昨年10月の連休を利用して長野の戸隠に足を運んだ。研究会でお世話になっている戸隠愛好家の方に案内してもらった。戸隠は修験道とも関係の深いところで、戸隠神社をはじめ多くの伝説がある山深きところである。そして戸隠そばは全国的にも有名である。ちょうどブログをはじめたのが10月の19日で、戸隠に行った後だったので、このブログにこのことを書くのは初めてだと思う・・・・。
そんな戸隠に行ったときに、越水ロッヂというところに案内された。この越水ロッヂでは、ブナの植林を一般の人に向けて提供している。一鉢500円で小さなブナを購入し、ロッヂが管理しているところに植えていく。結婚記念日、旅の思い出、鎮魂のために、山の育成のために、と様々なことを思い思いしながらみなブナを植えていくという。
私もブナの植林をしようと思った。しかしその前に、その小さなブナを治療院に置いておきたいと思った。しばらく自分の手元で育ててみて、その成長を季節を通して観察した後、この山に戻そう・・・、そういう気持ちでブナを持ち帰った。葉っぱのついた枝を3つほどつけ、素直に真っ直ぐ上に伸びるブナを選んだ。治療院に戻って近所のお花屋さんで土と鉢を分けてもらい、日の当たる場所を選んで置いていた。するとブナは空気が合わなかったのか、ほんの3日ほどでつけていた枝を全て落としてしまったのだ。枝を落としてしまったブナは、ただの真っ直ぐの棒を突き刺しただけのような哀れな姿になってしまった。しかし、ブナの先端だけは生き生きとしたつやのある緑を見せていた。この緑がブナの生命を象徴しているかのように・・・。その緑が色をついている限り、必ず春には大きな変化を見せるだろうと、その緑だけを頼りに水を与え続けてきた。
そして仕事を終えて空気の入れ替えをしようと窓を開けて、ブナのほうに目をやってみる・・・。すると、あの先端にある緑の部分が、明るい緑色に変化しており、それまでかたくなにつぼんでいたものが緩んだかのように芽を開いていた。ブナの緑色は、春の訪れを改めて告げてくれ、そして、希望を与えてくれたのだった。
そんな戸隠に行ったときに、越水ロッヂというところに案内された。この越水ロッヂでは、ブナの植林を一般の人に向けて提供している。一鉢500円で小さなブナを購入し、ロッヂが管理しているところに植えていく。結婚記念日、旅の思い出、鎮魂のために、山の育成のために、と様々なことを思い思いしながらみなブナを植えていくという。
私もブナの植林をしようと思った。しかしその前に、その小さなブナを治療院に置いておきたいと思った。しばらく自分の手元で育ててみて、その成長を季節を通して観察した後、この山に戻そう・・・、そういう気持ちでブナを持ち帰った。葉っぱのついた枝を3つほどつけ、素直に真っ直ぐ上に伸びるブナを選んだ。治療院に戻って近所のお花屋さんで土と鉢を分けてもらい、日の当たる場所を選んで置いていた。するとブナは空気が合わなかったのか、ほんの3日ほどでつけていた枝を全て落としてしまったのだ。枝を落としてしまったブナは、ただの真っ直ぐの棒を突き刺しただけのような哀れな姿になってしまった。しかし、ブナの先端だけは生き生きとしたつやのある緑を見せていた。この緑がブナの生命を象徴しているかのように・・・。その緑が色をついている限り、必ず春には大きな変化を見せるだろうと、その緑だけを頼りに水を与え続けてきた。
そして仕事を終えて空気の入れ替えをしようと窓を開けて、ブナのほうに目をやってみる・・・。すると、あの先端にある緑の部分が、明るい緑色に変化しており、それまでかたくなにつぼんでいたものが緩んだかのように芽を開いていた。ブナの緑色は、春の訪れを改めて告げてくれ、そして、希望を与えてくれたのだった。
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