こころを捉える(3) 
2008 / 05 / 23 ( Fri )
お酒のCMだったでしょうか・・・、

ソ、ソ、ソクラテスか プラトンか
ニ、ニ、ニーチェか サルトルか
みんな悩んで大きくなった〜♪

と、お酒を片手にした野坂昭如が歌っておりました。。
ちなみに懐かCM特集で見たもので、リアルタイムで見た記憶はありません、ハイ ^^;
YouTubeで改めてみたのですが、かっこいいです、野坂昭如。形だけのチョイワルではなく、ほんとのワルを感じます・・・。

 こころの活動は様々で、複雑です。自分の心を制御することすらままなりません・・・。悩み多きもので、孔子にしろ、釈迦にしろ、こころの扱いをどうしたらいいのかと、人類は常に心の扱いに困っていたのかもしれません・・・。

 
 いつものように見切り発車で書き始めた「こころを捉える」ですが、昨日、一昨日と二日に渡り東洋医学的にこころを考えてみました。東洋医学では、心の統括のもと、五臓に配当されるそれぞれの働きが共同して一つのこころをつくりあげているとしています。
 このこころの成り立ちについて、一番よくまとまって書かれているのが、『黄帝内経・霊枢』の「本神」という篇です。この「本神」を基盤にしながら、東洋医学で捉えるこころのはたらきを大きく整理してみますと、以下のようになります。

心(精神活動)
(1) 思考過程 − 問題解決へ向けての思考作業
(2) 感情情動 − あることが起きた場合に、それに対するこころの動き

 このように、心が行っている精神活動は、思考と感情という二つに分けることができます。さらにこの二つの働きを、東洋医学では以下のような言葉でまとめています。

(1) 思考過程 − 心・意・志・慮・智
(2) 感情    − 怒・喜・思・憂・悲・恐・驚

 この思考過程や感情が生じるためには、昨日のブログに書きました魂と魄といった感覚器や受容としての、魂・神・意・魄・志(この「こころを捉える」シリーズの第一話参照)というものがあります。
 まず(1)の思考過程について、明日また書いてみようと思います。 
 

※ 以前表参道・源保堂鍼灸のサイト内にあるコラム『東洋医学って何?』においても、「心の動き」と題して書いたことがありますが、そちらと重なる部分もありますので、もしご興味がありましたらそちらもご参照下さい。


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