豚肉と長ネギ
2006 / 10 / 12 ( Thu ) 季節の変わり目はとかく体調を崩しやすいものです。特にこの夏から秋にかけての変わり目は体調を崩しやすいものです。急に寒くなったりしますので、身体の温度調整も大変になります。特に今年は湿気も多く、環境への身体の対応は大変な負担があった一年でもあります。
この秋から春先まで一生懸命摂っていただきたい食べ物が、豚肉と長ネギです。鍼灸や代替医療をしている先生のなかには、お肉を食べないように勧める先生も多いかと思いますが、このようなストレス社会においていは、気力負けしないためにもお肉も栄養源として十分とっておく必要があります。 豚肉は五行で分けると腎に配当されます。 腎は先天の気と呼ばれる自分の生命力のことですが、豚肉はその腎に栄養を補給してくれる食べ物です。腎は身体の栄養分のエッセンスが保存されているところです。他の臓器の栄養が足りなくなったとき、腎のエッセンスが足りないところを補ってくれます。 このように腎はとても大切な臓器ですので、腎の先天が漏れないように食事をしっかりと摂る必要があるわけです。俗に“精がつく”と呼ばれる食べ物は、この腎を強めてくるものが多いです。 豚肉はこの腎に配当されるので、腎を強くしてくれて、自分の生命力を高めてくれる栄養源となります。 そしてこの季節、さらに長ネギを食べると、栄養の代謝を高めてくれます。長ネギは肺に配当される食べ物ですので、まさにこの秋の季節は肺に属すので、最も適した食材となります。ここで注意してほしいのは、その食べる量です。薬味程度の長ネギでは効果が出ません。しっかりと丸まる一本、二本食べるくらいが必要です。料理の仕方はどんなものでもかまいませんので、工夫してたくさん食べるようにしてみてください。 患者様に、 「長ネギを一日三本くらい食べる勢いでおねがいします。」というと、 「そんなに食べれませんよ〜〜。」と言われることもあります。 しかし、病気になって薬を飲むのよりいいと思われませんか? 東洋医学では「医食同源」といいますが、これは野菜やお肉など食べ物そのものが薬と同じようなもの、という意味です。先に薬ありきではなく、薬を飲む前に、食事を見直すことが本当の養生であります。 どうかこの季節、豚肉と長ネギをよく食べるようにしましょう。特に花粉症がある方は、この季節の過ごし方が大切になりますので、一生懸命食べてください。 |
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