こころを捉える(5) 思→慮→智
2008 / 05 / 25 ( Sun )
 心(しん)から始まったこころの動きを、昨日は志まで追ってきました。本日は更にその続きを見ていきます。

心(しん)



意(い)



志(し)



思(し)
思とは「思考」を指します。物事に対しての印象がはっきりしだしていきますと、今度はそれをどうしたらいいだろうか?という問題解決に向けての思考が始まります。この段階ではまだ深く思考が進んでいませんが、これから進んでいく思考の基礎となるところとなるので、ある程度の方向性を見出そうとする段階でもあります。




慮(りょ)
慮は、考慮のことを指します。思の段階から更に思考が深まっていくもので、また、思の延長上にあるとも言えます。事物や問題が、今後どうなっていくかという先を思索したりしますので、「深謀遠慮」とも言ったりします。そして、あまりに利己的なものになっていくと、「謀慮」といったものになることもあります。




智(ち)
智とは、智謀のことを指します。これは、問題に対して出された解決方法を策略し、処理していく段階です。心から始まった思考過程も、この智の段階にまでなると、問題解決に対しての認識が明確になり、深い見解へと視野が広がることになります。最後に智が解決方法を断行することで、問題が解決していきます。


※ 以前表参道・源保堂鍼灸のサイト内にあるコラム『東洋医学って何?』においても、「心の動き」と題して書いたことがありますが、そちらと重なる部分もありますので、もしご興味がありましたらそちらもご参照下さい。


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