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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


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『隠された神々-古代信仰と陰陽五行』 吉野裕子著

隠された神々―古代信仰と陰陽五行隠された神々―古代信仰と陰陽五行
(1992/11)
吉野 裕子

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 伊勢参拝紀行を書くときに参考にした本が、この『隠された神々―古代信仰と陰陽五行』です。伊雑宮の御田植式のお話しや、太一神、内宮と外宮の関係などが詳細に書かれています。陰陽五行という考えは、中国からやってきた思想ですが、その外来の思想に、日本独特の解釈や、土着の風習が加わり、各地にお祭や神社などの歴史が受け継がれています。伊勢神宮もその中の一つなのでしょうが、最も体系化が進み、式年遷宮という最も洗練されたものへと昇華されたもののようです。この伊勢神宮の成り立ちを推測する著者の視点は、時にスリリングで、読む我々の心を楽しませてくれます。

 太一とは、北極星を現します。北極星は動かない星で、天の中心です。その周囲を廻るのが北斗七星ですが、外を巡るので、外宮として北斗七星を祀ってある・・・・。天の動きと地の動き、そこに住まう人間。伊勢神宮はこういった壮大な宇宙観を示したシステム。そこには人知を超えたものが宿っているのでしょうか。

 吉野裕子さんの著書はわかりやすく、陰陽五行を解説した本がたくさん出ております。陰陽五行を使って治療をする古医書派の鍼灸師をはじめ、陰陽五行や日本の習俗に興味がある方にはとても参考になり、刺激をいただけます。岩波新書からも出ていますので、ご興味のある方はこういったものから読んでみてはいかがでしょうか。

ダルマの民俗学―陰陽五行から解く (岩波新書)ダルマの民俗学―陰陽五行から解く (岩波新書)
(1995/02)
吉野 裕子

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伊勢参拝紀行 内宮へ

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 外宮での時間を十分に過ごした後、内宮へ参拝しました。昨日行った伊雑宮にしても、外宮にしても、人が少なくのんびりお参りできたので、この時期に参拝しているのは自分だけではないかと錯覚していました。

 しかし内宮は別でした・・・。

 すごい人です。内宮の参拝はもちろん、おはらい町、おかげ横丁にもたくさんの人が集っています。

naiguu2.jpg

 お参りよりも、参道でいろいろ食べたり飲んだりするのが主な目的の方も多いかと思いますが、そういった方でも、“そんな柄でもないけど、とりあえずいってみるかぁ”とばかりに、自然と内宮はお参りするものです。それだけ内宮は親しみがあるのかもしれません。科学が進み、個人の宇宙旅行ができるかもしれない時代になりながら、どうして伊勢の地に惹かれるのでしょうか。言葉を超えたところに、“親しみ”がDNAにあるのかもしれません。

 今回伊勢に行きまして、改めて、伊勢神宮の“格の違い”を感じました。特に伊雑宮、そして今までも気に入っていた外宮。これまでたくさんの神社やお寺に行きましたが、やはり伊勢は格別です。ご利益とか、お願い事とか、そいういった小さな人間の欲など、ここでは霞んでしまいます。ただただ、“生かされているなぁ”という素直な現実と、アタリマエの日々が“ありがたいなぁ”という感謝の気持ちが湧いてきます。

 そんな素直な気持ちになったところで、帰りにはおはらい町でロールケーキセットを食べました。冷房の効いた喫茶店の中から、外の景色を眺めながら、いい時間を過ごさせていただきました。

カラスが日向ぼっこをしています。 “生かして頂いて ありがとう御座位ます”。
風で気が揺れています。 “生かして頂いて ありがとう御座位ます”。

 伊勢は、一年に一度は来てみたいですね。


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伊勢参拝紀行 外宮の参道で思ったこと

 外宮の参道は、寂れております。山田館のような古くて味のある旅館の建物もありますが、参道としてはとても寂しい通りとなってしまっています。赤福でも来て、どーんっとやってくれたらいいのになぁと思うのですが、内宮に追いつくのは難しい・・・。しかしここは外宮の参道です。こうして寂れていることにも何か意味があるのかもしれません。

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 ある飲食店には、現ヤクルト監督の高田繁の現役時代のポスターが貼ってありました。高田繁が現役だったのは、私が小学生の頃ですから、ここに貼られて30年以上は経っているのでしょうか。東京などの都会では、次から次に新しいものに貼りかえられます。そのときの流行のアイドルや、その時代に活躍した選手が、ポスターになって、時代を飾ってくれます。しかし、こうしてまだ取り残されたものには、そこには止まった時代、ある瞬間の瞬きがあります。その瞬きを時には思い出すのも悪くはないかも・・・。しかし、そこに止まることもできない・・・。

 外宮が建てられてからの年数を考えますと、このポスターが貼られてからの30年なんてほんとに短い時間です。次へバトンが渡され、そしてまた次へ・・・。幾代の人々が、この外宮を守ってくれたんでしょう。

 式年遷宮という制度があるおかげで、伊勢の社は二十年ごとにリニューアルされます。他の神社やお寺が、建てられてからずっとその建物を維持していくことに比べて、伊勢神宮では常に新しい建物といっていいかもしれません。その場所、その制度は脈々と受け継がれてきているのに、建物はいつも新しい。伊勢神宮の式年遷宮は、大きな歴史のサイクルであり、人類が受け継いできた長いサイクルです。一方20年に一度立て直される社は、人それぞれがもっている生きた歴史のサイクルです。この二つの長短のサイクルが、人類の歴史と個人の歴史をオーバーラップさせて、懐かしさと静けさ、そして生き抜くことの大切さを無言のうちに伝えているように感じます。

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伊勢参拝紀行 外宮へ(2)

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 今回の旅では、外宮がとても気になりました。前に来たときも気になってはいたのですが、今回はさらに気になって見えました。何がどう気になったのかはうまくは言えないのですが、昨日のブログでもお話したように、ある方に“外宮は内宮の両親”ということを聞いていたからかも知れません。両親ということは、日本人の両親へ通じるのかな・・・、そして、日本人の両親という大きな枠ではなくても、もしかしたら、私は自分自身の両親に出会っているのか・・・。私は日頃あまり実家のことは気にしていない、そういう親不孝者です。そんな反省の意もあり、外宮に心惹かれているのでしょうか・・・。いや、もちろん伊勢にお参りに行っている暇があったら、両親に挨拶に行ってきなさい・・・という話なのではございますが・・・。

 伊勢にはなんだか懐かしいルーツがあるような感じがします。特にこの外宮には、そんな親的なものを感じます。伊勢神宮のもっている気高さが集約されており、ここにくれば十分なんだなぁと言う充足感、歴史・・・、そういったものがあるのでしょうか・・・。

 今回は欲張ってしまい、早朝に一回、朝ごはん後に一回、そして内宮をお参りして帰りにもう一回と、合計3回も外宮にお参りしてしまいました。
 そして3回目は、神殿でご祈祷をしてもらいました。ご祈祷料は、身の丈にあった一番安いものにしたのですが・・・運が良かったのか、どうした拍子なのか、幸運に恵まれました。
  ・
  ・
 おかげ横丁でぶらぶらと買い物をし、4時頃に外宮に戻りました。外宮でご祈祷をしていただくのは今回が初めてですので、少々緊張し、自分にそんな資格があるのかどうか自問自答したのですが、せっかくだからと、勇気を出して申し込みました。控え室で待っていてくださいということで、そちらに移動しました。私の前に既に申し込みをされている方がおりましたが、同じ時間帯に申し込みをしたということで、私を含めて5人が一緒にご祈祷を受けることになりました。私はご祈祷だけでしたので、直ぐ終わるのかなと思ったのですが、その他の方が巫女舞を申し込んでいたようで、同席した私もその舞を見ることが出来るという、なんとも有り難いことになりました。楽器の生演奏(という表現が正しいのか分りませんが)で、なんとも厳かな空気を共有させていただきました。

 このご祈祷では、「院内安全」「身体健全」を書いてきました。ご祈祷されたお札は、治療室内の神棚に納めてあります。患者様へご健康が届きますように・・・。

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伊勢参拝紀行 外宮へ(1)

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 伊勢参拝旅行二日目の朝です。
 早朝に目を覚まし、外宮をお参りしました。伊勢神宮に置いてある伊勢神宮のマップにも、「お伊勢参りは外宮から」という言葉が記してあるのですが、“伊勢神宮=内宮”というイメージからか、はたまた、外宮には赤福のお店もなく、おはらい町のような参道もないためか、内宮に比べたら参拝する方の数はぐっと少ないように思います。

 しかし私はこの外宮は好きなんです。

 参拝客が少ないという理由だけではなく、この場所自体がとても静かで清らかな感じがするからなのです。
 ある方に聞いた話ですと、外宮は内宮の両親に当たるとか。また、この外宮に祀られている神様である豊受大神様(とようけのおおがみさま)は、北極星に当たるというお話しもあります。境内には多賀宮などいくつか社があり、こじんまりとまとまった感じも、私が好きなところの一つです。

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 こちらは次回の式年遷宮で移される隣の空き地です。前は塀がなかったと思うのですが、今回は塀に囲まれて中を見ることができませんでした。2012年の式年遷宮に向けて、古式ゆかしく着々と伝統行事が行われているようで、その準備のために囲まれているのかもしれません。2012年に向けて、人目をはばかり、土地が呼吸を始めたのでしょうか。

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伊勢参拝紀行 二見の駅で

 御福餅氷で涼んだ後、二見の駅へ向かいました。陽射しは相変わらず強いのですが、夕焼けに向かっていました。

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 駅のベンチに座って前の景色を眺めていると、おじいさんが畑でできたナスを収穫していました。次から次へとナスを籠へ入れていきます。お盆の時期ですから、もしかしたら孫を連れてお子さんが実家に里帰りをしているのかもしれません。みんなに食べさせようと、たくさん収穫している・・・そんな物語を勝手に想像しながら、列車を待っていました。

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 駅にはアナウンスが流れました。どうやら列車の到着が遅れているようです。
 急ぐ旅ではありません。
 アナウンスの内容は右から左へ流れていき、私の意識はただこの二見の景色を頭を空っぽにして眺めているだけです。

 お盆の頃は、不思議と時間の経つのが遅いような気がします。これは小さいときから感じているのですが、とくにこの夕方の時間、夕焼けの時間は、永遠が一瞬存在するかのような錯覚がします。お盆のときはご先祖様をお迎えする送り火を家の前で焚いたりしますが、ひょっとしたらこの時間こそ、ご先祖様がいらっしゃる時空なのでしょうか。

 そして一瞬の永遠から、再び時は進み、夕焼け、そして夜へ・・・。

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伊勢参拝紀行 御福餅氷

 二見浦の夫婦岩を眺め、『男はつらいよ』第39話の最終回の場面に出てくるあたりも確認しますと、陽は少しずつ西に傾き始めていました。この日は東京からの移動のため早起きもし、さらに炎天下の中を歩いてきたので、この時間になるとさすが少々疲れ気味となっていました。疲れと火照った身体をクールダウンするために、後で涼を求めようと思っていたのですが、二見浦の参道に入ったときに、参道の入り口近くに、赤福があるのをチェックしておりましたので、帰りはそこで“赤福氷”なるものを食べようと計画していました。
 “赤福氷”を楽しみにしながら参道を戻りました。参道の角を左に曲がって赤福があります・・・が、なんとちょうど店仕舞いをしているところでした・・・。5時に閉まるようですね・・・。参道を歩きながら頭の中は赤福氷で一杯になっていたので、このショックは大きかったです・・・。なんともできず、このまま気落ちして帰ろうかと思ったとき、赤福の並びにある「御福餅本家」に注目。そして通りに面したショーウィンドウを見ますと、「御福餅氷」なるものがあることを発見しました!これは渡りに船といわんばかりに、早速中に入り、御福餅氷を注文しました。

 注文をして数分後・・・。
 これが御福餅氷です。

ofukugoori.jpg

 赤福氷が既に抹茶がかかっているのに比べ、こちらは自分で適宜かけるようになっています。
 そこで最初に抹茶をかけずに氷を一口しました。氷はとても柔らかく、シロップも上品です。これでもおいしいなぁと思いました。そして次に、では抹茶をかけてみようと、抹茶をかけて一口したところ・・・これがすご~いのです。さっきのシロップだけの氷が一変し、さらにおいしくなっているのです。正直驚きました。こんなに変るものかと・・・。抹茶とシロップ、そして柔らかい氷が絶妙です。さらに上に乗った御福餅を含みながら食べますと、さらにさらに氷のおいしさが増すのです。私は口に含みながら、“これはまさに、氷と抹茶と御福餅の三重奏や~”とひとり彦麻呂風に呟くのでした(笑)

 伊勢はもちろん、全国的に名前が通った赤福に比較して、御福餅はマイナーなようです。しかしながら、御福餅は赤福に負けず劣らずおいしかったです。ここ二見浦のお店が御福餅の本店で、しかも御福餅氷は、赤福氷より50円安いです。赤福や赤福氷は、内宮のおかげ横丁などで食べることができますので、ここ二見浦に来たら、せっかくですので御福餅の本店で、御福氷を食べてみる方が、少し違っていいかもしれませんね。

【関連情報】
□ ぽん王国・伊勢名物対決!『御福』VS『赤福』


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伊勢参拝紀行 二見浦(2)

 二見の駅から歩いて夫婦岩へ向かいました。陽射しは西へ傾き始めていました。
 歴史のある旅館街の道を歩き、途中から海岸へ出ました。

 この海岸へ出たことが正解でした。写真を撮るのを忘れてしまったのですが、海岸沿いには歴史のある旅館が並んでおり、木造で、映画の撮影にでも使えそうな風情があります。商店街のある通り沿いを歩くよりも、海岸沿いをの道の方が、よりその歴史を感じることができます。そしてその歴史ある旅館のすぐそばには、きれいな青い海。海岸は護岸工事がされており、砂浜ではないのですが、その護岸工事の古さもまた、長い歴史を感じさせる雰囲気を演出しています。浮き輪がぶら下がっている景色、海で遊ぶ家族、ここは、全てが時代を超えた“歴史”の中にあるようです。皇室ゆかりの旅館もあり、おそらくかつては皇族や華族といった方などが集い、夏になるとそういった方で賑わった場所なのではないでしょうか。その当時に思いを馳せて、一度泊まってみたいものです。

 そんなことを考えながら歩いていますと、目の前に二見浦の夫婦岩が見えてきました。

 さらに近づいて二見興玉神社の境内へ。

 昨日ご紹介しました『男はつらいよ』第39話のラストシーンに出てきた橋の上に立ってみました。橋の上から夫婦岩を見てみます・・・。
 
 思ったよりも小さいような・・・。

ise_futami1.jpg

 しかし、きれいな海、見事な姿をしています。この景色を始めてみた人は、何を感じ、何を思ったのでしょうか。

ise_futami2.jpg
 
 そしてさらに近づき、夫婦岩を眺めます。やはりこの岩の位置は絶妙なバランスです。そしてやはり注連縄がある事で、二つの岩の結びつきが強調され、デザイン的にも落ち着きを増しています。さらに他の岩のバランスも調っており、何度も目に焼き付けたいところがあります。

 自然が作ったこの光景は、偶然でしょうか? それとも?
 自然は様々な光景を我々に見せ、そして様々なことを感じさせてくれます。

【関連情報】
□ 二見旅館組合公式ホームページ
□ 二見興玉神社

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伊勢参拝紀行 二見浦(1)

 鳥羽で食事を済ませ、二見浦へ向かいました。物心付いてから伊勢を訪れたのはこれが3回目ですが、二見浦を訪れたのは初めてです。

 二見浦は、お正月の初日の出の映像や、夫婦岩の風光明媚な景色で有名なところです。一度はその光景を見てみたいと思っていました。

 さらに私にとって二見浦といえば、『男はつらいよ』第39作「寅次郎物語」のラストシーンです。第39話のマドンナは秋吉久美子ですが、マドンナとの恋物語というよりも、寅次郎と少年(秀吉)のお話になっていきます。ラストシーンの二見浦だけでなく、物語の途中で伊勢志摩のきれいな海の風景が出てきます。物語のなかで、伊勢志摩は、母お筆と、その子どもである少年・秀吉との再会の場所として登場し、きれいな風景と涙の溢れる場面とが印象的な回となっています。
 寅さんと秀吉との涙の別れ・・・。そして新しい生活を送っている秀吉、母お筆、そして船長(すまけい出演)と、二見浦での、表向きには再会できない再会のラストシーン・・・。
 『男はつらいよ』は全48作ありますが、『男はつらいよ』はこれ以降40作品へ突入していきます。これ以降物語中の恋の比重は、徐々に寅次郎から満男へシフトしていきますので、一つの区切りとなる作品です。

ラストシーンに向かう前に、寅さんは、伊勢志摩から一度柴又へ戻ります。
そしてお正月の稼ぎ時に出るために、お正月を待たずにとらやを後にします。
そのときの満男との会話・・・。

満男
「人間は何のために生きているのかな?」

寅次郎
「難しいこと聞くなぁ、
 うーん、なんていうかな、
 ほら、
 ああ、生まれてきた良かったなぁって思うことが何べんかあるじゃない
 そのために人間生きてるんじゃないのか?
 そのうち、お前にもそういうときが来るよ。
 まぁ、がんばれ。」
 ・
 ・
 ・
そしてラストシーンの二見浦へ。
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 ・
 二見浦へ初詣に来たお筆、少年・秀吉、そして船長の三人を見かけるも、やくざな寅次郎は声をかけることができず、岩場の影からその姿を見送る。
 ・
 ・
 そんな寅次郎の姿を探しに、二見浦へ向かいました。

 本日は寅さんのお話しで終わってしまいました・・・。


『男はつらいよ』 第39作 寅次郎物語
男はつらいよ 寅次郎物語男はつらいよ 寅次郎物語
(2005/07/29)
渥美清秋吉久美子

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伊勢参拝紀行 ピンボール発見!

 伊雑宮と御料田の参拝を終えると、時間はすでにお昼をだいぶ廻っておりました。朝も新幹線内で軽く済ませただけなので、だいぶお腹が減っておりました。これからの予定を考えて、鳥羽で食事をすることにしました。スペイン風の駅舎である志摩磯部駅で1時間くらい電車を待ち、鳥羽へ。
 お昼の時間をだいぶ廻っていたので、ガイドブックで目星をつけておいたお店はことごとくランチタイムが終了してました・・・。少し周りを歩いたのですが、適当なお店も見当たらないので、鳥羽駅に直結している鳥羽一番街というビル内で食事をすることにしました。

 食事を終えて同じフロアを廻ってみると、そこにはゲームセンターが。
 こういうところのゲームセンターには、かなり懐かしいゲームがあるものです。

 その予想に反することなく、素晴らしいものがありました!!

ise_pinball1.jpg ise_pinball2.jpg

 ピンボールです!!

 しかも上の写真の最初のものは、「GETAWAY」と呼ばれるピンボールですが、これは、同名映画をモチーフにしたもので、名作の一つとされています。久しぶりに「GETAWAY」のピンボールに出会えて、少々気持ちが高ぶりました。

 大学時代に村上春樹の『1973年のピンボール』という本を読みまして、ピンボールに興味を持ちました。さらにそのとき、所属していた文芸部の先輩で、「ピンボール箱庭説」というものを唱えている人がおり、その先輩に感化されて、よくピンボールをやりにいったものです。その頃に私が良くやっていたのが、まさにこの「GETAWAY」です。

 ピンボールといいますと、皆様は、単に金属の玉を弾いているだけだと思っておりませんか?いえいえ、このピンボールにはとても深い意味が込められているのです・・・。
 例えばこの「GETAWAY」というピンボールですが、この中で打たれる金属の玉は、カーチェイスをする車であり、警察と犯人、といったものを象徴しているのです。そしてその象徴である玉は、狭い盤面を縦横無尽に飛び跳ね、様々な仕掛けをしていきます。その仕掛け一つ一つが実は映画の中での場面を現したりしているのです。
 例えば下の写真の「ROLLERGAME」は、日本でも一時ブームがあったローラーゲームをモチーフにしたものですが、「GETAWAY」では車を象徴していた金属の玉は、この盤面ではローラーゲームのメンバー一人一人になります。そして「GETAWAY」同様に、狭い盤面を動きまわることで、ローラーゲームを表現しています。
 金属の玉という無機質な物体が、盤面の中では様々なものに変っていきます。その象徴を作り上げるために、小さな盤面に様々な仕掛けが施され、場面を演出する絵や音が装飾されています。こうして見ていきますと、ピンボールはまさに“あるもの”“ある宇宙”を表現するための、象徴的な“箱庭”なのです。
 京都の龍安寺には有名な石庭がありますが、石というもので大きな宇宙を表現していると言われています。私も一度訪れたことがありますが、この石庭を眺めていますと、心の奥底にある“なにもの”かが呼び覚まされるように思います。同じように、ピンボールというこの狭い空間もまた、石庭と同じように、“なにもの”かを表現しようとした“箱庭”なのではないでしょうか・・・。
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 と、大学のときの先輩が力説していました。
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 これはサッカーや野球など、球技全体にも言えることですが、我々の深層心理の中には、玉というものに“なにか”象徴的なものを込める思いがあるのではないでしょうか。我々が踏みしめている大地は、“地球”という球です。中国でも、完全で安定した形として真円が好まれるそうですが、これは球体という“なにものか”への憧憬があるのではないでしょうか。

 ピンボールについて熱く語ってきましたが、実は私はピンボールが下手です(笑)ですので、今回は眺めるだけにしておきました。そこで盤の状態は分りませんが、貴重な盤ですので、ピンボールマニアの方がいらっしゃいましたら、ぜひとも打ちに、鳥羽を訪れてみてください。

【関連情報】
□ 鳥羽一番街

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8月の四国出張&お盆休みのお知らせ

◇◇◇◇ 2008年8月 お盆休みのお知らせ ◇◇◇◇
8月15日(金)・16日(土)は、お盆休みのためお休みをいただきます。

◇◇◇◇ 2008年8月 四国出張のお知らせ ◇◇◇◇
8月17日(日)~19日(火)の間、四国出張をしてまいります。

お盆休みと四国出張をあわせて取りますので、15日~19日の期間は、治療院をお休みいたしますので、どうかご了承の程よろしくお願いいたします。。
※ 20日(水)から平常通り治療いたします。

【出張中のご予約について】
※ 出張中は電話を携帯に転送しておりますので、お電話でもご予約を承ることができます。
※ メールでのご予約は予約フォームからお願いいたします。ご予約確認のお返事メールは、転送先の携帯電話からになりますのでご了承下さい。

患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、どうかよろしくお願いいたします。

源保堂鍼灸院 院長 瀬戸郁保 

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ガジュマルとキジムナー

 治療院の入り口に看板がありますが、看板に向かって右側にあるのがガジュマルです。

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 ずいぶんと多く育ちました(笑)
 最初は小さな観賞用のガジュマルでした。治療院を開業したときに、仲良くなった近所のお花屋さんにいただいたものです。最初は小さい鉢に入っており、室内に置いておりました。時に待合室のテーブルの上にも置いていたので、当時の大きさがいかに今よりも小さかったかがわかると思います。今やすっかりおおきく、そして葉っぱもたくさん生い茂り、もうテーブルに置くことはできません。

 このガジュマルには、キジムナーという妖精が宿っていると言われています。以前少しネットで調べたのですが、その姿はまさに河童のようでした。お花屋さんに行きますと、様々な形をしたガジュマルがありますので、その姿を観ていただけるとわかるかと思いますが、まさに妖精が宿っていると思わせるようなものが数々あります。そのうちの一つが縁あってうちにやってきたのですが、伝説どおりキジムナーが宿っているのか、こうして大きく成長しております。

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よく近づいてみましたら、なんと幹から根っこが生えています。水を求めて幹から根っこを出すなんて・・・。この根っこは、いずれ幹になるのでしょうか?よくわかりません・・・。

 以前カンボジアに行ったとき、アンコールトムを見てきましたが、アンコールトムはガジュマルに侵食され、破壊された遺跡です。あの大きな力を思い出すと、この根っこはいずれ巨大化するためのキジムナーの足になるのではないか・・・と思ったりもします・・・。治療院のガジュマルが、アンコールトムのように巨大になるのはかなり先のことと思いますが、きっと人間などよりはるかに長生きをして、様々な歴史を見ていくのではないでしょうか。

 キジムナーはここで何を思っているのでしょう。
 キジムナーも夢を見ることがあるのでしょうか・・・。

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映画 『河童のクゥと夏休み』

河童のクゥと夏休み 【通常版】河童のクゥと夏休み 【通常版】
(2008/05/28)
冨澤風斗横川貴大

映画の詳細を見る

 この二日間、戦争と言う重たいテーマの映画が続いたので、本日はアニメ映画をご紹介します。

 今から何百年も前の江戸時代、大きな地震によって生き埋めとなった河童がいました。その河童は生き埋めになったまま化石のようになっていました。それをひょんなことから河原で掘り出した少年。何かの化石と思い大切に家に持ち帰り、さっそく洗ってみることに・・・。するとその化石は見る見る色を回復し、やがて河童が甦る・・・。その甦った河童はクゥと名づけられました。河童クゥと、少年、そしてその家族とのひと夏の交流が描かれたアニメです。
 生き埋めになっていたところを助けられことは、喜ばしいことなのですが、時代は何百年も過ぎているので、その間に自然は破壊され、世の中も変り、河童という存在そのものがもの珍しくなっていますので、河童にとっては生き抜くのが大変な時代になっていました。弱っている体力を回復するとともに、河童の仲間を探しに岩手の遠野へ向かったり・・・。そしてそうこうしているうちに河童の存在が知れ渡り、マスコミに取り上げられ、話題の渦中へと巻き込まれていきます・・・。
 
 小学生の頃、夏休みは永遠に続くながーい休みのように感じました。夏休みはずっとずっと続いて、遊び続けるんだろうなと思っていました。クワガタやカブトムシを取りにいったり、野球をしたり、キャンプをしたり、とにかく毎日毎日暑さを感じずに遊んでいたように思います。しかし、そんな長い夏休みも、いつしか終りがやってきます。いつの間にか日は短くなり、夕焼けが色鮮やかになり、そしてヒグラシがカナカナカナ~と夜がやってくることを告げ、8月も後半に入っていきます。
 もしあの長い夏休みに、河童のクゥがいたら・・・。泳ぎを教えてもらったり、相撲を取ったり、さらに楽しい日々になったかもなぁ、などと空想しました。

 クゥは最後東京を離れ、沖縄へ向かいます。その沖縄で出迎えてくれたのは、キジムナーです。キジムナーとは、いったいどんな奴なのでしょうか?明日のブログでご紹介いたします。

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映画 『母べえ』

母べえ 通常版母べえ 通常版
(2008/07/25)
吉永小百合坂東三津五郎

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 山田洋次監督が贈る戦争映画です。

 戦争という理不尽な暴力と、それに伴う自由の消失によって、夫を奪われた母べえ。働き手を失った母べえは、娘二人を育てるために必死になっていきます。暗くなりがちな時代にあっても、希望を失わずに、娘と歩む姿は気丈です。辛い日々でありながらも、母べえの家には、山ちゃん、姪っ子、おじさん、父親など、それぞれの立場で戦争を行きぬく人たちが集り、時にユーモラスを交えながら、お互いを支え合って生き抜いていこうとする風景があります。
 どんな状況でもユーモアを忘れない姿は、人間の強さなのかもしれません。そのあたりは『男はつらいよ』シリーズにも通じるものがあると思います。
 山田洋次監督らしく、映画の演出や展開に派手さはありませんが、着実な物語の積み重ねがあり、ユーモアと戦争の対比を使いながら映画は終わりへ向かいます。そして、映画の最後のエンディングで物語を振り返っていくのですが、そこで、この映画の構成の意味が分ります。やはりユーモアはユーモアがふさわしい風景でこそ引き立ち、それには平和な日常が大切なんだと言う深いメッセージが込められているように思います。

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映画 『出口のない海』

出口のない海出口のない海
(2007/02/23)
市川海老蔵(11代目)伊勢谷友介

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 終戦記念日がもうすぐです。

 終戦記念日は、遠くなっています。
 何十年も前に起きたことで、そしてその記憶も、思いも遠くなっています。第二次世界大戦を、我々日本人は“先の大戦で・・・”と言うことがありますが、日本が戦争に参加し、国を上げて戦った過去の一番近い戦争が第二次世界大戦ですので、それを“先の・・・”と言えるのは、そのとき以来戦争をしていないと言うことだから言えることです。そういった意味では、何十年も戦争をしていない日本は、このことを誇りに思ってもいいと思いますし、また、いつまでもこの戦争の記憶を、“負の遺産”として語り継いでいく必要があると思います。

 私より一回りと少し年上の知り合いが、先の世界大戦を、「アジアを教育したんだからいい戦争だったんだ。」と肯定しました。私は唖然としました。アジアを教育しただなんて、なんという傲慢な物言いだと感じましたし、腹立たしく思いました。
 私は単純に、「戦争なんてないほうがいい」、ただそれだけです。戦争のために、どうして人生を棒に振らなくてはいけないのでしょうか・・・。本当にそこに教育という意味があったのでしょうか?なかったはずです・・・。

 映画『出口のない海』では、野球に情熱を傾けた大学生が、時代の流れに押し流されて、海の特攻隊である回天の乗組員になっていく物語です。この映画が公開された頃の映画評には、“セットが安っぽいのがダメ”と書いてあったので、ずっと見る気がなかったのですが、映画館で予告編を観て気になっていたこともあり、今回この時期に観てみました。
 私は映画を観て、セットが安っぽいとは決して思わなかったです。むしろこの安っぽさは、映画だからではなく、その頃の当時の日本の現実の姿だったんだと思います。この映画の時代背景は、敗戦濃厚の頃ですから、全てにおいて物資に窮しているので、命運をかけた回天であろうと、この程度に過ぎなかったのではないでしょうか。この“安っぽい”現実は、日本が敗戦に向かっている現実です。その日本が敗戦に向かっていることを知りつつも、そこに身を投じていかなくてはならなかった青春とは、一体なんだったのでしょうか・・・。


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平和の祭典の一方で・・・

 平和の祭典とも呼ばれるオリンピックが始まりました。
 しかしその一方でまた戦争が始まりました。この時期にこういうことを仕掛けるとは、なんということでしょうか・・・。何をそんなに急いで戦争をする必要があるのでしょうか・・・。世界はいつ落ち着きを取り戻すのでしょうか。

 メダル獲得だけに注目が行きますと、どうもそれはメダルの数を争う国と国との争いのようになってしまうように思います。
 甲子園も、「世界で一つだけの花」が入場曲になった春の大会がありましたが、しかし、各校が目指しているのは“オンリーワンよりナンバーワン”であります。
 スポーツには勝ち負けがあり、勝つと負けるとでは全く評価が異なる世界です。勝ち負けがあるから楽しいものですが、それを超えたところの“参加することに意義がある”という本来の趣旨を今一度思い出さないと、“メダル争い”にしかならない矛盾があります。その矛盾を越えたところのドラマを感じておきたいと、私は思います。


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CD『アロハ・フロム・ハワイ』 エルヴィス・プレスリー

アロハ・フロム・ハワイアロハ・フロム・ハワイ
(1999/01/08)
エルヴィス・プレスリー

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 治療院でときどきエルビスのCDをかけます。以前このブログにも紹介いたしましたが、特にクリスマス時期にかけるゴスペルのものはとてもいいものです。本日はハワイから衛星中継されたエルヴィスのアルバムをご紹介します。

 このアルバムの帯には、“伝説が宇宙から降り注いだ日、’73年1月14日”と太文字で書いてあります。これはサテライト、つまり衛星中継で放送されたライブですので、“宇宙から”ということになっていますが、それにしても“伝説が宇宙から降り注ぐ”・・・なんて大げさな・・・とお思いになるかもしれません。しかし、エルヴィスにはこのこのフレーズがぴったりなんだなぁと、聴いた後にじわっと感じます。さらに帯には、この中継を当時10億人の人が見たとかかれています。10億人とはずいぶんと大きく出ていますが、まさに伝説のなせる技。しかもただの衛星中継ではなく、衛星“生”中継であったことがさらにすごいことではないかと思います。地球上の10億人が同時刻にテレビに釘付けであったわけですが、単純にその光景を思い浮かべただけでも、“伝説”ものです。これに匹敵する放送はサッカーのワールドカップや現在行われているオリンピックくらいでしょうか・・・。

 このアルバムはエルヴィスの晩年(エルヴィスはあまりに若くして、42歳にて他界していますので)、38歳のものです。デビューした頃の若さが溢れるがむしゃらさから比べ、歌い方にはだいぶ円熟味を増しています。エルヴィス本来の太く響く声にロックのリズムが絡み合い、究極のロックショウを表現しています。以前このブログにも書きましたが、こういったロックショウという分野は、エルヴィスにより始まりエルヴィスによって終わったもので、この頃のエルヴィスのみが表現しえたエンターテイメントの形であります。よって現在はこれほど大規模なものは絶滅しています。

 このような表現ができたのは、エルヴィスが持っている“王者”としての風格にあると思います。ジョン・レノンも、ミック・ジャガーも、エリック・クラプトンも追いつけない“王者”としての風格・・・。ボス、カリスマ、ロックスター、キング、いろいろな名称がありますが、“王者”という称号が似合うのはエルヴィスだけではないでしょうか。

 しかし、そんな王者であっても、この衛星生中継は緊張の中でのライブだったようです。衛星を使って生中継されるのですから、失敗は許されません。天性の歌唱力はあったとしても、それだけでやれるほど甘くはないもので、やはり裏ではかなりのリハーサルを積んで、最高の状態で挑んだようです。またこの一年前、エルヴィスは愛妻と離婚すると言うとても心が傷む経験をしています。その心の傷が完全に癒えていない状態で、果敢にこの歴史的偉業に挑んだのです。
 このアルバム以後、心の痛みと様々なプレッシャーの中で、エルヴィスは心身ともにすり減らしながらぼろぼろになっていき、4年後の死を迎えます。ステージでは最後まで“王者”としての風格を維持しつつも、エルヴィスの心身は悲鳴を上げていたのです。しかし、そういったものを振り切っての“王者”としてのエンターテイメント、そして誰も真似できない巨大なロックショウ。このアルバムの声からは、エルヴィスの魂の叫び、ぼろぼろになろうとも生き抜く力を感じます。

elvishawaii.jpg

 このアルバムのジャケットの裏です。大好きなライダースーツを着込んで、ハワイのファッションに囲まれているエルヴィス。どことなくミスマッチで、正直私は微笑んでしまうのですが、それがまた私にとってのエルヴィスの魅力です。このライダースーツは、エルヴィスにしか着こなせないですね^^

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『対決 巨匠たちの日本美術』

taiketu.jpg

 2週間前くらいでしょうか、東京国立博物館で開催されている『対決 巨匠たちの日本美術』を観に行きました。そのときにいただいてきてチラシを、治療院の掲示板に貼っておりますが、このチラシを見た患者様から、「私も観に行ってきました~。」という声をいただき、話に花が咲いたりします。

「お腹いっぱいって感じでした~。」
「気がついたら5時間も経ってましたよ。」
という患者様の声があります。
 この声と同じように、私もとてもお腹いっぱいで、圧されるような作品群に圧倒されました。国宝、重要文化財はもちろん、その他の作品もとても素晴らしいものが一同に会しています。企画をされた方、準備をされた方のご尽力に頭が下がります。こんなにも素晴らしい作品を一挙に観ることができるなんて、本当に“地球に生まれてきて良かった~”なのです。

しかし一方で、上述したご意見の他に、
「ちょっとあおってる感じはしますよね。」
「K-1じゃないんだから対決なんてね~。」
というものもあります。
 確かに観ながら思いました。生きている時代が重なってない“対決”も多いのです。私は観ながら、「若冲が○○才の頃は、蕭白が○○才だろう・・・・ってことは、若冲の作品を観ているのかな~?」「今みたいにマスメディアが発達してないし、写真もないし、そんな時代に他の人の作品を観ることはできたのかな?対決って何だ?」と、表題どおり“対決”になっているのか、少々疑問ではありました。
 そして美を追及するアーティストが、他者との“対決”という意識の下に作品を作り上げるのであろうか?という疑問も湧きました。私が思いますに、アーティストが作品制作に傾ける情熱とは、他者との“対決”というモチベーションが基になっているとは思えないのです。美への欲求を駆り立てているのは、心の底から湧き上がる“何ものかを表現したい”という、純粋な魂の要求なのではないかと思うのです。そこにあるのは“他者との対決”はなく、あえて今回の展覧会の“対決”と言う言葉を使うとするならば、それは“自己との対決”なのだと思います。今回の展覧会は、「若冲VS蕭白」という対立軸を作ることで、作品を並べており、それはそれで盛り上げてくれるものだとは思いましたが、それよりも、私は、個々の作者が、その作品を作るまでにいかなる対決を、自己の心の中で繰り返したのか、そしてそれを実現するためにどうやって技術を磨き、努力をしたのか、そういった背景を感じながら観覧させていただきました。

 昨日の自己を超える為に、今日も自己としっかり向き合い、自己といかなる対決をしたのか・・・。そんなことばかりでは疲れてしまいますが・・・(笑)しかしそれを研ぎ澄ましていくのがアーティストのアーティストたる所以なのかもしれないなぁ・・・と。


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LONG TIME AGO

ザ・タイマーズザ・タイマーズ
(2006/01/25)
THE TIMERS

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LONG TIME AGO 44年前(このCDが発売されたのが1988年)
原子爆弾が 落ちてきて
何10万人もの人が 死んでいったのさ

LONG TIME AGO 44年前
8月6日の朝 8時15分
何の罪もない人が 死んでいったのさ

LONG TIME AGO 44年前
人間の歴史で 初めてのことさ
この日本の国に 原子爆弾が落ちたのさ
  ・
  ・
  ・
(『LONG TIME AGO』作曲作詞:ZERRY より)

 先の第二次世界大戦で原子爆弾が投下されたのが8月6日。
 ZERRYこと忌野清志郎がこの曲で歌うように、何の罪のない人の命が、原子爆弾によって一瞬にして奪われ、あたり一面が焼け野原になりました。この原子爆弾の投下によって日本は降伏することになりますが、どうしてもっと早くその決断ができなかったのかと悔やまれます。
 “時代”という波の中にいると、その時代を正当に評価できないところもあります。正しく評価できるのは、その後に生きる人々であるとも言われます。果たして現在、何十年も前のこの日に起きた、この国の現実を、私達はどのように受け止めているのでしょうか。正しい、正しくないという価値判断はとてもファジーではあり、決め付けるべきものではないのかもしれませんが、こと戦争に関しては、答えは常に「NO」だろうと思うのですが、皆様、この8月6日はいかがお過ごしでしょうか?

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職人さんの夢

 昨日の夢の中に、以前このブログでも紹介した、今年亡くなった実家の和菓子職人さんが出てきました。
 その夢の中で私は久しぶりに実家の工場に入り、職人さんの動きを楽しそうに見ていました。晩年のイメージよりもまだ少し若い感じがする職人さんは、元気に仕事をしています。ときおり職人さんといろいろ話しているのですが、何を話していたかは覚えていません。たぶん職人さんは、風邪をひくなとか、お母さんを大切にしてやれよとか、仕事はうまくいっているのかとか、生前よく言っていたようなことを話していたのではないでしょうか。私はそれを黙って聞いていたような、何となくそんな感じだったのでしょう。

 いろいろと話をし、景色を見ているうちに、ふと私は我に帰りました。

私は一言
「あれ、おじさん確か今年亡くなったんじゃなかったっけ?」
と語り掛けました。あまりにリアルな夢でいたので、まさか夢だとは思ってもいなかったので、夢の中でこれは夢だと気がついたのでしょう。

「何言ってんだよ、今頃気がついたのか。気が付いたんだったらしょうがねえな、そろそろ帰るか。」と職人さんは言い残し、どこともなく消えていきました・・・。

 私はふと目が覚めて、夢と現実の狭間できょとんとしていました。
 もう直ぐお盆です。
 もしかしたら、職人さんが遊びに来たのかもしれません・・・。
 眼が覚めた後も、不思議と現実感のある感触が残っていました。何か伝えに来たのかな・・・。

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本の重さ

 本には重さがあると思います。
 それは単なる物質としての何グラムといった重さではありません。
 内容の重さです。
 一生の間どれだけの数の本を読むことが出来るのでしょうか。限られた時間の中ですから、出来るだけ自分を触発する本に出会いたいものです。そういう意味で、本には“重さ”があるように思います。

 昨日、一昨日と最近読んだ本をご紹介しましたが、“重さ”という面から見ますと、やはり昨日の『時代の風音』の方がはるかに重いと思います。決して茂木、波頭両氏の『日本人の精神と資本主義の倫理』が軽いといっているわけではありません。同じように日本や日本人を扱っている本としてみた場合の、両者の重さの比較であります。
 茂木、波頭両氏の本は、日本を語る場合、同時代の他の国々を見ているだけのように思います。つまり、「アメリカが○○なのに、日本は△△だからダメ」と言ったように、時代背景や国家の成り立ちと言うものをそれほど考えずに、国と国を水平に比較しているように思います。しかしこれだけではどこか物足りない・・・。つまり、結局のところ「アメリカ化すればいいのか?」「西洋諸国の真似をすればいいのか?」ということになってしまうのが、こういった論法の落とし穴です。
 一方『時代の風音』の司馬遼太郎、堀田善衛両氏は、歴史と言う時間の流れである垂直軸をしっかりと持った上で、同時に、他の諸国と水平的な面でも、現代の日本を語ることが出来る二人であります。現在この時点で水平的に、他国と日本を比較した場合に、他国のよいところを学ぶと言う意味で解決すべき問題や、その解決方法が見えてきますが、それだけでは日本に馴染みがありません。やはりそれだけではなく、日本がどのような歴史で成り立ってきたのか、何を失い、何を獲得して日本という国が成り立ってきたのかというものを理解しないことに、単純に他国と比較はできません。
 水平的な視点が中心な茂木・波頭両氏の本と比較して、水平軸と垂直軸がしっかりとしている司馬・堀田両氏の本には、“重さ”があります。この重さに出会えたとき、その書物の存在が自分の人生に生きていくものとなると思います。出来るだけ“重さ”のある本に出会い、様々な触発を受けたいと思います。

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『時代の風音』 堀田善衛・司馬遼太郎・宮崎駿対談集

時代の風音 (朝日文芸文庫)時代の風音 (朝日文芸文庫)
(1997/02)
堀田 善衛宮崎 駿

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 この本は、日本が生んだ稀有な才能である宮崎駿、堀田善衛、司馬遼太郎という博学な作家3人を交えた対談集です。本書の中でも述べていますが、宮崎駿は一人の“書生”という立場から対談を進行する役目を主に務め、司馬、堀田の両氏が対談の発言が中心を占めています。
 この本が始めて単行本として発行されたのは1992年のことだそうですが、今(2008年)から16年前です。ベルリンの壁崩壊、ロシアのペレストロイカ、天安門事件、クウェート侵攻など、国際情勢が大きな変化を見せた時代の直後ということになります。16年前ですと、私は22歳ですが、このような大きな変化をテレビや雑誌で見て、これから世の中はどうなってしまうのだろうと思ったものです。そして『朝まで生テレビ』などを観て、大島渚、野坂昭如、いまや政治家になってしまった桝添要一などの話に耳を傾けていました。
 そういった激動の変化をつぶさに見ているそのリアルタイムに、この3者の対談が行われたことは奇跡であり、こうして文庫本で読めることは、日本人にとっても大きな価値のあるもののように思います。といいますのも、この本はまるで現在の日本を見透かしているかのような、“預言の書”になっているからです。“預言の書”と言っても、何年が何月に大地震が起きるというような卑近なものではなく、日本という国がどこへ進もうとしているのか、世界がどのように動いていくのか、という民族、社会、国、世界、文化、そして地球・・・という大きな視点での提言としての“預言”です。しかもこの“預言”は、“歴史”という人類の歩みをつぶさに考察して明らかにされており、決して突拍子もないことではないことです。
 本の最後には地球温暖化について語られていますが、今から16年前、誰がこれだけこの問題の重要性に気がついていたでしょうか。16年前に既にこの問題を提起しているということが、本書を読むだけの価値を語っているように思います。1992年の混迷は、また違った形の混迷さを迎えています。この本からは、そこから抜け出すヒントがあるように思います。

 そして面白いと思ったのは、司馬遼太郎が宮崎駿に、「物の怪を扱ったアニメーションを作って欲しい」と提案していることです。この司馬遼太郎の提案は、後の『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』に通じていること間違いなしです。また、司馬遼太郎は『ルパン三世』も観ていたことが分り、しかも宮崎駿が携っていたときの頃の『ルパン三世』の違いを感じ取っていたようです。司馬遼太郎の頭の中は、一体どんなことになっていたのでしょうね。

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『日本人の精神と資本主義の倫理』 茂木健一郎・波頭亮

日本人の精神と資本主義の倫理 (幻冬舎新書 は 3-1)日本人の精神と資本主義の倫理 (幻冬舎新書 は 3-1)
(2007/09)
波頭 亮茂木 健一郎

本の詳細を見る


 テレビ番組のコメンテイターも務めることがある茂木健一郎氏と波頭亮氏の対談集。かたや脳科学者、かたや経営コンサルタントという全く違うベクトルの仕事をしている両者ですが、二人のお話しはうまく噛み合い、ときに意見の相違を見せ合いながらも、うまくまとまりながら、現代日本を蝕む精神的な貧困さに話が及んでいます。戦後何度か日本は人生に対しての価値観を変えてきました。戦後の闇市の時代から、高度経済成長、バブル、バブル崩壊、そして時代は二極化へ・・・。
 この価値観の変化のたびに、我々は大切なものを一つ二つと失ってきたように思います。この本を読みますと、大切なものを失っていく過程、そしてこれから必要な心構えみたいなものを示唆してくれるように思います。(“示唆してくれるように思う”と書いたのは、本書に書かれていることを、必ずしも全てにおいて賛成できないと感じたからです。)
 価値観というものはとても曖昧で、何を大切にし、何を切り捨てるかは各個人に任されたもので、強要することはできないと思います。しかし時代の流れという大きなうねりはあるもので、そのうねりに翻弄され、正しい価値判断ができないという場合もあります。常に自分の価値観を揺さぶりながら、何が自分にとって必要なのかをみつめることが大切になるように思います。この新書は、そういった今持っている自分の価値観を揺さぶるためのいいお手本になるのではないかと思います。

 上述したように、私はこの本の対談に全て賛成するわけではありません。その一つは、専門家である職人を少し否定したような書き方があったことです。iPODの例が挙げられていますが、そこで“日本はiPODの部品を作ることはできても、iPODを生み出すことはできない(iPODのようなものを作るという発想を生み出す土壌がない)”と言うようなことが書いてあります。私はそれでいいと思いますし、それが日本の価値であると思うのですが・・・。
 と、少し思うところもありますが、総じて読みやすく、現代の日本が抱えている問題を総覧できるように思います。


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ラブちゃんの思い出

 治療院の掲示板に、子犬の週めくりカレンダーを貼っています。とてもかわいい子犬たちを、週単位で楽しめるカレンダーです。めくり型のカレンダーの宿命として、めくったものはもう用がないので、めくられた後は捨てられていきます。
 しかし、7月半ばの週のもので、どうしても捨てられず、懐かしみながら眺め、今もまた置いてあるものがあります。
 それはこのシェルティ(シェットランド・シープ・ドック)のページです。

sherty.jpg
 
 クッションに横たわる無邪気な表情がかわいらしいのですが、これをまだ捨てられずに遺してある理由の一つは、実家で飼っているラブちゃんのことを思い出すからです。ラブちゃんは我が家に来た当初、とても胃腸が弱く、いつも下痢ばかりしていました。しかし、そのわりにはぴょんぴょんよく跳ねる元気のいい犬でした。この写真を見ていると、そんなラブちゃんのことを思い出します。

その後成長し、ラブちゃんはこんな感じになりました。

love.jpg

 一度出産をし、3匹の子どもをもうけました。そのときの母親たる姿は、かつてのやんちゃ娘の面影ではなく、子どもを育てようとする本能のやさしさに輝いているようでした。

 ラブちゃんは元々痩せがちな犬でしたので、お乳があまり出ませんでした。産後の肥立ちも悪いところがあり、たまにお腹に鍼をしてあげました。とても気持ちいいのか、鍼をしているときはじーっとしております。そして、私のそばに近寄って鍼を催促するかのように、ごろんとお腹を見せてくるようになりました。

 もうずっとラブちゃんには会っておりません。今、どんな姿になっているのでしょう。
 シェルティを見かけると、ラブちゃんのことを思い出します。
 そんなことは露知らず、きっと気ままに、暑い暑いとお気に入りのクッションの上で寝転んでいるでしょう・・・。


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