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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 4-17-3アークアトリウム101 TEL. 03-3401-8125

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どの花見てもきれいだな♪

 表参道・青山・源保堂鍼灸院には、大人やシルバーの患者さんだけではなく、赤ちゃんやお子様の患者様もいらっしゃいます。特に赤ちゃんの場合は最初が肝心です。治療院の雰囲気になじんでいただくことも、治療の一環になるのですが、その雰囲気作りとして、赤ちゃんやお子様がいらした場合には、オルゴールの子守唄のCDをかけたり、童謡や、アンパンマンなどの人気者のCDをかけて場を和ませます。

 先日ある赤ちゃんがいらしているとき、スピーカーから流れてきたのは聴きなれた『チューリップ』でした。

 赤ちゃんに治療を施しながら、「チューリップ」の歌詞が聴こえています。

 このとき私は、「チューリップの歌ってそういうことだったのか・・・」と、急にこの歌の意味が胸に入り込んできました。

 「チューリップ」の歌詞では、以下のように歌われています。

咲いた 咲いた
チューリップの花が

ならんだ ならんだ
赤 白 黄いろ
どの花見てもきれいだな。


 この歌のチューリップとは、つまり赤ちゃんや子供のことではないのでしょうか?

 小児鍼をしていますと、男の子や女の子、成長の早い子、ちょっと遅れている子、胃腸が弱い子、泣き虫の子、笑顔がかわいい子、・・・いろんなお子様に出会います。鍼灸院に来られているので、何かしらの症状を持っていらっしゃるわけですが、こうしてみてみますと、いい意味で個性を発揮している子が多いように思います。一見するとこの個性というのが際立つと厄介に思われがちですが、しかし、子供はありのままに生きている存在ですので、この個性こそ大事にしてほしいなと思います。

 この赤ちゃんやお子様が持っている個性とは、つまり赤だったり、白だったり、ピンクだったり、色で表現することができると思います。同じ赤系統でも、濃い赤や、朱色のような赤、桜のようなピンクなどさまざまにあります。

 チューリップという見ていて楽しくなるような花も、赤、白、黄色、ピンク、オレンジと個性が豊かです。赤ちゃんもまた、それだけ個性が豊かです。その個性は、“どの花見てもきれいだな”と歌われるように、すべての赤ちゃんが持っている個性は、純粋に魂を放射している状態で、華々しい豊かさの表現です。

 どの花見てもきれいだなぁ

 どの子を見てもかわいいなぁ

 どの魂を見ても純粋だなぁ

 こんなように、「チューリップ」の歌は、私の心に届いてきました。赤ちゃんの時代を過ぎ、青春を過ごし、今私はいい大人です。赤ちゃんのころに持っていた純粋な魂の輝きを失っていないだろうか?何か偏った価値観に毒されていないか?さてさて、私の心にチューリップはまだ咲いているのだろうか?

 そんなことを自問しながら、赤ちゃんの健やかな成長を祈って小児鍼の治療をしておりました。


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Windows7を導入

 今月はブログの更新をがんばるぞ~!と誓いを立ててみたものの、肝心のパソコンの調子が悪くなりました。WindowsXPを使っていたのですが、何度インストールをし直しても、すぐに起動が遅くなり、終いには起動すら間々ならぬ状態になりました。このような状況でしたので、今月の四国出張のお知らせを入れることもできず、出張中に来院してしまった患者様もいらっしゃったようで、大変ご迷惑をおかけいたしました。

 そこで、待ち遠しかったのがWindows7の発売です。
 雑誌のレビューでも新しい7は評判もよかったので、楽しみにしていました。そして四国出張から帰ってきた翌日、つまりWindows7の発売日に早速購入しました。

 まだ使用して一週間ではありますが、とても快適でとても快調です。これまで使っていたソフトもそん色なく動きますし、物によってはXPのときよりも機敏に動くソフトもあります。XPやビスタからの乗換えをご検討中の方にはお勧めです。おそらくこれまで使っていたソフトの中で何本かは、ビスタ後のものなのですが、この場合は、XPよりもビスタに重点を置いて作られているはずですので、そういったものはより最適化されて開発されているので、XPよりも安定性と速さが見込めるのではないでしょうか。また、プロフェッショナル以降ですとXPモードというのを導入できますので、これを使えば代替のソフトは動くのではないでしょうか。

 これから先バグや不具合がどんどん見直されていきますので、急ぎでなければ少し様子を見ておくのもいいかもしれません。

 ということで、パソコンが快調になりましたので、またブログを書いていこうと思いますので、どうぞまたよろしくお願いいたします。

 ブログだけではなく、中断していたホームページのリニューアルにも着手しております。こちらも時間はかかりそうですが、以前よりもパソコンにストレスを感じなくなったので、意外に早くアップできそうな気もします。


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自分を知ることの難しさ - 『荘子』より

 最近『荘子』を読んでいます。

 『荘子』は老子とともに、老荘思想と一くくりにされ、無為自然を説いたといわれています。学校の試験ではこの程度の理解でも点数は取れますが、実際にどんなことが書いてあるというのは、今まで読んだこともふれたこともありませんでしたので、ちんぷんかんぷんでありました。そこで、東洋思想の一角でもある『荘子』を読んでおります。

 そこで『荘子』からのお話・・・。

 荘子はあるとき鳥を射るために公園のようなところに行ったそうです。そこに一羽の大きな鳥が飛んできました。荘子が鳥を追いかけていくと、鳥は木に止まって何かをじっと見つめています。
 その鳥の視線の先を見ると、そこにはカマキリがいました。
 さらにカマキリの視線を見ると、セミがいました。セミは何も知らずにミーーンミーーーンミーーーーン
と夏を謳歌して鳴いています。
 この姿を見て、荘子はなんと万物は皆愚かなものだと思いました。セミは夏を謳歌しているが、自分がカマキリに狙われているとは全く思ってもおらず、そしてカマキリもまたセミを捕らえようとする自分の欲望によって、自分が鳥に狙われているとも思っていない。そしてその鳥もまた、今まさに自分に撃たれようとしている・・・。

 万物は皆、自分以外のことは何でも知っているように思い込んでいる。しかしその実自分のことは何も知っていない。なんて情けないことなんだろうと・・・。

 と、荘子が嘆いていると、後ろから公園の番人がやってきて、「おい、お前は誰だ!勝手に入るではない!」と荘子はどなられたという。

 自分を知ることは、いかに難しいことであるかを喩えた話です。
 そして私は、縁の連鎖を感じます。どこかで必ず誰かとつながっていて、自分の行動は必ず縁のあるところに波及をしていく。そんなことも感じました。

 『荘子』はこのような寓話が多くあり、意外に読んでいて飽きません。寓話を読みながら、なるほどなぁ・・と思うことがしばしばあります。


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『一日一生』 酒井雄哉著 朝日新書

一日一生 (朝日新書)一日一生 (朝日新書)
(2008/10/10)
天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉

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 一日一日、大切に生きたいと思いつつ、ついつい易きに流れてしまう・・・。
 “ああ、また失敗しちゃったなぁ。”とか、 “今日はちょっと楽するかぁ。”とか、ついつい一日の大切さを忘れてしまい、そして何かあるとまた思い出して初心に戻ろうと誓ったりと、その繰り返しをしながら365日が過ぎていく・・・。

 明日が来ることを当たり前と思っているから、ついつい甘くなってしまうのかもしれません。今食べているご飯も、きっと明日も食べられると思っているから有り難味が薄れるのかもしれません。コンビニに行けば何とかなるだろう、みたいな安易な日常・・・。

 著者の酒井雄哉さんのように、自分の身を行に捧げることができたら、もっと自分も一日の有り難味がわかるのかなぁ。。

 私自身、滝行をしたり、山行をしたこともあります。
 実を言いますと、源保堂鍼灸院の“源保”とは、京都の聖護院で得度したときにいただいた自分の法名(お坊さんとしての名前)だったりもします。二十歳のときに初めて滝行をしてから、18年間修験道というものをかじりました。鍼灸の免許を取る前からやっていたわけですが、鍼灸免許を取った後も、いっそうのこと修験道の世界にどっぷり漬かってしまおうかと思ったこともありました。しかし結局それもせずに、鍼灸師としての一つの道を歩むことを決意し、修験道はあっさりと辞めてしまいました。仕事を持ちながら、合間合間にやっている行で何がわかるのだろうと、自問自答した結果です。そして、生兵法で修験道をかじるよりも、自分の仕事を全うすることで見えてくる世界を見たいと思うようになりました。と、私の話はどうでもいいのですが・・・18年間やっていたことですので、ときどき山が恋しくなるといいますか、あの時どうして修験道をしていたのだろうと思うこともあるわけです。


 そんな自分の中途半端なお話ではなく、“天台宗大阿闍梨”の酒井雄哉さんのお話。大阿闍梨という大きな肩書きの付いている方ですが、いたって自然体の方で、本書でも、「他にすることがなかったから」とさらっといいのけるところに、私は“本物”を感じます。
 本書は堅苦しいことは何も語っておらず、ただただやさしくお話をしている感じです。その普通の一言一言が、スーッと心に届いてきます。あっという間に読めて、元気のヒントをもらえるように思います。

 本書の最初のところに出ている文章を引用させていただきます。

そしてまた、新しく蘇って出て行く。今日の自分は今日でおしまい。明日はまた新しい自分が生まれてくる。
一日が一生、だな。今日失敗したからって、へなへなすることはない、落ち込むこともない、明日はまた新しい人生が生まれててくるじゃない。
それには、今日を大切にしなかったら、明日はありませんよっていうことでもある。今が一番だってことだよ。
今自分がやってることを一生懸命、忠実にやることが一番いいんじゃないのかな。

『一日一生』 酒井雄哉著 より引用



 今日に感謝。
 今日の出会いに感謝。
 今日の自分にも感謝。

 そしてまた明日を迎えよう。

 そんな当たり前のことを、有り難く感じる一冊です。

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種としての仁

 昨日は東洋思想が植物から発想を得ていることを書きました。

 東洋思想の中でも、最も大切だとされるのが「仁」です。

 まず文字の構成から見ますと、「二人を仁と為す」とも言い、人と人を結びつける道を示しているとも言われています。

 そしてもう一つ、仁には「種」という意味があります。例えば杏の種は杏仁(きょうにん)といわれます。漢和辞典で仁を調べてみますと、「種の中の柔らかい部分」とあります。今回改めて漢和辞典を調べ直したのですが、単に種を示しただけではなく、種の“中の柔らかい部分”を限定的に指していることに感心しました。

 特徴的な種、例えばひまわりの種や柿の種のようなものであれば、外から見ても“これはひまわりの種だ”ということがわかります。しかし植物にそれほど詳しくなければ、種だけを見ても、どの種がどの花なのか、それともどの野菜なのか全くわからないと思います。
 そして種の中はやわらかく湿気に満ち、植物の生命力が詰まっています。
 どんな芽が出るのか、どんな花を咲かせてくれるのか、どうやって成長していくのか、まだどこまで成長していくのかわからない、可能性を秘めた種。それが仁ではないのでしょうか。この世に生を受けてきたからには、我々一人一人は「仁」を預かってきています。仁は心の可能性ともいえると思います。だとしたら、孔子が説いた仁に宿る慈しみ、思いやりというものは、誰もが持っているもので、それを発芽させるかどうか、発芽させてせっせと水を上げることができるかということなのかとも思います。

 昨日の記事でもお話をしましたが、仁(種)から芽が出ます。芽が出ると、それは、“め”でたいものです。赤ちゃんとしてこの世に生を受けて、七五三など節目節目のお祝い事がありますが、これはそれぞれの年齢を迎えることができたことで、生まれ出たか弱い芽を“め”でてきた喜びであり、成長したことを“め”でることで、だからこそ“め”でたいものです。そしてやがて赤ちゃんだった人も成長し、“め”ぐむ心を育て、そしてまたその仁は“め”ぐっていきます。

 “仁”は誰もが持っているやさしい心。めでる心。めぐむ心。

 水を上げ、光を当て、暖かさのもと、この「仁」を育てて生きたいと思います。

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草食動物というよりは植物そのものの東洋思想

 最近巷では、「肉食動物系」と「草食動物系」という人の分け方が流行っているようです。肉食動物系は果敢に攻めていく様を指し、草食動物はおっとりとした受身の様を指しているようです。

 果たして東洋思想というものは、肉食系なのか、それとも草食系なのか?

 東洋思想とは、どちらでもありません。
 東洋思想は、植物そのもの、と言ってもいいと思います。

 植物が最初に出すのは「芽」です。この「芽」から派生した言葉として、次のようなものがあります。

・ 「ずる」  人や物を愛すること。
・ 「ぐむ」  同胞愛を表す。
・ 「でたい」 めずる、めぐむが支障なく行われるとめでたい気持ちになります。
・ 「ずらしい」 本当に心底めでたいことは、めずらしいものです。

 このように、「芽」から生まれた言葉は、とてもやさしく、そして愛に満ちたものが多いものです。そして東洋人である我々日本人もまた、このような言葉に親近感を持ち、できればこうありたいなぁと思う方が多いのではないでしょうか。日本の国土の70%は森林といわれていますが、植物の中で育った我々日本人のDNAには、植物を慈しむ(愛しむ)「芽」がすでに宿っているかもしれません。この芽に水を上げ、育てていくことは、植物の成長であり、植物本来の喜びですので、その思想を持つ我々もまた、身体や心の安定にもつながるように思います。

 東洋医学の根底には東洋思想・東洋哲学があります。
 その思想は、「芽」をもつ植物の姿から発生したとも言えます。東洋医学もまた、四季の身体の調子を見るときは、植物を喩えにしながら診ていくことがあります。このような植物の思想を持った医療である東洋医学は、人に優しく、自然であることは、そもそもの出発点である「芽」からもわかるのではないでしょうか。

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CD 『Dear Princess -ダイアナ妃に捧ぐ-』

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 当院の患者様である中川さくたろうさんが、『Dear Princess -ダイアナ妃に捧ぐ-』というCDを出されました。英語の歌詞バージョンと、日本語歌詞バージョンの二つが入っております。
 アルバムジャケットはもちろん“ちぎり文字”。

 中川さくたろうさんは“ちぎり文字”を創ったかたですが、最近ではちぎり文字に加えて様々に想像の形を広げております。
 中でもこのごろは音楽作り、歌作りに集中しているようです。
 『Dear Princess -ダイアナ妃に捧ぐ-』は、1997年のダイアナ妃の事故に衝撃を受けた中川さくたろうさんが、手紙形式で書いた詩である”Dear Princess”に曲をつけたものです。アコースティックギターのやさしい響きに、透明なボーカルが印象に残る曲です。ダイアナ妃を想い出し、そして自分にとっての愛しい人を思い出しながら、今日もここに、あなたとの思い出が蘇ります。

『Dear Princess -ダイアナ妃に捧ぐ-』
作詞 中川さくたろう(トマス)氏
作曲 石黒直子氏
歌   清水翠(ジャズボーカリスト)

 治療院のCDに入れて置きますので、お聴きになりたいときはお気軽におっしゃってください。

【関連情報】
□ ことばのお店 中川さくたろうさんの仕事を知ることができるサイトです。
□ 百笑い市場  中川さくたろうさんの作品を購入できるサイトです。
□ 百笑いブログ


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こおろぎが住み着く

 本日仕事を終えて治療院の鍵を閉めたとき、ひょいと玄関先の植物に目をやると、そこにこおろぎが留まっていました。

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 こんな小さな自然にこおろぎがやってくるなんて・・・。

 先日は看板横のガジュマルに、カナブンの幼虫が転がっているのを見つけました。もしかしたらガジュマルの鉢に卵を産みつけたのかもしれません。そこで土の中を巡っているうちに、鉢の外に出てしまったようです。まだ元気に動いていたので、慌ててその幼虫を近くの地面に埋めてあげました。

 また、イチョウの葉っぱがずいぶん落葉したなぁと思って近づいてみたところ、なんととても大きな芋虫がいるではありませんか・・・。このままではイチョウの葉っぱが全滅してしまう危険がありましたので、こちらもまた近くの木に寄せてあげました。

 小さな自然ですが、生き物が生きている。都会の中で生きるのは、人間だけでなく、昆虫もまた共生しているんだなぁと思いました。

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『中国日本古画軸展』 於 表参道画廊

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 9月28日(月)~10月3日(土)の期間、表参道・源保堂鍼灸院のある建物の地下にあります表参道画廊で、『中国日本古画軸展』をやっております。

 鍼灸は古代中国発祥の医療で、それを生業にしている者にとって、中国にかかわる文物は、いつもどこか心に惹かれるものがあります。地下の画廊はいつでも行けるのですが、実はそれほど何回も行っているわけでもありませんが、今回は中国の古画軸ということで、興味をもって地下に足を運びました。

 とあるコレクターの掛け軸のコレクションということなのですが、中国・明時代のものから清、現代にかけて。また日本画も数点ありまして、私が知っている名前としては、「谷文晁」、「鈴木其一」といった名前が目に入りました。鈴木其一といえば、昨年東京国立博物館で開催された『大琳派展』で数々の傑作で観覧車を魅了しており、私もしばし足を止めて見入った一人でした。そんな方の作品を間近に見られるんだなぁと思いながら見ておりました。

 表参道画廊に併設されているMUSEE Fでは、下小川毅さんという方の『憧憬2』というものをやっておりました(こちらも9月28日~10月3日の開催)。

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 大きな風船から、下の池(?)に水がぴとぴとと落ちていきます。
 この水が落ちる間隔は、制御されているようで、あるところからは落ちるがままに任せているような、何ともいえない微妙で絶妙な“間”があります。そして静かな空間にしずくの音がぴたっぴたっ、ぴぴたたと、リズムがあるような、ないような、かといって嫌味でもなく、緊張した身体と心を緩ませるように響き渡ります。なんだかほわ~んと気持ちよくなる、時間があったらずっとそこにいてもいいかなと思える、そんな空間になっています。

 治療を受けられた帰りにでも寄ってみられたらどうでしょうか。都会の喧騒をしばし忘れて、時間と空間を離れてみてください。

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