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鍼灸の鍼(はり)はこんな感じ(2)

 ここ数日多忙を極めブログの更新ができませんでした。今週は気を取り直してまた更新を進めていこうと思います。

 前回のブログでは当院で使われる鍼について説明しました。
 八分長柄鍼(はちぶちょうへんしん)という毫鍼(毛のような鍼のこと)をメインに治療は進んでいきます。
 当院で使っている鍼は、この身体に刺す鍼だけではありません。
 てい鍼(ていしん)と呼ばれる鍼も使用しています。

harikakusyu.jpg
当院で使っているてい鍼
てい鍼の素材は上から金・銀・チタンとなっています。

 これらのてい鍼は、当院では主に小児鍼(しょうにしん)などお子様の治療の時に使用しています。身体に刺すことはなく、体表面から優しくなでさすってあげたり、体表面からツボを刺激するものです。
 てい鍼の素材は、20金、銀、そしてチタンとなっています。
 金は身体に最も親和性がある金属といわれており、小児鍼のような優しい刺激にはとても効果があります。また、一般の治療でも、本治法だけではとり切れなかったつぼの反応を取るときに、この金のてい鍼は役立ってくれます。また、鍼を刺されるのがどうしても怖い方などにもこの金のてい鍼が使われることもあります。銀のてい鍼も刺すことはありませんので、症状にあわせて使用していきます。また、金属にアレルギーのある方などには、チタンのてい鍼を使用したりもします。
 てい鍼は刺さない鍼ですので、本治法など、治療の根幹の部分ではあまり使うことはありません。前述したように、どうしても鍼が怖い方にはこのてい鍼を使用しておりますが、この場合ですと、やはり刺す普通の鍼に比べて治療効果の出方は遅いようです。
 このように、鍼と一言で言いましても、いろいろな種類と用途があります。とてもシンプルな治療道具ですが、いずれも大きな効果を発揮してくれます。


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鍼灸の鍼(はり)はこんな感じ

 昨日のブログで書きましたように、ベッドに寝ていただいてから、一連の診察がはじまります。そしてその診察の結果、五臓六腑のバランスが分かり、どこのつぼを使えばいいかが分かってきます。
 このように、本来の鍼灸医療は病名や症状に対してツボを選ぶのではなく、身体全体の診察をして、どういう状況に体があるかをしっかりと把握しておかないとツボは決まりません。

 診察が終わり、ツボが決まるといよいよ治療の開始です。
 当院の治療は鍼灸医療の源流に根ざしたもので、その内容はとてもシンプルで、かつとても効果が出るものです。
 そして本治法で使用する道具もまたとてもシンプルなものになっています。

 今日は治療に使われる道具の説明です。
haridougu.jpg
治療道具の写真
 治療道具は上の写真のようにワゴンに置いてありますが、とてもシンプルです。左の手前にあるのが治療のメインで使われる鍼です。そして真ん中にあるのがマグレインと呼ばれる合金の粒です。この粒には磁気も何も含まれておらず、単なる金属の粒です。そして、左奥にあるのがもぐさです。そしてその右にあるのがもぐさに火をつけるための線香と、線香の火を消す水入れです。
 つまり、鍼、もぐさ、マグレインという三つの治療道具だけで鍼灸治療がなされるというわけです。

hari.jpg
銀・八分長柄鍼(はちぶちょうへいしん)
 当院で使っている鍼は、銀製です。最近は利便性・経済性からステンレスの鍼が使用されることが多くなりましたが、ステンレスの鍼は身体とのなじみがあまりよくないので、銀の鍼を使用しています。
 鍼はすべて治療毎に新しいものをおろし、使い終わったものは全て破棄しておりますので、他の患者様に使用したものを再び使うことはありません。これは衛生面・感染面での配慮、そして鍼をオートクレーブなどで高圧滅菌しますと、鍼は折れやすくなりますので、そのような折鍼事故を防ぐという理由もあります。
 上の写真を見てもお分かりのように、当院の使用する鍼は皆様が持っているイメージよりもずっと短いと思います。全長が4.7cm、鍼の部分は約2.4cmとなっています。鍼の太さも髪の毛ほどで、マッチやヘアピンと比較してもその短さ・細さ・軟らかさが伝わると思います。このような種類の鍼は、古医書医学では「毫鍼(ごうしん)」と区分されています。この毫というのは、毛という意味ですので、毫鍼とは、「毛のように細い鍼」ということになります。
 「はり」と聞くと、注射針をイメージする方が多いと思います。注射の鍼は先が先が磨かれて刃物になっており、組織を切りながら体内に入っていきます。
 一方鍼灸で使われる「はり」の先は尖っているだけで、刃物にはなっておりませんので、組織を押し開きながら入る感じです。ですので、鍼灸のはりは痛いものではありません。
 また、『黄帝内経・霊枢』の「九鍼十二原篇」というところに、鍼の刺し方が書いてあるのですが、そこには「蚊虻の止るがごとく」と書いてあります。これは、「鍼を刺す時は、蚊や虻が止まるように、そして刺しているのか刺していないのか分からないくらいやさしく刺しなさい」という意味になるのですが、技術の面からみて見ても、鍼灸の鍼とは、痛くないのが本来の鍼灸術になります。
 以上のように、本日は当院で使われる器具のうち、鍼を重点的に解説してきました。鍼灸治療に対する誤解の多くは、「鍼=痛い、怖い」というイメージから来ているのではないかと思います。しかし、このように鍼は乱暴なものではなく、2000年の人類の歴史の中で培われてきた道具と言うことが分かっていただけると思います。そして、その鍼を使う施術者の技術もまた、2000年の歴史の中で磨かれ、伝承されてきたものです。このようにみていきますと、鍼灸医療は、「痛い、怖い」というイメージのものではなく、人体にとってとても有効な治療方法であることが分かるかと思います。

※もしも鍼に対してまだ疑問がございましたら、どしどしご質問・疑問などをお寄せください。

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診察の様子

 患者様が診察台に横になると、次に診察が始まります。
 当院では、東洋医学の診察方法に則って診察をしていきます。当院の治療は病名や症状名からツボを選ぶのではなく、東洋医学の五臓六腑・陰陽論などを駆使して身体のバランスを判断しそこから必要なツボを導き出します。

 まずベッドの横で、施術者が症状や身体の状況をお尋ねします。
monsinhp.jpg
問診の様子
ここでは、現在気になっている症状だけでなく、食欲や睡眠、大小便の状態、今までかかった病気などを聞いていきます。
鍼灸院は腰痛や肩こり専門と思われている方も多く、そのような運動器の症状しかお話なさらない方も多いのですが、症状は身体が示す表現ですので、消化器の状態や内臓疾患など気がついている症状をお話しください。またもし病院での診断名などがありましたら、治療方針を立てる参考のためにお話ください。

一連の問診が終わりますと、次にいよいよ東洋医学的な診断に入ります。
まずお腹を診ます。
fukusinhp.jpg
腹診の様子
まず三脘の部と呼ばれるところ(みぞおちからお臍の上まで)を診ます。三脘の部は上焦(呼吸)中焦(消化)下焦(水分)が現れます。
そしてさらに両方の肋骨の下の張り具合や、お臍の周囲、下腹部の情況を診ていいきます。

次に手(尺膚)を診ていきます。
syakufuhp.jpg
尺膚診の様子
手の肘からしたの部分を、東洋医学では尺膚(しゃくふ)といいます。尺膚は皮膚(肺臓)、肌肉(脾臓)、筋(肝臓)、そして寒熱や陰陽が現れるところと考えており、体の五臓六腑の状態を診断します。

問診、腹診、尺膚診をしたあとに、その診断作業を統合するために脈の状態を診ます。これは西洋医学の脈診とは異なります。東洋医学では、手関節にある脈のところに、五臓六腑のバランスを含めて、様々な身体の情報が表れると考えています。
myakuhp.jpg
脈診の様子
片方ずつ診る場合と、両方いっぺんに診る場合があります。この写真では片方を診る場合です。
脈は体の中の陰陽、五臓六腑の情況、また風邪をひいているかそうでないかなど、様々な情報が含まれます。

 このように順番を追って身体を診察していきます。お腹の状態も、尺膚の状態も、そして脈の情報もばらばらのものではなく、どれもが身体の状態を表現している診断材料であり、密接に関係しています。
 そしてこれらの身体が見せてくれる情報を、施術者が総合して、治療方針を立てていきます。

 治療方針が決まるといよいよ治療が始まります。


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鍼灸治療を受ける格好

 先日知り合った人に、自分が鍼灸治療をしているというと、
「鍼をするときって、裸になるんでしょ?とてもそんな裸になんてなれな~~い!」と開口一番に言われました。
 これもまた誤解です・・・。
 背中にたくさんの鍼をしているところをイメージするのか、身体のありとあらゆるところに鍼を刺しているところをイメージするのか、どうもこのような疑問・誤解をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 当院の治療は、本治法という鍼灸治療の原点を主体にした治療方法で、治療する時に使うツボの数を限定し、闇雲に鍼を刺すことはありませんので、露出する部分もそれほど多いわけではありません。
 まず治療の指針を立てるために身体を観察することから始まります。この観察方法・診察方法は、東洋医学のものに根ざしています。
 当院ではお腹の張り具合などを見る腹診、五臓の調子を見る尺膚診、脈診、そして背中や腰の張り具合を診たり、症状のある患部を診たりします。これらはいずれも治療者の手で直接触って行われます。
 これらの診断の時も、それほど露出度はありません。

kakkouhp.jpg

 このように、手と足を、それぞれ肘、膝のところまでめくっていただき、お腹を診るためにベルトとズボンのボタンを緩めておいていただくだけでけっこうです。今のように夏のような服装であれば、簡単に治療を受けることが出来ます。

neruhp.jpg

そしてこの状態でベッドに横になってください。

daituihp.jpg
大椎穴の治療の様子

また、首と背中の付け根になる大椎(だいつい)と呼ばれるツボに鍼をしたりしますので、首の辺りも緩めていただくともあります。この写真のように、やわらかい素材で首周りに余裕のある服装であれば、このような状態で鍼をすることが可能です。例えば男の方で、仕事の途中や仕事帰りなどですと、ネクタイを取り、ワイシャツも脱いでいただいたほうのが楽に治療を受けられると思います。

 以上のように、鍼灸治療を受けるときはこのような格好で十分です。

 それでは、順を追って鍼灸治療がどのように行われていくかこれから書いていこうと思います・・・。

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鍼灸治療の様子

 鍼灸治療は馴染みがあるようで馴染みがないような感じがする方が多いと思います。「看板を見るけど一体どんなところだろう?」「テレビで観たことがあるけど・・・」のような感じの人が多いのではないでしょうか。
 このように、まだ馴染みがないだけでなく、様々な誤解もまた多い。普通に知り合いと話をしていても、「鍼灸治療は痛い、こわい」「鍼灸治療はお年寄りのもの」などの誤解を耳にすることも多いです。
 表参道・青山・源保堂鍼灸院のホーム・ページでは、そういった誤解を解くためにコラムや治療の様子、Q&Aなどを載せています。
 一方このブログは、鍼灸治療院に対してもっと親しみを持っていただこうということから、日々の治療日誌や、東洋医学についてのことを書いています。
 しかしながら、こちらはブログであり、当院のホームページとは関係なく、ブログとして見に来てくださる方も多く、そういった方はこのブログで初めて鍼灸治療というものに接することも多いようなので、そういった方々の誤解や偏見がなくなるように、一度鍼灸治療がどのように行われるものなのかをまとめてお話しようと考えます。また、当院に足を運ばれている患者様方にも、「あれはこのような意味があるんだ」と理解してもらえるようにしてみたいとも思っています。
 プロとして当たり前と思ってやっていることが、一般の方には疑問となることは多々あります。自分も患者さんの視点になりながら鍼灸治療を解説したいと思いますが、わからない点がありましたらメールやコメントなどで質問をお寄せしていただきたいと思います。


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セミの鳴き声

 今日はお昼に郵便局へ行ってきました。原宿にある郵便局は場所に似合わずとても小さい。そしてどこか懐かしい雰囲気のするところである。
 表参道の並木通りに出てみると、並木の緑が繁茂していました。春先の新緑よりも色が濃くなり、“夏”を感じるました。
 そんな中、“ミーン、ミーン、ミーン”というセミの声が聞こえてきました。今年の夏は天候が不順で、日照時間も少ないです。ですので、自然環境はどのような影響を受けているのか気になっていたのですが、ようやくこのセミの声を聞いて、自然環境がしっかりと動いていることを確認できました。
 梅雨明け間近といわれています。
 今年の梅雨明けはいつごろになるのでしょうか・・・。

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津液

 我々の体は体重の約2/3(約60%)が水分です。
 この水分は体の中で、様々な部位でいろいろな働きをしてくれます。例えば我々が食べ物を食べた時に、まず口の中で咀嚼しますが、このとき唾液と言う水分がなければ食べ物はぼそぼそのままで、機械的消化がうまくされなくなります。また、涙と言う水分がなければ、我々の眼は乾燥して目の開閉が出来なくなります。この他にも血液、関節液など様々なところで水分はそれぞれの部位にあった形で活躍しています。
 これほど重要な身体の水分ですが、体がバランスを崩して病になると、水分の失調が起き、いろいろな症状を起こすことがあります。
 しかし、困ったことに西洋医学(現代医学)では、この体の水分を扱う概念がありません。概念がないので、それを見つめる視点が不足し、治療方法もほとんどないのが現状です。
 一方東洋医学には、この体の水分を扱う概念として「津液(しんえき)」というものがあります。「津」は表層部の水分、そして「液」は深層部の水分と捉えており、そしてそれを駆動する動力として三焦経というものを想定しています。ここで‘想定’と書いたのは、この三焦とは、古典でも「名のみありて形なし」と記されているように、臓器・臓腑としての形態を持っておらず、ただ働きとして存在しているものなので、現代の解剖学的にいえばあくまで‘想定’の域を出ないためです。この三焦についてはまた機会を改めてお話したいと思いますが、では、現代の解剖学では三焦を形態として捉えられないものなのだからといって、荒唐無稽なものとして無視できるのか?というと、そうではありません。東洋医学のなかでしっかりと把握でき、診察・治療に欠かすことが出来ないものです。
 話しが三焦に飛びましたが、再び津液に戻ります・・・。
 たとえば「こり」という現象があります。これは、筋肉の過剰な緊張として捉えることが多いと思いますが、東洋医学的には「津液の停滞」と捉えます。体の中の水分の代謝が悪くなり、一定のところに溜まってしまっている状態がコリです。このような発想なくして、コリの治療はできません。
 昨今クイックマッサージのように、コリのある部分をひたすら揉むようなものが増えてまいりましたが、コリの原因は津液の停滞ですので、いくら患部の筋肉を揉んであげても、根本的には治ることがありません。逆に、筋肉を傷めてしまい、津液の停滞をさらに増すことにもなりかねません。同様に、鍼をコリのある患部に刺しても、それは無用であります。
 東洋医学の身体を見つめる視点は、長い間の人体の観察から来たものであることを、コリという日常多くある症状からも、津液と言う側面から理解することが出来るのです。


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小エビ揚げ

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 私が出張しているところは三本松と呼ばれるところで、香川県でも徳島よりのところにあります。海のも近く、晴れた日は小豆島も見ることができます。
 うどんだけでなく、瀬戸内海の海の幸も豊富です。うどんは炭水化物なので、炭水化物の多食にならないよう、海の幸でしっかりと営養を補給する必要があります。
 そこで本日の夜にいただいたのが、この小エビを揚げたものです。小エビを丸ごと食べるため、カルシウムなど普段不足しがちな営養も取ることが出来ます。この小エビの他にも、この地方ではシラスの釜揚げが有名です。シラスの釜揚げも丸ごと食べられるので、とても身体にいい食材です。


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生醤油うどん



 以前ブログで「うどんの多食」と題して炭水化物の取りすぎを注意しました。
 しかしながら、やはり四国へ行くと、ここぞとばかりうどんを食べたくなるのは人情です。以前往診・出張治療専門でやっている時は、四国に滞在する日数も気のままに任せていたのですが、治療院を開いてからはそうも行きません。日数を限って行きますので、お昼のうどんも回数が限られます。そうなると、一回一回のうどんを味わっておかなくてはなりません・・・。
 今日は「さぬき屋」の「生醤油うどん」を食べました。茹でただけのうどんに、ネギ、生姜、天かす、そして生醤油をかけるだけです。つゆは一切ありません。お店によっては卵の黄身が出されることもあるそうです。とてもシンプルな食べ方ですが、うどんのコシや味を楽しむにはもってこいの食べ方ではないでしょうか。

 まだ物資や流通がそれほど発達していなかった頃のこの香川・讃岐のお話です。
 讃岐は平地が多く、田畑も多くあります。大きな農家だけでなく、自分の家族用に小さな田畑を持っている家もまだ多くあります。そういった小さな田畑で作った小麦は、近くの製粉所に持っていって、製粉してもらう習慣があったそうです。そしてその製粉所では、小麦を製粉するだけでなく、小麦を持ってくる人々の希望にあわせて製粉された小麦粉をうどんにしてあげたりしていたそうです。その習慣がうどん王国の元と言うことです。香川でも西のほうに行くと、田畑の中に看板も掲げずにぽつんとしたところで営業しているうどん屋さんがあるそうですが、こういったうどん屋さんは、その当時の習慣をそのまま受け継いだところだそうで、安くシンプル、そしてコシのある美味しいうどんを楽しめるということです。

 一時期はオーストラリア産の小麦粉に押されていた讃岐うどんですが、最近では県をあげて「さぬきの夢2000」という新しい品種をつくり、地元讃岐で作られた小麦による本来の讃岐うどんを作る動きも盛んなようです。


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夜行バス

 今日の夜から四国へ出張。
 土曜日仕事をしてから四国へ出発することが多い。行きは夜行バスを使うことが最近のパターンになっている。長距離夜行バスは、トイレも付いていて、シートもリクライニングできる。しかし、バスはバス。やはり限られた空間しかない。
 室内の環境も、とても極端になっている。それは、夏は冷房、冬は暖房ががんがんに効いている。この時期は冷房が思いっきり効いている。毛布が付いているが、それでも寒い事がある。一晩中この冷房の中にいると、やはり体はだるくなる。
 最近は電車やデパート、仕事場でも冷房がかなり効いていることが多い。この夏の蒸し暑さでは冷房は不可欠なものとなっている。しかし、その一方で冷房の当たりすぎで体調を崩す人も多くなっている。やはり当たりすぎは体には良くない。適度に空気の入れ替えをしたり、外の暑い空気に触れたりする事も必要となる。これからまだまだ暑い日が続く中、冷房との付き合い方を考え直してみてはいかがでしょうか。


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『初期のRCサクセション』 RCサクセション

初期のRCサクセション 初期のRCサクセション
RCサクセション (1998/12/09)
東芝EMI

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 7月13日のブログの冒頭に“忌野清志郎”という名前を出しましたが、期せずしてその日にその名前のニュースを見ることになった・・・。それは“忌野清志郎、喉頭癌”というニュースだった・・・。
 大げさな表現かもしれませんが、清志郎は自分にとっては命の恩人であります。もちろん一ファンとして勝手に恩人だと思っているだけなのですが、本当に清志郎の声、歌にどれだけ助けられたかわかりません。
 清志郎の声にはじめて触れたのは小学校六年のとき、『い・け・な・いルージュ・マジック』をベストテンで見たときだったでしょうか。そのときは化粧が派手で気持悪い人だなーという印象しかありませんでした。自分とは絶対合わない!!と確信したのですが・・・。
 
 それから月日が経ち、高校、そして大学受験。大学受験に失敗し、浪人しているときのことでした。その頃よく行っていた下北沢の定食屋のラジオから、RCサクセションの曲が流れてきて、それを聴いて、一気に清志郎のファンとなりました。その曲は、『ぼくの好きな先生』という1970年代にスマッシュ・ヒットしたフォーク調の曲です。
 浪人しているときはとても苦しく、孤独な時代です。そんななか、定食屋で流れてきたこの曲が、自分の心をきれいに洗い流してくれました。それまで音楽などほとんど聴かなかった自分ですが、このとき、どうしてもこの曲を再び聴きたくて、ラジカセとこのCDを購入しに行きました。ほんとうに、ほんとうに、何度も、何度も聴きました。
 その後、今度はこの曲を弾きたくてギターを練習したり、ボンゴを叩いてみたり、カズーという楽器を始めて知ったり、この曲を通していろんなことに触れて、いろんなことを考えるきっかけになりました。

 “忌野清志郎・喉頭癌”というニュースを読み、正直ショックを受けました。あの清志郎の独特な声は、他にはありません・・・。今はただ、清志郎という存在がまた元気にファンの前に現れてくれる事を祈るのみです。
 KING OF ROCK、ロックのカリスマ、忌野清志郎の復活を待っています。

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『愛に生きる』 鈴木鎮一著 講談社現代新書

愛に生きる―才能は生まれつきではない 愛に生きる―才能は生まれつきではない
鈴木 鎮一 (1966/08)
講談社

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 この本を初めて読んだのはもう10年位前になるだろうか。
 きっかけはエレファント・ラブというラップグループだった。渋谷のクアトロに忌野清志郎のライブを観に行ったのだが、そのときにジョイントで出演していたのがこのエレファント・ラブであった。ほとんどラップは聴いたことがないのだが、なかなか面白いもんだなぁと思った。そして、帰りにアンケートを出したのだが、それから彼らの「エララブ通信」なる会報のようなものが隔月くらいで届くようになった。
 その会報の中で、あるときこの鈴木 鎮一氏の著書『愛に生きる―才能は生まれつきではない』が紹介されていた。エレファント・ラブとこの本のタイトルの組み合わせは異質だったので、とても印象に残り、後日本屋で確認して購入した一冊だった。

 著者の鈴木鎮一氏(1898~1998)は、“スズキ・メソード”と呼ばれるヴァイオリン教育の普及に勤めた方で、多くの音楽家、そして子供達を育ててきた方である。この著者の子供達へのまなざしこそが、「愛に生きる」姿勢そのものだったようである。ヴァイオリンのお稽古というと、どこか敷居が高く、特別なもののように感じてしまう。しかし、鈴木先生のこの著書を読んでいると、ヴァイオリン教育とは、ヴァイオリンというものを通して人間を形成するためのもので、決して特別な人たちだけのものではないことを教えてくれる。ヴァイオリニストになるため、音楽家になるため、という打算的な視点ではなく、その前にある人間性の形成の大切さを教えてくれます。

 当院にはバレエを習っているお子様、大人の方も多く来ますが、バレエをやっている方に共通しているのは、みなとても礼儀正しいということです。この礼儀正しさというのは、自然な身のこなしの中に舎るものであり、周りをとても明るくしてくれるものです。見た目は華やかな世界ではありますが、その華やかさを演出するために、演技者達はハードな練習を重ねています。この練習の積み重ねの中に、礼儀の土台作りがあるのかもしれません。
 ヴァイオリンとバレエでは違うかもしれませんが、何か共通するものが根底には流れているような気がします。

 久しぶりに手にした鈴木鎮一氏の『この愛に生きる―才能は生まれつきではない』。初めて手にしたときと同じところで、目が留まりました。そして、何度も何度も心の中で反芻してみました。
 それはこんな文章です・・・。

「思うだけでは能力ではない。それは、思わないのと結果は同じだ。やってのけてこそ、能力なのだ。思ったら行う能力を身につけよう。」

 思ったらやる、思ったら実行する。単純なことですが、これが一番難しい。いや、“難しい”と思ってしまう時点で、すでに実行することを避けているのだ・・・。この本を再び読みながら、“実行”を誓いました・・・。


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テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

ハイビスカスといえば・・・

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
渥美清 (2005/07/29)
松竹

この映画の詳細を見る


 昨日はハーブティーに入っていたハイビスカスの種が芽を出したことをブログに書きました。
 「ハイビスカス」といえば、思い出されるのが『男はつらいよ』シリーズの第25作「寅次郎ハイビスカスの花」です。ご存知浅丘ルリ子演じるリリーが登場する回です。『男はつらいよ』は、特別篇を除き全48作ありますが、そのうちリリーがマドンナとして登場する回は4回あります。その4回、いずれの回も息の合った掛け合いが楽しく、そして切なく、見るものの心を打つ名作となっています。車寅次郎最後の旅である48作目が、マドンナ・リリーで締めくくられているところを見ても、全体のシリーズの中でも特に寅さんはリリーとの関係が深かったことを物語っています。

 前置きが長くなりましたが、この第25作「寅次郎とハイビスカスの花」の舞台は、もちろん沖縄です。まぶしい太陽と青い海、そして沖縄という土地のもつ独特な生活観が印象的に描かれています。

 昨日芽が出たハイビスカスは、沖縄に咲いている観賞用のものとは違いますが、同じハイビスカスの仲間ということで、この第25作を思い出しました。
 この第25作、最後のシーンがとても印象的です。お互いの本音を隠しながらのやりとりは、観ているだけで涙が出てきます・・・。



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ハイビスカス

 表参道・青山・源保堂鍼灸院では、治療後にお茶をお出ししております。日本茶かハーブティーをお出ししておりますが、最近ハーブティーは当院で工夫しながらブレンドを作ってお出ししています。

 そのハーブティーの中で最もポピュラーなものの一つにハイビスカスがあります。ハイビスカスは、淹れるとルビーのような赤い色が出て、その鮮やかな色は、我々の眼を楽しませてくれます。香りは甘い感じなのですが、味には甘みはなく、強い酸味を特徴とします。この特徴的な酸味の元は、疲労回復に効果があるクエン酸です。また、カリウムも多く含んでいるので、利尿作用もあり、むくみの解消もしてくれます。そしてビタミンCも多く含んでいますので、お肌にもよいと言われています。このような効用を見ていきますと、ハイビスカスはこの暑く、陽射しの強い夏の季節にとても活躍してくれるハーブです。

 ハーブティーに使われるハイビスカスは食用のローゼル種というものです。そして使われる部分は、花びらが落ちた後に花を保護する萼片がふくらんで果実状になったものです。
 先日購入してきたハイビスカスを見てみると、その中にハイビスカスの種のようなものが入っていました。「ひょっとして?」と思って鉢に植えてみたところ、なんと芽が出てきました。

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 ハーブティーに使われるローゼル種は、沖縄などの南国で見られる観賞用のハイビスカスとは異なります。観賞用のハイビスカスはよく見かけますが、このローゼル種の花は見かけたことがありません。
 受付のほしクルさんの「先生、試しに種を植えてみましょうよ!」という一言で植えたのですが、こうも見事に芽を出してくれるとは思いませんでした。次はこの新芽が成長して、どんな花を見せてくれるのかが楽しみになってきました。



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『漢方の歴史―中国・日本の伝統医学』 小曽戸洋著

漢方の歴史―中国・日本の伝統医学 漢方の歴史―中国・日本の伝統医学
小曽戸 洋 (1999/05)
大修館書店

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 現在所属する研究会で、『中国史と中国医家』というタイトルで講義をしている。中国の歴史の時代背景をみながら、どのように中国医学が発展・継承されてきてたのかをお話している。
 講義の最初は四大文明の一つである黄河文明の頃から。そして、本日は魏晋南北朝時代に入っていく。自分が担当する講義のコマ数は、あと数回しかないのでどこまでいけるかわからないが、東洋医学の背景と、そこに生きた人々のお話を少しでも多く盛り込めたら幸いだと思っている。
 中国の歴史は奥が深く、また初期の頃から成熟した文明・文化を持っており、想像力を膨らませてくれる。中国史同様に、中国医学の歴史もまた奥が深い。
 殷の時代は獣骨や亀の甲羅に病名を書いて、それを燃焼し、その割れ具合で病の吉凶を占っていた。それが「病気」「病」の認識の始まりであった。そしてその体の異常状態である「病」を如何に治していくかという身体を見つめる視点が生まれていったのである。その視点は、時代を経る中で、東洋哲学・東洋思想と融合していき、現代にも通じる医療として受け継がれてきた。
 中国医学の歴史は、前漢の時代に成立したとされている『黄帝内経』という東洋医学の原典の成立から本格的に始まる。この『黄帝内経』を聖典として、これまで多くの医家たちが、時代の流れとともに、この原典の解釈を試みてきた。その医家の視点を汲み取り、現代にも活かしていくことが、現時点での継承者としての我々の責務だとも感じている。

 冒頭に紹介しました本は、古医書の考証をしている小曽戸先生の本です。著者は考証が専門のようで、臨床のお話しはほとんどありませんが、東洋医学の歴史が大変コンパクトにまとめられており、概観するのには重宝な一冊です。日本における東洋医学の歴史も豊富です。雄大な中国史のもう一つの歴史、中国医学史にも注目いただけたらと思います。


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テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

カマキリの住処

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 今朝治療院に着いて窓を開ける。
 窓を開けたところに目に入るのはハーブの鉢植えです。
 その鉢植えをよく見てみると、葉っぱの下に何かいます。そうです、この間当院を訪問した小さな子供のカマキリです。どうやらこのハーブの葉っぱを住処にしたようで、器用に身体をそらしてさかさまになっています。先日来たときよりも一回り大きくなったような、なんだかたくましくなっています。これからどれだけ成長していくのか、今から楽しみな感じがします。
 治療院の窓から見える小さな自然。その中でたくましく生きる生命を見ながら、自分ももっとたくましくならねばと、朝から気合が入るのでした・・・。


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多忙な日々

 今週は多忙な日々を送っている。
 4月から始まった講習会の講師、そして夏の研修会の抄録作りに、日曜日に行われる研究会での研究発表の準備。そして日ごろの臨床と勉強。
 なぜか今年はいろいろな役が重なってしまった。
 しかし、これもありがたいことだと思って感謝して一つ一つやっている。鍼灸師はとかく一匹狼となって独善的になりやすい職業である。周りとの係わりを見失ってしまうと、鍼灸師という以前に、社会人としての視点を見失いかねないことも多い。そういったなかで、いろいろと役を任されることは、自分を見つめなおすよい機会になっています。
 鍼灸医術や学問を修めることは、プロの鍼灸師としては当然のこと。そして同時に人間性を一つ一つ積み重ねることも人として当然のこと。当然であるならば、それは素直に謙虚に受け止めるのが一番だと思います。今日も一つ一つ積み重ねていこうと思うのでした・・・。

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蚊のように・・・

 暑さが増してくる今日この頃、寝苦しい夜をさらに寝苦しくするのが、寝ているときに耳元を飛行する蚊の音である。耳元で飛行する蚊は、払っても払っても耳元にやってきて眠りを妨げる。こうなったらもう蚊取り線香をつけるしかない。

 鍼灸医療・東洋医学の原典である『黄帝内経・霊枢』の最初に、鍼の種類や、鍼の刺し方を記した「九鍼十二原」という項がある。鍼の種類はざん鍼、員鍼、てい鍼など大鍼まで9種類出てくるが、この中に出てくる毫鍼というものが、現在我々が一般的に治療で使っている鍼のことである。
 
 この「九鍼十二原」の項で、鍼の刺し方を読んでみると、以下のように書いてある。

「如蚊虻止」
(読み:ぶんぼうのとまるがごとく)
(訳:蚊や虻が止まるように)

 これを読んでお分かりと思いますが、鍼は蚊や虻が止まるように打たれるべきものであり、決して痛いものではない。この原典が書かれた時代は、今よりも鍼を製作する技術がなかったであろう。鍼の使用を粗末にすることは即治療効果を減退させるものであったに違いない。現在はとても細い鍼が出来ているのであるが、未だに痛い鍼をする先生がいるという。もう一度この原典の一文を読んで、技術の研鑽に励むべきではないだろうか。


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『鍼灸の挑戦』 松田博公著・岩波新書

 注意して外を歩いてみると、街の中には意外と“鍼灸”“はり・きゅう”といった看板が目に入ってくる。最近では鍼灸の専門学校も増えたため、これも自然の流れなのかもしれない。
 しかし、これだけ鍼灸治療院があるにもかかわらず、実際に治療を受けたことのある人はまだまだ少ないのではないだろうか。マッサージや指圧などに比べて敷居が高いような、また、どこへ行ったらいいのか分からない、どういう治療がなされているのかといった印象や疑問もあるのだろう。鍼に対するイメージも、「痛いのでは?」「こわい」「癖になるのでは?」「どうせツボを刺激しているだけだろう。」などという誤解や偏見も多くあり、まだまだ鍼灸利用者の裾野を広がりきらない感がある。
 当院の治療を受けていられる方で、鍼灸を始めて体験した方も、これまでいろいろな鍼灸院の治療を試された方も、当院の治療内容には多少なりとも驚かれるようです。それは、鍼が痛くないこと、効き目があること、東洋医学に則った治療法則や診断方法がしっかりと活かされていること、などを実感されていらっしゃるからでしょう。また、当院ではこれまでの鍼灸院のイメージを出さないよう、癒しの空間を提供しているので、それも新鮮に映るようです。
 
 さて、先日も現在の鍼灸の流派をブログで紹介しました。今日紹介しますこの岩波新書の『鍼灸の挑戦』は、まさにその流派を取り上げています。また、お灸の効果や、鍼灸の科学的な効果についてもふれているところもあります。

鍼灸の挑戦―自然治癒力を生かす 鍼灸の挑戦―自然治癒力を生かす
松田 博公 (2005/01)
岩波書店

この本の詳細を見る
 著者自身が実際に治療を受けている記述もあり、治療院選びをする方には参考になるのではないでしょうか。鍼灸を客観的に観ている視点が良いと思います。文章も平易で読みやすいと思います。これから鍼灸を受けたいと思っている方にも、お勧めの分かりやすい本です。

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山椒

 昨日お昼休みに、建物の周りの雑草を抜きました。陽が射していなかったのですが、湿気も高く、一時間ばかり汗だくになりながらの作業ととなりました。おかげで廻りはすっきりしまして、明るくなった感じです。新しい月の前に作業が出来てよかったなと思います。
 そんな作業中、草を抜いていると、鋭いとげのある植物を見つけました。みたことある葉っぱだなあと思って、葉っぱをちぎってみると、ピリッと来るようなスパイスの香りがしました。

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 そうです、山椒です。
 栽培されているものは棘がない種類のものが多いようですが、ここに生えているものは棘があるので、もしかしたら自生していたものかもしれません。隣の庭から出てきたのでしょうか・・・。

 山椒の香りは胃腸を刺激し、食欲・消化力を増進してくれるので、夏の食欲減退に薬味としてよく使われています。夏バテで食欲が落ちがちな時には、この山椒の香りは大いに役立ちます。
 山椒をつける食べ物ではうなぎが頭に浮かびますが、今年の土用の丑の日は7月23日で、二十四節季の大暑が重なります。
 土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代に平賀源内が考え出したそうです。当時は夏の暑い時期にうなぎの売り上げが減るため、うなぎ屋さんが困っていたそうです。それをなんとかするために源内が知恵を絞ったと言われています。源内と言う人は蘭学を修めるほか、このような現在で言うコピーライターの様な仕事も多数手がけているそうです。
 今日は新しい7月の始まり。7月の土用の丑を楽しみに、この暑さを乗り切ってみてはいかがでしょうか。 

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