ドーゼについて(4) 鍼の深さ
2008 / 04 / 19 ( Sat )
 鍼灸治療には何よりも的確なドーゼ(刺激量)の管理が必要です。無造作にしているように見える治療には、患者様の状態を診ながら、様々な条件を考慮しながらドーゼの管理をしています。

 その中の一つが、鍼の深さでもあります。鍼の深さはツボにもよります。3ミリくらいしか入らないようなところもありますが、1cm、2cmと深く入るところもあります。この鍼の深さにもまた、ドーゼという刺激量に関わってきます。
 ツボとは不思議なもので、春夏は上の方にあり、秋冬になると下の方に入り込んでいきます。そしてさらに、患者さんの状態によっても深さは変ります。教科書のような初歩のものには、ツボの深さが書かれていることもありますが、臨床で鍼灸治療をしていますと、ツボは動いていることがよくわかり、毎回毎回の治療でツボの深さを見極めなければなりません。
 一般的に、深く刺すとドーゼ(刺激量)が多く、浅いとドーゼは少ないと考えられます。しかし、ここでも多い少ないが問題ではなく、あくまで“的確なドーゼ”が大切になります。治療経過、季節、患者様の状態などを把握しながら、施術者の五感を頼りにドーゼの調整をしていきます。
 

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07 : 48 | 東洋医学・東洋思想・健康 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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