Q.そちらでは治療に脈診(脉診)をしていますか?
2006 / 11 / 15 ( Wed )
A.しております。

 当院では脈診(脉診)をしております。
 東洋医学・鍼灸医療では、この脈診をとても重視しております。人間を含めた萬物全ては天地のエネルギーの影響を受けながら地球上で生活しています。この天地の反映が脈に現れるといわれており、鍼灸医学の礎を築いた古人たちは、この東洋思想を医療に応用していくなかで、この脈に五臓六腑のバランスが現されると喝破しました。
 当院の施術方法「本治法(ほんちほう)」は、全身の経絡を調整し、経絡の滞りをなくしていく治療ですが、この本治法をする際に、“一番効くツボ”をまず二つ見つけ出さなくてはいけません。この二つのツボを割り出すときに、四診法と呼ばれる四つの審察方法を駆使していくのですが、中でも脈診は重要な位置を占めます。
 また、脈診は五臓六腑の状態を測るだけではなく、治療がどれだけ効果があったのか(鍼を打ったつぼにどれだけ効果があったか)を判断する材料でもあります。一つのツボを使う度に一回一回脈診をしますが、これは、鍼をする度に身体が変化をするためで、その変化をつぶさに観察しながら次に打つツボの刺激量が決まっていきます。本来脈診はこのように、鍼をする前と、鍼をした後の変化を比較するものさしでもありますので、鍼をして刺しっぱなしをするようなやり方では、脈診が活かされていないことがわかりますが、脈診と鍼とが分離してしまっているところも多いようです。
 当院では、片手での脈診と両手での脈診をしております。これは、脈診にはいくつか種類があるためで、それらを適宜使いながら身体の中を診て行きます。
 この脈診ですが、脈診だけで行われるわけではなく、体表を観察する望診や腕を触って診察する尺膚診(しゃくふしん)や、お腹を診る腹診などをしながら総合的に理解していくことが大切です。

(関連情報)
□ 表参道・青山・源保堂鍼灸院HP
「治療の流れ」

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片手による脉診

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両手による脉診


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