散歩の効用(4)
2006 / 04 / 25 ( Tue )
      歩くスピードは自由 いつも何も考えてない
                 「NO BRAIN ROCK」 真心ブラザースより

 先日お話したように、東洋医学的な視点で見ると、散歩は無意識の部分での本能を楽しむものである。無意識ながらに自分の速度で散歩を楽しむ。そして五感を刺激する様々な情報が身体に触れてくるなかで、ぽこっと盛り上がったものが意識に現れ、面白い景色や興味のあるものへ目が向かったりする。

             kaerusaku.jpg

 先日下町散歩をしたときに、自分の中で‘ぽこっと盛り上がった’一つが公園の入り口のゲートだった。かえるの形である。しかもどことなくひょうきんな顔をしている。今にもげこげこ鳴きだしそうな感じだ。こんな面白いものに出会えるのも‘散歩の効用’の一つです。
 先週紹介した松尾芭蕉の像のあるところへ行く途中の公園にこのかえるのゲートはあるが、ひょっとしたら松尾芭蕉の句、「古池や 蛙とびこむ水の音」にあわせたのか?これはこの公園だけのためにつくられたものなのか?それとも公園でも見られるのか?緑だからトノサマガエルなのか?などなどいろいろと想像が膨らむ。このように歩きながらいろいろと想像することは散歩の楽しみであり、ルームランナーではこういう楽しみは味わえません。
 目に付くもの、肌に感じる風、全てが我々へのメッセージになっている。メッセージを感じることが出来るかどうかは、自分の中の感性によります。
 その感性を磨き、様々なメッセージに気づくため、散歩に出かけるにはよい季節になってきました。歩くスピードは自分で決めて歩くことが出来ます。自分のペースで歩いてみましょう。

 『風をあつめて』(はっぴいえんど)を聴きながら、今日のブログを書いています・・・。

   街のはずれの 背伸びした路地を
   散歩してたら
   シミだらけの 靄ごしに
   起きぬけの路面電車が
   海を渡るのが
   見えたんです
   それで ぼくも
   風をあつめて 風をあつめて
   青空を翔けたいんです
   青空を

   「風をあつめて」 はっぴいえんど より
   (作詞・松本隆 作曲・細野晴臣)



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