三浦知良著、『やめないよ』を読んで
先日サッカー日本代表は、オランダに引き分け、ベルギーに勝利。
先月のセルビア戦、ベラルーシ戦の試合結果も試合内容もさんざんだったので、一部ではザッケローニ監督の更迭話が持ち上がるほどでした。その状況を受けてのオランダ戦、ベルギー戦。結果としては強豪相手に結果と内容の両方を示すことができたので、まずはくすぶりは納まったように思えます。中には所詮親善試合だろう、という辛口評論家もおりますが、とにかく期待と希望をもって観戦出来るようになったことは事実です。
と、エラソーにサッカーなんぞを語っておりますが、真剣にサッカーリテラシーを上げ、にわかファンから脱却しようとしたのが前回のワールドカップの後。あれからあっという間に時間が経ち、振り返ると自分の生活環境もだいぶ変わったなぁとその月日の過ぎ方を思うわけですが、今までそれほど興味を持たなかったサッカーというスポーツを、人間の身体、メンタル、戦術といった角度から観てみようとしてきた日々。しかし少しはフォーメーションの位置関係を把握することはできるようになったものの、それが実践の中でどう変化していくかという“目”はまだまだ養われていないように思います。もっと本格的にやるには、BSに入って海外サッカーも観なくてはいけないのかなぁとか、やべっちFCは必ず観なくちゃなぁとか、思いつつもまぁ、専門家でもないし、監督になるわけでもないし・・・。とりあえず自分が仕事をするうえで、人体というものを見つめる視点の一つの助けになってはいるので、サッカーとはきっと単なるスポーツという枠には留まらない、人間の生理に通底するものなのだろうと思っています。
この何年間かは、サッカーの戦術について書かれた本をよく読んでいました。4-2-3-1、3-4-3といったやつです。この研究はある程度済みましたので、今年は、サッカー選手のメンタル面を学んでみようと思い立ち、何冊か選手の本を手にしました。一般の私たちにとってもメンタルはとても大切で、日々生きていくためには安定させたり、ときには鼓舞したり、揺れる心を支えていかなくてはいけません。そういった日常生活に参考になる部分はないかと思い、機会があるごとに読んでおります。
その中で、やはり際立ってよかったのが、“キング・カズ”こと三浦知良の『やめないよ』です。
野球よりも選手生命が短いといわれるサッカーにあって、この年齢まで選手としてピッチに立てていること自体がすごいことです。この年齢まで試合に出ている人は世界的にも少数なので、ほんとうに貴重な存在で、前人未踏の世界を観ていると思われます。『やめないよ』は、そんな誰もが味わえない世界を垣間見ることができます。肉体的な限界と、それを補う精神的な強さ、そしてその二つを根底から支えるサッカーへの情熱。これは私たちにとっても学ぶところが多いと思います。
先月のセルビア戦、ベラルーシ戦の試合結果も試合内容もさんざんだったので、一部ではザッケローニ監督の更迭話が持ち上がるほどでした。その状況を受けてのオランダ戦、ベルギー戦。結果としては強豪相手に結果と内容の両方を示すことができたので、まずはくすぶりは納まったように思えます。中には所詮親善試合だろう、という辛口評論家もおりますが、とにかく期待と希望をもって観戦出来るようになったことは事実です。
と、エラソーにサッカーなんぞを語っておりますが、真剣にサッカーリテラシーを上げ、にわかファンから脱却しようとしたのが前回のワールドカップの後。あれからあっという間に時間が経ち、振り返ると自分の生活環境もだいぶ変わったなぁとその月日の過ぎ方を思うわけですが、今までそれほど興味を持たなかったサッカーというスポーツを、人間の身体、メンタル、戦術といった角度から観てみようとしてきた日々。しかし少しはフォーメーションの位置関係を把握することはできるようになったものの、それが実践の中でどう変化していくかという“目”はまだまだ養われていないように思います。もっと本格的にやるには、BSに入って海外サッカーも観なくてはいけないのかなぁとか、やべっちFCは必ず観なくちゃなぁとか、思いつつもまぁ、専門家でもないし、監督になるわけでもないし・・・。とりあえず自分が仕事をするうえで、人体というものを見つめる視点の一つの助けになってはいるので、サッカーとはきっと単なるスポーツという枠には留まらない、人間の生理に通底するものなのだろうと思っています。
この何年間かは、サッカーの戦術について書かれた本をよく読んでいました。4-2-3-1、3-4-3といったやつです。この研究はある程度済みましたので、今年は、サッカー選手のメンタル面を学んでみようと思い立ち、何冊か選手の本を手にしました。一般の私たちにとってもメンタルはとても大切で、日々生きていくためには安定させたり、ときには鼓舞したり、揺れる心を支えていかなくてはいけません。そういった日常生活に参考になる部分はないかと思い、機会があるごとに読んでおります。
その中で、やはり際立ってよかったのが、“キング・カズ”こと三浦知良の『やめないよ』です。
やめないよ (新潮新書) (2011/01/14) 三浦知良 商品詳細を見る |
野球よりも選手生命が短いといわれるサッカーにあって、この年齢まで選手としてピッチに立てていること自体がすごいことです。この年齢まで試合に出ている人は世界的にも少数なので、ほんとうに貴重な存在で、前人未踏の世界を観ていると思われます。『やめないよ』は、そんな誰もが味わえない世界を垣間見ることができます。肉体的な限界と、それを補う精神的な強さ、そしてその二つを根底から支えるサッカーへの情熱。これは私たちにとっても学ぶところが多いと思います。
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