コラムの更新 2010年2月
2010 / 02 / 01 ( Mon ) 治療院の公式ページにありますコラムを更新しました。
今回は「風邪は万病の元」と題して書いてみました。東洋医学・鍼灸医療にとって、この言葉の意味を考えてみたいと思ったのがきっかけです。 風邪は“フウジャ”と読むと、病因になります。病因とは、病気の原因です。おそらくこの言葉も、最初は「フウジャは万病の元」と読まれていたのではないかと思うのですが・・・そんなことからの考察です。 お時間ありましたら、どうかご拝読をお願いいたします。 【源保堂鍼灸院ホームページ】 □ コラム『東洋医学って何?』 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
『決断力』 羽生善治著
2010 / 01 / 28 ( Thu )
同年の活躍はとても刺激を受けるものだと思います。特に早くから活躍している方を見ると、それは憧れでもあり、ときに何やってるんだオレ、という激励のようにもなります。私の兄の年代は、桑田・清原というKKコンビが甲子園を沸かせた時から、彼らが彼らの世代の代表や目標となり、その世代観を作っているようにも思います。 そういう意味でみますと、1970年生まれの私たちにとって、誰が時代の代表なのでしょうか。野球選手ではあまり目立った選手はいなかったような・・・思い出すのは現・中日の捕手である谷繁、広島・巨人と活躍した江藤あたりでしょうか・・・。 と、いろいろと思い返してみるのですが、若くして頭角を現し、着実に実績を積んできた同時代のヒーローの1人は、将棋の羽生善治さんかなと思うにいたりました。 将棋はいわば、“文科系スポーツ”と言っていいほどに、体力と精神力、集中力をぎりぎりまで使っていく盤上の競技です。その過酷な勝負の世界の中で、一時は7冠という偉業を成し遂げた羽生さん。ちょっとスケールが違うなぁと感じます。しかし普段の表情はドラえもんののび太くんのようであり、若いころは寝癖がトレードマークという普通の人のようで、とてもこんなにバイタリティがあるようには思えないところがあります。 冒頭に上げました『決断力』では、その羽生さんの魅力が凝縮された一冊で、羽生さんの勝負への執念、勝負どころを見極める勘所を知ることができます。 どんな人生でも、勝負処というのはあると思います。勝負処は得てしてピンチの顔をしてやってきます。また、ピンチではなくとも、ここで何とか踏ん張らなくてはいけないと、ぴーんと張り詰めた緊張がやってくるところだと思います。そのような場面で、逃げることもできるし、立ち向かうこともできるし、そのまま流すこともできます。どの選択をするのもその人の自由であります。しかしいずれにせよ、勝負処においては、どんな決断でも、決断をし、実行をすることによって、その先は変わります。そのときの勘所をしっかり持っていないと、チャンスはモノにできないのではないでしょうか。 本書によりますと、将棋はこの20年くらいで急激に変化しているようです。かなりシステマティックになっている部分もあり、勝負の決する勝負処もかなり研究されているようです。勝負処において、どのような決断をし、どのような手を打つか。それが勝敗を決します。その勘所は、将棋の世界だけではなく、我々の普段の生活の中にもあります。本書を読みますと、勝負処における勘所を嗅ぎ分ける力の必要性を感じます。社会や会社でも役に立つ市政を知ることができる好著です。 現在本屋さんに行きますと、「○○力(りょく)」という本がいっぱい出ています。どの帯にもこの「○○力」が決定版!といった感じで書かれていますが、いったいどれだけの「力」が必要なんだろうと、すこし「力ブーム」に辟易しております。本書は「力ブーム」が本格的にやってくる前の「決断力」です。「○○力」の選択に迷ったら、まずは迷わずこれを読むことをお薦めいたします。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
讃岐銘菓の「灸まん」
2010 / 01 / 27 ( Wed ) ![]() ホームページのお灸のコーナーに、お灸のお菓子を載せようと思い、四国出張の折に、こんぴら名物の「灸まん」を購入しました。 四国は八十八ヶ寺で有名ですが、このお遍路を始めたのが香川県出身の空海さんです。空海さんが地元四国で広めたお灸が、“弘法の灸”と言われており、現在も四国はお灸が盛といわれています。 この讃岐銘菓の「灸まん」は、弘法の灸とは関係はないようですが、この灸まんの会社のご先祖が旅館をしており、その当時の女中さんが、旅の疲れを癒すための“こんぴら灸”というものをしていたそうです。このお灸がたいへん効果があったということで、方々の評判となって旅館も繁盛していたということです。それから時代がすすみ、7代目がその名残を饅頭にしたのがこの「灸まん」だそうです。 お灸の形をして、こんもりしているのが何ともユーモラスです。 それにしても、昔のこんぴら灸とは、これほどまでに大きなものだったのでしょうか・・・。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
大きなデコポンいただきます
2010 / 01 / 20 ( Wed ) ![]() 四国でデコポンをいただきました。今まで何度かデコポンをいただいたのですが、これほど大きなのをいただくのは初めてです。デコポン左手にありますのは、鏡餅の上に載せる橙(だいだい)です。それに比較してもかなり大きいですね。 以前当院でもデコポンを育てていたことがありましたが、結局鉢植えではうまく育たず、患者様の庭に地植えしていただいたことがあります。 しっかり育てると、ここまで大きく育つのですね。 いただいたデコポンは、大きくておいしいものでした。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
冬支度のサトちゃん
2010 / 01 / 15 ( Fri ) |
喜ばれるケン^^
2010 / 01 / 14 ( Thu ) ![]() 携帯に入っている写真を整理していたら、街角のこんな一枚が見つかりました。 1月2日に東京初詣に出かけたときに撮った一枚です。 「贈り物に喜ばれる“ケン”です。」 ふっきれてるなぁ、マツケンサンバの松平健は。 マツケンサンバが巷を席巻した年の紅白歌合戦。たまたまテレビをつけて、始まったのがマツケンサンバでした。そのときは開業する場所を探しているときで、なかなか見つからずに年を越してしまうことに焦っていたときでした。どうしたらいいものか、しばらく諦めるか・・・再び寅さん鍼灸師をしていくか・・・そんな迷いのあるときに、マツケンサンバは心を明るくしてくれました。 マツケンサンバ → 待つ 兼 産婆 → 待って待って、生まれるとき そうこじつけて笑いながらマツケンサンバを観ていたころが懐かしいです。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
駐車場ばかり・・・
2010 / 01 / 13 ( Wed ) ![]() 久々に訪れる患者様が、 「久しぶりに来たんですけど、このあたりもだいぶ変わりましたね。こんなに駐車場がありましたっけ?どこを曲がっていいのか分からなくなって、迷子になりそうでしたよ。」 とおっしゃいました。 以前もこのブログで何度もお話をしておりますが、源保堂鍼灸院がある周辺では、2,3年前より古い建物が取り壊され、空き地が増えていきました。その空き地も買い手がつかないのか、開発が止まっているのか、駐車場になっていきました。確かに休日ともなりますと、多くの人が表参道・青山を訪れますので、こうして駐車場が増えることは悪いことではないと思います。しかし、この駐車場の増加の裏には、何かもっと大きなことが起きているように思えてなりません。まだ開業前の駐車場に落ちていゆく夕日・・・。夕日は何も答えてくれません。ただ駐車場を照らしているだけであります。 いっそうのこと、貸し菜園にでもしたらどうかなと思うのですが。 もしくは水田にして、表参道米というブランド米を作ってみてはいかがでしょうか。 アスファルトで塗り固めるよりも、はるかに有意義だと思うのですが、そんな奇特な方はいないのでしょうね・・・。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
2010年1月の四国出張
2010 / 01 / 12 ( Tue ) ◇◇◇◇ 2010年1月 四国出張のお知らせ ◇◇◇◇
2010年1月18日(月)〜20日(水)の間、四国出張をしてまいります。 治療院に通われている患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、18日(月)〜20日(水)の期間は治療院をお休みいたしますので、どうかご了承の程よろしくお願いいたします。 ※ 21日(木)から平常通り治療院にて治療をいたします。 【出張中のご予約について】 ※ 出張中は電話を携帯に転送しておりますので、お電話でもご予約を承ることができますが、移動中・時間外のときは電話に出られないこともありますので、ご了承ください。。 ※ メールでのご予約はご予約フォームからお願いいたします。ご予約確認のお返事メールは、転送先の携帯電話からになりますのでご了承下さい。 どうかよろしくお願いいたします。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
『男はつらいよ』を観に浅草へ
2010 / 01 / 11 ( Mon ) 本年の年賀状は、寅年ということで、車寅次郎である『男はつらいよ』から拝借しました。
そこで本日は、映画館で『男はつらいよ』を観るために浅草へ。 今どき『男はつらいよ』を流す映画館なんてあるのか?と思われるかも知れませが、あるんです、浅草に。 浅草六区にある浅草新劇場、浅草名画座で、毎月どちらかで『男はつらいよ』をスクリーンで観ることができるのです。 ![]() このような感じで、当時のポスターがそのまま貼られています。 さらにすばらしいことに、1000円で3本も映画を観ることができるのです。これは渋谷や新宿などのおしゃれ系映画館にも見習って欲しいものですが、とてもありがたいシステムです。 今回は早めに着いたので、寅さんが始まる前にやっていた『地獄の破門状』というものも一緒に観てきました。小林旭を主演に、浅丘ルリ子(『男はつらいよ』ではマドンナ・リリーさんで有名)、渡哲也、高橋英樹といったそうそうたるメンバーが勢ぞろい。内容は一言では言えないほど濃いものがあります。何とも言えない人情と任侠、そして愛情が交錯するものでした。小林旭の立ち居振る舞いがかっこよすぎます。時代の波とともに変わっていく浅草の景色をこの映画で知ることができますので、浅草で観る価値がある映画でした。 と、こんな感じで一気に2本観てまいりました。 せっかくの3本立てですので、3本観ようと思っていたのですが、『地獄の破門状』と『男はつらいよ』ですっかりお腹いっぱいとなり、3本目を観ることはできませんでした(笑) ちなみに本日の『男はつらいよ』「寅次郎頑張る!」は、中村雅俊と大竹しのぶというフレッシュな二人の恋を寅さんが助けるというもので、とてもほのぼのとした内容のものです。新春にはもってこいの回です。 ※ なお、この映画館は諸事情がありますので、女性一人で行くことは見合わせてください。そのあたりの事情は、他の方のブログがお詳しいようなので、検索して読んでみてください。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |
身体は授かりもの
2010 / 01 / 10 ( Sun ) 中国・清の時代に書かれた東洋医学の本を読んでおります。その本は、これまでの医家の考察をまとめた本であります。そこに、趙献可という人の考察が引用されていましたが、そこに次のような文がありました。
故曰此身非汝有,是天地之委形也. (故に、この身は汝が有するものにあらず、これ天地の委形なり。) (意訳: この肉体は、自分が所有するものではなく、天地から委ねられた有形のものである。) 突き詰めていきますと、どうして私たちの身体が動いているのか分かりません。たとえば我々の肉体を分解していきますと、皮膚、筋肉、骨、肝臓、腎臓・・・といった具合に分けていくことができます。さらに骨を構成しているカルシウム、筋肉や皮膚を構成しているたんぱく質と分けることができます。そしてさらにたんぱく質は各種のアミノ酸に分解することができます。では、そのアミノ酸にわれわれが生きているという精妙なものがあるのでしょうか?人体を構成するアミノ酸を集めてくれば、アミノ酸が勝手に肝臓や腎臓に変化していくのでしょうか・・・それはあり得ません。 全体をいくら細かく分解しても生命は解明できず、逆に部分から全体を構築しなおしても生命が解明されるものでもありません。 では、我々の体、そして心はどこからやってきたのでしょうか? 自分が自分だと思っているこの肉体。実はこれは自分の持ち物ではない・・・。そんなはずはない・・・。怪我をすれば“自分は”痛みを感じるし、誰かを好きになれば“自分の”胸はときめきます。しかしそれは、自分が所有している自分ではない・・・。 では、いったい誰が自分の肉体を授けてくれたのでしょうか? それは天地です。 天地とは、陰陽です。 一番肉体に近い陰陽は、母であり父であります。 母と父から受け継いだ肉体は、実はその根源は天地にあります。天地から授けられた肉体が、我々の体です。 自分の身体は、授かりもの。 だとしたら、もっと自分の身体を労わってみることが大切になります。 そして、身体の根源である天地に感謝することが、自分の身体を大切にすることにもつながっていきます。 冒頭に上げた一文は、そんなことを伝えるものだったのではないかと思います。 東洋医学の鍼灸治療は当院へ |


























