『三曲合奏図』 葛飾応為
2006 / 10 / 31 ( Tue )
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10月29日のブログで江戸東京博物館へ『肉筆浮世絵展』を観に行ったと書きました。その中で特に目を引いたものを二つ挙げましたが、そのうちの一つがこの絵です。葛飾北斎の娘・葛飾応為(かつしかおおい)が書いた『三曲合奏図』です。
 この構図がなんともすごいなと思います。躍動感があり、今にも動き出し、そして演奏が聴こえてくるような気がします。実際にこんなに三味線をもって弾いていたのかどうか分りません。しかし、応為の目にはこのように映り、そして、演奏の躍動感を伝えるためにはこのような描き方が必要だったのでしょう。。

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 後ろ向きに琴を弾く女性の左手のアップですが、ものすごい指をしています。喩えて云えば、ジミー・ヘンドリックスの指の様ではないか・・・。たぶんこの三人は当時江戸で流行った日本の曲を弾いているのでしょう。しかしながら、この絵を見ていると、即興でジャズをやっているような、はたまたロックを演奏しているような、そんな感じがしてきます。個人的にはジミー・ヘンドリックスの「FIRE」をこの演奏で聴いてみたい気がします・・・。

 娘・葛飾応為は、父・葛飾北斎の名前を借りて作品を発表したこともあるそうです。父・北斎も謎な部分が多いといわれていますが、さらにこの娘・応為になると、もっともっと謎が多いのではないでしょうか・・・。これから葛飾応為を気に留めておこうかと思います。


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