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表参道・青山エリアにある源保堂鍼灸院のブログです。東洋医学・健康の話しをはじめ、治療院の日常、堂主・スタッフの情景などを綴っています。


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『日々とポップス』 YO-KING(ヨーキング)

日々とポップス 日々とポップス
YO-KING (2007/02/21)
KRE

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悲しみはぶっ飛ばして こっち来いよ
愛しさは抱きしめて  こっち来いよ
- 『日々とポップス』「数字」YO-KINGより -

 YO-KINGの歌を聴くと、日々の生活や毎日の風景を思い出します。時には懐かしい景色も・・・。
 時は休まず過ぎ去っていきます。まるで昨日のことははるか昔の夢のことのように・・・。
 その時の流れの中で、何を感じ取りながら生活しているのでしょうか。
 ときどきは空を見上げ、ときどきは地面を見つめ・・・。
 瞬きをした瞬間、世界は一変しているかもしれません・・・。

 東洋医学の歴史は、漢代に、原典である『黄帝内経』が成立した頃に辿ることが妥当だと思いますが、時間にすると、この原典の成立から2000年の時が経っています。この2000年前に成立した鍼灸というものを、原典を中心にして紐解きながら治療をしておりますが、この2000年の歴史の中で、私がしていることは瞬きをするくらいの一瞬に過ぎないのかもしれません。
 しかし、瞬きすることは無駄ではないと思います。歴史に残る各医家もまた、限られた一生の中で、その瞬きを積み重ねてきたのであり、その結果が2000年の歴史的な遺産となっているのですから、何も自分のしていることを哀しむこともなく、諦めることもなく、日々の臨床と学術の研鑽が出来るのだと思います。

 YO-KINGの歌には空の景色がよく出てきます。ふと見上げた空の景色は、我々をなごませてくれますが、そんな誰もがもっている懐かしい“空”をぱーっと思い出させてくれます。自分の心象風景にある“空”を見たとき、時間の制限を抜け出すことが出来るかもしれません。
 いい曲をピックアップして、夕方くらいからのBGMに流そうかと思いますので、よろしかったら耳を傾けてみてください。

時に偶然が重なって 二人きりで
肩並べ歩く日が来るかも
晴れたらいいな 晴れたらいいな 未来のその日に
笑ったらいいな 笑ったらいいな いつものあの笑顔で
 - 『日々とポップス』「ぼくの好きな人」YO-KINGより -
 


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『たそがれ清兵衛』

たそがれ清兵衛 たそがれ清兵衛
真田広之 (2006/11/22)
松竹

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 山田洋次監督の『武士の一分』を昨年暮れに映画館へ観に行きました。この『武士の一分』は、今日紹介します『たそがれ清兵衛』から始まる三部作の最後だというのを知ったのは、『武士の一分』を観た後でした。そのことを知り、これは『たそがれ清兵衛』も観なくては・・・と思いました。2003年(第76回)アカデミー賞では、外国語映画賞にノミネートされるなど、当時は大きな話題にもなりました。

 城内での仕事が終わる夕刻、“たそがれ”時、清兵衛(真田広之)は同僚のお酒の誘いを断り、帰りの道を急いでいく。家には結核を病む妻、痴呆が進む実母、そして2人の小さな娘・・・。自分の家族を守るため、ただひたすら仕事をこなし、そして夜は虫かご作りの内職を生計を立てる。そして物語が始まると、すぐに結核の妻は亡くなる。一人で家族を支えてきた孤独な清兵衛は、妻が亡くなった後も、ただひたすらに自分の家族を養うための生活をする。
 元々侍として、武士としての志も高く、剣術に於いても秀でた才能をもった清兵衛。しかし、時代の中で清兵衛の生活は困窮し、さらに家族の問題を抱えて、貧しい生活を余儀なくされている清兵衛。
 そんな困窮する生活の中にあっても、清兵衛の心は、自分の運命を恨んだり、自分の境遇を落ちぶれた武士などと自分を卑下するところはない。いや、むしろ、四季の移り変わりの中での生活や、子供の成長など、何気ない生活全てを愛おしむようになり、心は限りなく穏やかに変化していく。出世を求めるわけでもなく、何かを変えようとするのではなく、時代とともに、自然とともに、そして家族とともに、清兵衛の心は無私の世界に近づいていく・・・。
 しかし、そんな生活を変える出会い・・・。
 幼馴染の朋江(宮沢りえ)との再会。
 限りなく無私に近づく清兵衛に、この再会は大きな転機となる。自分の愛をささげる希望を、そこに見出そうとして、少しずつ、そして大きく清兵衛の心は変化していく・・・。

守るものが出来ると、強くなれる。
守るものは、希望の光となる。
大きな愛のために、希望は力をくれるのでしょう。
生きている限り、何かに囚われ、何ものかに揺さぶられ、完全な無私の境地には、なかなかいけるものではないと思います。
しかし、愛の深さを知ったとき、命を捧げる愛するものができたとき、もしかしたら無私の世界を垣間見て、少しだけ近づけるのかもしれません。

 映画の内容は、山田洋次監督らしいオーソドックスなつくりです。矛盾もあるかもしれません。しかし、オーソドックスでもあり、矛盾を抱えたもの、それが人生なんだということなのではないでしょうか・・・。

追伸: 『男はつらいよ』シリーズ後期に出演していた、とらや従業員さんぺえちゃん役の方が出てきていて、嬉しく思いました。

【映画データ】
出演: 真田広之, 宮沢りえ, 小林稔侍
監督: 山田洋次
DVD発売日: 2006/11/22
時間: 129 分



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ホシくるのHawaii日誌(1)

 みなさん、こんにちは久々のホシくるです。
 まだまだ寒さが続きますが、風邪ひいていませんか
 私は寒さが何より大キライなので・・・寒い冬から逃亡して、2月中旬1週間、元気をもらいにハワイに行ってきました~

 ハワイは何より夏 暖かいのが最高のごちそうです
 それだけでタダタダ元気いっぱいです
 これからいくつかに分けて、「ホシくるのHawaii日誌」を書こうと思います。

 今日は第一弾ということで・・・おみやげfoodネタにしますネ。
 先生へのおみやげを何にしようかな~と考えていたのですが、悩むコトなくコレだという物に初日から出会ってしまいました
 “ここだけの話”ですが、先生は“大のベビースター好き”なのですが・・・
 そう
 『Hawaiiベビースター』を発見しちゃいました
 
babystarha.jpg

・・・・こんな所にって思ったのですが、このHawaiiベイちゃん(ベイちゃんとはおなじみベビースターのマスコット君のことです)がとにかくかわいい
 ちなみに味は・・・
『TROPICAL CURRY FRAVOR with MAKADAMIANUTS』らしい。
 やはりここでもマカダミアなのですネ。しかも、ご丁寧に日本語で「ココナッツミルクとハワイ産パインを使ったトロピカルカレーラーメンマカダミアナッツMIX」と説明書きまでありました(笑)
 大のココナッツ好きの私の興味もくすぐられ、楽しみに持ち帰りました。
 先生のリアクションも良く、さて、どんな味かなと、早速おやつに。なんだか、日本のいつものベビースターの食感と少し違ったものの、サクサクっとしていてココナッツカレー味が美味しかったですよ。マカダミアナッツもgoodでそた。何より先生に喜んでもらえて良かったですネ。珍土産大成功でした
 これから追々ハワイ日誌を載せるつもりです。夏の香りたっぷりです。写真、お楽しみに



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東洋医学の「脳」の位置づけ(3)

 東洋医学というわけではありませんが、我々が使っている日本語には、身体と心の関係を表した言葉がいくつもあります。
 例えば、恋をしたときには“胸がときめく”といいますし、楽しいことを前にしては、“胸を躍らせる”と言ったりします。他にも悲しいときも、“胸を悼める”、ほっとしたときには“胸をなでおろす”など、その表現は様々あります。“こころが痛む”とき、我々は自然と胸に手を置いたりします。
 一方、脳を使った言葉としては、脳を頭と言い換えてみると、ある大きな問題に“頭を抱える”などがありますが、他に感情的なものとしては、“頭にくる”、冷静になるときには“頭を冷やせ”と言われたりもします。しかし、この感情的な面を表す“頭にくる”“頭を冷やす”というのは、どちらかというと逆上して上に上った血液の興奮を言い表したもののようで、脳と関係するようなものではないように思います。
 脳生理学者の見解で考えると、“胸を躍らせる”“胸を悼める”といった心身の表現も、結局は脳の中での動きに過ぎないという・・・。

 かなりの高次の精神活動のうち、脳が関わる部分は大きいでしょう。
しかし、我々が使っている心身を表す多くの表現を見るにつけ、脳がどこまで我々の心身を支配しているものなのかわからないのではないでしょうか。“心が痛くなる”とき、我々はそっと胸に手を置きます。頭を押さえる人は少ないのではないでしょうか・・・。
 人間の心身をトータル的な、全体の視線で見つめた場合、その活動を脳だけで解明しようとするのは難しいことではないでしょうか。
 東洋医学では、各臓器に感情や、魂魄などの精神活動を振り分けています。脳が心身の中心ということではなく、腹に納まっている五臓六腑のはたらき全体によって湧き上がる感情や精神活動といったものが、本当の意味でのその人の能力ということになると、東洋医学では考えています。

 このあたりを『バカの壁』で養老孟司氏は、第2章の最後に
「人間はどうしても、自分の脳をもっと高級なものだと思っている。実際には別に高級じゃない、要するに計算機なのです。」と、脳のはたらきを端的に述べてます。



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東洋医学の「脳」の位置づけ(2)

 昨日のブログでは、東洋医学で「脳」を分類した場合、「脳」は奇恒の腑(きこうのふ)に含まれるとお話をしました。
 今日はさらにお話を進めてみます・・・。

 「脳」は奇恒の腑として、単独で活動するとお話をしました。しかし、ブログの最後にもお話したように、臓腑との関わりは相互扶助ですので、関係はしっかりと持っています。東洋医学では、各臓器のはたらきや生理機能をもちろん大切にしながらも、それらを孤立した単独の臓器として捉えるのではなく、お互いの関連性・バランスを重要視しています。
 この東洋医学の相互関連の視点で見ていくと、特に脳とのつながりが深いのは「腎」です。
 この腎ですが、東洋医学では成長、発育、精力、智力を持ったとても重要な臓器として捉えています。脳は、この腎と深いかかわりを持っておりますので、脳もまた成長、発育、智力と関係が深いことになります。
 このように見ていきますと、脳というものは、東洋医学の立場で見てみると、その人個人が持っている様々な能力に関係していると言えます。このような点で見ると、東洋医学の視点も、西洋医学の視点も共通するものがあるように思います。
 しかし、養老孟司氏や茂木健一郎氏など、一連の脳生理学者が唱えているような、“脳が全て”という視点は東洋医学にはありません。脳生理学者は、脳を身体を統括する絶対的な統治者のように解釈しているような面が強く見られますが、東洋医学では、身体の統治者は心臓と捉えており、あくまで、脳は奇恒の腑として身体活動をサポートするものとして捉えているように思います。この点では、東洋医学と近代医学での脳の位置づけは異なっていると思います。
 

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東洋医学の「脳」の位置づけ(1)

 昨日のブログでは、養老孟司氏の『バカの壁』を読み始めたと書きました。 自分の中に以前あった「脳」というものへの好奇心と、自分の今の仕事から見た「脳」への理解との差を確かめるといったものから、この本を手にしました。

 それでは、今の仕事、つまり鍼灸、東洋医学という立場では、この巨大な小宇宙・脳とはどのような位置づけになっているのか、それを考察していきたいと思います。

 まず、東洋医学の臓腑論というものがあります。
 東洋医学の臓腑論とは、いわば身体の解剖学と生理学を併せたもので、身体の内蔵の機能・形態を陰陽五行という東洋医学独特の身体観で分類したものです。
 この臓腑で分けますと、以下のように内臓を分けることが出来ます。

臓: 肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓
腑: 胆嚢・小腸・胃 ・大腸・膀胱

 この臓腑は表と裏の関係にあり、たとえば、肝臓と胆嚢、心臓と小腸のように一つのセットとして組になっています。

 この臓腑の中に「脳」はありません。
 では、脳はどこに分類されるかというと、「奇恒の腑(きこうのふ)」というものに入ります。この奇恒の腑とは、臓腑が表と裏で一対であったのと異なり、単独で機能を果たすという特徴があります。奇恒の腑に含まれるものは、脳の他に、髄、骨、脉、胆、女子胞があります。
 臓腑は表裏、陰陽という関係と五行というシステムの中で、お互いに関連しあっています。一方の奇恒の腑はそのシステムとは別に、単独に存在しています。
 しかし、別のシステムだからといって、臓腑と奇恒の腑が全く別物かと言いますと、そうではなく、臓腑の栄養供給によって奇恒の腑は正常な働きを行うことが出来、また奇恒の腑が正常に働くことによって、臓腑もまた調和の取れた活動を行うことが出来る、といった相互扶助の関係があり、それらが一体となって統一的な身体の働きが行われています。

 そして「脳」ですが・・・。

 本日もまたまた前置きが長くなってきましたので、明日に持ち越したいと思います。どうか明日も、よろしくお願いいたします。


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『バカの壁』を読む

 養老孟司氏のベストセラー『バカの壁』を“今更ながら”読み始めました。“今更ながら”と書いたのは、この本がベストセラーとなったのが出版された2003年のことで、いつか読もうとして4年経っていたからです。しかし、4年経っていながらも、未だに本屋さんの新書コーナーでは、最新刊とともに平積みにされていることも多いです。ちなみに先日購入したこの本の裏を見ると、「2006年11月30日 89刷」と書かれてあります。この3年の間に増刷を繰り返し、なんと89刷。まだまだこの増刷は続くのでしょう・・・。

 この『バカの壁』の著者である養老孟司氏の本で、『唯脳論』というものがありますが、私が養老孟司氏の本で最初に手にしたのがこの『唯脳論』でした。
 当時私は詩を書くのが好きで、いろいろと詩作に模索を続けていました。そしてあるとき、ひょっとしたら、心に響く言葉というものには法則があり、その法則を使えばかなりの詩が書けるのでは・・・。例えば美術の世界では、黄金率といったものが存在し、名作・傑作と呼ばれるものにはそういった理論的法則が存在しているという。その法則は、究極的にいえば、視覚を通して得られたものを脳が判断しているものに過ぎないかもしれない・・・。もしも詩と言う世界、言葉という世界にも同じようなものがあるとしたら、きっとその法則を基にすれば心地よい詩が書けるのではないか・・・。そしてその法則を感じるのは、ひょっとして脳ではないか?と思い、脳についての本を読もうと、本屋さんで購入したのが『唯脳論』でした。そしてそこから興味が広がり、立花隆氏の『脳を究める』など、脳関連の本を何冊か読んだことがあります。

 「人体は小宇宙」と譬えられるように、身体にはまだまだ解明されていない神秘な世界が広がっています。とりわけこの脳の世界は、まだまだ解明されていない部分が多いようで、また、日進月歩でその解明も続き、今また茂木健一郎氏などの出現で、脳が注目されているような気がします。

 しかし、再び脳が注目されている中で、私はほとんど脳関連の本には興味が向かなくなりました。それは自分が鍼灸師という身体を見つめる仕事をしていることと関係があるように思います。
 東洋医学の視点は身体全体を捉えようとするものであり、その視点は、脳を中心とする“唯脳”的な視点の対極にあるように思うからです。
 このような理由があってか、私は『バカの壁』というタイトルに近寄りがたさを感じており、ベストセラーになった頃はもちろん、今までも距離を置いていました。しかし、同時に、以前は自分の興味の一つであった脳についての大家が語り降ろした本ですので、いつか読まなくては・・と思っていたのも事実です。

 と、前置きが長くなってしまいましたが、私にとって『バカの壁』という本を読むということは、この仕事をする前に持っていた自分の身体観と、現在自分が持っている身体観とのずれを感じることだと思います。
 そんなこんなで、少々慎重に一ページ一ページ読んでみたいと思っています。


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参考

バカの壁 バカの壁
養老 孟司 (2003/04/10)
新潮社

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唯脳論 唯脳論
養老 孟司 (1998/10)
筑摩書房

この本の詳細を見る

脳を究める―脳研究最前線 脳を究める―脳研究最前線
立花 隆 (1996/04)
朝日新聞社
この本の詳細を見る

祝・2周年!

 本日、源保堂鍼灸院は丸2周年を迎えました。
 長かったような、短かったような・・・。
 全く知り合いもいない土地で開業してから丸2年が経ちました。
 これから3年目が始まります。
 神宮の癒しの森に守られたこの土地が、さらに“心身の癒し”と“健康増進”につながるように、とにかく日々、精進させていただきます。
 これからも、どうかよろしくお願いいたします。

               表参道・青山・源保堂鍼灸院 堂主・瀬戸郁保




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四国はすでに春

 四国で仕事をしています。
 ポカポカ陽気になっています。
 なんだか午後から眠くなってくるような・・・。
 そんなゆったりとした時間が流れています。



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Q.鍼灸は漢方ですか?

A. 鍼灸も漢方です。

 “漢方”と言いますと、すぐに浮かぶのは“漢方薬”だと思います。この連想から、“漢方=漢方薬”と思われている方も多いと思います。
 “漢方”の「方」という字は、技術という意味で、“漢”は、中国の歴代王朝・漢を指します。このことから、漢の時代から伝わる技術を総称して“漢方”と呼びます。
 その漢方の基礎となる書物が、漢の時代に確立された『黄帝内経・素問』『黄帝内経・霊枢』です。この『素問』『霊枢』は、解剖学でもあり、生理学でもあり、病理学、病因・病症学などを幅広く含んだ医学体系です。
 そしてこの医学体系は、もともと鍼灸の方が先であったことが、その記述内容からもうかがうことができます。現在では漢方というと、漢方薬ばかりが取り上げられますが、漢方の発祥は鍼灸にあったといっても言いと思います。
 明代に徐鳳(じょほう)という医家が書いた『鍼灸大全』には、“一鍼灸、二灸、三服薬”と、その重要度が記されています。また、清初期の呉昆(ごこん)が書いた本には、“上古神良医.鍼為先務.末世失其伝.故莫知其妙.”(遥か昔の上古時代には、良医は鍼をまず第一の任務とした。末世になるとその伝えを失う。その妙を知ることがない。)とも書かれています。
 このように、漢方というと、まずは“鍼(はり)”が挙げられており、鍼は、漢方医学を理解するためには必要不可欠であったことが分かります。
 以上のことからも、鍼灸は漢方であることがわかると思います。


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にらめっこ

niramekko.jpg

祝日の浜離宮。
小さな丘の上でにらめっこ。
じっと2人でにらめっこ。
2人とも表情を変えずに見つめあう。
かなり真剣にお互いをスケッチしているようでした。

ここの時間は止まっています。

ずっとずっと
いつまでもいつまでも

時の流れから離れて止まっている感じです。


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コンバースと青い空

convers.jpg

芝生に寝転んで、
雲一つない空を見上げた。
春すこし遠い太陽を浴び、
しあわせな時間を噛みしめる。
寝転びながら、
足を上げてみた。
ずっとコンバース履いてるなー、
ってことで、なんだかOKな祝日です。


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水上バスに乗って思ったこと。

suijyoubus.jpg

 休みを利用して東京散歩に出かけました。
 本日の東京は快晴で、文字通り“雲一つない”真っ青な空が広がる一日でした。“雲一つない”を文字って、
 “苦も一つない 楽ばかりの 快晴なり”
と、一句読んでみたりもしました(一句と言いますか、駄洒落みたいなものですが・・・)。

 夕方近くに水上バスに乗りました。少々寒い一日で、さらに日も陰りだして寒くなってきた時間帯でしたが、生の風を感じたく、一番後ろの吹きっさらしのところに座りました。

 一番後ろの席から覗くと、直ぐ下には船のスクリューで激しく起きる泡立ちがあります。そしてその泡立ちの先には、泡から離れていく波が続き、それがゆっくりと遠ざかり、さらに穏やかな水の流れとなり、次第に元の川の流れに戻っていきます。そしてその川の水面を、きらきらと太陽が照らしてくれます。
 太陽は暖かく、冬の風の吹きっさらしの中でも、私の身体を温めてくれます。

 「渦中」とはよく言ったもので、まさに“渦(うず)の中”と書きます。
 我々は、何かの問題に直面しているとき、“渦中にいる”と言います。困難なとき、また困難ではなくても、日々の生活に追われていると、船のスクリューのところのような激しい“渦(うず)の中”にいるようで、我を失い、周りを見渡す余裕すらありません。ひどい場合になりますと、自分がこの渦の中にいることすら気づかずに日々を過ごしてしまうことが多いのではないでしょうか。もちろん私もそのうちの一人で、大きな視点、太極を失うことはしばしばです。
 しかし、しばらくしてその渦中を抜け出してくると、多少余裕が出てきて、周りの景色を見る余裕が出来ます。そしてさらに時が経つと、その激しかった渦の中の経験は、今の自分を創ってくれたものとして、距離を持って見つめ直すことが出来るようになったりします。そしてその渦中の思い出は、かけがいのない自分の糧として、つらい思い出かもしれませんが、本当は光に照らされてきらきらと光っているものなのかもしれません。

 船のスクリューは、船を前進させる力そのものです。逆に言えば、泡が起きなければ船は前進しません。
 スクリューが水の泡を激しく起こすと、スクリュー直下では激しく水が泡立ち、一見すると無秩序な混乱状態のようになります。しかし、そのスクリューが起こす泡は、一方向に力強く回っているので、その渦は、無秩序の渦ではなく、船を前進させるための力となっています。
 何かの課題が自分に起きたとき、その渦中にいると、我々はその課題が自分の成長に必要なことだと気が付かず、その無秩序に見える激しさだけに心をかき乱され、激しく動揺していきます。しかし、この課題は、自分の成長に必要なものだと感じることが出来るとき、前進するための一つの力が湧いてくるのかもしれません。
 その課題を少しずつでも解決していくと、船は前進し、さっきまであった激しい泡立ちも少しずつ過去のものとして過ぎ去っていきます。さっきまでスクリュー直下で激しく泡立っていたその渦は、次第に次第に穏やかな波となり、川の流れに同化していきます。そしてその水面は光に照らされて、きらきらと光り輝くものになっています・・・。

そして船は、着実に前に進んでいます。

全ては光とともに・・・。
そして、光に導かれて・・・。

 

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『如風』

 今日は知人に誘われて、大倉正之助さんの『如風』という公演を観に行ってきました。はじめて知人から“大倉正之助”という名前を聞かされても、全くピンときませんでした。とりあえず知人にチケットを手配してもらってから、ネットなどで調べてみました。
 調べてみますと、この大倉正之助さんは“能楽囃子大倉流大鼓”の後継者で、その世界ではかなり有名な方で、重要無形文化財総合認定保持者だそうです。鼓の伝統世界を大切にしながら、革新的な世界にも鼓の可能性を広げている方です。
 今回私が観て来た『如風』も、ダンスの世界と、アボリジニの伝統的な演奏とを合わせたコラボレーションでした。抽象的な概念や思想を踊りと音で表現するのですから、普段見慣れていない私にとっては、この世界を動解釈したらいいのか、理屈抜きにそのまま受け入れようとしても、なかなか自分の中に入ってきません。
 しかし、大倉正之助さんがゆっくりと舞台奥から現れ、鼓の音が始まると、舞台全体がビーンとしまる感じがありました。つづみという漢字は、心臓の“鼓動”にも使われるように、私たちのこの身体や心に強く訴えるものであり、シンプルな楽器ゆえにその鼓動の伝わり方もシンプルに、かつ強く我々の心臓に響いてくるのかも知れない。
 この大倉正之助さんの演奏が入り、場の雰囲気が変わってくると、だんだんと私もこの世界観に入ることが出来るようになってきました。私個人の勝手な解釈ですが、この舞台からは、天と地の交流となって動き回る風の渦、そして、地球に吹くありとあらゆる風を、いろんな角度から表現しようと試みているんだと感じました。
 はじめての“鼓”体験でしたが、こういった世界に触れることもとても大切なことだと思いました。地球の動き、気候の動きと一体化した東洋医学をさらに体得していくためには、こういった世界を見ておくことも、新たな自分の視点のために必要だと思いました。

追伸: 新国立劇場に始めていきましたが、とてもきれいなところだと思いました。バレエもここで頻繁に行われていることをはじめて知りました・・・。

【関連情報】
□ 大倉正之助[大倉正之助事務所]HP('07.02.10.現在製作中)
□ マンスリーとーぶ2月号('04)・ヒューマンリポート「大倉正之助」
□ 新国立劇場

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春のうた

 夜、雨が降りました。
 明日は寒くなると聞きましたが、しかしどこかもう春の雨。
 外の道路に出ると、一匹のガマガエルが道路の真ん中に出てきていました。確か昨年も同じ時期にガマガエルの話を書いたと思いますが、今日見たガマガエルは、もしかしたら昨年私が見たガマガエルと同じものでしょうか・・・。
 ガマガエルの姿を観て、いよいよ地中の活動も始まってきたんだなと、その春の訪れが着実に来ていることを感じました。そんなことを感じながら、道路の真ん中にいては車に轢かれてしまうだろうと、ガマガエルを手に持ち土の上に連れて行ってあげました。

 蛙を見ると一人の詩人を思い出します。
 それは、草野心平です。草野心平の処女詩集に「第百階級」というものがありますが、これは蛙の詩だけを集めたものです。その後も蛙にまつわる詩をたくさん発表した詩人で、「蛙の詩人」と呼ばれることもあります。

 小学校のときに、教科書に出てきた草野心平の『春のうた』が大好きでした。その詩を今日は引用させていただきます。今日見たガマガエルも、こんな気持ちで外に出てきたのでしょうか・・・。
 
 春のうた        草野心平・作

 かえるは冬の間は土の中にいて、春になると地上に出てきます。
 そのはじめての日のうた。

 ほっ まぶしいな。
 ほっ うれしいな。
 みずは つるつる。
 かぜは そよそよ。
 ケルルン クック。
 ああ いいにおいだ。
 ケルルン クック。

 ほっ いぬのふぐりがさいている。
 ほっ おおきなくもがうごいてくる。

 ケルルン クック。
 ケルルン クック。



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空き地




 2月1日、朝自転車で治療院近くを走る。
 しばらく空き地になっていた近所の土地で、地鎮祭が行われていました。両方の道路に面した大きな土地に、いよいよ何かが建つのかもしれない・・・。何か面白いものでも建てばまたいいのになぁと思って、自転車で横を通り過ぎました。

 そして数日後・・・。
 整地がはじまり、アスファルトが敷き詰められました。
 どうやらコインパーキングになるようです。
 少し拍子抜けといったところです。
 別の利用方法が出てきたらまた変わるのでしょうが、土地を所有している会社としては、この広い土地を遊ばせておくにはいかないのでしょう・・・。

 もし自分がこの土地を管理する会社の社長であれば・・・いっそうのこと土をむき出しにしたまま土管などを置いて、ドラえもんに出てくるような空き地を演出したい。そしてジャイアンズではないですが、子供や大人が野球を出来るような・・・そんな空き地にするのも面白いかな・・・などと勝手な想像をしてしまいました。

 近くではますます建物が壊され、再開発が進んでいます。更地になるたびにパーキングが増えていくような気がします。無理とは分かりますが、買い手が付かない土地であったら、少々しばらくの間だけでも空き地として開放して欲しいと思うのでした。


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『わたしは「いま、この瞬間」を大切に生きます』 エックハルト・トール著

わたしは「いま、この瞬間」を大切に生きます[パワーオブナウ宣言][予定価格] わたしは「いま、この瞬間」を大切に生きます[パワーオブナウ宣言][予定価格]
エックハルト・トール (2003/07/23)
徳間書店

この本の詳細を見る

 昨日のブログで「今」という時間について書きました。私自身、「今」という時間に生きることがすぐに出来たわけではありません。いや、むしろ今でも「今」というこの瞬間にフォーカスして生きているとはいえないかもしれません・・・。だからこそ、岡本太郎の「瞬間に生きる」思想に憧れを持つのかもしれません・・・。
 まだまだ「今」というこの瞬間に生きていないのかもしれませんが、それでも、ようやく「今」という時間があることは分かったような気がします。
 そのきっかけを作ってくれたが、このエックハルト・トールの『わたしは「いま、この瞬間」を大切に生きます[パワーオブナウ宣言]』でした。4年前だったと思いますが、京都の帰りに、京都駅近くの本屋さんで平積みになっていたのをたまたま手に取ったものでした。かわいらしいイラストの表紙と色使いに目が留まり、ぱらぱらとめくって購入しました。軽い気持ちで何気に手にした本ではありましたが、帰りの新幹線では寝ることなくずっとこの本を読み、あっという間に小田原に着いたのを思い出します。
 この本がいいところは、とても読みやすく、実践的であることです。抽象的な理論ではなく、実践を通して「今」という瞬間を感じることが出来ます。装丁も紙の質もめくりやすいので、気軽にいつでも参考にできる点でも使いやすい実践書です。

 「今」という時間は永遠です。「今」ここにしか、「今」はありません。その連続が自分の未来だとしたら、未来を想定し、そこから力をもらいながらしっかりと「今」とつながる・・・。
 この本を読み終えたとき、瞬間、瞬間がとても愛おしく思えるようになると思います。


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「今」という時間

 大人になり多少分別が付いてきたかと思うのですが、しかし、いつになっても心とは厄介なもので、いつもあちこちとぶれたりします。
 例えばお釈迦様は“悟りを開いた”と言われていますが、その悟りを開いた状態とは、一体どういう状態だったのでしょうか。難しい本には般若心経の“色即是空.空即是色.”を引用して説いているものもありますが、いま一つ分かりにくいものがあります。
 例えば悟りを開くと、ピアノを弾くことが出来るのでしょうか?
 いや・・・悟りを開いてもピアノは出来ないと思います。やはりピアノを弾くには練習が必要でしょう・・・。
 それでは悟りとはどのようなことを意味するのか・・・?
 わたくしめごときがその答えを出すことは出来ませんが、悟りを開いた状態を想像すると、何だか“とにかく楽”な心の状態を感じます。
 何ものにも囚われない自由な心、何ものにも惑わされない強い心、そしていつでもにこやかに接していられる優しい心・・・。そういったものが全てそろって、きっと楽な心になるのだろうな、と思います。
 そのためには、過去に引きずられることなく、この「今」という時間を大切にすることからはじまるのでは・・・。「今」自分がどうありたいか、そしてその「今」の自分は、まだ見ぬ「未来」からエネルギーをもらっている・・・。だからこそ、「今」という時間を大切に、前を向いて歩いていきたい・・・。
 と、何だか訳もなく急に思い立ってブログを書くのでした・・・。



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立春

 本日2月4日は立春です。
 身体は春に向かってこれからどんどん変化をしていきます。しかし、春を迎えながら、立春のころはまだ寒さも残っています。季節の変わり目ですので、体調を崩すことも多くなると思います。季節の変わり目に体調を崩しやすい方は、今のうちから体調を整えることをお勧めいたします。



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対峙するということ

 「対峙(たいじ)」という言葉があります。この言葉は古医書の中にも出てきます。
 これは一つのものを説明するときに、ある側面から見ると○○と説明できますが、反対の方向から説明すると△△と説明できる、というもので、物の見方の両側面を表す言葉です。
 古医書を読解することはとても困難なことですが、困難な理由の一つに、このようにある言葉があるときは○○と説明され、ある場面では△△と解釈されているというようなところにあり、この思考方法に馴れていないとかなりの混乱をしてしまうことがあります。言葉としては同じものなのに、二つの別の説明が重なったりしますので、それをうまく自分で整理しながら読み進めなくてはいけません。

 このように古医書に見受けられる「対峙」する思考方法は、中国哲学の根底にもつながるものですが、これは、物事を捉えようとするときに、その差異をまずは認識することから始まる、ということを示唆しているように思います。例えば我々の仕事ですと、まずは病気か健康か、さらにはその中間としての未病(みびょう)なのか、を判断しなくてはいけません。健康、未病、病気という対峙する身体の状況を判断しなくては、どこをどうしたらいいのかという施術方針が決まりません。その判断をするとき、健康体の基準を設けて、そこからどれだけずれているのかを判断材料にして、病気、未病などを分けていきます。これらの判断作業もまた対峙する側面の理解から始まります。

 我々は自分が正しいと思いたいものです。しかし、物事にはただ物事があるだけで、それを正しいと判断するのも、間違っていると判断するのも自分自身の中にある何かがそうさせている過ぎなかったりします。その“何か”の基準は、中国哲学では「中庸(ちゅうよう)」だったりするのだと思います。

 対峙することは、昨日紹介した『アイデン&ティティ』とも関係してくると思います。我々は自分というものを探している旅を何度も繰り返しています。しかし、自分というものは自分だけでは存在できず、常に他者との関係で成り立つことが出来る存在です。他者から見たら自分は他者でありますので、他者と自分の存在は常に対峙し、常に入れ替わります。また、他者とだけではなく、昨日の自分と今日の自分というように、常に自分の中にも対峙する存在があります。
 自分の中の“自分”だけが突進しないように、常に他者との対峙、他の側面からの対峙を忘れずに自分を見つめてみようと思う今日この頃です・・・。

 なんだか今日は取り留めのない文章となりました・・・。


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Q.保険は利きますか?

A. 保険は取り扱っておりません。

 現在当院では保険は取り扱っておりません。自由診療のみになっております。学生・シルバー料金、回数券などをご用意しております。
 施術費は医療費控除の対象となりますので、必要な方には領収書はお出ししておりますので、受付でおっしゃってください。



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『アイデン&ティティ―24歳/27歳』 みうらじゅん

アイデン&ティティ―24歳/27歳 アイデン&ティティ―24歳/27歳
みうら じゅん (1997/11)
角川書店
この本の詳細を見る

 昨日のブログでみうらじゅん&いとうせいこうの『見仏記』シリーズを書きましたが、今日はみうらじゅんつながりで、みうらじゅんの『アイデン&ティティ―24歳/27歳』をご紹介します。

 アイデンティティー(identity)という言葉を辞書で調べますと、「自己同一性」と書かれています。
 中学生の頃だったでしょうか、英語の問題を解くときにidentityを辞書で引きました。しかしそこに書いてある「自己同一性」というのを読んで、さっぱりとその意味が通じません。意味を調べるために辞書を引いたのに、その意味が全く通じません。もしかしたら辞書が間違っているのかもしれないと思うくらいでした。
 そしてその数日後、父親に、「おい、identityってどういう意味だ?」と聞かれましたが、分かったような分からないような気分で、とりあえず「“自己同一性”っていう意味だよ」と答えました。父親は「それじゃわかんねえだろ。」と聞き返してきましたが、私自身理解していないので、それ以上答えることも出来ないので、「だから、自己同一性だってば。」と同じ事を繰り返してその場を濁しました。
 それからというもの、identityという言葉を見るにつけ、聞くにつれ、一体「自己同一性」とは何だろうと自分に問いかける日々が続きました。テレビ朝日の『朝まで生テレビ』などを観たときも、「○○としてのidentityは・・・」とパネリストが話しているを聞くと、ただただ“自己同一性”という言葉だけが逡巡していきました。
 そしていつの頃からか、identityの意味がわかるようになりました。しかしそれは、“自己同一性”という単語を頭で理解したのではなく、様々な経験をつんでいく中で、肌でその言葉の意味を実感して分かったように思います。

 このみうらじゅんの『アイデン&ティティー』は、帯にもありますように、「本物のロックを探す」ロックグループが、自分の目指すロックを探しながら、自分自身を探す物語です。情けない思いをしたときも、くだらない経験をしたときも、いつもボブ・ディランやジョン・レノンが現れて、自分自身を探すための啓示を授けてくれます。そして自分が愛する恋人もまた、自分を守ってくれる大きなグレートマザーとして存在している・・・。
 自分の思いを貫くとき、時に周りと衝突を起こしてしまうことがあります。しかし、その衝突を避けて自分を曲げてしまっては、自分自身を探すことは出来ない・・・。時には失敗することで、情けない思いをすることで自分自身を見出すことも多いのではないでしょうか。
 この物語を貫くテーマを象徴する言葉、

「やれることをやるんだよ、だからうまくできるのさ」

というのは、いつも自分を勇気付けてくれます。物語の主人公は20代ですが、いつになってもこの自分探し、つまりidentity探しは続くのでしょう・・。
 自分自身を探し続ける方へお勧めの一冊です。

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(参考)
 この物語は何年か前に映画化されました。みうらじゅんがミュージシャンと対談した対談集『酒場のロック』では、みうらじゅんは真心ブラザースの倉持陽一氏に、「アイデン&ティティの映画化をしたときには、ぜひ主人公を演じて欲しい」と口説いていました。この対談後に実際に映画化されましたが、もし倉持陽一氏がやっていたら、より見たい映画になったのかなと思ったりもしますが、結局私はその映画をまだ観ていません・・・。
飲み屋のロック 飲み屋のロック
みうら じゅん (1997/10)
ソフトバンククリエイティブ

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アイデン &ティティ アイデン &ティティ
峯田和伸 (2004/08/27)
東北新社

この映画の詳細を見る