Q.そちらの治療では、刺さない鍼(てい鍼)も使用していますか?
2006 / 11 / 14 ( Tue )
A.使用しています。

 体表からツボに刺激を加える刺さない鍼をてい鍼といいます。当院でもこの刺さない鍼(てい鍼)を使用しています。当院では20金で作った細いてい鍼(下の写真を参照してください)を使用しています。
 このてい鍼は、当院では主に小児鍼で使用しています。小児鍼では、手の力を抜いて軽く構えた状態で、お子様の体表をなでさするようにやさしく刺激していきます。
 また、大人の場合でも、どうしても普通の鍼が苦手で過剰に反応してしまう患者様などにも使用することがあります。他には、背中のお灸で取れなかった反応点や、微妙な調整をしたいとき、または首などのコリを軽くなでさするときなどにこの金のてい鍼を使用することがあります。
 このように、てい鍼はあくまで治療の補助として使われることがほとんどで、治療のメインはやはり刺す鍼となります。
 当院で行う「本治法(経絡治療)」は、鍼灸治療の中でも東洋医学の真髄といっていいもので、治療に際しては銀製の八分長丙鍼という細く、短い鍼(下の写真を参照してください)を使用して治療をしていきます。といいますのは、ツボは外側からの刺激だけでは反応が鈍いためで、やはり体表から中に鍼を入れないと効き目が浅くなるためです。特に秋冬の季節はツボが深いところにあるので、鍼を刺すことはどうしても必要になってきます。
 鍼といいますと、どうしても注射針のような痛いものをイメージするためか、最初は敬遠されたり、警戒したりする患者様が多いようです。しかし、八分長丙鍼は髪の毛のように細いもので、痛みはほとんどありませんので、ご心配なさらないでください。てい鍼と同じように痛みをほとんど感じることなく治療を受けることができます。
 どうしても鍼が苦手な場合はこの金のてい鍼を使用していきます。しかしその場合ですと、本来ツボに鍼を刺すべきところを、体表からだけの刺激になってしまいますので、効き目が落ちることをご了承ください。

(関連情報)
□ 表参道・青山・源保堂鍼灸院HPより
「治療に使用する器具について」
 

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当院で普段使用する鍼
上が八分長丙鍼(銀製) 下がてい鍼(20金製)


teisinsiyou384.jpg
小児鍼など擦るときはこのようにてい鍼を手にしっかりと構えます。

sasuru384.jpg
体表をてい鍼で摩っている様子

harikakusyu.jpg
その他当院で使用するてい鍼。一番上が20金のてい鍼、真ん中のてい鍼が銀、一番下のてい鍼がチタンです。


表参道・青山・源保堂鍼灸院HP
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