不釣合いかな、強いロボット。
2008 / 05 / 31 ( Sat )
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 定期的に小児鍼を受けに来ているK君が、最近よくいろいろなおもちゃを持ってきてくれます。これがけっこう良くできていまして、変身したり、音が出たり、光ったりと、様々な工夫がなされています。またそんなおもちゃをの遊び方を説明してくれるK君の姿も楽しいものです。

 そこでK君、今週はロボットを持って来てくれました。このロボットは武器にも変身するそうです。残念ながらこの日はあまりお話しをする時間がなかったので、その変身する姿を教えてもらうことができませんでした。そこでK君はお母さんと相談して、このロボットを治療院に泊まらせようということになりました。他のぬいぐるみたちと並べてみたのですが、とっても不釣合いに見えます。しかし、なんだか治療院を守ってくれるスーパーヒーローのようで、なんとも頼もしい限りです。ぬいるぐるみ達にも、全く違う友達ができたようで、ちょっと喜んでいるようにも見えますが、いかがでしょうか。

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12 : 34 | 鍼灸院日誌 | コメント(2) | page top↑
雑誌『望星』に掲載される。
2008 / 05 / 30 ( Fri )
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 東海大学の東海大学出版会から毎月出ている「望星(ぼうせい)」という雑誌があります。この雑誌に、当院が推奨している「散歩」が取り上げられました。ウォーキングと散歩の違いから、その東洋医学的意味などを載せていただきました。ホームページのコラムや、この「鍼たま」でも何度かお話してきたものと重なりますが、うまくまとめていただきました。待合室のテーブルの下において置きますので、治療をお待ちのときにでも、時間がありましたらお読み下さい。

【関連情報】
□ 望星
□ 散歩の効用  表参道・青山・源保堂鍼灸院ホームページ「東洋医学って何?」内

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11 : 02 | 鍼灸院日誌 | コメント(0) | page top↑
GREAT ADVENTURE FAMILY
2008 / 05 / 28 ( Wed )
 「こころを捉える」と題して、こころについて書いてまいりました。こころについて思うと、いかに自分のこころは弱く、いかに多くの方に支えられてきたかということが分ります。そして、多くの歌にも励まされました。その中で、私が鍼灸学校時代に支えてもらった曲をご紹介します。

GREAT ADVENTURE FAMLIY
(song by 真心ブラザース writtened by 倉持陽一)

慌てるなよぼくの心よ 慌てるなよぼくの心よ
時はもうそこまで来ているよ 時はもうそこまで来ているよ

人間のふりした機械人たちよ エネルギーとって夜は充電かい?
風はもうそこまで吹いているよ 風はもうそこまで吹いているよ

純粋な心を蝕む経験は きっときっと君を もっともっと純粋にするだろう
あいつはもうそこまで来ているよ あいつはもうそこまで来ているよ

ねえ僕に君の時間を少しだけくれよ
君に歌いたい伝えたいみせたいものがあるのさ
ドアはもう君のために開いているよ ドアはもう君のために開いているよ

心を大きく広げてゆこう
大きな心支える丈夫な身体にしよう
風まかせとか状況見つつなんて言ってるうちにくたばるぞ
本当に君が思っていることをムリヤリ聴かせてやれ

時はもうそこまで来ているよ
時はもうそこまで来ているよ


 鍼灸学校の卒業式が終わり、その後の謝恩会で、私はこの曲を、ステージの上でギターの弾き語りをさせていただきました。歌い終わると、知らない人から、「えがったえがった」と言われたり・・・。
 今でもこの曲は大切な一曲として、口ずさみます・・・。

追伸: 先日友達がギターを持って治療院に遊びに来ました。借りて弾いてみたのですが、すっかりコードを忘れていました(苦笑)


この曲はこのアルバムに入っています。「新しい夜明け」「拝啓、ジョンレノン」「君と一緒」「空にまいあがれ」などの名曲がたくさん入っている、真心ブラザース中期の頂点といっていい一枚です。

GREAT ADVENTUREGREAT ADVENTURE
(1996/09/21)
真心ブラザーズ

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21 : 11 | 音楽・CDの感想 | コメント(0) | page top↑
こころを捉える(7) 情志の活動
2008 / 05 / 27 ( Tue )
 こころの思考作用について書いてまいりましたが、こころにとってもう一つ大切な働きは、感情である情志活動です。

 情志活動とは、外界の刺激に対して、精神活動が如何に反応したかで、感情的な影響だけではなく、それによって身体がどのように変化したかという、身体的な影響も含みます。
 外界の刺激に対して、適度で心地よい情緒反応であれば、それは、臓腑の働きを助けるような良い作用となります。例えば笑いであれば、自分が好きなお笑いを見て、心から楽しむ笑いは、身体にもいい影響を与えます。
 一方で、外界の刺激に対して、感情が乱れるまで激しく反応したものは、病の原因となります。これは現代医学の用語で言えば、ストレスということになります。例えば同じ笑いでも、愛想笑いのような不自然な笑いを続けていると、それは心地よいどころか過剰となり、ストレスになります。
 東洋医学では、こういった過剰な情志の変化を、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚という7種類に分類し、これを七情(しちじょう)と呼んでいます。
 これにも五臓との関係が配置されていますので、以下示しておきます。

怒  − 肝
喜  − 心
思憂 − 脾
悲  − 肺
恐驚 − 腎

 それぞれの感情が過激になりますと、各々配当されている臓器が痛むことになります。この配置を参考にして、なるべくストレスを溜め込まないように気をつけてください。


※ 以前表参道・源保堂鍼灸のサイト内にあるコラム『東洋医学って何?』においても、「心の動き」と題して書いたことがありますが、そちらと重なる部分もありますので、もしご興味がありましたらそちらもご参照下さい。


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00 : 07 | 東洋医学・東洋思想・健康 | コメント(0) | page top↑
こころを捉える(6) 思考過程を整理してみる
2008 / 05 / 26 ( Mon )
 以上のように、東洋医学では、思考過程を心→意→志→思→慮→智という6段階に分けています。それぞれの段階については、前回までのブログに記しましたが、これは、ストレス社会である現代においても、とても参考になり、また実践できるものだと思います。
 日常生活では、日々大なり小なり問題が起きたりするものです。そして、現代社会は、処理するべき事柄も増えており、やらなくてはいけないものが溢れて、あれもこれもと同時進行に進めていくことが多々あります。もし思考の過程がうまくいっていないと、気ばかり焦ってしまうことが少なくありません。そうなるとさらに思考は止まっていき、するべきことも止まってしまい、それがまた焦りを増す要因になる・・・という悪循環になっていき、次第に自分は何に焦っているのだろうと、その問題の焦点すら分らなくなってパニックしていきます。

 東洋医学で見るこのような思考過程を見てみますと、今自分がどの段階にいるのかという座標になると思います。ある問題に対しては、すでに「慮」の段階になっている、この問題に対してはまだ「意」のあたりだろうか・・・と思うだけでも、少し整理がされていきます。こうしていきますと、すぐにやれることに対しては「智」を直ぐに発動して片付ければいいですし、それほど急ぐ問題でなければ、しばらく「意」の段階で放っておいてもいいわけです。どれも全てを同じ速度で解決することは先ず無理ですので、優先順位をつけながら、思考過程を整理しておくことが、思考に余裕を持たせることにつながり、さらには、余裕のある思考によって、よりよい発想や方法へ結びつけることになるのではないかと思います。
 実践的であり、体験的である『黄帝内経』の中に、こういったことを詳しく記した篇があるということは、おそらく古人もまた、現代の我々と同じように、どのように問題を解決していくかを考えていたのではないでしょうか。だからこそ、こうして現代に読んでも、それを活かすことが出来るのだと思います。

 東洋医学に見るこういった思考過程が理解できたとしても、それを実践に活かしていかなくてはそれは絵に描いた餅でしかありません。東洋医学は実践的、実用的な医療でもありますので、日常に生かす工夫が大切になります。
 そのためには、具体的な方法論が必要となります。それには様々な方法論がありますが、手帳やメモを活用する方法など、ビジネス書のコーナーに行くとたくさん目に入ります。自分に合った方法論に辿りつくまでは、いくつか試してみる試行錯誤が必要となりますが、肥大しすぎた思考を整理して、ストレスを軽減することにも繋がりますので、参考にして見る価値はあるかと思います。個人的にはメモ帳を活用していますが、その考え方は以下の本を参考にしたりしています。ある方法論を土台にして、自分なりにアレンジすることは可能ですので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
(2006/05)
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※ 以前表参道・源保堂鍼灸のサイト内にあるコラム『東洋医学って何?』においても、「心の動き」と題して書いたことがありますが、そちらと重なる部分もありますので、もしご興味がありましたらそちらもご参照下さい。


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23 : 04 | 東洋医学・東洋思想・健康 | コメント(0) | page top↑
こころを捉える(5) 思→慮→智
2008 / 05 / 25 ( Sun )
 心(しん)から始まったこころの動きを、昨日は志まで追ってきました。本日は更にその続きを見ていきます。

心(しん)



意(い)



志(し)



思(し)
思とは「思考」を指します。物事に対しての印象がはっきりしだしていきますと、今度はそれをどうしたらいいだろうか?という問題解決に向けての思考が始まります。この段階ではまだ深く思考が進んでいませんが、これから進んでいく思考の基礎となるところとなるので、ある程度の方向性を見出そうとする段階でもあります。




慮(りょ)
慮は、考慮のことを指します。思の段階から更に思考が深まっていくもので、また、思の延長上にあるとも言えます。事物や問題が、今後どうなっていくかという先を思索したりしますので、「深謀遠慮」とも言ったりします。そして、あまりに利己的なものになっていくと、「謀慮」といったものになることもあります。




智(ち)
智とは、智謀のことを指します。これは、問題に対して出された解決方法を策略し、処理していく段階です。心から始まった思考過程も、この智の段階にまでなると、問題解決に対しての認識が明確になり、深い見解へと視野が広がることになります。最後に智が解決方法を断行することで、問題が解決していきます。


※ 以前表参道・源保堂鍼灸のサイト内にあるコラム『東洋医学って何?』においても、「心の動き」と題して書いたことがありますが、そちらと重なる部分もありますので、もしご興味がありましたらそちらもご参照下さい。


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こころを捉える(4) 心→意→志
2008 / 05 / 24 ( Sat )
 本日は、こころの作用の一つ目である「思考過程」について述べていきます。思考過程とは、ある物事や問題に対して、どのようにこころが判断し、解決していくかという一連の流れのことを指します。
 すでにこれまでのブログに書きましたように、こころがもっている、この思考過程には、心→意→志→思→慮→智という段階があります。この一つ一つの段階を、『霊枢』の「本神(ほんじん)」を参考にして記していこうと思います。

心(しん)
何か問題が発生し、それを解決しようとするとき、先ず最初に、その問題を、“問題”として認識することから思考が始まります。これは、例えば熱いものに触れたとき、“熱い”という認識が最初に起こるのと同じように、思考もまた、外からの刺激として“問題”がやってきて、それに触れることで思考が開始されます。その最初の認識が「心」です。
逆に言えば、何か問題が発生しても、全く無関心であったり、無頓着であれば、心は動いていないこになります。




意(い)
これは、その問題への初歩の印象のことを指します。心が外界からの刺激として問題を受け止めたとき、それはもう外界のものではなく、当事者のこころの“中”の問題になります。問題が内面に入り込んだとき、それが良いもの、悪いものかという大まかな印象が立ち上がります。
「本神」の原文には、「心が憶するところあり、これを意という」とあります。つまり、記憶の“憶”が使われていますので、これまで自分がしてきた経験などの記憶の中のものと照らし合わせ、そこから生まれる最初の印象とも言えます。




志(し)
志とは、明確な記憶のことを指します。意は、問題に対しての最初の印象でしたが、志とはより明確で、判断のよりどころとなる記憶、認識と言えます。前の意の段階では、まだ印象が曖昧であったのに対し、ここではさらにはっきりとした印象が浮かび上がってきます。




よりはっきりとしてきた認識が、さらに思→慮→智と進んでいきます。
その流れは、明日追っていきます。


※ 以前表参道・源保堂鍼灸のサイト内にあるコラム『東洋医学って何?』においても、「心の動き」と題して書いたことがありますが、そちらと重なる部分もありますので、もしご興味がありましたらそちらもご参照下さい。


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