもん。」と思うと思います。

 しかし、それで終わらなかったのが古代の中国人の偉大なところです。

 放っておいても勝手に元に戻ろうとする力を備えたものと、壊れたらそのまま直らないもの。この二つのものの違いを比較したのです。

 そしてそこには“何かの力がはたらいている”と考えました。

 目には見えないけど、何かそこにあるから治るのだろうと考えたのです。

 そしてその力のことを、“気”と呼びました。気は目に見えませんが、超能力やおばけのようなものではありません。目には見えないけど、こうして周りを見てみると、自然に備わっている回復しようとする力がある、その力、つまり気を持ったものが“生きている”ということなのだと、生命の根源にいきついたわけです。
 

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バランスが大切なこと

 先日89歳の患者様とお話しをしておりました。患者様のご主人(既に故人)は、湖沼の生態系を研究する科学者を長年されていたそうです。

 ある湖を主なフィールドとして研究していたそうですが、あるときその湖で水草が大量に発生したそうです。そこでこの水草を何とかしなくてはと、町の人々が草魚(草を食べる中国の魚)を輸入してきたそうです。すると目論見どおりに水草が減って言ったそうで、とても喜んだそうです。しかしそんな喜びもつかの間、なんと今度は水草がなくなってしまって、在来魚が卵を産みつける場所がなくなってしまったそうで、今度は慌てて草魚を湖から出さなくてはいけなくなってしまったということです。当初の目論見は達成できたかに見えたのですが、結局は環境を破壊しかねない状況になってしまったということで、ご主人はそのことを例に挙げながら、いつも「自然というのは絶妙なバランスを取っているもの。そこにちょっとでも手を加えるとおかしくなるものなんだ。」とおっしゃっていたそうです。

 私はこのお話しを聞いて、ハッとしたのです。

 私は今年の春先からアレルギー反応に身体を傷め、それをとりあえず急場しのぎで抑えようとステロイド内服薬を飲みました。飲み始めた当初はみるみるうちに症状が治まっていったのですが、薬を止めようとするとぶわっと症状がぶり返す・・・の繰り返しをしまして、いっこうに治りませんでした。これはいかんと思いなおして、鍼灸師であるからには鍼で治すべきだった反省。鍼で治るものだと知りながら、自分で鍼をするのは億劫なので、まぁいいかと油断したのがいけなかったと思い、それからは自分で鍼とお灸をして治しました。

 その時に食事も一つ考えました。ステロイド剤は男性ホルモンです。私は男ですが、そこに外から男性ホルモンを加えたわけですから、男性ホルモンがかなり過剰になったわけです。上述の患者様のお話しで喩えれば、私の身体の中は草魚でいっぱいになってしまったわけです。草魚で一時的に身体の症状は治まったわけですが、今度はその草魚によって自分の身体が蝕まれてしまったのです。そこで今度は草魚を駆除してあげなくてはいけません。そこで、増えすぎた男性ホルモンとの調和を図るために、私は毎日お豆腐と納豆を食べることにしました。大豆は女性ホルモンと似た構造ですから、これで調和を取ろうとしたわけです。すると鍼灸の効果と相まってバランスを取り戻したのか、身体はいい方向へ変わっていき、完全に治りました。私は残った未使用の内服薬と塗り薬を見て一体これらは何なんだろうと心の中でつぶやきました。こうして医療費はどんどん積み重なり、結局はそれが税金という形で私たちの生活にもしわ寄せが来るという悪循環。これもまたバランスを崩した状態なのかとふと思うわけです。

 この経験から、私はバランスを実感しました。「東洋医学は身体全体のバランスが大切」と言いながら、それを実感として感じたのはこれが初めてかもしれません。しかしこの実感は、これまでの頭だけでの理解をかなり前進させてくれたように思います。生命、自然、心、いろんなことがバランスによって成り立っている。これをもっともっと深く深く追究していこうと思います。

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82歳、現役。

 昨日は午後の診療をお休みさせていただき、鍼灸学校の生徒を連れて、私の大先輩の鍼灸師の方を訪ねました。

 お年は82歳。

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 現役です。

 現役で、患者さんの治療にあたっています。

 そして、今も向上心を忘れていません。

 少々お話しが大げさなところがありますが、先生の臨床こぼれ話は興味のあるお話しばかり。


 「姿勢を正してしっかりやりなさい、そうすればツボもわかってくる。脈がわかるようになると楽しいぞ~。」

 とても勇気をいただいております。

 先生のお年が82歳。私が41歳。ダブルスコアです。

 あと41年経ったら、私もこんな貫禄をもって仕事をしているのでしょうか。82歳になる自分を想像することはできませんが、先生と同じように現役で仕事をしていたいなぁと思いました。

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フレデリック・バック展

 先週はお盆休みをいただきました。その17日に、フレデリック・バック展を観に行ってまいりました。

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 フレデリック・バックを最初に知ったのは、大学の一般教養で履修していた倫理学の授業の中でした。大学で最初に受けた授業がこの倫理学。期待をして入った大学での最初の授業でしたので、とてもワクワクして受けました。アカデミックな勉強をしていくんだなぁというある種背伸びをしている感じとでもいうのか。担当の教授は三嶋輝夫先生という方。最初のオリエンテーションの時期に、ある学生が三嶋先生に、「水曜日に○○先生という方の倫理学がありますが、どういった違いがありますか?」と質問したところ、三嶋先生は「彼は有名で、私は無名です。」と答えまして、私はこの先生なら信頼できると思って履修を決めました。

 と、その話はいいとしまして。

 三嶋輝夫先生の授業では、倫理学の教材としていくつかの映画が紹介されましたが、その一つがフレデリック・バックが製作した『木を植えた男。」でした。なんともいえない、日本のアニメーションにはない幻想的な色使いと動きがはじめての視覚体験でした。そしてどんなときにも諦めずに木を植え続けた羊飼いの姿がいつまでも印象的でした。あの時から20年近くの月日が経ち、再び自分の目の前に現れた「木を植えた男。」。当時の印象と現在の印象がどれだけ変わっているのか、自分でも楽しみでありました。

 展示場に入るなり、すぐに『木を植えた男。』が全編流れます。とても暑い日にやってきて疲れている私の足にとって、全編立って観るのは少し堪えたものの、やはりこの物語を通らないことには先には進めないという学芸員のメッセージでしょうか。

 『木を植えた男。』を見終えて次のコーナーに行きますと、フレデリック・バックが若いときに描いた絵がたくさん展示されていました。師匠の影響でしょうか、光の陰影を利用して詳細に観察しながら描かれるその絵は、特徴を的確に捉えるという意図がはっきりとわかり、グラフ誌の写真のような説明的な絵でありながらも、のちのアニメーション作家としての片鱗をうかがわせる光をうまく捉える芸術性を備えている、そんな印象でした。フレデリック・バックが生まれ育った街の絵のあとは、その後移り住んだカナダの風景が続き、そしてアニメやポスターなどのデザイン系のお仕事も。フレデリック・バックはとても筆の速い画家のようですが、その数と多彩さはまさに天才の域だと思います。

 会期はまだ1ヶ月ありますので、どうぞお時間がありましたら足を運んでみてください。きっと『木を植えた男。』が、心に何かを問いかけてくれると思います。



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秋が来ると(3)  - 『楽訓』 貝原益軒著より

秋が来ると(3) 『楽訓』 貝原益軒著

【本文】
せっかくの夜の月だから、気心の知れた人と一緒に見たいのだが、そういう友人はめったにいないので、西行法師が「ひとりぞ月は見るべかりける」と詠んだのもよくわかる。中国の人も「秋月は俗士と見るべからず」といった。李白は「今人(きんじん)は古時の月を見ず」といったが、昔、世々の人々が眺めたのもこの月であるから、古人の形見となっているのも、昔が思い出されてなつかしい。古今の人の世を去っていくのは、流れの去ってかえられないようなものである。ただ月の光だけが昔も今もかわらないのは、この上なく貴重なことと思う。月が梧桐(あおぎり)の上にいたり、風が楊柳(ヨウリュウ/かわやなぎとしだれやなぎ)のあたりを吹くのは、心を洗い興をもよおして、なんともいえぬ気持よい季節である。四季ともに思い出の多いこの世であるが、とりわけ秋の月は、見られないであろうのちの世の光まで思いやられる。秋も半ばを過ぎると、大空に初雁が連なって鳴きわたるのも、また愛らしい。花は春というが、秋もまた花は多い。ことに野辺に生える秋草の、名も知らぬ花が、たくさん草むらに咲いて、錦をさらすように見えてくると、秋の散るのよりいい。およそ花の中で際立っているのは、春は梅・桜・桃・海棠などであるが、それらが木に咲く花であるのは、陽気は先に空に昇るからであろうか。秋は萩・おみなえし・尾花・葛花・なでしこ・ふじばかま・あさがおの七種のほか、ききょう、りんどうなど草の花が多い。秋はまず陰気が下へくだるためではないだろうか。



 ここに引用した益軒の文章の前半は、“宇宙”を感じさせます。

 私たちが今読むことができる昔の人が書いた詩の中には、たくさんの月が出てきます。その月は、今の月と変わらない。昔の人の目にも、同じ月が目に入っていたに違いない。そして同じように月の美しさに感動をしている。そして今見ている私自身はいつか世を去るも、この月は、次の世代の人の目に写っていく。その移りゆく時間の連環と、変わらぬ月の存在は、時間の永遠性と時間の儚さとが同時並行して複雑に絡み合いながら、人間の記憶を宿したDNAを震えさせていきます。そこに益軒は感動し、「見られないであろうのちの世の光まで思いやられる。」と表現したのでしょう。

 この引用した文章の後では、春の自然の気と秋の自然の気の変化を捉えています。
 益軒が指摘するように、春は気に咲く花が多いのですが、「(春は)陽気が先に空に昇る」という自然界の気の流れをうまく捉えています。そして秋は草の花が多いと言うことで、「(秋は)陰気が下へくだる」と端的に、そして適切に表現しています。これは自然と人間の肉体との関連性を表現したものでもあり、とても趣が深く、『養生訓』を著した益軒ならではの考察ではないかと思います。
 



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ハチワレチャップリン

 猫にもいろいろと毛の色などによって呼び名があるのをご存知ですか?

 一番有名なのは、三毛猫でしょうか?

 その他にサバ、チャトラ、サビチャなどがあります。

 私もつい最近知ったのですが、額のところが髪の毛のように分かれているのをハチワレ(八割れ)というそうで、けっこうこの柄も特異的に現れるようで、ノラ猫好きの間でも人気があります。

 先日外苑前の辺りを歩いていましたら、こんな子を発見しました。

110823chppurin.jpg

 ハチワレ、しかも鼻のところに髭が!!

 ヒゲダンス(←もう知らない人が大半ですか?)ができるような髭が!!

 名づけて、ハチワレチャップリン!!

 治療院の裏に来ている3人と比べると、月齢は丸4ヶ月くらいというところでしょうか。よく辺りを見てみると、水が入ったお皿があり、そこに兄弟らしき他の猫が2人いたりしました。外苑前でもしっかりと生きているんだなぁと思い写真を撮りに近づいたのですが、あまり距離をつめることはできませんでした。

 このタイプの猫は、個性的な顔が多いように思います。

 外苑前と神宮前では、同じ猫でもちょっと違うのかなぁと思いながら一枚撮らせていただきました。


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最近の3人

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 治療院裏にやってくる3匹の姉妹猫も、だいぶ大きくなってきました。

 里親さんが見つかって、里親さんに名前をつけてもらえれば・・・と思っているのですが、なかなか見つかりません。とりあえず名前をつけようか・・・ということで、写真の左からアイアイ(アイアイに似てるから)、真ん中が姫(眠るのが好きなのでねむり姫から。おっとり上品でもあります。)、そして右がシロ(白いから)。

 アイアイは一番馴れており、身体を触らせてくれます。

 姫はその次に馴れてきています。アイアイが触られて気持よくしているのを見て、自分もやってもらってみようかなぁと、びびりながらも少しずつ触らせてくれています。

 シロは、身体が一番大きく、一番食い意地がはっています。馴れているのですが、触らせてくれるところまでは着ていません。ちょっとドジなところが笑えます

 はやく里親さんとしてもらってくれる方が現れないかなぁと心待ちにしております。

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この食材はどうかな・・・と。

 去年あたりからでしょうか、とにかくありとあらゆるものに使われるようになった食材があります。“○○○○入り!”という宣伝文句が付され、店頭に並んでいます。

 私はこの流れに対抗して、いかにこの食材の食べすぎが身体に悪いかを訴えております。それは東洋医学だから奇をてらっていっているのではありません。現代生理学、現代医学から見てもこの食材の食べすぎは身体に悪いのが明らかなのです。

 この流れを作ったであろう方がいます。その方は医師で、本をたくさん出しております。この方が主張しているもう一つの健康食も、これもちょっとどうなんだろうなぁと思うのです。それもまた、東洋医学からの疑問ではなく、現代栄養学、現代医学から思うことなのです。普通に現代栄養学の本を読めば書いてあることなのですが、この医師は読んでいないのでしょう。またこの医師は、著書の中で「東洋医学では・・・」ということを書いているのですが、その記述を読みますと、この医師が東洋医学に対して全くの素人であること、イメージだけで東洋医学を語っているのは見え見え・・・。「東洋医学」と言いますと、何だか“身体に優しい”というイメージがあるようで、そのイメージだけを宣伝に使って中身のないものも多々ありますが、そういったイメージだけの利用のされ方は、甚だ遺憾であります。

 うーーん。

 これも昨日ご紹介した「メディア・バイアス」のなせる技なのか・・・。

 多勢に無勢。

 私がここで言っても一蹴されるだけ。

 しかし最近ではテレビで訂正された情報も流されるようになったとか。


 私の基本は、東洋医学の説明はもちろんのこと(これは東洋医学の専門家として当たり前のことですが)、現代医学的な説明や裏づけもできるだけしていくこと。ただ古いから良いとか、東洋医学で昔から言われているからというだけでは根拠が薄いと思いますので、できるだけ現代医学では何が当てはまるのか、その裏づけを考えるようにしています。

 ここで言う現代医学とは、生理学や解剖学と言った基礎医学のことです。臨床的な西洋医学は、東洋医学の臨床とは身体の見方が異なるため、同じ方向性で見えていないことも多く、あまり説明にはならないことが多いように思います。しかし、基礎医学の分野では、東洋医学の言葉をその用語で説明することもできることが多々あります。例えば東洋医学では漠然と陰陽と言いがちですが、これを自律神経に当てはめれば、交感神経が陽ともいえますし、副交感神経が陰と、より具体的に現代医学(基礎医学)の言葉で言い換えることもできます。では、どうしてこういったことが可能なのか?といいますと、東洋医学も、現代医学も同じ人体を見ているのです。同じ人体を見ているのですから、原理原則である現代医学の部分とは共通点があるわけです。つまりこれは、東洋医学も科学であるということの裏返しなのですが、なかなかこの作業は難しいところがあります。

 昨日の記事でご紹介した『メディア・バイアス』とつながりますが、世の中の健康情報や健康器具の宣伝文句には、「東洋医学」という言葉がイメージだけで使われていることも多いように思います。「東洋医学」という言葉が健康食品や健康器具の宣伝文句についているときは、ちょっと一瞬“根拠はあるのかな?”と問いかけ直してみてください。


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『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』 松永和紀著 (光文社新書)

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
(2007/04/17)
松永 和紀

商品詳細を見る


 ある雑誌の本特集がありました。“今読みたいこの一冊”というような特集だったと思いますが、各文筆家、各専門家、各著名人などが、自分の分野からみてお薦めの本を紹介するというものでしたが、その中でこの『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)』が2人の人に推薦されていたので、本書を手にしてみました。

 「あやしい健康情報とニセ科学」という副題を読み、一瞬躊躇しました。東洋医学、鍼灸も、ときに“あやしい”“ニセ科学”と呼ばれることも無きにしも非ず・・・。ツボ、経絡というものはまだ現在のところ、現代の科学では証明されていません。そして陰陽論、五行論と言ったものになりますと、さらに科学というよりは、“思想”“哲学”という範疇に入れられることが多く、科学である医療の分野ではとうてい受け入れられないというご意見も耳にします。私は臨床家として、常にき効果のある鍼灸術を追究しています。その追究の結果が今のスタイルで、その追究は常に先に進めるべきものだと思い、昨日より今日、今日よりも明日・・というように、日々の臨床での積み重ねを念頭に入れながら研究をしています。 そういった研究と実際の臨床を通して、古典的な鍼灸が「効く」ことを目の前で体験しています。これをはやく科学的に証明される日が来ればいいなぁと思いながら治療しています。
 と、話はずれそうですが、時に“あやしい”、時に“ニセ科学”と言われてしまうことのある東洋医学、鍼灸医学を専門としている者として、こういった世間の目があることもしっかりと理解しておくことが大切で、患者様にインフォームドコンセントをする際にも、そのポイントを把握しておくことは、患者様に対しての誠意だと思いますので、本書の内容はそういう意味で参考になりました。

 世の中にはたくさんのあやしい情報があります。魔法のような効用を謳ったものもあります。そのような魔法がないことを知りつつも、気持が弱っているときは、その怪しい情報にすがりつきたくなり、そして飛びついてしまいます。最近では、飛びついてしまう消費者の方が悪いという言い方もありますが、私はそうは思いません。やはり、困っている人の弱みにつけ込む輩が先ず悪いと思います。本書の著者は、特にメディアの罪を説いています。売れる紙面づくり、視聴率を上げるための番組作り、そして次から次へと消費しては消えていく情報の波によって、正しい情報を届けようという気持もなくなり、内容を検証していく時間もなくなっていく。メディアはその負のスパイラルから抜け出せないでいると著者は言います。

 本書はメディアに誤魔化されないようにしようというのが趣旨かと思います。実際に起きたフジテレビの「あるある大辞典」での納豆ダイエット捏造事件など、同じような具体的なメディアの罪を挙げています。私としては、もう少しその具体的な事例から、メディア・バイアスから抜け出す方法を伝授して欲しかったと思いますが、結局のところ、本書を読むと、“メディアはウソだらけだから疑ってかかろう”“だまされないようにしよう”というのが結論でした。

 深い話は抜きにして、とりあえずメディアはけっこういい加減な情報を流しているんだなぁということを知る一冊かなと思います。情報が溢れるこの時代だからこそ、目を通しておくのは損ではないと思います。

追伸
冒頭にも書きましたように、本書を購入するきっかけはある雑誌の本の特集でした。二人の方が推薦されていたと書きましたが、そのうちの一人は本書の中に出てきました。「ひょっとしたらこの人は、自分の名前が出ているからこの本を推薦するのかな?」と邪推してしまったのは、本書を通してあまりに“メディア・バイアス”の危険が身についてしまったからなのでしょうか(^^;)

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横井小楠の言葉

 昨日ご紹介した新書に、横井小楠の言葉がありましたので、引用させていただきます。

「己に思うの誠なければ、後世の如く幾千巻の書を読み候ても皆帳面しらべになるものに候」
                                            (横井小楠『沼山対話』より)

 私は古医書から治療方法を導く鍼灸をしています。そのため古医書の資料を多数所有しておりますが、ときどき、古医書のための古医書読みになってしまい、うっかりすると臨床から離れてしまうことがあります。とくに哲学的な内容のところはそうなりがちなのですが、この横井小楠の言葉を読んで、ハッとしました。“帳面調べ”の読み方をしていては、それを治療に活かすことはできないのだと。“己の思う誠”、つまりは患者さんの身体を回復してあげたい、その一心が基礎にないと、多数の資料も無価値になってしまうのでしょう。古医書読みの古医書知らずにならないよう、今一度、臨床のための古医書、臨床のための東洋医学を意識していきたいと思います。

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『江戸の思想史 人物・方法・連環』 田尻祐一郎著 中公新書

江戸の思想史―人物・方法・連環 (中公新書)江戸の思想史―人物・方法・連環 (中公新書)
(2011/02)
田尻 祐一郎

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 先日のブログで、歌川国芳のおもしろい浮世絵をご紹介しました。あの浮世絵を見て、江戸時代っておもしろかったんだろうなぁと思ったわけですが、江戸時代は杉山和一という方が鍼管(鍼を筒に入れてとんとんと叩いて鍼をする道具)を発明したり、近松門左衛門の実弟である岡本一抱が多くの医学ダイジェスト本を出したり、東洋医学にとってもおもしろい時代であったのかなと思います。

 私が所属していた研究会(今年の4月に解散)では、年2回特別講演として、大学教授をお呼びして講演をしていただいておりました。その中のお一人である早稲田大学の土田健次郎先生は、江戸時代の思想家として山鹿素行、中江藤樹を取り上げていたことがりました。正直私はそのお二人の名前を全く知りませんでした。そんため講演の内容も全く理解できず、それ以前にほとんど興味を持てないという始末・・・。しかしその後中江藤樹のことを少し知りますと、日本にもとんでもなくすばらしい思想家がいたんだなぁと思い、より深く知りたいと思うようになりました。

 といいながら・・・月日は経ち、この間本屋に行って中江藤樹の本を探してみました。

 すると冒頭の本が平積みされておりまして、ぱらぱらめくると中江藤樹の肖像がありました。うむ、これはおもしろそうだと購入。中江藤樹よりも、まずは江戸の思想史を概観してみようと思いました。

 たとえば私たちは歴史で、〈本居宣長-「古事記伝」〉という暗記をします。歴史の教科書に載っているくらいですから、本居宣長がすごい人なんだろうなぁということは何となく理解できます。しかしでは、なんでそんなすごい人が「古事記伝」を著すのだろう?ということは理解できません。日本の古い神様のお話しを江戸時代に焼き直して何になるのだろう?というのが正直なところです。しかし残念ながら歴史の授業でそれを答えてくれる先生は皆無でした・・・。日本の歴史教育は、ほぼ暗記科目と化し、その奥に流れる深い人々の生き様は描かれていません。もう少し、自分の生まれた国の歴史を深く学びたいものです。

 と、いうように、江戸時代にはたくさんの傑出した思想家が出現しました。安藤昌益など、海外で再評価された思想家もいます。昨年は某西洋哲学者の超訳なるものがベストセラーになったようですが、冒頭に上げた本書を読みますと、西洋に目を向ける前に、もっともっと再評価されてもいいであろう日本の哲学者や思想家がたくさんいることをうかがい知ることができます。江戸時代は鎖国という世界でもかなり稀有なことを300年続けました。そのための弊害が幕末に一気に噴出したわけですが、一方で日本独特の思想を醸造した時代でもあったと思います。

 江戸時代の奥深さを知るとともに、同じ日本に生き、江戸時代という時代の中で生きることを考えた人々がいます。今一度、江戸時代の思想史を概観してみるのもいいのかなと思います。そしてその中には、きっと超訳の某西洋哲学者に匹敵する人物もたくさんいると思います。そういったガイドにもちょうどいいかなと思います。

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ご予約フォームのご注意

 当院ではホームページからご予約フォームでもご予約の受付をしております。

 しかしこのご予約フォームは自動受付ではありません。それは、初診の方、小児鍼の方などで時間がばらばらになることもあり、自動で受け付けるのが不可能であるからです。また、パソコンからお返事を書かなくてはいけませんので、原則ご予約フォームからのご予約は、前日までの受付となっております。

 そこで、ご予約フォームから受け付けたものは、すべて必ずご予約確認のお返事を送らせていただいております。

 最近、3件立て続けに、ご予約フォームに入力していただいたメールアドレスが間違っているものがあり、お返事を送ろうにも送ることができませんでした。私自身、ご予約フォームに至らぬ点があったのかと思い、数日間きがきでありませんでした。

 今後このようなことがないよう、ご予約フォームのところに注意書きを足しておきました。また、ご予約フォームにも少し工夫を凝らそうかと思っております。

 どうぞよろしくお願いいたします。

追伸 
先日ご記入いただいたメールアドレスが不明のために、お返事を送れていない患者様が3名いらっしゃいます。お気づきの方がいらっしゃいましたら、どうぞ直接メールアドレスにでも送ってください。

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かつを、ふぐ、猫好き国芳のおもしろ看板

 歌川国芳はぶるいの猫好きだったといいます。それは国芳の作品の中にたくさんの猫が登場することから自ずと分かることですが、どれだけ好きだったのかという度合いも、絵のなかの猫の表情によって伝わってくるのです。

 まずこちらは“かつを”です。

110816katuwo.jpg

 ここに表現されている猫は、国芳を楽しませてくれた猫たちの表情なのでしょう。なんともたのしく、なんともユーモア。本当に観察眼が優れていたのだろうと感心してしまいます。

 そして次は“ふぐ”

110816fugu.jpg

 こちらもすごくユーモラス。ふぐの顔もおもしろい!

 “ぐ”の濁音の点の下の猫を拡大してみます。

110816fugu2.jpg

 なんともくつろいだ猫の後姿!

 ここに後姿でもってくるか、国芳さん!

 江戸時代って楽しかったんだろうなぁ。

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「節電中」

 震災以来節電に協力ということで、玄関のダウンライトを一つ消し、待合室の電気も半分に落としております。また、治療が終わると施術室のダウンライトをすぐに落としたり、少し外が明るいときはダウンライトを落としたりと工夫をしております。

 震災以来この表参道の周りのお店でも節電は行われており、当初は入口に節電の案内がありました。当院もそうでしたが、ほとんどが文章ばかり。しばらくして少しずつイラスト入りのものがでてきましたが、みな同じようなものばかり。それではおしゃれな街であり、文化を発信する表参道の名が廃るではないか!!ということで、遅ればせながら、「節電中」の案内を作ってみました。

 それがこちらです。


110814saveenergy.jpg

 うーーん、微妙(笑)

 イメージではもっとシンプルに行く予定だったのですが。

 久々にイラストレーターと格闘したのですが、けっこう忘れているんですよね、感覚を。

 またいいのを思いついたら作ろう。

 ということで、いかがでしょうか?



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コラム更新 『鍼灸は東洋医学ですか?』

 鍼灸は古代中国で生まれたといわれております。そしてそれが今から約2000年前に『黄帝内経』として体系化され、多くの医家の臨床経験を積み重ねながら、今日まで伝わってきました。ですので、鍼灸が東洋医学であることは当然の事なのですが、東洋医学と言うと先ずは漢方薬を思い浮かべる方の方が多いようで、本日のタイトルのように、「鍼灸は東洋医学ですか?」と聴かれるように思います。

 ということで、鍼灸は東洋医学であるというお話しをコラムに書きましたので、どうぞお時間がありましたらお読みください。

□ コラム「東洋医学って何?」
「鍼灸は東洋医学ですか?」


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『ターザン』のツボの監修も

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 今週発売された『ターザン』-「夏の疲労リセット術」-の中にある、「疲労回復ツボMAP」の監修もさせていただきました。疲労回復というお話で監修を引き受けたのですが、編集者さんとライターさんとのお話が盛り上がり、夏の疲労に関わる多岐に渡るツボの選択をしました。ポイントとしては暑邪によりダメージを受けやすい「任脉の別絡」の回復なのですが、うまく伝わっているでしょうか。

 夏の疲れ、社内熱中症になっている方には一読願いたい特集となっております!

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映画 『南極料理人』

 毎日暑い日が続いております。台風の後はしばらく涼しく一息を付いたのですが、ふたたび暑い日が。しかもかなり蒸している・・・。

 涼しくなろう。

 涼しくしよう。

 今年は節電。。。

 そこで寒い映像を見ようと思い、『南極料理人』を手に取りました。


南極料理人 [DVD]南極料理人 [DVD]
(2010/02/23)
堺雅人、生瀬勝久 他

この映画の詳細を見る


 堺雅人主演で、きたろう、生瀬勝久が脇を固めるとなると、面白くないわけはないだろうと。

 堺雅人が演じる西村は、海上自衛隊の料理人。先輩の急逝により急遽南極へ派遣されることになった。何もない極寒の地で、他の7人の隊員の料理のお世話をするのが彼の毎日のお仕事。西村は限られた材料を元にして日々の献立を計画していくのですが、料理人としてのプライドなのか、南極だからとか、隊員だからとか、そういった言い訳を一切せずに、自分のこだわりを表現していきます。そんな西村のこだわりをよそに、隊員たちは好き勝手にソースやしょうゆをどぼどぼとかけて自分好みの味に変えてしまったり。その姿を見てなんとも複雑な表情をしながらも、いつか分かってくれるだろうと折れずにまた一食、また一食と工夫を凝らしていきます。

 何もない極寒の中では、退屈になるでしょう。帰りたくもなるでしょう。そして時には喧嘩も起きます。しかし同時に野球をしたり、麻雀をしたり、パーティをしたりというゆるみもあります。そして毎日、そこには食事があります。

 くすくすっと笑える場面がちりばめられ、時に物悲しくもあり。

 かるーく、ゆるーく、そしてときどきしみじみ。

 ありふれた日常ではない南極観測地と言うところで起きる、ありふれた日常のおはなし。

 画面を見ていると涼しさ(ほんとはすごく寒いのでしょうが、ちょうどこの夏の暑さとまざってちょうどよく涼しく感じます。)も伝わってきます。冬に見るとすごい寒くなってしまうと思いますので、その前にご覧になってみてください。

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『Dr.クロワッサン.自分で治す、肩こり・腰痛』 ツボの監修をする

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 先月発売されました、『Dr.クロワッサン.自分で治す、肩こり・腰痛 (マガジンハウスムック Dr.クロワッサン)』のツボの監修をしました。
 ツボは左右対称にあります。しかし左右には陰陽があり、同じツボでも作用が違います。当院ではそのツボの左右の違いを正確に使い分けています。これを一般の方に説明するのは難しいのではありますが、ライターの方がそのあたりをうまくやさしくまとめてくれまして、いい特集になったのではないかと思います。コンビニにも置いてあったりしますので、よかったら手にとって見てください。私が監修した以外の食事やストレッチなども、活用、参考になることがたくさんあります。


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巧みな観察眼 - 歌川国芳展より

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 昨日ご紹介した絵は、顔が人の身体で構成されているなんとも不思議で風刺のあるものでした。それに引きかえ、本日ご紹介する絵は、人間の表情を巧みに表現したもの。

 各絵のタイトルを観ますと、「目のごみ」「おくびょう」「とお目がね」「井戸のぞき」といったものが見受けられますが、それぞれが思わず「いるいる!」と突っ込みを入れたくなるような表情ばかり。浮世絵と言えば、浮世絵の巨人として葛飾北斎がいます。北斎も、北斎漫画というおもしろい表情を描いた素描集のようなものがありますが、それも楽しい表情ばかり。

 この絵は当時一般に売られていたものです。江戸の庶民が普通に手にしていた庶民の絵だったのでしょう。江戸の人々は、次にどんな作品を出してくれるのか、国芳の次回作を楽しみにしていたのかもしれませんね。国芳が生きた時代は江戸時代の末期です。西洋からの開国の動きが聞こえてきた頃です。そんな中でもユーモアを忘れない江戸の力を感じることができます。

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歌川国芳の不思議な絵

 先日ご紹介した、太田美術館で行われていた『歌川国芳展』の中の一枚。

 見て下さい、男の顔が人の身体で構成されています。

 しかも男の口は、人の顔のお尻・・・。

 そして目もお尻・・・。

110809utagawa1.jpg

 男の顔はいかにも軽薄そうな感じがするのですが、この男の言動は、オナラほどの価値しかないということでしょうか。

 なんとも不思議な絵、なんとも風刺が利いています。

 それにしても、よくできているなぁ。

 この絵は、シュールレアリズムの一角を占めるルネ・マグリットのような感じもするのですが、歌川国芳が生まれたのはちょうどマグリットの100年前。すでにこんな絵が日本に存在していたなんて、なんともびっくりしてしまう『歌川国芳展』なのでした。

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『天荒の浮世絵師 歌川国芳展』(1)

 すでに7月末に終わってしまったのですが、先月、原宿にあります浮世絵専門の太田美術館へ行きました。

 と言いますのは、患者さんに、「なまえはちょっと忘れちゃったんですが、歌川何とかって言う人なんですけど、それをこれから観に行くんですよ~。原宿の太田美術館でやってるんですけどね。すごくかわった絵を描く人で、江戸時代とは思えないような、そんな不思議な絵なんですよね~。」というお話を聞きました。

 私はその“歌川何とか”というのが妙に気になりました。“江戸時代とは思えないような”というのを聴きまして、とっさに伊藤若冲を思い出したのですが、そんな感じだったら観てみたいなぁと。そして、太田美術館も一度も行ったことがなかったので、これはいい機会だと思って、日曜日に出掛けていきました。

 その“歌川何とか”という絵師は、こちらです。

110808utagawa1.jpg

 皆様は「歌川国芳」という浮世絵師をご存知でしたか?はずかしながら私は全く知らなかったのですが、江戸末期~幕末あたりを生きた浮世絵師で、このフライヤーのようにとても破天荒な絵をたくさん書いた方です。国芳が生きたある時期は、飢饉などもあったために、歌舞伎役者を直接描くような華美なことが禁止されていたそうです。そこで猫や亀などを役者に見立てたものなど、もちまえのアイデアを活かして今見てもかなり斬新な絵を遺しております。

次回から少しその絵をご紹介していきます。

(つづく)

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『夏祭り』 JITTERIN' JINN

 昨日は当院のある表参道・外苑前エリアでの夏祭り、『神宮前花火大会』が行われました。今から7年前に私はこの地で開業したのですが、この花火大会の存在を知らずにいました。開業した最初の年の花火大会のとき、私は仕事場にいたのですが、外でぼんぼんと音がして、テロが起きたのかと思って外に飛び出しました。すると治療院のある細い道の間から花火がかすかに見えたのです。私は都会で見るはじめての打ち上げ花火に感動しました。私にとって花火とは、実家の箱根で行われる大文字焼きと同義で、花火を観ると実家のことを思い出すのです。そしてそこから、あの長い夏休みの日々を連想させるのでした。
 表参道で開業してはじめて知った神宮花火大会。その花火を道の隙間から観て、私はひそかに「来年こそは会場で観よう。会場で観ることができるように、仕事をがんばっていこう。」と心に誓ったのです。そこでささやかながら自分への夏のプレゼントということで、毎年この花火大会は会場で観ることにしているのです。会場と言っても、私が行けるのは一番安い軟式野球場のほうですけど。

 そんなことを思い出し、つい口ずさみたくなるのが『夏祭り』。
 世間的にはホワイト・ベリーのほうが今や有名かもしれませんが、元歌はイカ天世代には懐かしいジッタリンジン。ショートカットで無機質な感じのボーカルが新鮮でした。ジッタリンジンは6代目イカ天キングでもありますが、メジャーデビュー後、「東京の水がまずい」という理由でふるさとの京都に戻ってメジャーシーンからは消えてしまいました。しかし現在も現役で活動中とのこと。

 そこで、今週の第一位は、ジッタリンジン『夏祭り』



 最初のドラムのデケデンデケデンデケデンがいいんですよね、勢いがあって。

 この『夏祭り』は、高校野球の応援歌の定番の一つでもあります。

 例えばこんな感じです。



 バッターが出てきて、ゆら~っとはじまって勢いがつく、その最初のゆら~っといった感じが長打を期待させるような気がします。

 ちょうど昨日は2011年夏の甲子園が始まった日でもあります。

 みなさまの『夏祭り』はいかがでしょうか?

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秋が来ると(2)  - 『楽訓』 貝原益軒著より

秋が来ると(2) 『楽訓』 貝原益軒著より

【本文】
仲秋の頃ともなれば、一年待ってようやく見られた名月は、およそ天地間に比べるもののない唯一の見ものであるから、すべての美景もその下になろう。この夕この景色にあうのは、この世の中のおもしろさもあわれさも尽くしてしまうようなものだ。毎年、一年のうち月ごとに、上弦の月から居待ちの月まで、空が晴れていれば毎夜心を楽しませ、目を喜ばせることは数限りない。ことさら秋の三ヶ月は、おりおりのうつくしい光を、年毎に心ゆくまで見られるのは、まことに幸福の多いこの世である。およそ天の下の君は、四方八方をしろしめして、天地はみなその領したもう国のうちではあるが、いやしい私のようなものまで、天にただ一つかかる月を自分のものとして、好きなだけ仰ぎ見るのもありがたいことで、身にあまる幸いである。差別なしにいやしい町も同じように照らしているのはよろしい。年々に月と花とを飽くまで見られるのは、実に思い出の多いこの世といえよう。


 秋は月がきれいになる季節です。仲秋の名月とは良く言ったもので、益軒もこの名月を見ることを心待ちにしていたのでしょう。

 毎年毎年、仲秋の名月は同じくやってきます。

 しかしそれを見ている人間の心はいつも一定ではありません。
 時には泣きたい夜もあります、時には騒ぎ立てるような夜もあります、時には腹の底から笑ってしまう夜もあるかもしれません。

 そんな人間の悲喜こもごもをよそに、こちらじーっと見つめながら夜を照らしている月は、いったい我々に何を語りかけようとしているのでしょうか。

 今生で得た思い出は数限りなくあります。月と花と飽くまで眺めていると、あの時のあの場面、この時のこの場面、いろんな場面が沸き起こってくるのです。



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秋が来ると(1)  - 『楽訓』 貝原益軒著より

秋が来ると(1)  『楽訓 貝原益軒著より

【本文】
 秋が来ると初風が涼しく吹いて、草木のそよぎ、秋の声がいたるところになびいて聞こえるのは、初春の風と違って、心をいたませ、身にしみて秋の気の到来が感じられる。こおろぎが階下に集まって鳴くのも、季節を知っているように聴こえる。阮籍(三国時代、魏の人。竹林の七賢の一人)が自分の気持をうたった詩に「開秋は涼気を兆し、こおろぎは床帷(しょうい・腰掛にかけた布)に鳴く」と言ったのも、この頃の景色を言ったのである。大暑がようやくしりぞき、新涼がくると、まるで冷酷な役人が去って、昔からの友人が来てくれたようである。この頃は人の気力も回復し、灯火も親しくなるから昔の本を広げてみるのによく、すべての楽しみにまさって興がふかい。萩の上を吹く風、萩の下に結ぶ露、さまざまの虫の音、みな秋の哀れをもよおして、身にしむこと限りがない。門の外の田の稲の葉が朝露にしめり、夕べにおとずれる風にそよぐさまとくに早稲・晩稲(おくて)があるいは先だちあるいは遅れて穂を出すありさまはみな感にたえぬ。


 来週になりますと、暦の上では立秋がやってきます。この頃から「暑中お見舞い」が、「残暑お見舞い」に変わります。
 益軒のこの文章を読みますと、昔も残暑が厳しかったのだろうと想像つきます。現在の生活と比較しますと、アスファルトやクーラーの室外機がないといった条件を差し引いて、さらにクーラーがないという条件をプラスすると、夏の厳しさはプラスマイナスゼロくらいでいい勝負になるでしょうか。特にこの時期になりますと、暑くなってから一月以上が経とうとしておりますので、身体にも熱がこもり、夜も熱帯夜で眠れずに疲労がなかなか取れなくなってきています。
 そんな夏の疲れにぐったりとしているときに、窓の外から虫の声が聞こえてきたら、それはとても涼を誘うのではないでしょうか。益軒が言っているように、我々人間よりも、こおろぎの方がはるかに秋の訪れを察知するのが早く、そして私たちに秋の到来を感じさせてくれます。先日は早場米のニュースもありましたが、田んぼを見るとだいぶ実をつけた稲穂が頭を下げ、これから来るであろう収穫の秋に思いを馳せることになります。

 自然は季節を知っています。

 私たちは自然の中で生きていること、そして自然の恵みをいただいて生きていることを感じます。自然は本当に良くできています。





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キュウリビズ

 昨日スーパーに行きますと、こんなきゅうり売り場にこんなポスターが掲げられていました。

1110804cucumber.jpg

キュウリビズ

キュウリビズ・・・そしてちゃんとRマークまで入っている。

す、す、すごい!

 高校のときだったと思うのですが、英語の授業で使っていた文法の本に、「He is as cool as a cucumber.」という文章が載っていたのですが、私の先生は、「“彼はきゅうりと同じくらい冷静”ってなんだこれは、誤植かな?」と英語の成句を知らないという、英語教師にはあってはならない恥をさらしてしまったことがありました(私の通っていた高校のレベルではいいのかもしれませんが・・・)。

 たぶん、このコピーを考えた方は、同じような経験をされたことがあるのかもしれません。

 「きゅうりが冷静ってなんだよ・・・。」という心のつぶやきをずーっと持ち続けていたところ、「ねぇ、○○ちゃんさ、この夏はちょっときゅうりを売り込みたいだけど、何かいいコピーあったりなんかしちゃったりして?」(業界風な語り口調で)と言われて、私と同じように高校時代を思い出したのかもしれません(なわけないか・・・・笑)

 クールビズ

 キュウリビズ

 作者が知ってか知らずか、英語ではきゅうりはcoolの代名詞。うまくはまっています、実に。

 今年は節電による社内熱中症が増えております。脈も暑邪にやられてぼんぼんと強く打っております。そこで今年は患者様にきゅうりをお薦めする機会が増えております。きゅうりはカリウムが多いので、お小水を出してくれますので、体の中の水を循環させるこの季節にはぴったりです。また、実際にきゅうりの中の温度は外気よりも20度近く低いそうですので、火照った身体を冷やしてあげるにはぴったりです。


 ちなみに、きゅうりは 人の手を煩わせることなく、育つcool(良い子)という意味もあるそうです。

 いろんな意味で深いコピーです。

 キュウリビズ、あなたもいかがですか?

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貝原益軒の言葉

 8月1日、いつもの月初めと同じように、氏神様へお参りに行きました。毎月神社には、神社庁が配布する「生命(いのち)の言葉」というものが掲示されています。当ブログでも何度かご紹介しておりますが、今月の言葉が、『養生訓』の作者である貝原益軒先生のものであったので、今月もこの場を借りてご紹介させていただきます。

知って行わざれば 知らずに同じ
                              貝原益軒著『慎思録』より

 そこに書いてある解説には、「いくら頭で知っていても、実際に行わなければ、知らないことと同じである。」とありました。この言葉は『慎思録』という本の中にあり、「人生まれて学ばざれば生まれざるに同じ、学んで道を知らざれば学ばざるに同じ」という文章の続きにあるそうです。通しで読んでみると、“生まれてきたからには学んでいくことが大切。そしてその学びが道を知ることになる。しかし道を知っても実行しなければ、それは知らないことと同じである。”と、益軒の教訓がより明確になると思います。

 さあ今日は何を学ぼう?

 今日も道を長くしよう。

 そして日々の臨床で、実行、実行、また実行。


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